税理士試験 ノイズキャンセリングヘッドホンのすすめ

税理士試験で難しいのは、やっぱり理論暗記。

理論暗記は、静かな環境じゃないと無理!という方も多いと思います。
(私は、そうでした)

そんな方にお勧めのグッズを、ご紹介したいと思います。

電車の騒音も消してくれます

ノイズをキャンセルするヘッドホン

 

4台目のノイズキャンセリングヘッドホン

 

受験グッズとして、おススメのモノを一つだけ挙げるとすれば、私の場合、このノイズキャンセリングヘッドホンになります。

これなしでは、私の受験生生活は成り立たない、というくらいお世話になりました(今も、お世話になっています)。

すでに常識になっていると思いますが、ノイズキャンセリングヘッドホンとは、ノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)するヘッドホンのことになります。
仕組み的なことは、私も良く分かっていません。
騒音と逆位相の音をぶつけて相殺する、、とか、ちょっとクラっと来ますね。

このノイズキャンセリングヘッドホンをすることで、電車での移動中でも、雑音に気を取られることなく、集中して理論暗記に専念することが出来ます。

また、電卓の音や紙をめくる音、ペンでカリカリ書く人などの雑音で、なかなか集中できなかったりする予備校でも、集中して、無心に理論暗記をすることができます。
ちなみに私は、テンションが上がらないときは、音楽を聴きながら、計算問題を解いていました。計算(特に初見ではなく、復習の時)に関しては、音楽を聴いていても、そんなに影響がないような気がしています。

音楽を流しても良いのでしょうが、私の場合は、スイッチを入れるだけで、音楽は何も聴かずに、無音状態にしていました。
(雨音や川のせせらぎのようなBGM的な音楽を、小音で流して勉強する方もいるようです。)

ただ、ノイズキャンセリングヘッドホンは、低音はかなり打ち消してくれます(今も私の家の近所では、住宅開発中でブルドーザーなどの重機が動いていますが、こういった重低音は、かなり打ち消してくれます)が、人の話し声(特に女性の話し声)はキャンセルしてくれないため、注意が必要です。

私の場合は、電車の中で理論暗記するのが好きだったので、なるべく話し声がしない車両に乗り込むようにしていました。

 

私が使っていた(いる)のは、BOSE社のモノで、ワイヤレスタイプです。

 

スマホに連動して、ノイズキャンセルのレベルをコントロールできます。

私は常に、ノイズが最小になるような設定にしています。

 

弱点は、そのか弱さ

 

このイヤホンは、ノイキャンにしてから4台目です。

以前は、ワイヤーのものを使っていましたが、こちらはコードが邪魔(私の場合、音楽を聴くことはあまりないので。。)なので、ワイヤレスのモノがおススメです。

以前使っていたワイヤータイプ。2年10か月使ったのでボロボロですね。

ちょっとお高いのですが、BOSE社の評判が良かったので、4台ともBOSE社製品を使っています。

このイヤホンの弱点は、非常に故障しやすいことなので、勉強で毎日使うと1年くらいで壊れてしまいます(私はそれでも使いたいくらい、この製品が好きですが)ので、長期保証はつけた方が良いと思います。

また、音質に関しては、私自身オーディオやヘッドホンに詳しいわけでも、何でもないので、分からないのですが、個人的な感想としては、「お値段の割には、そんなに良くはないかな?」という感じです。

 

それでも、この静かな環境には代えがたい

 

そんなわけで、故障しやすくて、音がそんなに良いわけではない(あくまでも私の個人的な感想です)BOSEのノイキャンですが、私は5年以上愛用しています。

つけ心地が良く、一日中つけていても、全く疲れないところも、ポイントかもしれません。
(余りにも静かな環境が手に入り、音に敏感になりすぎてしまうのも怖いので、私は予備校で一日勉強する時は、答練の解きなおしの時だけ、このヘッドホンを外して、周りの音を感じながら、勉強するようにしました)

昼寝のお供にも最適

音楽を聴くためのノイズキャンセルではなく、あくまでも勉強目的に使えるノイズキャンセリングヘッドホンですが、もう一つ、有効な使い方がありました。

それは、私のお昼時間の日課であった「お昼寝」の時に、力を発揮する点です。

にぎやかなお昼時のオフィスの中でも、お客様のところに移動中の電車の中でも、このヘッドホンをすることで、静かに落ち着いた気持ちで、短時間のお昼寝を楽しむことができます

短時間のつもりが、長時間にならないようにご注意ください。

私は、職場での昼寝で寝過ごして、何度もおこされてましたが。。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

それでは、良い週末をおすごしください!

 

【昨日のできごと】

昨日は、長男(小学生)を学校に送るときに、自転車を利用。

思いのほか時間がかかり、子供3人の送迎で、1時間以上

費やしてしまいした。

家事・育児にかかる時間をなんとか圧縮できないか、試行錯誤の日々です。

 

 

 

 

税理士試験 間違えノートの間違った作り方(私の実例付き)

税理士試験に限らず、試験勉強において重要とされる「間違えノート」。

私も作成していました。

では、有効に活用できていたか?

残念ながら「No」かもしれません。

そんな「間違えノート」について、まとめてみました。

私が消費税法で使っていた3冊の間違えノート。

今までにも税理士試験について、色々とお話ししてきましたが、今回のお話しは、特に自信がないです。

私の場合、短期間で結果を残した(2~4年で5科目制覇といったような)という華々しい実績があるわけではなく、むしろ、「あきらめずによく頑張ったで賞!」といったの類の10年戦士(実際は、11年かかってますが)のため、私の勉強の方法論は、良い見本ではない可能性が高いためです。

そんな前置き(というか、言い訳)をしつつ、お話しを始めたいと思います。

普通のノートは作らない

 

間違えノートの前提として、講義を受けた時にノートを取るべきか?というところから始めていきます。

私の場合ですが、講義を受けた時にはノートは一切取っていませんでした。
(ここは、つっこみどころかもしれませんね。)

私が受講していたWeb講義では、先生が板書したところをきれいな字でノートしたPDFファイルでそのままもらえる(TACでは、そうでした)仕組みがありましたので、そのPDFをプリントアウトして、ファイルに閉じていました。

このプリントアウトしたノートを見直す機会は、ほとんどなかったのが実際です。

ただ、重要だなと思ったことは、テキストに書き込むよりも、間違いノートに書いていました。
私の場合は、テキストに書いても、テキストを見直す機会は余り多くないので、意味がないからです。
(ここも、つっこみどころかもしれませんね)

作っただけではだめ

 

