スリルを楽しみたい方のために FX(外国為替証拠金取引)

外国為替証拠金取引(FX)は、

投資というよりは投機。

投機を楽しむには、経験と胆力と資金力が必要です。

 

 

過去3回の投稿では、私が失敗した投資としてFX(外国為替証拠金取引)について、お話しさせていただきました。

 

私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)①

私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)②

私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)③

 

今回は、その逆のFX擁護論について、お話しさせていただこうと思います。

 

ホントは楽しいFX

 

「FXで大損した人を知っているからやらない」

「FXって、投資した以上に損をするんでしょ」

FXについて経験のない方に聞けば、そういった反応が返ってくるものと思います。

 

それで問題ありませんし、それ以上立ち入る必要もないのです。

 

それでも、それでも
「FXが気になる、やってみたい」という方、いるでしょうか?

そういう方は、やった方が良いですよ。

ホントはFX、楽しいんですから。

 

世界に視野を広げてくれるFX

 

株式投資のメリットでも述べたことがあるのですが、FXを始めると、様々なニュースが気になり、視野が広がります。

 

株式投資を始めることのメリット 生活がどう変わるか?

 

特に、FXは日本のニュースに限らず、世界各国のニュースも大事になってきますから、ニュースへのアンテナはだいぶ磨かれると思います。

 

直近では、アメリカ大統領選挙の結果が気になる方は、多かったと思います。

これが、FXをしていると、為替相場にダイレクトに反応しますから、とても刺激的なイベントになったでしょうね。

 

そして、今後の選挙人投票やトランプ大統領陣営からの選挙不正攻撃次第では、まさかの大波乱がないとも限りません。

まだまだ、目が離せないですね。

 

FXの面白さ 世界が舞台のマネーゲーム

 

FXは世界を舞台にした、政治・経済のニュース・指標を頼りに、繰り広げられるスケールの大きなマネーゲーム。

 

しかも、日本の株式相場のように、朝の9時から15時までしか開いていないという短時間で使い勝手の悪いマーケットではなく、月曜日の早朝から土曜日の早朝まで、マーケットが開いています。

ですので、日中お勤めの方でも、夜の時間にデイトレードを楽しんだりすることも可能です。

 

特に、外国為替のマーケットは、取引が活発になるのは、欧米が昼時間になる深夜の時間帯なのです。

この深夜の時間帯にヨーロッパやアメリカの重要な経済指標(政策金利、物価上昇率、雇用統計など)が発表されますから、これらの発表の前後の為替相場の動きがチャンスになります。

 

投資と投機の違い 

 

FXはスマホひとつで、クイックにエントリーできます。

当たれば一攫千金、とまではいきませんが、株式投資に比べれば、短時間で得られるリターンは大きいです。

勝ち負けの決着は早いので、せっかちな方には向いているかもしれません。

 

よく、投資の本には、「投資」と「投機」の違いについて、このような説明がなされています。

 

投資は、企業などに長期的な視点で資金を投ずることであり、

投機は、短期的な値上がりを目的として、資金を投ずること。

 

堅実な資産形成を目指すのであれば、もちろん、投資をすべきです。

投資家は「投機」をしてはならない、という論説をよく見かけますが、私は、こうした「投機」の要素も、投資の魅力の一つだと考えていますので、「投機」を否定しません。

 

自己責任で、余裕資金の範囲内で、スリルを楽しむ分には、問題ないでしょう。

知的な格闘技としてのFX、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

終わりに FX擁護論をあえて書いてみた理由

 

私が営業マンとして、また一人の投資家として、10年以上関わってきたFXに対する気持ちは、複雑なものがあります。

ビギナーの方に対しては「危険だから手を出さないでほしい」という気持ち。

対して、投資やギャンブルに理解・経験のある方には「面白いから、やってみて欲しい」という気持ち。

 

前回までは、FXに対して否定的な記事を書いてきたので、今回は、あえて擁護論をお話しさせていただきました。

参考にしていただけたら幸いです。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
早朝のルーティンの後は、税理12月号チェック。前日に続き、「粉飾決算とDES」。税理士が顧問先に対して、DESに関して間違った指導をして、賠償問題になった事例が紹介されていました。背景の詳細は不明ですが、他山の石としたいと思います。

