税法免除大学院の受験校の選び方

税法免除大学院、どこを受けるのか?

私なりのお話しをさせていただこうと思います。

 

何を重視するかによって変わる

 

税法免除大学院(社会人入学)に進学を検討中の方で、受験校をどこにするかについてお悩みの方も多いと思います。

結論から申しあげますと、受験校の選択は、何を重視するかによって変わる、ということにつきます。

大学院のブランドであったり、学費の安さであったり、MBA(経営学修士号)であったり、交通アクセスの良さであったり、授業の受けやすさ(平日夜間OR土日のみOR通信)であったり、社会人学生に配慮がある校風(単位の取りやすさ)であったり、、で、その理由は、人それぞれだと思います。

また、単純に、お住いの地域によっては、選択肢が限られる方も多いと思います(東京23区内にお住まいであれば選択肢は多いですが、そうでない方は数校しか選択肢がない方も多いと思います)ので、まずは、そもそも、お住いの地域から通うことができる大学院がどのくらいあるか、を知ることが大事です。

以前にもご紹介しましたが、河合塾KALSのサイトが参考になります。

https://www.kals.jp/tax-law/outline/lst/

アクセスの良さは大事

 

私の場合は、職場から大学院へのアクセスの良さを重視しました。

大学院に入学後、単位を取得するために、平日の午後(18時から21時)と土曜日(9時から17時)に授業がある大学院を選んでいます。

(授業は、必修科目と選択科目に分かれ、平日の5日間と土曜日の全ての授業を取る必要はありません。授業の実際の取得例は、後日、詳細にお話しいたします。)

大学院の中には、平日の授業はなく、土日に授業を集中して行うところもあるようですが、私の場合は、土日には家族サービスの時間も取りたかったので、そういったところは、選択肢から外しました。

逆に、仕事が忙しく、平日に大学院に通うことが難しいという方には、そういったところが向いているかもしれません。

 

大学院の中には、郊外型のキャンパスで、最寄駅から歩いて20分近くかかるようなところも結構ありますので、実際にキャンパスに足を運んでアクセスを確認することをおススメいたしますスクールバスや路線バスの本数の確認も必要になると思います。

 

また、平日の夕方から、講義を聴講する場合、勤務先の会社(事務所)の協力が不可欠になります。

私の場合は、17時に会社が終わり、18時から大学院の授業が始まるというスタイルでした。

事務所から大学院まで、電車と徒歩で移動して約40分がかかるため、大学院1年生の春学期(4月~7月)は、週4日(火水木金)は、定時(17時)で上がって、18時から講義を受けるという生活をしていました。

大学院通学に理解のある会社(事務所)であれば話しは、早い(実際に、私の通っていた大学院の仲間たちも、事務所の先輩からの紹介である方が、半数以上でした)です。

また、会社(事務所)の上司や所長が、税法免除大学院のOBであれば、尚のこと話しは早いのですが、そうではない方は、定時帰りをしても文句を言われないような下地をつくっておく必要があります

(単位を取得するために通学が必須になる期間は、大学院1年生の期間限定です。私の通った大学院では、春学期は4月~7月、秋学期は9月末~1月の期間に授業がありました。2年生になると、指導教官のゼミがある日のみの通学ですので、週1日の通学になります。)

私は、アクセス重視のサテライトキャンパス(アクセスのよい場所にある遠隔キャンパスで、本校から離れたで場所で講義を行うところ)の大学院を選びましたので、交通アクセスでのストレスは、ほぼありませんでした。

ただし、サテライトキャンパスについてのデメリットは、大学図書館や学食等が利用できないため、ちょっとした文献でも揃わず、また授業までに時間が空いてしまったときに勉強するスペースを自力で確保しなければいけないといったデメリットがあります。

だし、文献収集法には、裏技がありますので、サテライトキャンパスでも私的にはさほど不便は感じていませんでした。(後に入学後の修論作成法のところで、詳細にお伝えしたいと思います。ちなみに私は、修論作成時に300本以上の文献を集めた文献マスターですので、この点だけは、かなり自信があります)。

学歴ロンダリングやMBA同時取得という道もあるけれど

 

ネット用語なのか良く分かりませんが、「学歴ロンダリング」という言葉があります。

出身大学よりもランクの高い大学院に入ることで、最終学歴を洗浄するという意味のよう(私自身は、こういった人をさげすむような言葉は好きではないので、使いたくないのですが。。)です。

例を挙げると、早稲田大学や青山学院大学の大学院などの有名大学の大学院で税法免除を受けることで、税法免除と最終学歴ランクアップという一石二鳥になるプランです。

また、税法免除と同時にMBA(経営学修士号)を同時に取得する(明治大学)プランも人気の高いコースです。

私自身は、上記のようなプランは採用しませんでした。

これは、単純に私がそれらの大学院に受かる実力がないから、ということになりますが、万が一、奇跡的に合格して通学したとしても、授業や研究についていくのに恐ろしく苦労することになるのが目に見えていたため、でもあります。

ここで、私が詳しいデータで語ることは出来ません(その大学院OBなどの内部関係者しかデータはないと思います)が、大学院によっては、一定数の留年者や退学者が出るという話しです。
(逆に考えれば、入った人すべてが、たいして勉強しなくても、卒業できる日本の大学の方が異常、ということでもあります。)

それだけ高いハードルであるがゆえに、そのハードルを越えた(卒業した)ことに価値があるのだと思います。

 

私の場合は、大学院に入学当時、税理士試験は2科目(簿記論、財務諸表論)しか持っておらず、税法1科目(消費税法をずっと受験していました)も残していましたので、税理士試験に力を注ぐ時間も必要なため、大学院のランクに対するこだわりは捨てていました。

以前にもお話ししましたが、どこの大学院を出ようと、得られる「税法2科目免除」という果実は同じ、と考えたためです。

ですので、私の考えでは、大学院受験の時点で3科目揃っている方(または大学院でのハードな勉強に自信のある方)は、学歴上昇コースやMBA同時取得コースの選択もありだと思いますが、そうでない方は、大学院のランクに対するこだわりは捨てて、大学院のランクを落としてでも、税理士試験に向かう時間を作った方が良いと思います。

極論を言えば、学歴上昇やMBA取得は税理士になってからでも、できます。

恐らくそこまでして、欲しいものではないのではないでしょうか?

今時、学歴にそれほどの価値はないのでは、とも個人的には思ってしまいます。。

 

ということで、私は、アクセスの良さと社会人学生に配慮がある校風(単位の取りやすさ)という点で、受験校を絞りました。

結果的に、地に足の着いた大学院生活を送ることができ、充実した2年間(苦労も多いですが、勉強は楽しかったです)を過ごすことができました。

その内容は、おいおいブログにアップさせていただきますので、乞うご期待!

 

これは、あくまで私の限られた経験の範囲ですので、ご参考までに。

 

逆に、周りに優秀な方がたくさんいて、刺激を受ける環境にいた方が伸びる、という考え方もありだと思います(特に若い方ほど、そうですよね)

 

次回は、大学院の話しを少しお休みして、税理士試験(消費税法)のお話しをさせていただきます。

 

【編集後記】

昨日は、雨のため、一日家で過ごしました。

来年、小学校に入学する次男のランドセル選びをしました。

 

 

最近のランドセルは、おしゃれでビックリです。