税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール②

税法免除大学院の入学から卒業までのスケジュールについて、

前回の続きになります。

前回のブログでは、税法免除大学院への入学(入学準備段階含めて)から大学院1年生の春学期までのタイムスケジュールについて、まとめてみました。

前回のブログ↓

税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール①

 

今回は、その続きで、1年生の秋学期からお話しをさせていただきます。

大学院1年生の秋学期、大学院の勉強に目覚める

 

大学院の春学期の最後には、試験があり、夏休み(8月)に成績表が送付されてきます。

春学期の授業を通じて、同級生の仲間たちとも仲良くなり、各教授の授業のスタイルもほぼつかめますので、どのように力を入れれば良いか(また力を抜けば良いのか)の具合も分かってきて、秋学期からは、大学院の勉強を楽しむ余裕もでてきます

 

私の秋学期の1週間のスケジュールは、

火曜日 租税法特殊研究Ⅱ・租税法特殊演習Ⅱ
(18:00~21:10)

水曜日 商法特殊研究Ⅱ
(19:40~21:10)

木曜日 租税法特殊研究Ⅱ・租税法特殊演習Ⅱ
(18:00~21:10)
金曜日 民法特殊研究Ⅲ
(18:00~21:10)

の合計6コマ12単位を選択しました。

この週4日のペースが、春学期に比べると体への負担が小さく、助かりました。

私の場合は、9月から12月は税理士試験の勉強はほとんどしないで、大学院の授業の予習・復習に専念することにしました。

予習が必要になるのは、火曜日と木曜日の租税法の授業です。
同じ講義名ですが、担当する先生は違います。

火曜日の演習の授業では、「模擬裁判といって、生徒が裁判官、原告(納税者)被告(税務署長)の3者に分かれて、税務訴訟の実際の有名な裁判例をもとに自分の言葉で、論を戦わせる授業でした。

裁判で争うような事件ですので、簡単に白黒付くようなものはありません。

例えば、有名なヤフー事件IBM事件のような仕組みを理解するだけでも、恐ろしく骨が折れる(先生には申し訳ないですが、私はいまだに理解できていないです)事件もあります。

これを仕事と他の授業で時間がない中、1週間で読み込んでくる(判決文は、慣れないと恐ろしく読みずらい上に、最高裁まで争った事件では、地裁・高裁・最高裁と3回分の判決文を読まなくてはならないのです)のは、それだけでもかなり大変です。

私の場合は、特に原告(納税者)側に立って弁論をする時が、力が入り楽しかったです。

この納税者側、税務署長側の両サイドに立って、法に基づいて、それぞれの主張を戦わせる経験が、今後の自分が税理士として顧問先の税務調査に立ち会う際に、役に立つことになるそうです。

こういった経験は、税理士試験では味わえない大学院ならではの醍醐味ですね。

このような授業の内容は、また後日、改めてお話しさせていただこうと思います。

繁忙期との調整は必要です

 

秋学期の授業は1月の末まであり、会計事務所にお勤めであれば、繁忙期の真っただ中にあるかと思います。

幸いにして、2月3月は授業もないため、確定申告期間には、かからないですが、11月あたりからスタートする年末調整は、授業のある日は残業できないため、例年よりも早めの動き出しが大事になります。
中には、21時に講義が終わってからまた、職場に戻って残業という猛者もいましたが。。

 

2年生の単位取得はラクです

 

1年生の時に単位をしっかりとっていれば、2年生になってからは、修士論文の指導教官のゼミのある日だけが、大学院に行く日となり、1年生の時とは打って変わって、かなり楽になります。

私の春・秋学期の1週間のスケジュールは、

木曜日 租税法特殊演習Ⅰ・Ⅱ
(19:40~21:10)

だけです。

修士論文は大変です

ただし、2年生は出席こそラクですが、
やるべきことは修士論文の作成がメインになります。

修士論文については、回を改めて、じっくりお話しをしていきたいと思いますが、苦しむ方は相当、苦しみます
もう2度とやりりたくない、という声も良く聞きました。

逆に言うと大学院で大変なのは、修士論文だけといってもいい位です。

これはつまり、極論してしまえば、成績を気にしないのであれば、1年生時の授業は出席さえしていれば、単位を落とすことはほぼ無いので、手を抜くことはいくらでもできます。
(これは、あくまでも私が在籍した大学院のお話しで、他の大学院は、そんなに甘くないと思われます)

が、修士論文は、本人が動かない事には何も進まないので、受け身の姿勢でいると、時間ばかりが過ぎてしまい、締め切り間際に、大変な思いをすることになってしまいます。

一端をお話しすると、教授からは、修士論文の文字数のボリュームとして、6万字(400字詰め原稿用紙で150枚分)を目安にするように、指導を受けていました。

私が大学生の頃は、卒論のボリュームとして400字詰め50枚と言われた記憶があるので、だいたいその3倍です。

卒論を書いた経験が無いという方はピンと来ないかもしれませんが、6万字はかなりの分量ですので、余り文章を書くのが得意でない方は、苦労することになると思います。

ただ、最終的には、私の知り合いの先輩も同級生も、みんな乗り越えていますので、しっかりと時間さえかければ、なんとかなります。

一発勝負で努力が報われない可能性のある税理士試験に比べれば、修士論文は確実に積み上げが効きますので、その点、気が楽です

つらい話ばかりではなく、実は修士論文の作成は、 ハマってしまうと、かなり楽しいです。私は、もう一回やってもいいという位、楽しい経験になりました。

いずれ修士論文を書く楽しさについて、お伝えすることができたらな、と考えております。

修士論文の後は

修士論文の提出期限は1月31日で、その後に3月上旬に修士論文の内容についての口頭試問を受け、3月20日に卒業となります。

卒業と同時(私は、卒業式当日に速達で送りました)に国税庁に修士論文と様々な資料を送り、論文の審査をしてもらい、税法免除が確定する、という流れになります。

審査は先着順という情報がありますので、私の場合は、卒業した日(この日にならないと入手できない証明書があります)に速達で送りました。

この審査、今年はコロナ禍の影響もあって、どの程度かかるのか未知数です(過去の卒業生の話しでは、最短で8月末、遅い方で12月くらいと聞いています)が、終わり次第、皆さまにご報告せさていただきたいと思います。

 

というわけで、税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュールについては以上です。

大学院は2年で2科目ゲット!、というイメージがありますが、
受験前の始動から免除申請完了までを考えると、実は、3年近くかかります、という話しでした。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昨日は、昼ごはんにラーメンを作りました。

通販でゲットした二郎インスパイア系です。

これぞ禁断の味。もやしやキャベツを用意し忘れましたが、

なしでも十分美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール①

税法免除大学院の入学から卒業までのスケジュールについて、

大きな流れをまとめてみます。

前回のブログでは、税法免除大学院に関するお金のことについて、まとめてきました。

前回のブログ↓

税法免除大学院 お金の話し①

税法免除大学院 お金の話し②

 

今回のブログでは、税法免除大学院への入学(入学準備段階含めて)から卒業までのタイムスケジュールについて、大きな流れをまとめてみたいと思います。

入学前の準備段階 一番楽しい時期

 

税法免除大学院の入学試験は、一般的に秋入試と春入試に分かれます。

秋入試は、出願期間が8月~11月で、試験日が9月~12月、入学手続きは9月~11月。
春入試は、出願期間が12月~2月で、試験日が1月~2月、入学手続きは3月。

私は秋入試をおススメしております。
詳細は、以前のブログにまとめております↓

税法免除大学院の入学試験について -春入試と秋入試の違い-

 

税法免除大学院の秋入試への準備は、実は、税理士試験後のゆっくりしたい時期から始まっています。

私の場合は、8月20日の河合塾KALS新宿校のセミナーに参加し、情報収集を始めました。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、こういったセミナーが開催されるのか微妙な情勢ですが、調べてみると、現在(令和2年6月)KALSの黒須先生のセミナーの動画が無料公開されています。

行かないと手に入らないはずの情報が、行かなくても手に入ってしまうすごい時代になりましたね。

河合塾KALS 試験情報ガイダンス&講座説明会

大学院受験を検討中の方は、時間があるとき(約60分)に見た方が良いと思います。
特に付属のレジュメ(大学院の難易度ランク表等)は必見です。

 

私の場合は、その後、9月に2校の学校説明会(オープンキャンパス)に参加して、学校の雰囲気や教授の人柄などで、受験校を選び、10月の試験に臨みました。

こちらも、ご参考まで。
以前のブログ→税法免除大学院の受験校の選び方

 