普通の講義用のノートを取らない私ですが、間違えノートだけは作成していました。

また、間違えノートに間違えたわけではないが、覚えたいものも記入していました。
(だんだん「間違えノート」ですらなくなってきてます)

そして、間違えノートのサイズは文庫版と同じサイズにして、いつでも理論マスターとともに、いつでも見ることができるように携帯していました。

上の写真は、覚えたかった応用理論の文例を書いていたページです。

ペンの色を分けていますが、色分け自体に、なにか意味があるわけではなく、視覚的に単調にならないように、気分で色をコロコロ変えていただけです。

また、復習した(間違えノートを読んだ)日付けをページのうえの余白に記載していくことで、何回復習したかが分かるように、視覚化していました。

↑こちらは、間違えノートの部分。

あまり復習していないことが分かります。こういう状況だと、同じ間違いを犯す可能性が高いです。

実際、3冊の間違えノートは、私の消費税法5年分のうちの3~4年分の間違えの蓄積なのですが、過去分を読み直してみると、びっくりするくらい同じ間違いを毎年やっていて、我ながら、少し悲しくなってきます。。

おまけ 語呂合わせをひとつだけ(消費税法 簡易課税)

この間違えノートで、かなり出現率が高かったのが簡易課税制度の業種区分です。

私が、つかっていた語呂合わせを一つだけ、おまけで披露します。
第4種と第5種で悩み、いつも間違えてしまうところです。

 

簡易課税の業種区分

建設業のうち、材料支給を受けて加工賃を対価とする部分は、第4種事業に区分

→材料支給(しきゅう→4級)は4種

どうでしょうか?
スマートではないですが、間違えやすいところで、間違えなくなる小技です。

間違えノートで間違えを減らすには

 

間違えノートで、間違えを減らすには、間違えノートを復習することが不可欠です。

間違えノートを作って、復習しないのであれば、作った分時間の無駄になるため、むしろ作らない方が良い!という話しになりますね。

私には、この習慣がなかなか身につかず、去年になってようやく、間違えノートを本格的に活用するようになりました。

私は、疲れていて理論を回す気力がないときや電車に乗っているときなどに、この間違えノートを見直していました。

ただ、このように不定期で気分次第でノートを開くようにすると、ノートから遠ざかってしまう時間も多くなるので、良くないでしょうね。

本試験前には、この間違いノートをがっつり復習するのはマストとして、答練や模試の前にもノートをしっかり見直して、その都度、定期的にメンテナンスしていった方が良いのかもしれません。

 

かなり前ですが、公認会計士の試験を短期間で受かった方の本で「間違えノートは一切作らない」という話しを読んだことがあります。
そういった意味では、間違えノートを作ることは、必ずしも必要なことではないと思います。
ご自身のスタイルに合う方法を、見つけ出していただけたら幸いです。

 

今回は、間違えノートについて、まとめてみました。

私の方法が、間違っている可能性高い、ということで、「間違えノートの間違った作り方」という、ちょっと変なタイトルにしてみました。

私の間違えをヒントにして、皆さまのオリジナルの間違えノートを作っていただき、結果を出していただけたら幸いです。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昨日は、次男君(幼稚園年長)のサッカークラブの説明会で、

幼稚園に訪問。

協会からの要請で、6月中はまだ練習が再開できないとのこと。

早く子供たちが元気にサッカーができるようになってもらいたいです。

(というか、私が元気にサッカーしたいし、見たいです!)

 

 

 

税理士試験 全国公開模試と実際の結果(私の実例公開)

税理士試験まで、あと2か月ちょっとですね。

ここで、大きなイベントとして、全国公開模試(TAC)があります。

この公開模試、非常に大事な試験ではありますが、実際の本試験の結果と、どの程度リンクするのか、私の事例を公開してみようと思います。

昨年の上級トレーニングNo.4の学習記録シート。1回転もしていない。。

簿記論・財務諸表論時代

2012年(平成24年) 資料なし

平成24年2月に全経上級に合格して、繁忙期明けの4月から、税理士試験の簿記論に速習コースで申し込み、私の税理士試験の受験遍歴がスタート。

平成24年の速習コース時代の記憶はほとんどなく、それほど勉強もしないまま、本試験に臨んでしまったような淡い記憶です。
簿記論の問題のボリュームの多さに、かなりビビった記憶はあります。

ほぼ記念受験だったため、初受験は、かなり気楽な分母要因でした。

おそらく、全国公開模試の合格可能性は「C」か「D」で、実際の結果も「C」だったと思います。

全経上級に受かった段階で、簿記1級講座での勉強が2年半にも及んでいるため、本来は、簿記論ぐらいは、そのままの勢いで一気に狙うべきだったのでしょうが、当時の私は、それほど税理士試験に乗り気ではなかったのです。

2013年(平成25年) 簿・財にチャレンジ

 

