税理士試験 答練・公開模試の活用法

税理士試験、直前期には答練や公開模試のラッシュですね。

今回は、これらの試験の受け方・復習方法についてお話ししたいと思います。

税理士試験、直前期には答練や公開模試が多く行われますね。

消費税法に合格した昨年の私の場合、この答練や公開模試を非常に重視していました。

そこで、今回は、これらの試験の受け方について、私なりの経験談をお伝えしたいと思います。

 

答練・模試は貴重なペースメーカ

 

答練や模試は、受けることが大事なのは言うまでもありませんが、受けるまでの準備過程の勉強が大事になります。

それは答練では、理論の出題範囲が限定されているため、その答練に向けて、その理論を必死になって覚えることができるという「締め切り効果」があるためです。

上記の写真は、TAC消費税法2019年試験対策のものです。

TACの直前期の実力完成答練全4回では、「予告理論」は指定されているので、まずはこれを全力で覚えることが重要になります。

これだけでも、初受験の方は相当ハードだと思いますが、受験経験者の方は、「予告理論+α」まで覚えた方が良いと思います。

初受験の方、複数科目受験でそこまで学習時間がとれない、という方は、担当講師に相談すると予告理論をさらに絞ってくれるようです。私はWeb通信で受講していたので、質問電話を利用して、絞ってもらったこともあります。
これは、自分でヤマ勘で絞って覚えて、べた書き理論で〇点をとってしまい、戦意喪失で脱落してしまうような受験生のための救済措置のようです。

私のように5回目というベテラン受験生の方は、更に「予告理論+α」に加えて、出題範囲に割り振られていない理論まで加えても、良いかもしれません。
実際に、昨年の私は、この方法(写真の赤字の部分、1~2題上乗せしていました)で、全理論を覚えていました。

本試験を想定すると理想は、理論予告を一切見ないで、答練を受けることでしょうが、それでは、点数的には伸びなくてテンションが下がる可能性が高いので、よほどの成績優秀者(そのような方は、このブログを多分見ない。。)か強メンタルな方だけにしたほうが良い、のではないかと個人的には思います。

ちなみに私の場合は、5回目の受験だった昨年は、大原の答練を6回分受けましたが、こちらは理論予告なしの状態で受けました。TACは予告通りに予習して、予告がない公開模試だけは、予習なしで受けました。

別のところでも書きましたが、他の予備校の答練を受けることはとても大事だと思います。特に、本試験に近い緊張感を味わうためにアウェイの環境下で受験することは、経験値が大きく上がるような気がします。

参考:私の合格体験記 消費税法②

 

ちなみに、他の予備校の答練を入手する方法として、メルカリやヤフオクで入手するという方法もあります。ただし、過年度分の答練を入手することはやめた方が良いと思います(法改正等あるため)

結果よりも復習が大事

一喜一憂しても良い

模試の結果に一喜一憂する必要はない、とはよく言われるところですが、私の考えでは、一喜一憂しても良いと思います。

点数が良ければ、ノリノリでさらに良い点を取ろうとテンションを上げて気分よく勉強すれば良いと思いますし、点数が悪ければ、テンションは下がるかもしれませんが、リベンジに燃えて、更に勉強をすれば良いのです。

ただし、残念ながら模試の成績は、あまりあてになりません

これも良く言われることですが、私が実際に受けた模試の成績表を公開することで、ご理解いただけると思います(後日、公開予定です)

とにかく復習が大事です

大事なことは、復習をしっかりやることです。

復習の方法は、まず答練や模試を受けた当日(できなければ翌日、それ以降では遅すぎると思います)に自己採点をして、間違えたところの解説をマーカーを塗り、間違えノート(後日、公開予定です)に記入して、間違えノートはことあるごとに見直しをしていきます。

答練や模試の解きなおしは、最低1週間はあけて1回(3日後とか早すぎるのは、個人的には、おススメしません)、そのあとは、1ヶ月後くらいにもう1回くらいの間隔で私は行っていました。

試験の難易度にもよるので、目標の点数を何点とは言えないのですが、私の感覚では、2、3回目で90点以上を超えるようであれば、その問題は、もう解かない、という感じで線引きしていたと思います。

逆に3回やっても、70点台では、消化したとは言い難いので、4回目にトライする必要があると思います。

また、答練の回によっては、計算がほぼ完ぺきだけど、理論がいまいち、逆に、理論ができたけど、計算がダメだったという回があったりすることもあると思いますので、ダメだった理論の回とダメだった計算の回をくっつけて、1回分の復習とするような方法も、無駄な復習を避ける意味で有効だと思います。

制限時間を変えてみる方法

成績優秀者の方は、復習の際に、制限時間を120分から110分にしたりして、負荷をあげることもあるようです。私は残念ながら、そこまでの域には達しなかったです。

逆に120分では終わらないんですけど、、という方も多いと思いますが、解きなおし1回目は、120分をかけて解き終わらなくても、そこで手を止めずに最後まで全部手を付けた方が良いと思います。

切り捨てたところに、出来る問題があったかもしれませんし、まだ理解できていない重要な問題が隠されている可能性もあるので、最後まで解ききってください。

TACの消費税法の二宮先生は、120分以降の部分はペンの色を変えて解き続けるということを推奨されていました。この方法だと、120分だと65点で、130分だと72点だった、とか分析ができて良いかもしれません。
これによりできる問題を時間内に手を付けていなかった、というような問題の取捨選択のミスも分かって、有効な復習法だと思います。

120分が取れない方向けの方法

平日に仕事等は忙しく、120分フルで時間を取ることが難しいという方も多いと思います。

そういった方は、今日は計算だけ、今日は理論だけ、とか、今日は理論の問1だけ、といった形で細切れにして、復習していく方法もありだと思います。

また、理論ではべた書き(条文通りに書けば良い問題)は書かずにカットしたり、計算問題は転記や集計等を一切しないで取引区分(課税・非課税・不課税・免税)だけを判定(消費税法)していくことで、復習を効率化する方法もあります。

 

本試験直前は、全部復習しよう

 

こうして、私の場合は、本試験当日までに、だいたい最低3回解く(初回+復習2回)ようにしていました。

さらに、本試験の前日には、答練の解説をざ~っと全部、読み直すようにしていました。特にマーカーを塗っている部分を中心にざ~っと見直して、覚えているかどうか軽く確認し、忘れているところだけ、少し詳しく読みなおします。

これにより、本試験にすべての答練の記憶をホットな状態にして、持っていくことができるようになります。

 

今回は、答練・公開模試の活用法について、まとめてみました。

繰り返しになりますが、答練の復習はとっても大事です。

また、復習は結果が出しやすい(前回の得点を上回ることが多い)ので、繰り返し復習し、点数をアップさせることで、成長を感じて、テンションが上がってくると思います。この復習による良いサイクルが出来てくると、合格は近づいてきます。

そういった意味でも、ぜひ復習を大事にして、実力アップにつなげていただけたら幸いです。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

【昨日のできごと】

昨日から、いよいよ学校がスタート。

三男を保育園に送り、次男を幼稚園に送り、三男のお迎えと長男のお迎え。

変則スケジュールがしばらく続くため、しばらくは気が休まらないです。

とはいえ、日中に自由な時間ができたので、これからはどんどんインプットをしていきたいと思います。