晴れて、合格が決まると、そのまま入学手続き、入学金・授業料の支払いまであっという間(10月中に全てが完了しました)です。

※この入学前のスケジュールは、あくまで私個人の実例であり、各大学院によってかなりバラツキがあります大学入試のように揃ってないです)ので、ご自身の受験校のスケジュールは各校のホームページでご確認ください。

 

この手続きが済んでしまえば、4月頭の入学式までは、特に何もイベントはありません。

税理士試験の勉強をしたり、仕事(年調、確定申告)に没頭したり⁉しても大丈夫です。

大学院1年生の春学期が体力的には一番ハード

 

4月になるといよいよ大学院生活がスタートします。

私たちの場合、入学式(私の場合は、4月3日でした)を終えると、翌日の4日から授業開始でした。

これは私の失敗談ですが、学生時代の経験から、4月8日あたりから授業は始まるものと思っていたため、4月4、5日に家族で一泊旅行の予定を入れていました。
実は、4日は必修科目の租税法の授業で、絶対に休んではいけない授業でした。
そのため、3日に泣く泣くキャンセルし、旅行費用が全額損失になってしまうという、ほろ苦い気分でのスタートとなりました。。

私が通っていた大学院では、
春学期が4月から7月まで、
秋学期が9月末から1月まで、という期間でした。

 

卒業要件の30単位のうち、ほとんど(26~28単位)の単位を1年時に取得するプランを立てる学生が一般的です。
残りの4単位は、2年生時に指導教官のゼミ(演習)に参加して取得することになります。

そのため、1年生時の授業スケジュールはけっこうタイトなものになります。

私の春学期の1週間のスケジュールは、

火曜日 租税法特殊研究Ⅰ・租税法特殊演習Ⅰ (18:00~21:10)
水曜日 商法特殊研究Ⅰ           (18:00~19:30)
木曜日 租税法特殊研究Ⅰ・租税法特殊演習Ⅰ (18:00~21:10)
金曜日 民法特殊研究Ⅰ・民法特殊研究Ⅱ   (18:00~21:10)
土曜日 民事手続法特殊研究         (10:55~12:25)

の合計8コマ16単位を選択しました。

気持ちがフレシュなうちに、たくさん単位をとって、後で楽をする作戦です。

これは悪くない作戦ですが、週5日の通学はかなりハードです。
今となっては、もう少し抑えても良かったかな、という気がしています。

出席率や税理士試験との兼ね合いは?

 

ちなみに大学院の講義は、出席を取らない先生もいますが、基本的には全出席するつもりで予定を立てた方が良いと思います。

特に、必修の租税法(私の場合でいうと火曜日と木曜日)は、欠席できません。
私たちの学年では、全員で7人しかいないので、出席を取らなくても、来ていないのはバレます。

一つの講義で100人以上が聴講するような大学の講義と違い、大学院の講義は、数人(下手すると一人しか受講しない講義もあります)から10数人しか聴講生はいません。

そのため、教授との距離感はかなり近いため、休みずらいと思います。
休む場合も、できれば前の週に直接、出張や税務調査等などの理由をお話ししておいた方が無難です。
一番最悪なのは、無断欠席ですね。
最低限、メール(ショートメール)等での連絡は必要です。

この辺のお話しは、各大学院、各教授ごとに空気感がかなり違うと思いますので、一番良いのは、所属する学年の一つ上の学年の先輩から直接、情報収集をすることだと思います。

単位という意味では、出席率の目安は8割という話しを先生から聞いたことがあります。
8割を切ると単位を落とされてしまう可能性がありますので、ご注意ください。

今でいうと、授業はリモートなので、逆に休みずらい環境になってますね。
通学時間がない分、体は楽になっているんでしょうが。。

税理士試験とのスケジュール感で言うと、大学院は7月20日過ぎまで講義が入っていて、税理士試験の寸前まで授業があるため、仕事をしながらだと1年生の時には税理士試験との両立はかなり難しい、というのが私の体験談です。

 

少し長くなりそうなので、今回は、この辺で。

続きは次回、お話しさせていただこうと思います。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

午後に、Webでセミナーを受講。

株式会社武蔵野の小山社長の軽妙なトークで

笑わせていただきました。

 

税法免除大学院 お金の話し②

税法免除大学院 お金の話しの続きです。

前回お話しさせていただいた通り、税法免除大学院にかかる費用は、2年間で約225万円とかなりの金額にのぼることになりました。

前回のブログ税法免除大学院 お金の話し①

この金額を用意するにはどうすべきか?

考えてみたいと思います。

※本投稿は、令和2年6月現在の状況に基づいて作成しております。

貯まるまで待つ

 

まず一つ目に思いつくのが、自己資金が貯まるのを待つ、
という作戦です。

堅実性という意味では、一番評価できる方法だと思います。

ただし難点は、貯まるのが、いつになるか分からない、という点です。

仮に貯金習慣がない方が、大学院進学のために貯金を始めて、毎年50万円づつ貯めることができれば、約4年で目標達成です。

前回お話しした通り、1年生の学費の納入は、入学前の10月でしたが、2年生は4月と9月の2回払いでしたので、とりあえず、2年間で100万円ためることができれば、後は入学後の仕事をしながらの貯金でも追いつくでしょう
(この学費の納入スケジュールは、学校によってまちまちだと思いますので、ご心配な方は、各大学院のHPから、ご確認をお願いいたします。)

 

まだ20代の方、科目合格が0~1科目という方は、科目合格を積み上げながら、大学院入学を意識して貯金習慣をつくる、というのは、良いと思います。

借り入れをする

 

ただ、自己資金を貯まるのを待っていては、時間がかかるし、確実性にかけますよね。

そこで、借り入れをするというのも、一つの手だと思います。

親から借りる

人から借りるのであれば、親から借りるのが一番無難ですね。
というよりも、親(兄弟・親戚含めて)以外の方から借りるのは、難しいかもしれません。

税理士になりたい夢を親にしっかりプレゼンして、資金協力してもらって覚悟を決めるのも一つの方法です。

偉大な創業者の伝記には「親戚中を土下座して回って、なんとか1000万円かき集めた」というようなエピソードが良く出てきます。きっと、協力してもらった後も、いろんな意味で良いプレッシャーになって、力が出るのでしょう。

ただ、個人的には、荷が重いなと思いますし、この方法は、最終手段として取っておくべきかな、と私は考えています。
(私の親は、そんなお金ないかもしれませんが)
社会人になる前の20代の方ならアリかもしれません。

会社(事務所)から借りる

もし、お勤めの会社(事務所)が大学院進学に理解がある会社であったり、制度として、資金を貸してくれる仕組みがあるのであれば、これを利用するのも一つの方法だとは思います。

ただ、大学院に通って税理士資格を取得した後も、その会社(事務所)にずっと勤めるという覚悟のある方は良いですが、そうではない(いずれは独立・転職等を希望する)のであれば、のちのちトラブルになる可能性もありますので、この方法は使わない方が良いと思います。

公的機関・金融機関から借りる

先に見たように親族や会社から借りるのも一つの方法ですが、しがらみやプレッシャーが発生し、いろいろと問題が発生する可能性は、否定できません。

そこで、おススメしたいのが、公的機関や金融機関からの借り入れです。

 

公的機関の方が有利だと思います。

独立行政法人 日本学生支援機構

優れた業績を上げた方には、返還免除制度があるようです。すごいですね。

日本政策金融公庫 国の教育ローン

返済シミュレーションが便利です。

 

民間でも借りることができるようですね。

埼玉りそな銀行 りそな教育ローン(自己啓発プラン)

返済期間が5年だとちょっと苦しいかもしれません。

ほかにも、民間金融機関のローンはあるようですので、ご検討ください。

お金はあっても借りた方が良い理由

 

というわけで、お金を借りるという選択肢について検討してみました。

学費が捻出できない方は、借りれば良いと思います。

また、学費が払えてしまう方も、借りた方が良いと、私は考えています。

借り入れに対する経験値が上がる

かく云う私自身は、大学院の学費をキャッシュで(もちろん銀行振込ですが)払ってしまいました。
(特に大学院に行くために預金を積み立てていたわけではなく、株式投資にはまっていくうちに、大学院に行くくらいの資産はできていました。)

 

これは、今考えると、非常にもったいなことです。

 