簿記論の不合格をまたずに、2013年目標は、簿記論と財務諸表論をレギュラーWeb講座で申し込みました。

この年からは、真面目に勉強し始め、トレーニングを3回解き、答練は毎回きっちり日程通りに提出するというペースは出来たと思います。

それでも公開模試は、簿記「B」財表「C」の判定。

本試験では、もう少し挽回して、簿記「B」財表「A」という結果に。

最後に頑張ったのでしょうが、あと一歩、つめの甘さの残る年でした。

2014年(平成26年) 簿・財ダブル合格

2014年は、とりあえず、簿記・財表とも合格の可能性があるとみて、9月からは消費税法のレギュラーコースをスタート。

12月の不合格発表後に、簿記・財表の上級コースに切り替えました。

この年は、それなりに熱心に勉強し、公開模試は早稲田大学で勝負し、
簿記は「A」で財表は「B」。
おそらく理論が仕上がっていなかったのだと思います。

そして、本試験の結果は簿記・財表とも合格。

この年は、簿記論が非常に難しい回で、簿記論が終わった段階で、ほとんどの受験生はグロッキー状態になっていたと思います。

私も同じくグロッキー状態だったのですが、なんとか諦めずに財表の方も食らいついて、必死に答案用紙に向かいました。

簿記論は、成績も良かったのでそれなりに自信はありましたが、財表はずっと良い成績がとれず、苦しんだ記憶があります。

恐らく、この回は、簿記論が難しすぎて、メンタルをやられた優秀な受験生が財表を結構落としてしまったのかな?という気がしています。

こんな感じで、ラッキーな合格をひろうこともあるので、公開模試で「B」判定でも落ち込む必要はありません

消費税法時代

2015年(平成27年) 消費税法初受験のはずが

2015年は、消費税法をレギュラーコースで1年間勉強しました。

税法科目の理論暗記は、財表の理論と違って、正確性を求められるので、なかなかなじめず、全く仕上がらないまま、本試験に突入していったと思います。

この回は、受験に行こうとして受験案内を念のため確認したら、受験日は昨日だった、というとんでもない間違いを犯しています。

自分でも思わず苦笑いしてしまいましたが、受験したところで理論は全然入っていなかったので、合格する可能性はほぼゼロでした。

気持ちの整理をつけるために、一応、受験会場まで足を運び、受験をした気分にひたるというエアー受験をしてきました。
これは、あんまり意味ないっすね。。

2016年(平成28年) 消費税法2年目

気持ちを入れ替えて、2016年は上級コースで勉強することにしました。

この上級コースの二宮先生は、講義が非常に分かりやすくて勉強自体は、けっこう楽しかったです。

先生のおかげで、計算については戦えるレベルになってきたものの、まだまだ理論暗記の勉強が身につかず、本試験に持って行けた理論は、25題くらい。

模試では「C」となり、本試験では「B」という結果に終わりました。

2017年(平成29年) 消費税法3年目

2017年は、上級コース2回目。

3年目ということで、計算はほぼ仕上がり、理論は30題くらいは覚えていたと思います。ただ、応用理論までは手が回っていなかったので、理論でもちょっとひねられた問題が出るとあっさり撃沈していました。

この年の公開模試は「S」。

実際は、理論はヤマが当たっただけ(同じ予備校で同一科目を3年やると、出題パターンも読めてきてしまいます)で、そこまで実力がついていたわけではなかったのですが、この結果に気を良くして、気持ちは緩んでしまったのでしょう

本番では、特にミスった記憶もないですが、「B」。

結局、その程度の実力だったのだと思います。

というわけで、模試で「S」判定でも、ちゃんと落ちるときは落ちます

今の私が当時の私にアドバイスをするならば、この年に勝負をかけて、仕事を退職して、5月くらいから受験に専念したほうが良い、ということですね。

2018年(平成30年) 消費税法4年目

2018年は、上級コース3回目。

この年は、仕事をしながら、4月から大学院に入学していて、大学院のゼミの発表と模擬裁判の準備に忙しく、受験勉強までなかなか手が回らない時期がありました。

それでも、なんとか時間をやりくり(大学院の方は手を抜いていました。すみません。)しながら、理論は35題程度は覚えました。
とはいえ、応用理論の苦手克服には至らないままでした。

公開模試のデータを紛失してしまいましたが、おそらく結果は「A」。

本試験では、健闘むなしく「51点」。

イージーミスも数か所あったと思いますが、それでもまだ届いてなかったかな、というところです。

別のところでも書きましたが、本試験前に、実務で軽いクレームを受けたりして、テンションが下がってしまい、6月をピークとして、下り坂のところで、本試験を受験してしまったのも反省点でした。

というわけで、模試で「A」判定でも、落ちます

私の合格体験記 消費税法①

2019年(平成31年) 消費税法5年目

2019年は、上級コース4回目。

いよいよ合格を決めた去年。

大学院の勉強(本腰を入れてみると、税理士試験の受験勉強よりもはるかに面白かったです!)と実務が忙しく、実質の勉強スタートは、4月からでした。

5月末で仕事を退職し、6月からは受験に専念(週に1回だけ大学院)しています。

詳細はこちら↓

私の合格体験記 消費税法② 

私の合格体験記 消費税法③ 

この年の、公開模試もデータがないのですが、おそらく「B」。

4月スタートで、6月の公開模試までにカンが戻っていなかったように思います。また、答案用紙の書き間違いミスをやらかしたのも、この時でした。

税理士試験 私の本試験当日の失敗事例集

というわけで、「B」であった昨年ですが、しっかりと挽回し、合格することができました

 

結論 Sでも落ちるし、Bでも受かります

 

この私の実例からも明らかなように、公開模試の結果が「S」判定でも落ちてしまうし、「B」判定でも合格することができます。

「C」で受かった方の話しも聞いたことがありますので、公開模試の結果は、あまり参考になりません

ただ「B」でも、財務諸表論時代の実力的にも「B」だったのに受かってしまうパターンと、昨年の「S」ランクの実力があったのに、模試でミスって「B」だっただけという内容は、かなり違っています。

特に、まぐれの「S」を取ってしまった方、逆にヤバいですよ!

とあえて、念を押させていただきます。

私自身が、悪い見本です。

公開模試の結果だけに振り回されず、冷静にご自身の状況を分析して、この残り2か月ちょっとの重要な時期を、走り切っていただけらた幸いです。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました。

 

【昨日のできごと】

昨日は、三男を保育園に送り、次男を幼稚園に送り、

長男を小学校に送る、というフル送迎パターン。

日中は、FPの勉強を始めるべきかどうか、結構悩みました。

とりあえず、9月のFP3級に向け、独学で受験してみようかな、

という気持ちではいます(モチベーション低)。

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士試験 答練・公開模試の活用法

税理士試験、直前期には答練や公開模試のラッシュですね。

今回は、これらの試験の受け方・復習方法についてお話ししたいと思います。

税理士試験、直前期には答練や公開模試が多く行われますね。

消費税法に合格した昨年の私の場合、この答練や公開模試を非常に重視していました。

そこで、今回は、これらの試験の受け方について、私なりの経験談をお伝えしたいと思います。

 

答練・模試は貴重なペースメーカ

 

答練や模試は、受けることが大事なのは言うまでもありませんが、受けるまでの準備過程の勉強が大事になります。

それは答練では、理論の出題範囲が限定されているため、その答練に向けて、その理論を必死になって覚えることができるという「締め切り効果」があるためです。

上記の写真は、TAC消費税法2019年試験対策のものです。

TACの直前期の実力完成答練全4回では、「予告理論」は指定されているので、まずはこれを全力で覚えることが重要になります。

これだけでも、初受験の方は相当ハードだと思いますが、受験経験者の方は、「予告理論+α」まで覚えた方が良いと思います。

初受験の方、複数科目受験でそこまで学習時間がとれない、という方は、担当講師に相談すると予告理論をさらに絞ってくれるようです。私はWeb通信で受講していたので、質問電話を利用して、絞ってもらったこともあります。
これは、自分でヤマ勘で絞って覚えて、べた書き理論で〇点をとってしまい、戦意喪失で脱落してしまうような受験生のための救済措置のようです。

