税法免除大学院 お金の話し②

税法免除大学院 お金の話しの続きです。

前回お話しさせていただいた通り、税法免除大学院にかかる費用は、2年間で約225万円とかなりの金額にのぼることになりました。

前回のブログ税法免除大学院 お金の話し①

この金額を用意するにはどうすべきか?

考えてみたいと思います。

※本投稿は、令和2年6月現在の状況に基づいて作成しております。

貯まるまで待つ

 

まず一つ目に思いつくのが、自己資金が貯まるのを待つ、
という作戦です。

堅実性という意味では、一番評価できる方法だと思います。

ただし難点は、貯まるのが、いつになるか分からない、という点です。

仮に貯金習慣がない方が、大学院進学のために貯金を始めて、毎年50万円づつ貯めることができれば、約4年で目標達成です。

前回お話しした通り、1年生の学費の納入は、入学前の10月でしたが、2年生は4月と9月の2回払いでしたので、とりあえず、2年間で100万円ためることができれば、後は入学後の仕事をしながらの貯金でも追いつくでしょう
(この学費の納入スケジュールは、学校によってまちまちだと思いますので、ご心配な方は、各大学院のHPから、ご確認をお願いいたします。)

 

まだ20代の方、科目合格が0~1科目という方は、科目合格を積み上げながら、大学院入学を意識して貯金習慣をつくる、というのは、良いと思います。

借り入れをする

 

ただ、自己資金を貯まるのを待っていては、時間がかかるし、確実性にかけますよね。

そこで、借り入れをするというのも、一つの手だと思います。

親から借りる

人から借りるのであれば、親から借りるのが一番無難ですね。
というよりも、親(兄弟・親戚含めて)以外の方から借りるのは、難しいかもしれません。

税理士になりたい夢を親にしっかりプレゼンして、資金協力してもらって覚悟を決めるのも一つの方法です。

偉大な創業者の伝記には「親戚中を土下座して回って、なんとか1000万円かき集めた」というようなエピソードが良く出てきます。きっと、協力してもらった後も、いろんな意味で良いプレッシャーになって、力が出るのでしょう。

ただ、個人的には、荷が重いなと思いますし、この方法は、最終手段として取っておくべきかな、と私は考えています。
(私の親は、そんなお金ないかもしれませんが)
社会人になる前の20代の方ならアリかもしれません。

会社(事務所)から借りる

もし、お勤めの会社(事務所)が大学院進学に理解がある会社であったり、制度として、資金を貸してくれる仕組みがあるのであれば、これを利用するのも一つの方法だとは思います。

ただ、大学院に通って税理士資格を取得した後も、その会社(事務所)にずっと勤めるという覚悟のある方は良いですが、そうではない(いずれは独立・転職等を希望する)のであれば、のちのちトラブルになる可能性もありますので、この方法は使わない方が良いと思います。

公的機関・金融機関から借りる

先に見たように親族や会社から借りるのも一つの方法ですが、しがらみやプレッシャーが発生し、いろいろと問題が発生する可能性は、否定できません。

そこで、おススメしたいのが、公的機関や金融機関からの借り入れです。

 

公的機関の方が有利だと思います。

独立行政法人 日本学生支援機構

優れた業績を上げた方には、返還免除制度があるようです。すごいですね。

日本政策金融公庫 国の教育ローン

返済シミュレーションが便利です。

 

民間でも借りることができるようですね。

埼玉りそな銀行 りそな教育ローン(自己啓発プラン)

返済期間が5年だとちょっと苦しいかもしれません。

ほかにも、民間金融機関のローンはあるようですので、ご検討ください。

お金はあっても借りた方が良い理由

 

というわけで、お金を借りるという選択肢について検討してみました。

学費が捻出できない方は、借りれば良いと思います。

また、学費が払えてしまう方も、借りた方が良いと、私は考えています。

借り入れに対する経験値が上がる

かく云う私自身は、大学院の学費をキャッシュで(もちろん銀行振込ですが)払ってしまいました。
(特に大学院に行くために預金を積み立てていたわけではなく、株式投資にはまっていくうちに、大学院に行くくらいの資産はできていました。)

 

これは、今考えると、非常にもったいなことです。

 

というのも、税理士として開業・税務顧問をすることになれば、顧問先の資金繰り(借り入れ)相談に応じる場面が、必ずと言ってよいほど、出てくるためです

その際に、自分自身の借り入れの経験が多ければ多いほど、アドバイスに厚みがでて、トークの説得力は増すはずです。

そのため、私自身の開業時には、必要がなくても借り入れをして、経験値をあげておこうと考えているところです。(創業融資について、自分自身の経験が、今後の顧問先にフィードバックできます)

そんなわけで、税理士として仕事をするのであれば、借り入れに対する経験値が上がることは、プラスになることはあっても、マイナスになることは無いと思います。

大学院費用を借り入れしておけば、ブログ1本分のネタになったのに!
と今さらながらに、後悔しております。。

万が一のトラブルにも備えられる

また、借り入れをしておき、手元のキャッシュに余裕を持たせておけば、大学院に入学後、万が一の病気や事故といったトラブル(ご自身だけでなく、ご家族にトラブルが発生して、勉強と仕事が両立できなくなることも、あり得ます)が発生して、修士論文の作成が間に合わないときに、仕事を休職したり退職したりして、柔軟に対応することも可能です。

今回の新型コロナウイルス感染拡大で明らかになったことは、お金は借りられるうちに借りておいて、日ごろからキャッシュに余裕を持たせておくことの重要性だと私は考えています。
(もちろん、キャッシュだけではなく、食料や水等の備えも大事ですね。)

これは、税理士業の顧問先にとっても当てはまりますし、税理士本人や従業員にとっても同じことだ思います。

万が一、ご自身かご家族が新型コロナウイルスに感染してしまえば、仕事は少なくとも2週間は出来ないでしょうし、おそらく被害は、それ以上の長期間に及ぶことも、ほぼ間違いないでしょう。

そういったときの転ばぬ先の杖が、現金(キャッシュ)だと思います。

このことは、非常に重要なことなので、また別の機会にお話しさせていただこうと思っています。

 

借り入れに係る利息については、ご存じのとおり、現在は低金利です。

総額で考えると、支払う利息は決して安くはないですが、安心料(保険料)と考えてみては、いかがでしょうか?

ただ、お金を借りたことで、気持ちが大きくなって、車や旅行に浪費してしまわないようご利用は計画的に(昔、そんなCMがありましたね)お願いいたします。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昼食後に床屋さんに。

カット+髭剃り+シャンプーで2,100円ですが、

安いし、店長の腕が良いので、気に入っています。

なかなかの人気店で、外出規制中もお客さんがけっこういました。