というのも、税理士として開業・税務顧問をすることになれば、顧問先の資金繰り(借り入れ)相談に応じる場面が、必ずと言ってよいほど、出てくるためです

その際に、自分自身の借り入れの経験が多ければ多いほど、アドバイスに厚みがでて、トークの説得力は増すはずです。

そのため、私自身の開業時には、必要がなくても借り入れをして、経験値をあげておこうと考えているところです。(創業融資について、自分自身の経験が、今後の顧問先にフィードバックできます)

そんなわけで、税理士として仕事をするのであれば、借り入れに対する経験値が上がることは、プラスになることはあっても、マイナスになることは無いと思います。

大学院費用を借り入れしておけば、ブログ1本分のネタになったのに!
と今さらながらに、後悔しております。。

万が一のトラブルにも備えられる

また、借り入れをしておき、手元のキャッシュに余裕を持たせておけば、大学院に入学後、万が一の病気や事故といったトラブル(ご自身だけでなく、ご家族にトラブルが発生して、勉強と仕事が両立できなくなることも、あり得ます)が発生して、修士論文の作成が間に合わないときに、仕事を休職したり退職したりして、柔軟に対応することも可能です。

今回の新型コロナウイルス感染拡大で明らかになったことは、お金は借りられるうちに借りておいて、日ごろからキャッシュに余裕を持たせておくことの重要性だと私は考えています。
(もちろん、キャッシュだけではなく、食料や水等の備えも大事ですね。)

これは、税理士業の顧問先にとっても当てはまりますし、税理士本人や従業員にとっても同じことだ思います。

万が一、ご自身かご家族が新型コロナウイルスに感染してしまえば、仕事は少なくとも2週間は出来ないでしょうし、おそらく被害は、それ以上の長期間に及ぶことも、ほぼ間違いないでしょう。

そういったときの転ばぬ先の杖が、現金(キャッシュ)だと思います。

このことは、非常に重要なことなので、また別の機会にお話しさせていただこうと思っています。

 

借り入れに係る利息については、ご存じのとおり、現在は低金利です。

総額で考えると、支払う利息は決して安くはないですが、安心料(保険料)と考えてみては、いかがでしょうか?

ただ、お金を借りたことで、気持ちが大きくなって、車や旅行に浪費してしまわないようご利用は計画的に(昔、そんなCMがありましたね)お願いいたします。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昼食後に床屋さんに。

カット+髭剃り+シャンプーで2,100円ですが、

安いし、店長の腕が良いので、気に入っています。

なかなかの人気店で、外出規制中もお客さんがけっこういました。

 

 

 

 

 

税法免除大学院 お金の話し①

税法免除大学院に興味はあるけれど、お金が心配、という方も多いですよね。

今回は、そんなお金の話について、触れてみたいと思います。

 

税法免除大学院にまつわる不安といえば、

学費が捻出できるか?
仕事と両立できるか?
家族との時間が奪われないか?
勉強・研究についていけるか?

といったところが、主だったところかと思いますが、その中でもおそらく一番大きい不安は、金銭的な問題なのではないでしょうか。

そこで、実際に大学院に通うと、どの程度の出費があるのか、まとめてみようと思います。

一番大きな出費は学費

 

当たり前と言えば、当たり前のお話しなのですが、大学院に通うことになると、授業料や入学料といった学費がかかります。

私の場合は2年間の合計で、約175万円かかりました。

区分 金額
入学金 280,000円
授業料(年額) 500,000円
施設整備費(年額) 160,000円
教育充実費(年額) 63,000円
1,003,000円

初年度学費の一覧です。その他、細かい後援会費等があります。

 

この約175万円、1度に支払うわけでなく、

私の場合の実際のキャッシュフローで言うと、

平成29年10月 平成31年4月 令和1年9月
1,015,500円 371,500円 381,500円

となり、入学前(平成30年4月入学)である平成29年10月末に、1年生時の年間授業料と入学料を払うため、この時にまとまった資金が必要になります。

2年生時は、春学期と秋学期の授業料が、別々に納付になるので、納付スケジュールとしては、初年度より緩やかです。

この学費に関しては、学校によってかなりの開きがあります。

安いところでは総額150万円くらいから、高いところは総額350万円超というところもあります。

150万円と350万円では、だいぶ差がありますね。

私自身、このブログを書くまで、学費について、正直なところ余り気にしていなかったのですが、350万円となるとちょっと二の足を踏んでしまいそうです。

 

その他にも出費はあります

 

学費が大きな出費であり、あとはその都度、発生してくる費用です。

ひとつづつ、お話ししていきたいと思います。

受験料(入学前の費用)

入学前にまず、かかります。

私の場合は、1校しか受けなかったので、35,000円でした。

大学院受験の予備校に通うとなると、数十万円(授業料+交通費等)の上乗せになります。
受験準備にかかる書籍代は、しっかり対策する人は、数万円かかると思います。

その他、入学前の情報収集として、河合塾KALSの無料セミナー参加に3回とオープンキャンパスに1回、学校説明会に2回行ったので、交通費として1万円くらいはかかりました。

教科書購入費

教科書は、講義する教授によって使う方と使わない方がいて、大きく変動するところです。

私が購入した教科書は、2年間でこの7冊でした。

 「スタンダード所得税法」佐藤英明 弘文堂 3,500円
 「ケースブック租税法」金子宏他編著 弘文堂 4,500円
 「デイリー六法」三省堂 1,850円
 「民法7 親族・相続」高橋朋子他編著 有斐閣 2,400円
 「民法の基礎」佐久間毅 有斐閣 3,100円
 「スタンダード法人税法」渡辺徹也 3,000円
 「租税法 判例六法」中里実・増井良啓編 2,900円

トータルで21,250円(税抜)です。税込(当時は8%でしたが)で、23,375円。

思ったより、かかってないですね。
ただこの金額は、他の大学院よりかなり少ないのではないかと思われます。

また、入学当初の4月にかかるものがほとんどですので、ご注意ください。
目安として、入学当初に5万円くらい教科書代がかかると思っていただいた方が良いと思います。

裏技として、大学院生は学割が使えますので、お得なAmazonPrimeStudentを使うと、もう少し安く手に入るかもしれません。

そういえば、大学生の頃は、教科書を買わされるかどうかで、講義を選んでいる人がいましたね。
税法免除大学院では、そんなにたくさんの講義を受けるわけではないので(私の大学院では、30単位が卒業要件でした)、教科書代で講義を選ぶという視点はなかったように思います。

 

通学費

こちらも地味ながら、けっこう負担になってくる交通費。
講義がある期間だけですが、ボディブロウのように効いてきますね。

私の場合は、1年生の時は、大雑把に計算すると

春学期(4月~7月)は、週5回の通学で、815円(往復)×5日×4週×4月=65,200円

秋学期(10月~2月)は、週4日の通学で、815円×4日×4週×5月=65,200円

合計で、130,400円。

実際は、冬休みや休校日があり、学割を使ったり、通勤定期券とかぶっている区間もあるため、10万円弱というところだと思います。

2年生時は、週一コマのため、815円×45回=36,675円

ちなみに講義の一コマは、半期15コマ年間で30コマです。
他に論文指導日(教授とのマンツーマン指導です)やらで45回くらい通った感じです。

大雑把なところで、2年間で13~4万円となりました。
地味ながら無視できない数字かもしれません。

職場と自宅と大学院の位置関係によって大きく変わりますので、この辺の金額もお調べになってみると面白いと思います。

仲間の中には、自宅と大学院と職場との移動すべてを自転車で行っている人もいましたので、そういう方は、かなりラッキーですね。

ちなみに、今年(令和2年)は、新型コロナウイルスの影響で、私が通っていた大学院は、リモート授業を行っています。
今後も今までのような、通学のスタイルに戻るのか、現時点ではなんとも言えないのですが、ひょっとすると、この交通費は大幅に削減できるかもしれないですね。

交際費

これは、通う大学院によって大きく変わるところだと思いますが、私が通っていた大学院では、飲み会は割と多かったと思います。

私の所属した学年は、メンバーの年齢層も近く、フィーリングがあっていたため(私は最年長のおっさんで、若干浮いてたかもしれないですが)、それなりに飲んだように記憶しています。