FP2級の勉強は、過去問の続き。正解率は75%。投資分野での失点が痛いです。問題の読み間違い、というミスがあったので、慎重に解かないといけませんね。

子どもたちを送り出した後、板金屋さんに修理の依頼。実は先日、車をこすってしまい、ボディにかすり傷とへこみができてしまいました。年末に手痛い出費ですが、ちゃんと直して大事に乗らなくては。。

その後、進まない税理士登録書類とにらめっこ。あまりにも必要書類の量が多く、とても集めづらい(自分だけではどうにもならない部分もあり)のです。

午後は、昼寝後にブログ執筆とお迎えという一日でした。

 

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私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)③

外国為替証拠金取引(FX)では、

人生を狂わせてしまうほどのリスクを伴います。

 

 

前回・前々回の投稿では、私が失敗した投資としてFX(外国為替証拠金取引)について、お話しさせていただきました。

 

私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)①

私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)②

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

高金利につられて外貨を長期保有をしていたら

 

もし仮に、人気の高金利通貨を10年以上長期保有していたら、どうなっていたか?

気になる方もいると思います(というか、私が気になりました)。

 

リーマンショック前の時点で、当時、高金利(7%)で人気の高かった豪ドルに1万豪ドル(約100万円)投資していたとしたどうなっていたでしょうか。

 

ヒロセ通商HPより

 

前回もみたオーストラリアの政策金利の推移です↑

 

リーマン・ショックの影響でオーストラリア経済も大打撃を受けて、オーストラリア準備銀行は、何度も利下げを行ってきました。

その後、金利がどんどん下がってしまい、現在のオーストラリアの政策金利は、なんと0.1%

高金利通貨の見る影もなく、日本と同じような、超低金利通貨になっていました。

金利が下がることで、当然、スワップポイントは下がってしまいます。

外貨預金であれば、利子は雀の涙ほど、ということになります。

 

金利が無いだけなら、まだ諦めもつくけれど

 

金利が下がることで、当初の高金利という前提が崩れてしまって大打撃なのですが、追い打ちをかけるように、為替による影響も無視できません。

 

オーストラリアドルの例でいうと、豪ドル円の15年チャートはこちら↓

 

投資の森HPより

 

リーマン・ショック直前(2008年)、豪ドル円は、1豪ドル100円を超えていました。

ところが、現在の豪ドル円は、1豪ドル約77円という水準です。

リーマン・ショック前に1万豪ドル(約100万円)で買っていたとすると、現在は、元本は約77万円になってしまっている、という状況です。

 

これでは、長期保有で金利をもらい続けていたとしても、割にあわない可能性がありますね。

 

高レバレッジをかけていたら、この下げは耐えられません

 

ちなみに、リーマン・ショック時(2008年)には、豪ドル円は、60円を割り込むこともありました。

高値から見ると、40%ちかく下落していたことになります。

もし、10万豪ドル(1000万円分)を100万円で買っていたとします。

この場合、レバレッジ10倍となります。

レバレッジ10倍は、今の感覚からするとかなりのハイリスクですが、当時は、相場がそこまで荒れていなかったことから、10倍程度で取引している方は、たくさんいました。

下落のピーク時には、10万豪ドルは約600万円という水準にまで価値を落としていますから、差額が追証という形で、請求されます。

つまり、決済されずに10万豪ドルを持ちこたえるには、400万円以上の追加の資金が必要だったことになります。

ですが、リーマン・ショック時の為替相場の下落のスピードはあまりにも強烈(最終的には、1日に10円近く下げた日もあったと記憶しています)でしたので、この追証地獄に耐えられるかたは、ほとんどいませんでした。

 

もしスワップ投資を長期でやるなら、レバレッジ1~2倍しかない

 