私のように5回目というベテラン受験生の方は、更に「予告理論+α」に加えて、出題範囲に割り振られていない理論まで加えても、良いかもしれません。
実際に、昨年の私は、この方法(写真の赤字の部分、1~2題上乗せしていました)で、全理論を覚えていました。

本試験を想定すると理想は、理論予告を一切見ないで、答練を受けることでしょうが、それでは、点数的には伸びなくてテンションが下がる可能性が高いので、よほどの成績優秀者(そのような方は、このブログを多分見ない。。)か強メンタルな方だけにしたほうが良い、のではないかと個人的には思います。

ちなみに私の場合は、5回目の受験だった昨年は、大原の答練を6回分受けましたが、こちらは理論予告なしの状態で受けました。TACは予告通りに予習して、予告がない公開模試だけは、予習なしで受けました。

別のところでも書きましたが、他の予備校の答練を受けることはとても大事だと思います。特に、本試験に近い緊張感を味わうためにアウェイの環境下で受験することは、経験値が大きく上がるような気がします。

参考:私の合格体験記 消費税法②

 

ちなみに、他の予備校の答練を入手する方法として、メルカリやヤフオクで入手するという方法もあります。ただし、過年度分の答練を入手することはやめた方が良いと思います(法改正等あるため)

結果よりも復習が大事

一喜一憂しても良い

模試の結果に一喜一憂する必要はない、とはよく言われるところですが、私の考えでは、一喜一憂しても良いと思います。

点数が良ければ、ノリノリでさらに良い点を取ろうとテンションを上げて気分よく勉強すれば良いと思いますし、点数が悪ければ、テンションは下がるかもしれませんが、リベンジに燃えて、更に勉強をすれば良いのです。

ただし、残念ながら模試の成績は、あまりあてになりません

これも良く言われることですが、私が実際に受けた模試の成績表を公開することで、ご理解いただけると思います(後日、公開予定です)

とにかく復習が大事です

大事なことは、復習をしっかりやることです。

復習の方法は、まず答練や模試を受けた当日(できなければ翌日、それ以降では遅すぎると思います)に自己採点をして、間違えたところの解説をマーカーを塗り、間違えノート(後日、公開予定です)に記入して、間違えノートはことあるごとに見直しをしていきます。

答練や模試の解きなおしは、最低1週間はあけて1回(3日後とか早すぎるのは、個人的には、おススメしません)、そのあとは、1ヶ月後くらいにもう1回くらいの間隔で私は行っていました。

試験の難易度にもよるので、目標の点数を何点とは言えないのですが、私の感覚では、2、3回目で90点以上を超えるようであれば、その問題は、もう解かない、という感じで線引きしていたと思います。

逆に3回やっても、70点台では、消化したとは言い難いので、4回目にトライする必要があると思います。

また、答練の回によっては、計算がほぼ完ぺきだけど、理論がいまいち、逆に、理論ができたけど、計算がダメだったという回があったりすることもあると思いますので、ダメだった理論の回とダメだった計算の回をくっつけて、1回分の復習とするような方法も、無駄な復習を避ける意味で有効だと思います。

制限時間を変えてみる方法

成績優秀者の方は、復習の際に、制限時間を120分から110分にしたりして、負荷をあげることもあるようです。私は残念ながら、そこまでの域には達しなかったです。

逆に120分では終わらないんですけど、、という方も多いと思いますが、解きなおし1回目は、120分をかけて解き終わらなくても、そこで手を止めずに最後まで全部手を付けた方が良いと思います。

切り捨てたところに、出来る問題があったかもしれませんし、まだ理解できていない重要な問題が隠されている可能性もあるので、最後まで解ききってください。

TACの消費税法の二宮先生は、120分以降の部分はペンの色を変えて解き続けるということを推奨されていました。この方法だと、120分だと65点で、130分だと72点だった、とか分析ができて良いかもしれません。
これによりできる問題を時間内に手を付けていなかった、というような問題の取捨選択のミスも分かって、有効な復習法だと思います。

120分が取れない方向けの方法

平日に仕事等は忙しく、120分フルで時間を取ることが難しいという方も多いと思います。

そういった方は、今日は計算だけ、今日は理論だけ、とか、今日は理論の問1だけ、といった形で細切れにして、復習していく方法もありだと思います。

また、理論ではべた書き(条文通りに書けば良い問題)は書かずにカットしたり、計算問題は転記や集計等を一切しないで取引区分(課税・非課税・不課税・免税)だけを判定(消費税法)していくことで、復習を効率化する方法もあります。

 

本試験直前は、全部復習しよう

 

こうして、私の場合は、本試験当日までに、だいたい最低3回解く(初回+復習2回)ようにしていました。

さらに、本試験の前日には、答練の解説をざ~っと全部、読み直すようにしていました。特にマーカーを塗っている部分を中心にざ~っと見直して、覚えているかどうか軽く確認し、忘れているところだけ、少し詳しく読みなおします。

これにより、本試験にすべての答練の記憶をホットな状態にして、持っていくことができるようになります。

 

今回は、答練・公開模試の活用法について、まとめてみました。

繰り返しになりますが、答練の復習はとっても大事です。

また、復習は結果が出しやすい(前回の得点を上回ることが多い)ので、繰り返し復習し、点数をアップさせることで、成長を感じて、テンションが上がってくると思います。この復習による良いサイクルが出来てくると、合格は近づいてきます。

そういった意味でも、ぜひ復習を大事にして、実力アップにつなげていただけたら幸いです。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

【昨日のできごと】

昨日から、いよいよ学校がスタート。

三男を保育園に送り、次男を幼稚園に送り、三男のお迎えと長男のお迎え。

変則スケジュールがしばらく続くため、しばらくは気が休まらないです。

とはいえ、日中に自由な時間ができたので、これからはどんどんインプットをしていきたいと思います。

 

 

税理士試験 たまには気分転換も

6月に入り、税理士試験本番まで、あと80日を切りました。

いよいよラストスパート!

ですが、時には休憩も必要ですね。

たまには、休みましょう!