これも大雑把ですが、2年間で20回ぐらいは飲んだかも。

一回2500円として、2,500円×20回=50,000円

もう少し、回数は多いかも。。でも、サイゼリアに行ったときは一回2,500円もしないかな?と考えるとキリがないですが、あくまで大雑把な印象です。

ゼミによっては、毎週授業のあとに飲み会があるところもあるようですね。

もちろん、強制参加ではなく、自由参加です。
私も、うちに帰ってサッカーが見たかったので、付き合いは悪い方でした。

合宿費用

これも大学院や研究室によって、あるなしは分かれると思います。

私の通った大学院では、秋に1泊2日の合宿(といっても勉強はなしで、観光だけです)がありました。家庭の事情があるので、参加できない方もいますが、私は2回とも出席して、こちらも概算で、1年生の時は3万円、2年生の時は4万円で、合計で7万円くらいかかりました。

費用の違いは、行った先が1年生の時と2年生の時では違っていたため、交通費や宿泊費の違いです。

研究費用

2年生になると修士論文を書くために、資料を集めにいろいろと動きます。

資料集めについては、後日詳細にお話しさせていただきますが、図書館に行く交通費やコピー代、書籍代、作成した論文の製本代等を合算すると、2年間で10万円近く使ったかと思います。

研究を始めてみると、思ったよりも面白く、私の場合は、あれもこれもと欲張ったため、人より、この研究費用がかなりかかっていました。

扱うテーマや内容・意欲によって個人差があると思いますが、人によっては、3~5万円くらいで収まると思います。

軽食代

普段、夕方6時に帰って、7時に家族と食事をする私ですが、大学院に在学中は、夕方に軽食を取って、講義が終わってから、夜11時くらいに自宅で、もう一度食事をしていました。

その軽食が、だいたいおにぎり2個で、講義中にペットボトル1本のドリンクを飲んでいましたので、

400円×200回=80,000

こちらも地味ながら、2年間の合計では、8万円⁉となりました。

ストレス解消(講義を聞いてるだけでも、結構ストレスたまります)にラーメンを食べたり、スイーツ食べたり、エナジードリンク飲んだりするともっとかかりますよ!

結構、怖いですね。。

私の場合は、ストレス解消に、深夜に海外サッカーを見ながら、お酒をガブガブ飲んでいたのですが、そこは計算しておりません。。

 

以上の費用を合わせてみると、おおよそ225万円いう数字になりました。

残業代が得られない機会損失も大きいかも⁉

 

出費について、先にまとめてみましたが、

それに加えて、見えない損失として、大学院に行っていなけば得られていた残業代という機会損失が発生する可能性も指摘しておきたいと思います。

つまり、私の場合であれば、平日の夜に大学院に通ったため、その時間に本来であれば仕事をしていて、得られていたかもしれない残業代が結構ある、という話しです。

就業時間中に終わらない仕事を、なんとか片付けるために、私の場合は、早朝6時から出社(定時は9時)していて、その分の残業代はもらっていないので、その金額は年間で、かなりの金額になっていたと思います。
(その分、賞与に色をつけていただいたようですが、イコールではないですね)

ちなみに私の場合は、大学院に入る何年も前から、朝活(残業を一切しないで、始業前に仕事をする習慣)をしていたので、この機会損失はけっこうな金額にのぼります。。
これから回収しないと、ですね。

 

今回は、大学院のお金の話しについて、書いてみました。

225万円をすんなり出せる方は、そうはいないと思います。

明日は、大学院の費用の捻出方法について、考えてみたいと思います。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

今週もよろしくお願いいたします!

 

【昨日のできごと】

昨日は、長男(小学生)のサッカーの自主練習に付き添い。

その場にいた父子混合メンバーで、軽い試合をやりました。

私はキーパーをやり、3失点。

5年生のシュートを止められなくて、くやしいです。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士試験 ノイズキャンセリングヘッドホンのすすめ

税理士試験で難しいのは、やっぱり理論暗記。

理論暗記は、静かな環境じゃないと無理!という方も多いと思います。
(私は、そうでした)

そんな方にお勧めのグッズを、ご紹介したいと思います。

電車の騒音も消してくれます

ノイズをキャンセルするヘッドホン

 

4台目のノイズキャンセリングヘッドホン

 

受験グッズとして、おススメのモノを一つだけ挙げるとすれば、私の場合、このノイズキャンセリングヘッドホンになります。

これなしでは、私の受験生生活は成り立たない、というくらいお世話になりました(今も、お世話になっています)。

すでに常識になっていると思いますが、ノイズキャンセリングヘッドホンとは、ノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)するヘッドホンのことになります。
仕組み的なことは、私も良く分かっていません。
騒音と逆位相の音をぶつけて相殺する、、とか、ちょっとクラっと来ますね。

このノイズキャンセリングヘッドホンをすることで、電車での移動中でも、雑音に気を取られることなく、集中して理論暗記に専念することが出来ます。

また、電卓の音や紙をめくる音、ペンでカリカリ書く人などの雑音で、なかなか集中できなかったりする予備校でも、集中して、無心に理論暗記をすることができます。
ちなみに私は、テンションが上がらないときは、音楽を聴きながら、計算問題を解いていました。計算(特に初見ではなく、復習の時)に関しては、音楽を聴いていても、そんなに影響がないような気がしています。

音楽を流しても良いのでしょうが、私の場合は、スイッチを入れるだけで、音楽は何も聴かずに、無音状態にしていました。
(雨音や川のせせらぎのようなBGM的な音楽を、小音で流して勉強する方もいるようです。)

ただ、ノイズキャンセリングヘッドホンは、低音はかなり打ち消してくれます(今も私の家の近所では、住宅開発中でブルドーザーなどの重機が動いていますが、こういった重低音は、かなり打ち消してくれます)が、人の話し声(特に女性の話し声)はキャンセルしてくれないため、注意が必要です。

私の場合は、電車の中で理論暗記するのが好きだったので、なるべく話し声がしない車両に乗り込むようにしていました。

 

私が使っていた(いる)のは、BOSE社のモノで、ワイヤレスタイプです。

 

スマホに連動して、ノイズキャンセルのレベルをコントロールできます。

私は常に、ノイズが最小になるような設定にしています。

 

弱点は、そのか弱さ

 

このイヤホンは、ノイキャンにしてから4台目です。

以前は、ワイヤーのものを使っていましたが、こちらはコードが邪魔(私の場合、音楽を聴くことはあまりないので。。)なので、ワイヤレスのモノがおススメです。

以前使っていたワイヤータイプ。2年10か月使ったのでボロボロですね。

ちょっとお高いのですが、BOSE社の評判が良かったので、4台ともBOSE社製品を使っています。

このイヤホンの弱点は、非常に故障しやすいことなので、勉強で毎日使うと1年くらいで壊れてしまいます(私はそれでも使いたいくらい、この製品が好きですが)ので、長期保証はつけた方が良いと思います。

また、音質に関しては、私自身オーディオやヘッドホンに詳しいわけでも、何でもないので、分からないのですが、個人的な感想としては、「お値段の割には、そんなに良くはないかな?」という感じです。

 

それでも、この静かな環境には代えがたい

 

そんなわけで、故障しやすくて、音がそんなに良いわけではない(あくまでも私の個人的な感想です)BOSEのノイキャンですが、私は5年以上愛用しています。

つけ心地が良く、一日中つけていても、全く疲れないところも、ポイントかもしれません。
(余りにも静かな環境が手に入り、音に敏感になりすぎてしまうのも怖いので、私は予備校で一日勉強する時は、答練の解きなおしの時だけ、このヘッドホンを外して、周りの音を感じながら、勉強するようにしました)

昼寝のお供にも最適

音楽を聴くためのノイズキャンセルではなく、あくまでも勉強目的に使えるノイズキャンセリングヘッドホンですが、もう一つ、有効な使い方がありました。

それは、私のお昼時間の日課であった「お昼寝」の時に、力を発揮する点です。

にぎやかなお昼時のオフィスの中でも、お客様のところに移動中の電車の中でも、このヘッドホンをすることで、静かに落ち着いた気持ちで、短時間のお昼寝を楽しむことができます

短時間のつもりが、長時間にならないようにご注意ください。

私は、職場での昼寝で寝過ごして、何度もおこされてましたが。。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

それでは、良い週末をおすごしください!

 

【昨日のできごと】

昨日は、長男(小学生)を学校に送るときに、自転車を利用。

思いのほか時間がかかり、子供3人の送迎で、1時間以上

費やしてしまいした。

家事・育児にかかる時間をなんとか圧縮できないか、試行錯誤の日々です。

 

 

 

 

税理士試験 間違えノートの間違った作り方(私の実例付き)

税理士試験に限らず、試験勉強において重要とされる「間違えノート」。

私も作成していました。

では、有効に活用できていたか?

