税理士試験 Webで学ぶことのメリットとデメリット

税理士試験 通学講座を選ぶか?通信講座を選ぶか?

コロナ後の時代には、通信教育がクローズアップされそうですね。

私もかれこれ、10年ちかく通信講座(Web)を利用してきました。

そのメリット・デメリットについて、考えてみました。

 

私の受験予備校遍歴

 

私が税理士になるための受験遍歴は11年に及びます。

その内訳は、

簿記3級は独学で2か月

簿記2級は独学で3か月

簿記1級は通学講座を1年

簿記1級はさらにWeb講座を1年

簿記論・財務諸表論のWeb講座を2年

消費税法のWeb講座を5年半

(法人税法・所得税法は、ヤフオクでDVD講座を購入するも、ほぼ手付かずで挫折)

と、ほぼキャリア(⁉)の大半をWebで、築いています。しかし、長いですね。

合格後も大原の相続税・財産評価の実務講座を、Webで受講しています。

 

それが良かったのか悪かったのか?

自分では分からないのですが、そうするしかなかった、というのが自分の境遇です。

そこで、Web受講歴約10年の私が、Webについてのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

時間・場所に縛られないのがメリット

① 好きな時間に・好きな場所で受けられる

通信講座のメリットは、何といっても時間に縛られずに、自分の好きな時に、講義を受けることができることです。

私の場合は、朝早起きをして、自宅で1時間だけ講義を見て、残りの1時間はトレーニングの計算問題を解いたり、理論暗記にあてる、という風に講義を見る時間と、自分の手を動かす時間を分けて、単調になりがちな自宅学習にメリハリをつけていました。

また、繁忙期や時間が取れないときは、自宅で講義をみることはせずに、職場のパソコンで食事をしながら、講義を見るようにしていました。

このように時間がないときは、何かをしながら講義を受けることができることがWeb受講の有利な点です。

また、Webでは、スマートフォンでも講義を視聴することが可能ですので、通勤時間や外出中にも場所を選ばず、講義を受けることが可能です。

ちなみ、DVD講座は、ヤフオクで昨年のものを安く購入するという裏技も可能ですが、DVDの入れ替えが面倒くさいせいか、私の場合は、長続きしませんでした。(そもそも受験予定の無い科目だったので、本気度が違いますが。。)
DVD講座は、あっさり挫折してしまった際に、ヤフオクやメルカリで結構高値で売ることができるという点が、メリットといえばメリットですが、そもそも論として、あっさり挫折すること自体が大損失ですよね。

 

② 倍速で受けることができる

Web通信で好きな機能として、倍速再生機能があります。

これは、初受験の方にはお勧めしませんが、受験経験者の方には、効率的に勉強するために、ぜひ使っていただきたい方法です。

ちなみに私は、速で視聴して、2回見るという方法が一番好きでした。
通学の対面授業であれば、余り感じることは無いですが、Webで見ると、どうしてもスピードが遅く感じて、眠くなってしまう、ためです。
また、2回講義を視聴すると、かなり理解が深まり、自信につながるように思います。

2倍速はかなり早いので、少し難しい論点の解説などは、1.4倍速とか1.6倍速という風に変化をつけて、視聴してみるのも良いと思います。

また、逆によくできた答練の解説や小テストの解説などは、2倍速でどんどんショートカットしていった方が良い(もっと言うと、全く見なくても良い)と思います。

 

③ 理解できなくても何回も再生できる

自分でも自覚しているのですが、私の場合は、人より理解がかなり遅いです。

対面授業で講師の方の話しを聞いていても、理解できなことがあると、気持ちが切れて、別世界に旅立ってしまう、、ということが良くあります。

ところが、Webでは、こういった場面に出くわしても、クリック一つで分からなかった場所に戻り、何度でも再生できますので、「分からない」がその場で解決できます。
最近も、相続税の勉強で「小規模宅地の特例」の部分を3回ほど視聴しました。まだ理解できてないですが。。

 

④ 遅れてしまっても、挽回ができる

デメリットとして、時間拘束力がないため遅れてしまう、という点を上げていますが、Webの場合は、遅れてしまっても、気合次第では挽回することも可能です。

私の場合は、3月15日の確定申告期限後に復活して、ゴールデンウィークのあたりまでに、挽回して復活する、というサイクルを繰り返していました。

このように、受験生活のペース配分を、自分の意志でコントロールできることがWeb講座の最大の魅力、ということになると思います。

 

デメリットも多い

 

先にメリットを並べてみましたが、メリットは裏を返すとデメリットにもなってしまいます。

 