ちなみに、FXのネット取引では、ロスカットというものがあり、顧客の資産がマイナスになる前に強制的に決済されてしまう、という恐ろしいルールがあります。

その水準は、取引会社によって異なりますが、為替は、深夜や祝日などにとんでもない動きをすることもあるので、注意が必要です。

私の場合も、深夜の寝ている間に、このロスカットにあってしまい、ポジション(外貨の持ち高)をすべて決済されてしまう、ということを何度か経験しました。

こういった、ロスカットに合わないためには、レバレッジとしては、1倍がベストです。

1倍とは、つまりレバレッジを一切かけないで、現物の外貨預金の感覚で取引をする、ということです。

豪ドル円を1万豪ドル買うのであれば、約77万円を用意する必要があります。

ですが、現在のオーストラリアは、高金利ではないので、妙味はかなり薄いですね。

レバレッジは、効かせるとしてもせいぜい2倍程度にしてほうが良いと個人的には思います。

投資ビギナーの方であれば、レバレッジをかける取引はするべきではないと、個人的には考えます。

仕組みが理解できない、という方は、なおさらやってはいけません。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

 

【昨日のできごと】

3:22起床。
昨晩は、三男の夜泣きで起こされてしまったのですが、なんとか早起き。
シャワーを浴びて温まった後に、税理12月号チェック。「粉飾決算とDES」という連載記事の最終回を読む。難しい内容ですが、少しアカデミックで楽しいです。

FP2級は、2019年9月の過去問(学科)。恐ろしく不出来だった(正解率40%)だったので、失点している年金や保険のジャンルは再復習が必要です。この分野は、本番でも失点が予想される苦手分野なので、補強したいと思います。

午前は、先週の土曜日から延期した長男(小学2年生)の持久走大会応援。無事、昨年に続き、トップを取れました。自分のことよりも、子供の活躍の方が嬉しいですね。

その後は、11キロのビルドアップ走。キロ6分から、10秒づつタイムを上げていくチャレンジをしてみました。少しづつ、ギアを上げていくような感覚がけっこう面白い練習で、きついですが楽しいです。

 

 

その後、昼寝をして、ブログ執筆、子供のお迎え、という一日でした。

 

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私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)②

外国為替証拠金取引(FX)という危険な取引

パチンコも生ぬるく見えるほどの、危険度です。

 

 

前回の投稿では、私が失敗した投資としてFX(外国為替証拠金取引)について、お話しさせていただきました。

 

私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)①

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

儲かる時は、儲かります

 

FXは、ハイリスク・ハイリターンの取引です。

 

そのハイリスク側のお話しとして、前回の投稿では、追証(追加証拠金)の恐怖について、投資金額以上の損失を出してしまうという内容を、お話しさせていただきました。

そういったリスクがある以上、よほどのことが無い限り、営業マンという立場を放れた現在の私は、オススメはできないのです。

 

ですが、ハイリスク・ハイリターンですので、
実は、儲かるときは、とことん儲かるのも事実です。

 

私が担当していたお客様の中には、投下資金が2倍3倍になったという方は、たくさんいました(しかもだいたいの方は、投資期間はわずか、1~2年です)。

最も儲かった方では、投下資金が5~6倍くらいに、なった方もいたと思います。

 

そのまま「勝ち逃げ」ができれば、それでハッピーエンドなのですが、そういった方も結局、リーマン・ショック(2008年)という株価・為替の世界的大暴落相場を経験して、ほとんどの方が、その利益を失ってしまう結果となりました。

 

スワップポイントという金利のようなもの

 

FXの魅力の一つに、スワップポイントと呼ばれる金利差調整額(単純な金利よりも多く貰えます)があります。

単純な相場変動による値上がり益とは別に、このスワップポイントを目当てに、FXを始める方も、当時(私がFXの営業マンをしていた10年以上前のころ)は多くいました。

レバレッジ(わかりやすくいうと、証拠金を入れることにより、証拠金以上の額の外貨を買うこと)をかけることにより、年7%の金利のオーストラリアに投資した場合、証拠金次第では、年間100%以上もスワップポイントがもらえるときすらありました。

 

日本では20年前から、ほとんどゼロに近い金利を維持しているため、銀行に預けておくよりも、外貨に預金をして金利を得たいという方は、たくさんいました。

そこで、このスワップポイントを目当てに、FXに投資している方もいて、為替相場が下落していなければ、このスワップポイント狙いの投資でも、ものすごく成果をあげることができたのです。

 

高金利通貨は、いつまでも高金利ではない

 