残念ながら「No」かもしれません。

そんな「間違えノート」について、まとめてみました。

私が消費税法で使っていた3冊の間違えノート。

今までにも税理士試験について、色々とお話ししてきましたが、今回のお話しは、特に自信がないです。

私の場合、短期間で結果を残した(2~4年で5科目制覇といったような)という華々しい実績があるわけではなく、むしろ、「あきらめずによく頑張ったで賞!」といったの類の10年戦士(実際は、11年かかってますが)のため、私の勉強の方法論は、良い見本ではない可能性が高いためです。

そんな前置き(というか、言い訳)をしつつ、お話しを始めたいと思います。

普通のノートは作らない

 

間違えノートの前提として、講義を受けた時にノートを取るべきか?というところから始めていきます。

私の場合ですが、講義を受けた時にはノートは一切取っていませんでした。
(ここは、つっこみどころかもしれませんね。)

私が受講していたWeb講義では、先生が板書したところをきれいな字でノートしたPDFファイルでそのままもらえる(TACでは、そうでした)仕組みがありましたので、そのPDFをプリントアウトして、ファイルに閉じていました。

このプリントアウトしたノートを見直す機会は、ほとんどなかったのが実際です。

ただ、重要だなと思ったことは、テキストに書き込むよりも、間違いノートに書いていました。
私の場合は、テキストに書いても、テキストを見直す機会は余り多くないので、意味がないからです。
(ここも、つっこみどころかもしれませんね)

作っただけではだめ

 

普通の講義用のノートを取らない私ですが、間違えノートだけは作成していました。

また、間違えノートに間違えたわけではないが、覚えたいものも記入していました。
(だんだん「間違えノート」ですらなくなってきてます)

そして、間違えノートのサイズは文庫版と同じサイズにして、いつでも理論マスターとともに、いつでも見ることができるように携帯していました。

上の写真は、覚えたかった応用理論の文例を書いていたページです。

ペンの色を分けていますが、色分け自体に、なにか意味があるわけではなく、視覚的に単調にならないように、気分で色をコロコロ変えていただけです。

また、復習した(間違えノートを読んだ)日付けをページのうえの余白に記載していくことで、何回復習したかが分かるように、視覚化していました。

↑こちらは、間違えノートの部分。

あまり復習していないことが分かります。こういう状況だと、同じ間違いを犯す可能性が高いです。

実際、3冊の間違えノートは、私の消費税法5年分のうちの3~4年分の間違えの蓄積なのですが、過去分を読み直してみると、びっくりするくらい同じ間違いを毎年やっていて、我ながら、少し悲しくなってきます。。

おまけ 語呂合わせをひとつだけ(消費税法 簡易課税)

この間違えノートで、かなり出現率が高かったのが簡易課税制度の業種区分です。

私が、つかっていた語呂合わせを一つだけ、おまけで披露します。
第4種と第5種で悩み、いつも間違えてしまうところです。

 

簡易課税の業種区分

建設業のうち、材料支給を受けて加工賃を対価とする部分は、第4種事業に区分

→材料支給(しきゅう→4級)は4種

どうでしょうか?
スマートではないですが、間違えやすいところで、間違えなくなる小技です。

間違えノートで間違えを減らすには

 

間違えノートで、間違えを減らすには、間違えノートを復習することが不可欠です。

間違えノートを作って、復習しないのであれば、作った分時間の無駄になるため、むしろ作らない方が良い!という話しになりますね。

私には、この習慣がなかなか身につかず、去年になってようやく、間違えノートを本格的に活用するようになりました。

私は、疲れていて理論を回す気力がないときや電車に乗っているときなどに、この間違えノートを見直していました。

ただ、このように不定期で気分次第でノートを開くようにすると、ノートから遠ざかってしまう時間も多くなるので、良くないでしょうね。

本試験前には、この間違いノートをがっつり復習するのはマストとして、答練や模試の前にもノートをしっかり見直して、その都度、定期的にメンテナンスしていった方が良いのかもしれません。

 

かなり前ですが、公認会計士の試験を短期間で受かった方の本で「間違えノートは一切作らない」という話しを読んだことがあります。
そういった意味では、間違えノートを作ることは、必ずしも必要なことではないと思います。
ご自身のスタイルに合う方法を、見つけ出していただけたら幸いです。

 

今回は、間違えノートについて、まとめてみました。

私の方法が、間違っている可能性高い、ということで、「間違えノートの間違った作り方」という、ちょっと変なタイトルにしてみました。

私の間違えをヒントにして、皆さまのオリジナルの間違えノートを作っていただき、結果を出していただけたら幸いです。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昨日は、次男君(幼稚園年長)のサッカークラブの説明会で、

幼稚園に訪問。

協会からの要請で、6月中はまだ練習が再開できないとのこと。

早く子供たちが元気にサッカーができるようになってもらいたいです。

(というか、私が元気にサッカーしたいし、見たいです!)

 

 

 

税理士試験 全国公開模試と実際の結果(私の実例公開)

税理士試験まで、あと2か月ちょっとですね。

ここで、大きなイベントとして、全国公開模試(TAC)があります。

この公開模試、非常に大事な試験ではありますが、実際の本試験の結果と、どの程度リンクするのか、私の事例を公開してみようと思います。

昨年の上級トレーニングNo.4の学習記録シート。1回転もしていない。。

簿記論・財務諸表論時代

2012年(平成24年) 資料なし

平成24年2月に全経上級に合格して、繁忙期明けの4月から、税理士試験の簿記論に速習コースで申し込み、私の税理士試験の受験遍歴がスタート。

平成24年の速習コース時代の記憶はほとんどなく、それほど勉強もしないまま、本試験に臨んでしまったような淡い記憶です。
簿記論の問題のボリュームの多さに、かなりビビった記憶はあります。

ほぼ記念受験だったため、初受験は、かなり気楽な分母要因でした。

おそらく、全国公開模試の合格可能性は「C」か「D」で、実際の結果も「C」だったと思います。

全経上級に受かった段階で、簿記1級講座での勉強が2年半にも及んでいるため、本来は、簿記論ぐらいは、そのままの勢いで一気に狙うべきだったのでしょうが、当時の私は、それほど税理士試験に乗り気ではなかったのです。

2013年(平成25年) 簿・財にチャレンジ

 

簿記論の不合格をまたずに、2013年目標は、簿記論と財務諸表論をレギュラーWeb講座で申し込みました。

この年からは、真面目に勉強し始め、トレーニングを3回解き、答練は毎回きっちり日程通りに提出するというペースは出来たと思います。

それでも公開模試は、簿記「B」財表「C」の判定。

本試験では、もう少し挽回して、簿記「B」財表「A」という結果に。

最後に頑張ったのでしょうが、あと一歩、つめの甘さの残る年でした。

2014年(平成26年) 簿・財ダブル合格

2014年は、とりあえず、簿記・財表とも合格の可能性があるとみて、9月からは消費税法のレギュラーコースをスタート。

12月の不合格発表後に、簿記・財表の上級コースに切り替えました。

この年は、それなりに熱心に勉強し、公開模試は早稲田大学で勝負し、
簿記は「A」で財表は「B」。
おそらく理論が仕上がっていなかったのだと思います。

そして、本試験の結果は簿記・財表とも合格。

この年は、簿記論が非常に難しい回で、簿記論が終わった段階で、ほとんどの受験生はグロッキー状態になっていたと思います。

私も同じくグロッキー状態だったのですが、なんとか諦めずに財表の方も食らいついて、必死に答案用紙に向かいました。

簿記論は、成績も良かったのでそれなりに自信はありましたが、財表はずっと良い成績がとれず、苦しんだ記憶があります。

恐らく、この回は、簿記論が難しすぎて、メンタルをやられた優秀な受験生が財表を結構落としてしまったのかな?という気がしています。

こんな感じで、ラッキーな合格をひろうこともあるので、公開模試で「B」判定でも落ち込む必要はありません

消費税法時代

2015年(平成27年) 消費税法初受験のはずが

2015年は、消費税法をレギュラーコースで1年間勉強しました。

税法科目の理論暗記は、財表の理論と違って、正確性を求められるので、なかなかなじめず、全く仕上がらないまま、本試験に突入していったと思います。

この回は、受験に行こうとして受験案内を念のため確認したら、受験日は昨日だった、というとんでもない間違いを犯しています。

自分でも思わず苦笑いしてしまいましたが、受験したところで理論は全然入っていなかったので、合格する可能性はほぼゼロでした。

気持ちの整理をつけるために、一応、受験会場まで足を運び、受験をした気分にひたるというエアー受験をしてきました。
これは、あんまり意味ないっすね。。

2016年(平成28年) 消費税法2年目

気持ちを入れ替えて、2016年は上級コースで勉強することにしました。

この上級コースの二宮先生は、講義が非常に分かりやすくて勉強自体は、けっこう楽しかったです。

先生のおかげで、計算については戦えるレベルになってきたものの、まだまだ理論暗記の勉強が身につかず、本試験に持って行けた理論は、25題くらい。

模試では「C」となり、本試験では「B」という結果に終わりました。

2017年(平成29年) 消費税法3年目

2017年は、上級コース2回目。

3年目ということで、計算はほぼ仕上がり、理論は30題くらいは覚えていたと思います。ただ、応用理論までは手が回っていなかったので、理論でもちょっとひねられた問題が出るとあっさり撃沈していました。