 

いよいよ残すところあと80日を切ってきた税理士試験。

ハードな勉強をされている受験生の皆さま、お疲れ様です。

今日は、私が受験生時代に行っていた休憩方法について、お話ししてみたいと思います。

 

体を動かすのが一番

 

税理士試験の受験勉強、基本的には電卓をたたくこともあり、座って勉強されている方がほとんどだと思います。

私も理論を歩きながら勉強していることもありましたが、基本的には座学のスタイルでした。

特に答練を120分かけて解いたあとは、体は硬直して、肩もバッキバキ(私は、肩がこりやすい体質です)に固まってします。

そんな時には、10~15分程度の休憩を取り、散歩に出かけていました。

私も、大宮のTACで勉強していた時は、この散歩の時間を楽しみにしていました。

冷房で冷え切った体を、外気に触れてしっかり温め、蛍光灯だけの室内から抜け出して、太陽の日差しを浴びて、時間感覚窓のないオフィスビルにずっと、こもっていると時間感覚もなくなりますよね)も取り戻すようにしていました。

また歩きながら、なるべく遠くのものを見るようにもしていました。

勉強中は、常に机の上の至近距離しか見ていないため、目を酷使しているので、なるべく遠くの公園や植木、工事現場、なんかをボーっと眺めて、目の疲れも癒しています。

ストレッチも忘れずに

 

お散歩のついでに、ストレッチもしたいところです。

特に私は肩こりだったので、首や肩のストレッチやツボ押しをして、しっかりとコリをほぐしてから、次の勉強に向かっていました。

 

エレベーターは使わずに階段を歩く

 

これは、個人的な趣味になりますが、私は受験期間中にダイエットもしていたので、エレベーターは使わずに、階段を使うことで、少しでも運動量を上げるようにしていました。

音楽を聴いて、テンションを上げる

 

散歩をしながら、音楽を聴いて、リラックスしたりテンションを上げたりもしていました。

私の場合は、休憩時間は音楽2~3曲分くらい、という感じで時計代わりに音楽を利用していました。

 

お菓子を食べる

 

これも、皆さんされていることで、当たり前のことなんですが、栄養補給は大事ですね。

私は、一日に柿の種を2~3袋食べています。

また、定番ですが、甘いチョコレートは疲労回復にピッタリですね。

私は、ジュースはほとんど飲みませんが、朝に1本だけ、微糖の缶コーヒーを飲んでいました。

 

動画を見る

 

スマホをいじり始めるとなかなか誘惑が多く、危険です。

私の場合は、動画は、海外サッカーのダイジェスト版(5~7分程度)を一回の休憩で一つ、という感じで、軽い縛りをかけていました。

SNSを見る

 

これも見始めるとキリがないので、どこかで線を引いた方が良いでしょうね。

私は、受験生時代は、プロサッカー選手のInstagramをチェックするぐらいで、FacebookやTwitterは、全くやっていませんでした。

 

歯を磨く

 

お昼を食べた後に、歯を磨いていました。

受験に関わらず、ルーティン化していることですが、予備校にこもっている間も、ルーティンを破らず、時間感覚を保っていました。

歯を磨くと気分的にすっきりするので、個人的にはおススメです。

 

 

眠い時は我慢せずに、寝る

 

受験生活で眠気は大敵ですが、この敵に勝つことは、私にはほとんど不可能でした。

ですので、眠くなったら無理に頑張らずに、さっさと15~25分程度出てしまった方が、うとうとしながら勉強するより、よっぽど効率的だと思います。

ただし、寝すぎてしまっては時間のロスになるので、かならずスマホのタイマーをかけてから寝るようにしていました。

 

私は、お昼を食べた後は、かならず15~25分の睡眠をとるようにしていました。これで、眠気はだいたいなくなるので、午後の勉強にスムーズに入ることが出来ていました。

また、私の場合は、計算問題の方が理論問題よりも好きだったので、眠くなる時間帯(午後1時くらい)には、計算問題をといて、電卓をたたくことで、眠気が襲ってこないように、気を付けていました。

 

以上が、私が受験生時代に行っていた休憩法です。

これといって目新しいものはありませんが、お役に立てたら幸いです。

 

【昨日のできごと】

昨日は、午前中は近所にできた公園に、初めて行ってみました。

雨上がりの公園、誰一人いなくて、うちの家族の貸し切り状態でした。

結構、広い花畑もあり、いい感じ。。

ですが、

雑草をもう少し刈れば、もっと良いのにな、とも思います。

 

 

ブログを始めて1ヶ月で起こったこと

私がブログを始めて、1ヶ月が過ぎようとしています。

この1ヶ月にあった変化について、まとめてみたいと思います。

五月といえば、さつき。子供のころ、花の密を吸いまくってました。

ブログを始めるのに5月はおススメ

 

ブログを始めて、1ヶ月が過ぎようとしています。

スタートは、4月30日からでした。

きっかけは、4月29日に受けた税理士ブロガーの井ノ上さんのブログセミナーになります。

その翌日から、ブログをスタートし、平日更新を続けてきました。

初日は取りつかれたように、妙なテンションで書いていました。
https://kikurinn.com/blo/

このセミナーの参加条件は、ブログを平日更新するか毎日更新するか、という覚悟(いつスタートしても良い)が前提条件だったのですが、私は平日更新を選びました。

理由は、単純に平日更新の方が、二日休める分楽だから、というものです。

が、二日休んでしまうと、逆に戻ってこれなくなるからきついので、毎日更新コースを選ぶという方もいるようです。

毎日更新はすごいですね。私は、今後の展開次第では、不定期で土日に趣味の話し等(海外サッカー観戦記とか)を更新してみても良いかな、とは少し思ってます。

 

個人的には、この5月スタートは正解だったかなと思っています。

というのも、5月は祝日が多いので、祝日の間に書き溜めたり休んだりすることができるため、いきなり週5日ブログ更新のプレッシャーを感じずに、滑り出すことができるためです。

 

いきなりの方向転換

 

平日更新にしても、仕事をしながらブログを更新していくことに不安はありました。井ノ上さんの発信を通じて、一回の記事にだいたい2時間ちょっとかけているということは、知っていたので、毎日2時間の確保が可能なのか?という点が心配でした。

私の場合、税理士試験の受験生時代から、早起きして勉強時間を確保していました。今も、その習慣にそって、4時には起きて、朝2時間をブログに充てています。(残念ながら初心者の私には、2時間で1記事は無理ですが)

先輩ブロガーの記事を見ていると、皆さん、その当日に記事を書いて投稿されているようですが、私は今のところ、そのようなぶっつけ本番スタイルにはしていません。

4月30日と5月1日は、ぶっつけ本番で投稿しましたが、その後の5連休で記事をストックし、だいたい2~5記事をストックしている状態を保っています。

ネタの鮮度という意味では一週間前のネタでは古い、という話しになるのでしょうが、今の私の投稿内容は、昨年まで通っていた税法免除大学院についてのことと、税理士試験のことになるので、そこまで「鮮度」にこだわるネタではないのかな、と思っています。