私がFXの営業マンをしていた当時、人気があった通貨は、高金利通貨といういわれた、オーストラリア・ドルニュージーランド・ドルでした。

特に、オーストラリアは資源国でありながら、新興国として経済成長もしていて、金利が高いということで、お客様に圧倒的に人気がある通貨だったように記憶しています。

 

ちなみに、オーストラリア・ドルの政策金利については、こちら↓

 

ヒロセ通商HPより

 

2008年のピーク時には、政策金利が7.25%もありました。

ですが、リーマン・ショックを契機として、利下げを繰り返し、現在では、1%を切ってしまうところまで、金利が下がってしまいました。

 

FXだけではなく、高金利の資源国に投資をしようという外貨預金やファンドの類も当時、流行っていたように思います。

 

ですが、金利を目当てに長期投資をしても、このオーストラリアの例でみても明らかなように、金利はびっくりするほど変動していることが分かります。

 

高金利通貨のその後は、、

 

現在でも、かつての豪ドル・NZドルに匹敵するような高金利通貨は、存在するようです。

トルコ(リラ)やメキシコ(ペソ)、それに南アフリカ(ランド)などは、高金利のようですね。

ですが、南アフリカ(ランド)は、私が営業マンをしていた12~3年前には、10%を超える超高金利通貨でしたが、今では、3.6%にまで、金利が下がってしまっています。

 

金利が下がることで、為替相場にも影響があるのですが、少し長くなってきましたので、続きは、次回にお話しさせていただきたいと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
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【昨日のできごと】

3:35起床。
朝のルーティンの後は、早朝の勉強。
税理12月号チェック。社長が受け取ったバックリベートについての事例論文。社長は、個人の所得としているのに、税務署は法人の申告漏れとしているケースです。実務上、見たことはありませんが、起こりそうなトラブルですね。

FP2級は、2020年過去問。トータルは、学科39/60、実技29/40で合格水準(6割で合格)は超えているようです。ですが、このレベルでは落ちる可能性が十分ありますし、まったく納得できる出来ではないので、もっとレベルアップしたいと思います。

午前は、長男と次男のサッカーの付添。途中、中座して、株式投資のインプットを。最近、オーディブルで聞いた「教養としての投資」という本が、衝撃的に良い本で、投資についても、改めて勉強しなおそうと思った次第です。

その後、お昼にチャーハンと豚汁を料理。豚汁は初挑戦でしたが、レシピを見ながら、分量適当で作ったら、意外と美味しくできました。隠し味になっているのが「酢」や「ごま油」ですかね。料理も奥が深くて、楽しいですね。

その後、昼寝の後にブログ執筆、という一日でした。

 

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私が失敗した投資について FX(外国為替証拠金取引)①

あまりおすすめできない投資に

外国為替証拠金取引があります。

 

 

 

いままで、日本株の株主優待投資について、色々とお話しさせていただきました。

日本株投資については、失敗をしながらも、それなりに成果が出ていきますので、始めてから13年経った今も、楽しみながら続けています。

 

ですが、日本株以外の投資方法で失敗して、撤退したものがあります。

それが、今回、お話しさせていただくFX(外国為替証拠金取引)です。

 

私が最も失敗してしまった投資・FX

 

私がFXに最初に取り組んだのが、今から11年前の2009年のことです。

2009年の3月末に、私は7年間勤務した金融機関を退社して、4月からFXに取り組み始めました。

金融機関では、私はFXの営業マンをしていて、顧客にFXをすすめる立場だったのです。

営業マンとはいえ、FXの相場を日夜眺め続け、各国の為替チャートを調べたり、テレビの経済番組や日経新聞、ネットの情報を漁ったりして、真剣に取り組んでいたその道の「プロ」のつもりでした。

 

ちなみに、営業マンはよくお客様から「そんなに儲かるんだったら、自分でやったら」という断り文句を受けますが、実際のところ「やりたくてもできない」というのが、本当のところです。

なぜなら、協会等の規制により、金融機関の社員は取引をしてはいけないルールになっているためです。

同じように、証券会社の営業マンも、自分で株取引をやるには、できないことはありませんが、厳しいルール(買ったら、半年間は売却ができない等)があります。

 

自分でやってみたところ、、

 