この年の公開模試は「S」。

実際は、理論はヤマが当たっただけ(同じ予備校で同一科目を3年やると、出題パターンも読めてきてしまいます)で、そこまで実力がついていたわけではなかったのですが、この結果に気を良くして、気持ちは緩んでしまったのでしょう

本番では、特にミスった記憶もないですが、「B」。

結局、その程度の実力だったのだと思います。

というわけで、模試で「S」判定でも、ちゃんと落ちるときは落ちます

今の私が当時の私にアドバイスをするならば、この年に勝負をかけて、仕事を退職して、5月くらいから受験に専念したほうが良い、ということですね。

2018年(平成30年) 消費税法4年目

2018年は、上級コース3回目。

この年は、仕事をしながら、4月から大学院に入学していて、大学院のゼミの発表と模擬裁判の準備に忙しく、受験勉強までなかなか手が回らない時期がありました。

それでも、なんとか時間をやりくり(大学院の方は手を抜いていました。すみません。)しながら、理論は35題程度は覚えました。
とはいえ、応用理論の苦手克服には至らないままでした。

公開模試のデータを紛失してしまいましたが、おそらく結果は「A」。

本試験では、健闘むなしく「51点」。

イージーミスも数か所あったと思いますが、それでもまだ届いてなかったかな、というところです。

別のところでも書きましたが、本試験前に、実務で軽いクレームを受けたりして、テンションが下がってしまい、6月をピークとして、下り坂のところで、本試験を受験してしまったのも反省点でした。

というわけで、模試で「A」判定でも、落ちます

私の合格体験記 消費税法①

2019年(平成31年) 消費税法5年目

2019年は、上級コース4回目。

いよいよ合格を決めた去年。

大学院の勉強(本腰を入れてみると、税理士試験の受験勉強よりもはるかに面白かったです!)と実務が忙しく、実質の勉強スタートは、4月からでした。

5月末で仕事を退職し、6月からは受験に専念(週に1回だけ大学院)しています。

詳細はこちら↓

私の合格体験記 消費税法② 

私の合格体験記 消費税法③ 

この年の、公開模試もデータがないのですが、おそらく「B」。

4月スタートで、6月の公開模試までにカンが戻っていなかったように思います。また、答案用紙の書き間違いミスをやらかしたのも、この時でした。

税理士試験 私の本試験当日の失敗事例集

というわけで、「B」であった昨年ですが、しっかりと挽回し、合格することができました

 

結論 Sでも落ちるし、Bでも受かります

 

この私の実例からも明らかなように、公開模試の結果が「S」判定でも落ちてしまうし、「B」判定でも合格することができます。

「C」で受かった方の話しも聞いたことがありますので、公開模試の結果は、あまり参考になりません

ただ「B」でも、財務諸表論時代の実力的にも「B」だったのに受かってしまうパターンと、昨年の「S」ランクの実力があったのに、模試でミスって「B」だっただけという内容は、かなり違っています。

特に、まぐれの「S」を取ってしまった方、逆にヤバいですよ!

とあえて、念を押させていただきます。

私自身が、悪い見本です。

公開模試の結果だけに振り回されず、冷静にご自身の状況を分析して、この残り2か月ちょっとの重要な時期を、走り切っていただけらた幸いです。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました。

 

【昨日のできごと】

昨日は、三男を保育園に送り、次男を幼稚園に送り、

長男を小学校に送る、というフル送迎パターン。

日中は、FPの勉強を始めるべきかどうか、結構悩みました。

とりあえず、9月のFP3級に向け、独学で受験してみようかな、

という気持ちではいます(モチベーション低)。

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士試験 答練・公開模試の活用法

税理士試験、直前期には答練や公開模試のラッシュですね。

今回は、これらの試験の受け方・復習方法についてお話ししたいと思います。

税理士試験、直前期には答練や公開模試が多く行われますね。

消費税法に合格した昨年の私の場合、この答練や公開模試を非常に重視していました。

そこで、今回は、これらの試験の受け方について、私なりの経験談をお伝えしたいと思います。

 

答練・模試は貴重なペースメーカ

 

答練や模試は、受けることが大事なのは言うまでもありませんが、受けるまでの準備過程の勉強が大事になります。

それは答練では、理論の出題範囲が限定されているため、その答練に向けて、その理論を必死になって覚えることができるという「締め切り効果」があるためです。

上記の写真は、TAC消費税法2019年試験対策のものです。

TACの直前期の実力完成答練全4回では、「予告理論」は指定されているので、まずはこれを全力で覚えることが重要になります。

これだけでも、初受験の方は相当ハードだと思いますが、受験経験者の方は、「予告理論+α」まで覚えた方が良いと思います。

初受験の方、複数科目受験でそこまで学習時間がとれない、という方は、担当講師に相談すると予告理論をさらに絞ってくれるようです。私はWeb通信で受講していたので、質問電話を利用して、絞ってもらったこともあります。
これは、自分でヤマ勘で絞って覚えて、べた書き理論で〇点をとってしまい、戦意喪失で脱落してしまうような受験生のための救済措置のようです。

私のように5回目というベテラン受験生の方は、更に「予告理論+α」に加えて、出題範囲に割り振られていない理論まで加えても、良いかもしれません。
実際に、昨年の私は、この方法(写真の赤字の部分、1~2題上乗せしていました)で、全理論を覚えていました。

本試験を想定すると理想は、理論予告を一切見ないで、答練を受けることでしょうが、それでは、点数的には伸びなくてテンションが下がる可能性が高いので、よほどの成績優秀者(そのような方は、このブログを多分見ない。。)か強メンタルな方だけにしたほうが良い、のではないかと個人的には思います。

ちなみに私の場合は、5回目の受験だった昨年は、大原の答練を6回分受けましたが、こちらは理論予告なしの状態で受けました。TACは予告通りに予習して、予告がない公開模試だけは、予習なしで受けました。

別のところでも書きましたが、他の予備校の答練を受けることはとても大事だと思います。特に、本試験に近い緊張感を味わうためにアウェイの環境下で受験することは、経験値が大きく上がるような気がします。

参考:私の合格体験記 消費税法②

 

ちなみに、他の予備校の答練を入手する方法として、メルカリやヤフオクで入手するという方法もあります。ただし、過年度分の答練を入手することはやめた方が良いと思います(法改正等あるため)

結果よりも復習が大事

一喜一憂しても良い

模試の結果に一喜一憂する必要はない、とはよく言われるところですが、私の考えでは、一喜一憂しても良いと思います。

点数が良ければ、ノリノリでさらに良い点を取ろうとテンションを上げて気分よく勉強すれば良いと思いますし、点数が悪ければ、テンションは下がるかもしれませんが、リベンジに燃えて、更に勉強をすれば良いのです。

ただし、残念ながら模試の成績は、あまりあてになりません

これも良く言われることですが、私が実際に受けた模試の成績表を公開することで、ご理解いただけると思います(後日、公開予定です)

とにかく復習が大事です

大事なことは、復習をしっかりやることです。

復習の方法は、まず答練や模試を受けた当日(できなければ翌日、それ以降では遅すぎると思います)に自己採点をして、間違えたところの解説をマーカーを塗り、間違えノート(後日、公開予定です)に記入して、間違えノートはことあるごとに見直しをしていきます。

答練や模試の解きなおしは、最低1週間はあけて1回(3日後とか早すぎるのは、個人的には、おススメしません)、そのあとは、1ヶ月後くらいにもう1回くらいの間隔で私は行っていました。

試験の難易度にもよるので、目標の点数を何点とは言えないのですが、私の感覚では、2、3回目で90点以上を超えるようであれば、その問題は、もう解かない、という感じで線引きしていたと思います。