例えば、今でいうと、助成金や交付金の類の記事であれば、毎日情報が更新されてしまうので、ネタの鮮度が大事になってくると思うのですが、今の私のネタは鮮度はそこまで問われないので、このスタイルで行こうと考えています。

 

ネタについては、当初、税法免除大学院ネタからスタートして、自分なりには少し軌道に乗ってきたかな、という感触はあったのですが、Twitterでフォローしている方々の投稿やプロフィールを見ていると、税理士試験に関するものも多いことに気づきました。

そのため、税法免除大学院に関するネタは少しお休みして、試験の日程的に先に行われる税理士試験ネタの更新を優先することにしました。
(税法免除大学院のネタを楽しみにしていただいている方には、大変申し訳ないです。もう少しだけ、お待ちください。)

いきなりの方向転換ですが、もともと、税法免除大学院だけに特化したブログにするつもりはなかったので、これからも、税法免除大学院や税理士試験に限らず、色々なネタを取り上げていきたいと考えています。

違った形で、生活は激変してしまった

 

ブログ更新を通じて、自分の内面にどのような変化が起こるのか楽しみにしていましたが、個人的には、まだ大した影響がないというのが、正直なところです。

ネタ切れで困ることも、今のところまだないですし、投稿をストックしているので、締め切りに追われてしびれる展開も、まだ味わっていません。

逆に言うと、持ちネタをすべて吐き出して、新しいインプットをせざるを得ない状況になってからが、本当のスタートかな、とは感じています。

 

ですが、ブログと関係ないところで、5月1日に仕事を退職してしまったため、生活は激変してしましました。

残念ながら、理由をここで語ることは出来ないのですが、現在は無職の専業主夫ということになります。

開業までの期間、主夫業に励んで、家事についての投稿なんかもできたら面白いかな、と思っています。

また、税法免除大学院や税理士試験の投稿の中で、仕事を辞めることの重要性を何度かお話ししていますが、仕事を思い切って辞める決断をするには、経済的に安定している状態であることが大事になります。

私の場合も、何年か収入ゼロであっても、大丈夫なくらいの貯えがあり、その貯えによって思い切った決断ができるようになりました。

私の場合は、株式投資を通じて、資産形成を行ってきましたので、今後の投稿では、資産形成の話しも取り上げてみたいと考えています。

株なんて、全然難しくないんです。
私ができるくらいなので、誰でもできますよ!

 

今日は、週末の月末ということで、この1ヶ月を振り返ってみました。

思えば、この5月は世界的にも、コロナの影響に振り回された激動の1ヶ月でもありました。

来月からは、いよいよ学校も始まり、コロナ後の新時代が始まりますね。

ワクワクしながら、この新時代を、皆さまとともに楽しんできたいと思います。

今後とも、よろしくお願いいたします!

 

【昨日のできごと】

昨日は、午前中は子供と公園に行き、

午後からはオンラインセミナーを受講。

かなり刺激的で有意義な時間を過ごせました。

オンラインセミナーを受講するのは、この4月5月で4回目です。

本来であればなかなか会えない遠方の先輩税理士の方々から、刺激を受けまくっていますので、このコロナ禍も、私にとっては、フォローの風になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士試験 Webで学ぶことのメリットとデメリット

税理士試験 通学講座を選ぶか?通信講座を選ぶか?

コロナ後の時代には、通信教育がクローズアップされそうですね。

私もかれこれ、10年ちかく通信講座(Web)を利用してきました。

そのメリット・デメリットについて、考えてみました。

 

私の受験予備校遍歴

 

私が税理士になるための受験遍歴は11年に及びます。

その内訳は、

簿記3級は独学で2か月

簿記2級は独学で3か月

簿記1級は通学講座を1年

簿記1級はさらにWeb講座を1年

簿記論・財務諸表論のWeb講座を2年

消費税法のWeb講座を5年半

(法人税法・所得税法は、ヤフオクでDVD講座を購入するも、ほぼ手付かずで挫折)

と、ほぼキャリア(⁉)の大半をWebで、築いています。しかし、長いですね。

合格後も大原の相続税・財産評価の実務講座を、Webで受講しています。

 

それが良かったのか悪かったのか?

自分では分からないのですが、そうするしかなかった、というのが自分の境遇です。

そこで、Web受講歴約10年の私が、Webについてのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

時間・場所に縛られないのがメリット

① 好きな時間に・好きな場所で受けられる

通信講座のメリットは、何といっても時間に縛られずに、自分の好きな時に、講義を受けることができることです。

私の場合は、朝早起きをして、自宅で1時間だけ講義を見て、残りの1時間はトレーニングの計算問題を解いたり、理論暗記にあてる、という風に講義を見る時間と、自分の手を動かす時間を分けて、単調になりがちな自宅学習にメリハリをつけていました。

また、繁忙期や時間が取れないときは、自宅で講義をみることはせずに、職場のパソコンで食事をしながら、講義を見るようにしていました。

このように時間がないときは、何かをしながら講義を受けることができることがWeb受講の有利な点です。

また、Webでは、スマートフォンでも講義を視聴することが可能ですので、通勤時間や外出中にも場所を選ばず、講義を受けることが可能です。

ちなみ、DVD講座は、ヤフオクで昨年のものを安く購入するという裏技も可能ですが、DVDの入れ替えが面倒くさいせいか、私の場合は、長続きしませんでした。(そもそも受験予定の無い科目だったので、本気度が違いますが。。)
DVD講座は、あっさり挫折してしまった際に、ヤフオクやメルカリで結構高値で売ることができるという点が、メリットといえばメリットですが、そもそも論として、あっさり挫折すること自体が大損失ですよね。

 

② 倍速で受けることができる

Web通信で好きな機能として、倍速再生機能があります。

これは、初受験の方にはお勧めしませんが、受験経験者の方には、効率的に勉強するために、ぜひ使っていただきたい方法です。

ちなみに私は、速で視聴して、2回見るという方法が一番好きでした。
通学の対面授業であれば、余り感じることは無いですが、Webで見ると、どうしてもスピードが遅く感じて、眠くなってしまう、ためです。
また、2回講義を視聴すると、かなり理解が深まり、自信につながるように思います。

2倍速はかなり早いので、少し難しい論点の解説などは、1.4倍速とか1.6倍速という風に変化をつけて、視聴してみるのも良いと思います。

また、逆によくできた答練の解説や小テストの解説などは、2倍速でどんどんショートカットしていった方が良い(もっと言うと、全く見なくても良い)と思います。

 

