税理士試験 間違えノートの間違った作り方(私の実例付き)

税理士試験に限らず、試験勉強において重要とされる「間違えノート」。

私も作成していました。

では、有効に活用できていたか?

残念ながら「No」かもしれません。

そんな「間違えノート」について、まとめてみました。

私が消費税法で使っていた3冊の間違えノート。

今までにも税理士試験について、色々とお話ししてきましたが、今回のお話しは、特に自信がないです。

私の場合、短期間で結果を残した(2~4年で5科目制覇といったような)という華々しい実績があるわけではなく、むしろ、「あきらめずによく頑張ったで賞!」といったの類の10年戦士(実際は、11年かかってますが)のため、私の勉強の方法論は、良い見本ではない可能性が高いためです。

そんな前置き(というか、言い訳)をしつつ、お話しを始めたいと思います。

普通のノートは作らない

 

間違えノートの前提として、講義を受けた時にノートを取るべきか?というところから始めていきます。

私の場合ですが、講義を受けた時にはノートは一切取っていませんでした。
(ここは、つっこみどころかもしれませんね。)

私が受講していたWeb講義では、先生が板書したところをきれいな字でノートしたPDFファイルでそのままもらえる(TACでは、そうでした)仕組みがありましたので、そのPDFをプリントアウトして、ファイルに閉じていました。

このプリントアウトしたノートを見直す機会は、ほとんどなかったのが実際です。

ただ、重要だなと思ったことは、テキストに書き込むよりも、間違いノートに書いていました。
私の場合は、テキストに書いても、テキストを見直す機会は余り多くないので、意味がないからです。
(ここも、つっこみどころかもしれませんね)

作っただけではだめ

 

普通の講義用のノートを取らない私ですが、間違えノートだけは作成していました。

また、間違えノートに間違えたわけではないが、覚えたいものも記入していました。
(だんだん「間違えノート」ですらなくなってきてます)

そして、間違えノートのサイズは文庫版と同じサイズにして、いつでも理論マスターとともに、いつでも見ることができるように携帯していました。

上の写真は、覚えたかった応用理論の文例を書いていたページです。

ペンの色を分けていますが、色分け自体に、なにか意味があるわけではなく、視覚的に単調にならないように、気分で色をコロコロ変えていただけです。

また、復習した(間違えノートを読んだ)日付けをページのうえの余白に記載していくことで、何回復習したかが分かるように、視覚化していました。

↑こちらは、間違えノートの部分。

あまり復習していないことが分かります。こういう状況だと、同じ間違いを犯す可能性が高いです。

実際、3冊の間違えノートは、私の消費税法5年分のうちの3~4年分の間違えの蓄積なのですが、過去分を読み直してみると、びっくりするくらい同じ間違いを毎年やっていて、我ながら、少し悲しくなってきます。。

おまけ 語呂合わせをひとつだけ(消費税法 簡易課税)

この間違えノートで、かなり出現率が高かったのが簡易課税制度の業種区分です。

私が、つかっていた語呂合わせを一つだけ、おまけで披露します。
第4種と第5種で悩み、いつも間違えてしまうところです。

 

簡易課税の業種区分

建設業のうち、材料支給を受けて加工賃を対価とする部分は、第4種事業に区分

→材料支給(しきゅう→4級)は4種

どうでしょうか?
スマートではないですが、間違えやすいところで、間違えなくなる小技です。

間違えノートで間違えを減らすには

 

間違えノートで、間違えを減らすには、間違えノートを復習することが不可欠です。

間違えノートを作って、復習しないのであれば、作った分時間の無駄になるため、むしろ作らない方が良い!という話しになりますね。

私には、この習慣がなかなか身につかず、去年になってようやく、間違えノートを本格的に活用するようになりました。

私は、疲れていて理論を回す気力がないときや電車に乗っているときなどに、この間違えノートを見直していました。

ただ、このように不定期で気分次第でノートを開くようにすると、ノートから遠ざかってしまう時間も多くなるので、良くないでしょうね。

本試験前には、この間違いノートをがっつり復習するのはマストとして、答練や模試の前にもノートをしっかり見直して、その都度、定期的にメンテナンスしていった方が良いのかもしれません。

 

かなり前ですが、公認会計士の試験を短期間で受かった方の本で「間違えノートは一切作らない」という話しを読んだことがあります。
そういった意味では、間違えノートを作ることは、必ずしも必要なことではないと思います。
ご自身のスタイルに合う方法を、見つけ出していただけたら幸いです。

 

今回は、間違えノートについて、まとめてみました。

私の方法が、間違っている可能性高い、ということで、「間違えノートの間違った作り方」という、ちょっと変なタイトルにしてみました。

私の間違えをヒントにして、皆さまのオリジナルの間違えノートを作っていただき、結果を出していただけたら幸いです。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昨日は、次男君(幼稚園年長)のサッカークラブの説明会で、

幼稚園に訪問。

協会からの要請で、6月中はまだ練習が再開できないとのこと。

早く子供たちが元気にサッカーができるようになってもらいたいです。

(というか、私が元気にサッカーしたいし、見たいです!)

 

 

 

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