逆に3回やっても、70点台では、消化したとは言い難いので、4回目にトライする必要があると思います。

また、答練の回によっては、計算がほぼ完ぺきだけど、理論がいまいち、逆に、理論ができたけど、計算がダメだったという回があったりすることもあると思いますので、ダメだった理論の回とダメだった計算の回をくっつけて、1回分の復習とするような方法も、無駄な復習を避ける意味で有効だと思います。

制限時間を変えてみる方法

成績優秀者の方は、復習の際に、制限時間を120分から110分にしたりして、負荷をあげることもあるようです。私は残念ながら、そこまでの域には達しなかったです。

逆に120分では終わらないんですけど、、という方も多いと思いますが、解きなおし1回目は、120分をかけて解き終わらなくても、そこで手を止めずに最後まで全部手を付けた方が良いと思います。

切り捨てたところに、出来る問題があったかもしれませんし、まだ理解できていない重要な問題が隠されている可能性もあるので、最後まで解ききってください。

TACの消費税法の二宮先生は、120分以降の部分はペンの色を変えて解き続けるということを推奨されていました。この方法だと、120分だと65点で、130分だと72点だった、とか分析ができて良いかもしれません。
これによりできる問題を時間内に手を付けていなかった、というような問題の取捨選択のミスも分かって、有効な復習法だと思います。

120分が取れない方向けの方法

平日に仕事等は忙しく、120分フルで時間を取ることが難しいという方も多いと思います。

そういった方は、今日は計算だけ、今日は理論だけ、とか、今日は理論の問1だけ、といった形で細切れにして、復習していく方法もありだと思います。

また、理論ではべた書き(条文通りに書けば良い問題)は書かずにカットしたり、計算問題は転記や集計等を一切しないで取引区分(課税・非課税・不課税・免税)だけを判定(消費税法)していくことで、復習を効率化する方法もあります。

 

本試験直前は、全部復習しよう

 

こうして、私の場合は、本試験当日までに、だいたい最低3回解く(初回+復習2回)ようにしていました。

さらに、本試験の前日には、答練の解説をざ~っと全部、読み直すようにしていました。特にマーカーを塗っている部分を中心にざ~っと見直して、覚えているかどうか軽く確認し、忘れているところだけ、少し詳しく読みなおします。

これにより、本試験にすべての答練の記憶をホットな状態にして、持っていくことができるようになります。

 

今回は、答練・公開模試の活用法について、まとめてみました。

繰り返しになりますが、答練の復習はとっても大事です。

また、復習は結果が出しやすい(前回の得点を上回ることが多い)ので、繰り返し復習し、点数をアップさせることで、成長を感じて、テンションが上がってくると思います。この復習による良いサイクルが出来てくると、合格は近づいてきます。

そういった意味でも、ぜひ復習を大事にして、実力アップにつなげていただけたら幸いです。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

【昨日のできごと】

昨日から、いよいよ学校がスタート。

三男を保育園に送り、次男を幼稚園に送り、三男のお迎えと長男のお迎え。

変則スケジュールがしばらく続くため、しばらくは気が休まらないです。

とはいえ、日中に自由な時間ができたので、これからはどんどんインプットをしていきたいと思います。

 

 

税理士試験 たまには気分転換も

6月に入り、税理士試験本番まで、あと80日を切りました。

いよいよラストスパート!

ですが、時には休憩も必要ですね。

たまには、休みましょう!

 

いよいよ残すところあと80日を切ってきた税理士試験。

ハードな勉強をされている受験生の皆さま、お疲れ様です。

今日は、私が受験生時代に行っていた休憩方法について、お話ししてみたいと思います。

 

体を動かすのが一番

 

税理士試験の受験勉強、基本的には電卓をたたくこともあり、座って勉強されている方がほとんどだと思います。

私も理論を歩きながら勉強していることもありましたが、基本的には座学のスタイルでした。

特に答練を120分かけて解いたあとは、体は硬直して、肩もバッキバキ(私は、肩がこりやすい体質です)に固まってします。

そんな時には、10~15分程度の休憩を取り、散歩に出かけていました。

私も、大宮のTACで勉強していた時は、この散歩の時間を楽しみにしていました。

冷房で冷え切った体を、外気に触れてしっかり温め、蛍光灯だけの室内から抜け出して、太陽の日差しを浴びて、時間感覚窓のないオフィスビルにずっと、こもっていると時間感覚もなくなりますよね)も取り戻すようにしていました。

また歩きながら、なるべく遠くのものを見るようにもしていました。

勉強中は、常に机の上の至近距離しか見ていないため、目を酷使しているので、なるべく遠くの公園や植木、工事現場、なんかをボーっと眺めて、目の疲れも癒しています。

ストレッチも忘れずに

 

お散歩のついでに、ストレッチもしたいところです。

特に私は肩こりだったので、首や肩のストレッチやツボ押しをして、しっかりとコリをほぐしてから、次の勉強に向かっていました。

 

エレベーターは使わずに階段を歩く

 

これは、個人的な趣味になりますが、私は受験期間中にダイエットもしていたので、エレベーターは使わずに、階段を使うことで、少しでも運動量を上げるようにしていました。

音楽を聴いて、テンションを上げる

 

散歩をしながら、音楽を聴いて、リラックスしたりテンションを上げたりもしていました。

私の場合は、休憩時間は音楽2~3曲分くらい、という感じで時計代わりに音楽を利用していました。

 

お菓子を食べる

 

これも、皆さんされていることで、当たり前のことなんですが、栄養補給は大事ですね。

私は、一日に柿の種を2~3袋食べています。

また、定番ですが、甘いチョコレートは疲労回復にピッタリですね。

私は、ジュースはほとんど飲みませんが、朝に1本だけ、微糖の缶コーヒーを飲んでいました。

 

動画を見る

 

スマホをいじり始めるとなかなか誘惑が多く、危険です。

私の場合は、動画は、海外サッカーのダイジェスト版(5~7分程度)を一回の休憩で一つ、という感じで、軽い縛りをかけていました。

SNSを見る

 

これも見始めるとキリがないので、どこかで線を引いた方が良いでしょうね。

私は、受験生時代は、プロサッカー選手のInstagramをチェックするぐらいで、FacebookやTwitterは、全くやっていませんでした。

 

歯を磨く

 

お昼を食べた後に、歯を磨いていました。

受験に関わらず、ルーティン化していることですが、予備校にこもっている間も、ルーティンを破らず、時間感覚を保っていました。

歯を磨くと気分的にすっきりするので、個人的にはおススメです。

 

 

眠い時は我慢せずに、寝る

 

受験生活で眠気は大敵ですが、この敵に勝つことは、私にはほとんど不可能でした。

ですので、眠くなったら無理に頑張らずに、さっさと15~25分程度出てしまった方が、うとうとしながら勉強するより、よっぽど効率的だと思います。

ただし、寝すぎてしまっては時間のロスになるので、かならずスマホのタイマーをかけてから寝るようにしていました。

 

私は、お昼を食べた後は、かならず15~25分の睡眠をとるようにしていました。これで、眠気はだいたいなくなるので、午後の勉強にスムーズに入ることが出来ていました。

また、私の場合は、計算問題の方が理論問題よりも好きだったので、眠くなる時間帯(午後1時くらい)には、計算問題をといて、電卓をたたくことで、眠気が襲ってこないように、気を付けていました。

 

以上が、私が受験生時代に行っていた休憩法です。

これといって目新しいものはありませんが、お役に立てたら幸いです。

 

【昨日のできごと】

昨日は、午前中は近所にできた公園に、初めて行ってみました。

雨上がりの公園、誰一人いなくて、うちの家族の貸し切り状態でした。

結構、広い花畑もあり、いい感じ。。

ですが、

雑草をもう少し刈れば、もっと良いのにな、とも思います。

 

 

税理士試験 Webで学ぶことのメリットとデメリット

税理士試験 通学講座を選ぶか?通信講座を選ぶか?

コロナ後の時代には、通信教育がクローズアップされそうですね。

私もかれこれ、10年ちかく通信講座(Web)を利用してきました。

そのメリット・デメリットについて、考えてみました。

 

私の受験予備校遍歴

 

私が税理士になるための受験遍歴は11年に及びます。

その内訳は、

簿記3級は独学で2か月

簿記2級は独学で3か月

簿記1級は通学講座を1年

簿記1級はさらにWeb講座を1年

簿記論・財務諸表論のWeb講座を2年

消費税法のWeb講座を5年半

(法人税法・所得税法は、ヤフオクでDVD講座を購入するも、ほぼ手付かずで挫折)

と、ほぼキャリア(⁉)の大半をWebで、築いています。しかし、長いですね。

合格後も大原の相続税・財産評価の実務講座を、Webで受講しています。

 

それが良かったのか悪かったのか?