お客様にアドバイスをする立場で、4年ほど、FXに関わってきた私でしたが、実際に自分でやってみたところ、なかなかに厳しい結果になりました。

細かい数字をあげることはできませんが、2009年から2017年までの8年間で、損失は、数百万円に達しているようです。

私の記憶の中では、ずいぶん前に損したと思っていたのですが、まさか数年前までやっていて、8年間も為替と付き合っていたことに、今さらながらに驚きました。

 

FXをオススメしない理由 レバレッジがあるから

 

私がFXをオススメしない第1の理由として、FXにはレバレッジがかかっているということがあげられます。

レバレッジとは、てこの原理の「てこ」のことで、少ない資金(円貨)で大きな外貨を買うことができる、ということです。

例えば、昔のFXでは、1万米ドル(現在のレートで言うと、約104万円)を買うのに、5万円程度の証拠金を取り扱い業者に預けるだけで、取引することができました。

つまり、100万円のものを5万円程度で、動かすことができるので、20倍のてこの原理が働いています。

このことを「レバレッジ20倍」というのですが、このレバレッジ効果は、プラスになるときはものすごいですが、マイナスになるときもあっというまです。

 

米ドル/円の相場は、皆さまもニュース等で頻繁にご覧になると思うので、為替レートもなんとなく、イメージはつくと思います。

その米ドル/円の相場が、105円の時に1万米ドルを5万円で買ったとします。

実際の1万米ドルは、105万円なのですが、FXでは証拠金取引といって(例えば5万円)で、この1万米ドルを動かすことができるのです。

この時点で、「なんだか分からないけど、怖いな」と思われた方は、健全な感覚の持ち主です。

要は、身の丈以上のものを動かしているので、ハイリスク・ハイリターンの取引となるのです。

 

追証(追加証拠金)の恐怖

 

そして、かりに1円円高になり、1ドル104円になると、1万米ドルは、104万円になることから、1万円の含み損を抱えることになります。

さらに、円高がすすみ、2.5円の円高になってしまった場合、追証(おいしょう)と呼ばれる追加の証拠金を翌日までに取り扱い機関に、入金しなくてはならなくなります。

この場合、追証は5万円で米ドルを1万ドル買っていた場合は、2万5千円です。

5万円で投資を始めたつもりが、いきなり追加で、2.5万円さらに追加の資金を要求されることになってしまうのです。

ちなみに、もし、入金がされなかった場合は、強制的に決済(反対売買)されてしまいます。

決済されてしまえば、損失が確定し、5万円の投下資金が、2.5万円になってしまうのです。(実際は、その時の為替レートで決まりますので、もっと損失が膨らんでいることもあります)

 

為替が、2.5円円高にふれることなど、ザラにあります。

極端を言えば、買って1週間もしないうち、この追証が発生してしまうことがあります。

さらに言えば、追証が発生した後に、また2.5円の円高となって、1米ドル100円になれば、また追証が発生してしまい、2.5万円の穴埋めが生じます。

 

このように、この追証を想定していないで投資をすると、あっという間に、当初の投下資金以上の損失を被ってしまうことになるのです。

 

少し長くなってまいりましたので、続きは、次回にお話しさせていただきたいと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

あっという間に週末ですね。

Have a wonderful weekend !!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

【昨日のできごと】

3:26起床。
早朝ルーティンの一環として、体重測定を行っていますが、今日は66.6キロでした。こういうことで喜んでしまうところが、元パチンコ中毒者の悲しいサガですね。
税理12月号は、D&O保険(会社役員賠償責任保険)についての記事をチェック。まったく知識の無い分野の話なので、興味深いです。
FP2級は、2020年1月分過去問の続き。18/20と、今回の分野は好調。さすがに税務の分野では失点できません。投資の分野で、2問間違えたのが、悔しいです。

子どもたちを送り出した後は、買い物に行き、ブログ執筆。
その後、曇り空の中、今週初めての11キロジョグに。久しぶりのため、キロ6分のペースから徐々にペースを上げていく、ビルドアップ走にしました。
週に2回しか走らないと、走力がかなり落ちてしまいますね。ここのところ、子供の病気等のイレギュラーで練習時間が確保できていないので、もう一度、練習メニューを組み立て直したいです。

その後、ブログを加筆。次男を歯医者に連れて行く、という一日でした。

 

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