③ 理解できなくても何回も再生できる

自分でも自覚しているのですが、私の場合は、人より理解がかなり遅いです。

対面授業で講師の方の話しを聞いていても、理解できなことがあると、気持ちが切れて、別世界に旅立ってしまう、、ということが良くあります。

ところが、Webでは、こういった場面に出くわしても、クリック一つで分からなかった場所に戻り、何度でも再生できますので、「分からない」がその場で解決できます。
最近も、相続税の勉強で「小規模宅地の特例」の部分を3回ほど視聴しました。まだ理解できてないですが。。

 

④ 遅れてしまっても、挽回ができる

デメリットとして、時間拘束力がないため遅れてしまう、という点を上げていますが、Webの場合は、遅れてしまっても、気合次第では挽回することも可能です。

私の場合は、3月15日の確定申告期限後に復活して、ゴールデンウィークのあたりまでに、挽回して復活する、というサイクルを繰り返していました。

このように、受験生活のペース配分を、自分の意志でコントロールできることがWeb講座の最大の魅力、ということになると思います。

 

デメリットも多い

 

先にメリットを並べてみましたが、メリットは裏を返すとデメリットにもなってしまいます。

 

① 時間的な拘束がないため、先延ばしになる

これは、メリットの裏返しですが、毎週〇曜日に講義があって、その日までに、トレーニングを10題2回転させる、とか理論を2題覚える、とか小テストで満点をとる、といった毎週の目標が立たず、目標が立っても講義をその日に聞かなくても良い、という選択肢があるため、忙しかったりすると、講義の視聴を先延ばしにしてしまい、どんどんたまってしまう、という点がデメリットです。

私自身も毎年、年末調整がピークを迎える1月中旬で講義を見て勉強をするペースが危機を迎え、1月末にいちど持ち直すものの、確定申告の作業が本格化する2月20日ごろに、講義を見る気力がなくなり、3月15日まで勉強がブレーキする、という受験生生活を繰り返していました。

Webには、対面授業のような拘束感がないため、自己管理で進めていかざるを得ない、ということになります。
対面授業でも、DVDでアフターで見られるから、拘束感というほどのものも無いんでしょうけど。。

 

② 視聴環境によっては、見られない時間帯が発生する

これは、私だけなのか皆さんに共通する問題なのか分かりませんが、Webで受講する場合、通信環境によって、なかなか講義が視聴できずにイライラしますことがあります(このコロナの影響なのか、ここ最近の我が家のWi-Fi環境はかなり悪化しました)。

また、システムメンテナンスの時間帯も発生するため、その時間に講義を受けたかったのに、、ということも、稀にありました。

 

③ 分からないことがあっても、その場で質問できない

対面授業であれば、分からない部分について、講義終了後に教室に残って、講師にダイレクトに聞くことができるので、納得感はWebに比べると高いと思います。

Webでも、質問メールや質問電話を利用することにより質問は出来ますが、対面での質問に比べて心理的なハードルが高く、ついつい「面倒だから、いいか」と放り出しがちです。
逆に、メールや電話の方が質問しやすい、という方は、かなりWeb受講との相性が良いかもしれません。

ちなみに、私は質問メールや質問電話を利用したのは、長い受講歴に関わらず、数回程度でした、これがなかなか受からない人の特徴かもしれませんね。

過去には、答練を郵送する際に、通信欄に質問を書いたら、丁寧に答えていただけたこともありました。

 

④ 試験中の緊張感が得られない

ずっとWebで講義を受け、答練も自宅でこなしていると、静かな環境に慣れてしまい、本試験で、他の受験生の電卓の音や理論を書きまくっている音に、ビビってしまい、集中できない、ということがあります。

このため、普段Webで講義を受けている方も、5月からの直前対策答練は、教室で受験して、他の受験生と一緒に答練を受けることをおススメいたします。

 

⑤ 受験中に友達ができない

これは、メリットにもデメリットにもなりうる問題ですが、教室講座であれば、同じ目的に向かう仲間同士、仲良くなって情報交換をしたり、励ましあったりもできるのでしょうが、Webでは、そういった友達は出来ないですね。

ただ、友達に関しては、仲良くなりすぎて、休憩所でずっと話している受験生の姿も予備校でよく見かけるシーンですが、あのような関係になってしまうと、むしろマイナスになってしまうので、必要はないのかもしれません。

ちなみに、私は、受験生時代は、受験友達は全くいなかったです。
作る必要性も感じていなかったほうでした。

ただ、大学院に入ってみて同志の仲間が出来てみると、仲間の影響も結構、大きいなというのは、感じました。
最近、私もTwitterを使い始めましたが、結構、これでちょうど良い距離感の友達ができそうですね。

 

以上、Web受講歴約10年の私が、Webについてのメリット・デメリットを考えてみました。

アフターコロナの時代には、Web講義が主流になってくるのか?

それは分かりませんが、選択肢の一つとして、Webも入れていただければ幸いです。

特に、子供がまだ小さくて手がかかるご家庭の方にとっては、夜に家を空けずに勉強できる環境は、最高だと思います。

私のように時間はかかりますが、Webで3科目取得し、大学院に通って(1年生の時だけは、家族に負担がかかりますが)、家族にかける負担を少なくするプランもあるということを知っていただければ幸いです。

問題は、Web講座でモチベーションを保ち続けるには、どうしたら良いか?という点ですね。

モチベーション管理の問題は、また別の機会にお話しさせたいただこうと思います。

それでは、今日はこの辺で。

 

【昨日のできごと】

最近、マイブームの縄跳び。

昨日は、前飛びで348回出来ました。

マスクをしながらの縄跳びは、なかなか苦しいですが、

子供から目を離さずに、これだけ運動できるものはないので、

もっと極めていきたいと思います。

 

 

 

 

税理士試験 私の本試験当日の失敗事例集

税理士試験、年に1回の試験で、失敗は許されません。

ところが、私は何回か、やらかしてしまったことがあります。

今日は、そんな失敗事例のお話しです。

私の失敗を参考にして、絶対に回避してください!!