自分では分からないのですが、そうするしかなかった、というのが自分の境遇です。

そこで、Web受講歴約10年の私が、Webについてのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

時間・場所に縛られないのがメリット

① 好きな時間に・好きな場所で受けられる

通信講座のメリットは、何といっても時間に縛られずに、自分の好きな時に、講義を受けることができることです。

私の場合は、朝早起きをして、自宅で1時間だけ講義を見て、残りの1時間はトレーニングの計算問題を解いたり、理論暗記にあてる、という風に講義を見る時間と、自分の手を動かす時間を分けて、単調になりがちな自宅学習にメリハリをつけていました。

また、繁忙期や時間が取れないときは、自宅で講義をみることはせずに、職場のパソコンで食事をしながら、講義を見るようにしていました。

このように時間がないときは、何かをしながら講義を受けることができることがWeb受講の有利な点です。

また、Webでは、スマートフォンでも講義を視聴することが可能ですので、通勤時間や外出中にも場所を選ばず、講義を受けることが可能です。

ちなみ、DVD講座は、ヤフオクで昨年のものを安く購入するという裏技も可能ですが、DVDの入れ替えが面倒くさいせいか、私の場合は、長続きしませんでした。(そもそも受験予定の無い科目だったので、本気度が違いますが。。)
DVD講座は、あっさり挫折してしまった際に、ヤフオクやメルカリで結構高値で売ることができるという点が、メリットといえばメリットですが、そもそも論として、あっさり挫折すること自体が大損失ですよね。

 

② 倍速で受けることができる

Web通信で好きな機能として、倍速再生機能があります。

これは、初受験の方にはお勧めしませんが、受験経験者の方には、効率的に勉強するために、ぜひ使っていただきたい方法です。

ちなみに私は、速で視聴して、2回見るという方法が一番好きでした。
通学の対面授業であれば、余り感じることは無いですが、Webで見ると、どうしてもスピードが遅く感じて、眠くなってしまう、ためです。
また、2回講義を視聴すると、かなり理解が深まり、自信につながるように思います。

2倍速はかなり早いので、少し難しい論点の解説などは、1.4倍速とか1.6倍速という風に変化をつけて、視聴してみるのも良いと思います。

また、逆によくできた答練の解説や小テストの解説などは、2倍速でどんどんショートカットしていった方が良い(もっと言うと、全く見なくても良い)と思います。

 

③ 理解できなくても何回も再生できる

自分でも自覚しているのですが、私の場合は、人より理解がかなり遅いです。

対面授業で講師の方の話しを聞いていても、理解できなことがあると、気持ちが切れて、別世界に旅立ってしまう、、ということが良くあります。

ところが、Webでは、こういった場面に出くわしても、クリック一つで分からなかった場所に戻り、何度でも再生できますので、「分からない」がその場で解決できます。
最近も、相続税の勉強で「小規模宅地の特例」の部分を3回ほど視聴しました。まだ理解できてないですが。。

 

④ 遅れてしまっても、挽回ができる

デメリットとして、時間拘束力がないため遅れてしまう、という点を上げていますが、Webの場合は、遅れてしまっても、気合次第では挽回することも可能です。

私の場合は、3月15日の確定申告期限後に復活して、ゴールデンウィークのあたりまでに、挽回して復活する、というサイクルを繰り返していました。

このように、受験生活のペース配分を、自分の意志でコントロールできることがWeb講座の最大の魅力、ということになると思います。

 

デメリットも多い

 

先にメリットを並べてみましたが、メリットは裏を返すとデメリットにもなってしまいます。

 

① 時間的な拘束がないため、先延ばしになる

これは、メリットの裏返しですが、毎週〇曜日に講義があって、その日までに、トレーニングを10題2回転させる、とか理論を2題覚える、とか小テストで満点をとる、といった毎週の目標が立たず、目標が立っても講義をその日に聞かなくても良い、という選択肢があるため、忙しかったりすると、講義の視聴を先延ばしにしてしまい、どんどんたまってしまう、という点がデメリットです。

私自身も毎年、年末調整がピークを迎える1月中旬で講義を見て勉強をするペースが危機を迎え、1月末にいちど持ち直すものの、確定申告の作業が本格化する2月20日ごろに、講義を見る気力がなくなり、3月15日まで勉強がブレーキする、という受験生生活を繰り返していました。

Webには、対面授業のような拘束感がないため、自己管理で進めていかざるを得ない、ということになります。
対面授業でも、DVDでアフターで見られるから、拘束感というほどのものも無いんでしょうけど。。

 

② 視聴環境によっては、見られない時間帯が発生する

これは、私だけなのか皆さんに共通する問題なのか分かりませんが、Webで受講する場合、通信環境によって、なかなか講義が視聴できずにイライラしますことがあります(このコロナの影響なのか、ここ最近の我が家のWi-Fi環境はかなり悪化しました)。

また、システムメンテナンスの時間帯も発生するため、その時間に講義を受けたかったのに、、ということも、稀にありました。

 

③ 分からないことがあっても、その場で質問できない

対面授業であれば、分からない部分について、講義終了後に教室に残って、講師にダイレクトに聞くことができるので、納得感はWebに比べると高いと思います。

Webでも、質問メールや質問電話を利用することにより質問は出来ますが、対面での質問に比べて心理的なハードルが高く、ついつい「面倒だから、いいか」と放り出しがちです。
逆に、メールや電話の方が質問しやすい、という方は、かなりWeb受講との相性が良いかもしれません。

ちなみに、私は質問メールや質問電話を利用したのは、長い受講歴に関わらず、数回程度でした、これがなかなか受からない人の特徴かもしれませんね。

過去には、答練を郵送する際に、通信欄に質問を書いたら、丁寧に答えていただけたこともありました。

 

④ 試験中の緊張感が得られない

ずっとWebで講義を受け、答練も自宅でこなしていると、静かな環境に慣れてしまい、本試験で、他の受験生の電卓の音や理論を書きまくっている音に、ビビってしまい、集中できない、ということがあります。

このため、普段Webで講義を受けている方も、5月からの直前対策答練は、教室で受験して、他の受験生と一緒に答練を受けることをおススメいたします。

 

⑤ 受験中に友達ができない

これは、メリットにもデメリットにもなりうる問題ですが、教室講座であれば、同じ目的に向かう仲間同士、仲良くなって情報交換をしたり、励ましあったりもできるのでしょうが、Webでは、そういった友達は出来ないですね。

ただ、友達に関しては、仲良くなりすぎて、休憩所でずっと話している受験生の姿も予備校でよく見かけるシーンですが、あのような関係になってしまうと、むしろマイナスになってしまうので、必要はないのかもしれません。

ちなみに、私は、受験生時代は、受験友達は全くいなかったです。
作る必要性も感じていなかったほうでした。

ただ、大学院に入ってみて同志の仲間が出来てみると、仲間の影響も結構、大きいなというのは、感じました。
最近、私もTwitterを使い始めましたが、結構、これでちょうど良い距離感の友達ができそうですね。

 

以上、Web受講歴約10年の私が、Webについてのメリット・デメリットを考えてみました。

アフターコロナの時代には、Web講義が主流になってくるのか?

それは分かりませんが、選択肢の一つとして、Webも入れていただければ幸いです。

特に、子供がまだ小さくて手がかかるご家庭の方にとっては、夜に家を空けずに勉強できる環境は、最高だと思います。

私のように時間はかかりますが、Webで3科目取得し、大学院に通って(1年生の時だけは、家族に負担がかかりますが)、家族にかける負担を少なくするプランもあるということを知っていただければ幸いです。

問題は、Web講座でモチベーションを保ち続けるには、どうしたら良いか?という点ですね。

モチベーション管理の問題は、また別の機会にお話しさせたいただこうと思います。

それでは、今日はこの辺で。

 

【昨日のできごと】

最近、マイブームの縄跳び。

昨日は、前飛びで348回出来ました。

マスクをしながらの縄跳びは、なかなか苦しいですが、

子供から目を離さずに、これだけ運動できるものはないので、

もっと極めていきたいと思います。

 

 

 

 

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