① 時間的な拘束がないため、先延ばしになる

これは、メリットの裏返しですが、毎週〇曜日に講義があって、その日までに、トレーニングを10題2回転させる、とか理論を2題覚える、とか小テストで満点をとる、といった毎週の目標が立たず、目標が立っても講義をその日に聞かなくても良い、という選択肢があるため、忙しかったりすると、講義の視聴を先延ばしにしてしまい、どんどんたまってしまう、という点がデメリットです。

私自身も毎年、年末調整がピークを迎える1月中旬で講義を見て勉強をするペースが危機を迎え、1月末にいちど持ち直すものの、確定申告の作業が本格化する2月20日ごろに、講義を見る気力がなくなり、3月15日まで勉強がブレーキする、という受験生生活を繰り返していました。

Webには、対面授業のような拘束感がないため、自己管理で進めていかざるを得ない、ということになります。
対面授業でも、DVDでアフターで見られるから、拘束感というほどのものも無いんでしょうけど。。

 

② 視聴環境によっては、見られない時間帯が発生する

これは、私だけなのか皆さんに共通する問題なのか分かりませんが、Webで受講する場合、通信環境によって、なかなか講義が視聴できずにイライラしますことがあります(このコロナの影響なのか、ここ最近の我が家のWi-Fi環境はかなり悪化しました)。

また、システムメンテナンスの時間帯も発生するため、その時間に講義を受けたかったのに、、ということも、稀にありました。

 

③ 分からないことがあっても、その場で質問できない

対面授業であれば、分からない部分について、講義終了後に教室に残って、講師にダイレクトに聞くことができるので、納得感はWebに比べると高いと思います。

Webでも、質問メールや質問電話を利用することにより質問は出来ますが、対面での質問に比べて心理的なハードルが高く、ついつい「面倒だから、いいか」と放り出しがちです。
逆に、メールや電話の方が質問しやすい、という方は、かなりWeb受講との相性が良いかもしれません。

ちなみに、私は質問メールや質問電話を利用したのは、長い受講歴に関わらず、数回程度でした、これがなかなか受からない人の特徴かもしれませんね。

過去には、答練を郵送する際に、通信欄に質問を書いたら、丁寧に答えていただけたこともありました。

 

④ 試験中の緊張感が得られない

ずっとWebで講義を受け、答練も自宅でこなしていると、静かな環境に慣れてしまい、本試験で、他の受験生の電卓の音や理論を書きまくっている音に、ビビってしまい、集中できない、ということがあります。

このため、普段Webで講義を受けている方も、5月からの直前対策答練は、教室で受験して、他の受験生と一緒に答練を受けることをおススメいたします。

 

⑤ 受験中に友達ができない

これは、メリットにもデメリットにもなりうる問題ですが、教室講座であれば、同じ目的に向かう仲間同士、仲良くなって情報交換をしたり、励ましあったりもできるのでしょうが、Webでは、そういった友達は出来ないですね。

ただ、友達に関しては、仲良くなりすぎて、休憩所でずっと話している受験生の姿も予備校でよく見かけるシーンですが、あのような関係になってしまうと、むしろマイナスになってしまうので、必要はないのかもしれません。

ちなみに、私は、受験生時代は、受験友達は全くいなかったです。
作る必要性も感じていなかったほうでした。

ただ、大学院に入ってみて同志の仲間が出来てみると、仲間の影響も結構、大きいな、というのは、感じました。
最近、私もTwitterを使い始めましたが、結構、これでちょうど良い距離感の友達ができそうですね。

 

以上、Web受講歴約10年の私が、Webについてのメリット・デメリットを考えてみました。

アフターコロナの時代には、Web講義が主流になってくるのか?

それは分かりませんが、選択肢の一つとして、Webも入れていただければ幸いです。

特に、子供がまだ小さくて手がかかるご家庭の方にとっては、夜に家を空けずに勉強できる環境は、最高だと思います。

私のように時間はかかりますが、Webで3科目取得し、大学院に通って(1年生の時だけは、家族に負担がかかりますが)、家族にかける負担を少なくするプランもあるということを知っていただければ幸いです。

問題は、Web講座でモチベーションを保ち続けるには、どうしたら良いか?という点ですね。

モチベーション管理の問題は、また別の機会にお話しさせたいただこうと思います。

それでは、今日はこの辺で。

 

【昨日のできごと】

最近、マイブームの縄跳び。

昨日は、前飛びで348回出来ました。

マスクをしながらの縄跳びは、なかなか苦しいですが、

子供から目を離さずに、これだけ運動できるものはないので、

もっと極めていきたいと思います。