昨年やってしまったホットな失敗

 

税理士試験では、例年、答案用紙はB4のサイズでしたが、昨年からA4サイズに変更になりました。

これにより、受験会場の机が狭いと不利なんじゃないの問題(昨日のブログで触れました)は、多少解決されたかもしれませんね。

昨日のブログ 税理士試験 本試験当日に快適に過ごす方法

 

また、このサイズ変更に合わせて、大手予備校の答練教材も、A4サイズに変更になったため、ファイリングするのに、楽になったのではないかと思います。

さて、このサイズ変更によって、実は困った問題も起きていたのですが、それは、答案用紙の枚数多すぎ問題です。

実際の昨年の消費税法の解答用紙は、こちら

国税庁HPで公表されているんですね。今、初めて知りました。。

全部で19枚、理論だけで10枚に及んでいます。

昨年の受験で、私が経験したミスは、

解答を違うページに書いてしまう

というミスでした。

 

本試験終了後、受験番号の見直しをしていたところ、理論の解答用紙が最後に2枚白紙になってしまったため、異変に気付き、血の気が引きました。

私が間違えたのは、問2の(3)の解答を問2の(2)に書いていたようです。

幸い問2の(3)は、簡易課税の計算方法に関する理論で、あまり書けていなかった部分(他の受験生もおそらく書けそうにない難問)でした。

それでも、計算の知識を動員して、ある程度は作文していて、1~3点の加点は期待できたところなので、本当にあわや命取りのミスでした。
(ひょっとして、答案用紙のページ間違いは、サイズ変更初年度ということでサービス加点してくれたのかな?と思ってしまう程、ぎりぎりの点数だったはずです。)

こんなミスは、余りないかもしれませんが、やってしまうと本当に命取りなので、絶対に避けていただきたいと思います。

私が記入ミスしたのは、これが初めてではなく、去年の全国公開模試でも、計算問題の問2の解答を問1に記入し続けるという、ミスをしていました。

本試験は、とくに異常な緊張感の中で行われますので、普段は絶対しないようなミスをしてしまうものです。ご注意ください。

 

タイマーの押し忘れ

昨年の本試験でやってしまったミスがもう一つ、ありました。

 

このタイマー、税理士試験のお供としておなじみのものですが、このタイマーを「始めてください」と同時に押すはずが、押さないまんま、試験をスタートしてしまい、5分後くらいに気づいて、そこから、タイマーを押すことになりました。

その結果、試験中は、タイマーを見ながら「+5分」というしょうもない意識を働かせる必要が生じてしまい、ロスになりました

こんなミスをする人もそうはいないと思いますが、尋常ならざる緊張感で行われるのが本試験ですので、念には念をいれて、タイマーを押すところから、スタートしていただけたらと思います。

何なら、問題用紙の上にタイマーを置いて、さらには、クイズの回答者のようにタイマーを早押しできる状態で手をセットしながら、試験開始を待つくらいでも良いかもしれませんね。

 

普段飲まない栄養ドリンクはヤバし!

 

これは、税理士試験の失敗ではなく、税理士試験の前段階の簿記1級を受験していた時の失敗です。

私は、栄養ドリンクの類があまり好きではなく、普段は全く飲まないのですが、簿記1級を受験する際に、景気づけに栄養ドリンクを飲むことにしたのです。

大昔の大学受験生の頃に、和田秀樹さんという方の受験指南本で、おススメされていた、栄養ドリンクを飲むとテンションが上がって良い、という話しを覚えていたので、飲んでみたのです。

ところが、これが大失敗で、試験時間中に突然、猛烈な尿意(汚い話しで、申し訳ございません)をもよおし、トイレに行こうと思い試験官にその旨を伝えたところ、「途中退出すると再入場できませんが、よろしいですか?」と言われてしまい、我慢しながら問題を解いていたのですが、結局、試験時間がまだ1時間以上も残っていたので、断念して、退場することになりました。

幸い簿記1級は、年2回の試験があり、全経上級という同じ趣旨(税理士試験の受験資格が得られる)の試験も年2回あることから、その後の試験で、すぐに挽回することができました。
私と同じような人がいて、裁判で争っていたことを最近知って、びっくりしました。

栄養ドリンクに限らず、最近流行のエナジードリンクも同様に、カフェインによる利尿作用があるようですので、これらのドリンクを普段飲んでない方は、本試験でのご利用は、やめた方が良いかもしれません。

ちなみに、税理士試験では、トイレの退出は認められていたと思います。

どこを探しても、認められている記述はないのですが、いずれにしても、トイレ退出で3~5分ロスってしまったら、それだけで、合格の可能性がほとんどなくなってしまうのが税理士試験の厳しい現実、だと思いますので、トイレについては、細心の注意を払っていただきたいと思います。

 

ちなみに、公認会計士試験では、トイレ退出は認められているようですね。

公認会計士試験に関するQ&A Q47

調べてみると面白いですね。こんなテーマで論文でも書いてみたくなります。

 

まさか迷子になるなんて、

 

最後の失敗ですが、これも、防げた失敗です。

簿記論と財務諸表論を同時に受験した年のことなのですが、最寄り駅から大学まで、結構、遠い会場でした。

その時は、下見をしておらず、試験日当日は、人の流れについて、なんとなく歩きながら、アイフォンのMAPアプリをみていたのですが、会場にたどり着かずに、変なところに連れていかれてしましました

その後、どうやってたどり着いたのか記憶にないのですが、その時は、試験開始15分前に到着し、ほとんど、落ち着く暇なく、試験官の説明が始まってしまったのです。

これは下見をしておけば回避できたミスであり、絶対にしてはならないミスです。私は、交通機関の確認(電車・バスの本数や込み具合)も含めて、試験日と同じ時間帯で、下見をすることをおススメいたします。

 

今回は、試験当日にやってしまった失敗を集め、お話ししてみました。

多分もっとあるような気がするのですが、また思い出したら、書いていきたいと思います。

 

ちなみに、実は、最初にお話しした答案書き間違いの回も、最後にお話しした迷子になった回も、結果的には合格しています。

ですので、万が一、試験当日に想定外のアクシデントが起こっても、あせらずに、私の事例を思い出しながら、むしろ合格フラグ立ったかな?くらいに思っていただいた方が、良いと思います。

「災い転じて福となす」

ピンチをチャンスに変えて、税理士試験を乗り切っていただきたいと思います。

 

【昨日のできごと】

昨日は、専業主夫の一日でした。

夕方4時から、オンラインセミナーだったので、

子供たちのおやつや洗濯ものたたみやら、、全てのスケジュールを前倒しして、なんとか4時からセミナーを受けることができました。

オンラインセミナー、遠方の方のセミナーも、自宅で受けられるので、

大変助かっています。

 

 

 

 

 

税理士試験 本試験当日に快適に過ごす方法

税理士試験の試験日の過ごし方、この日のパフォーマンスに全てがかかっているので、とても大事です。

私の経験を交えて、お話しさせていただきます。

 

本試験当日のパフォーマンスを最大限にする調整をしよう

 

資格試験は、結果が全てです。

どんなに、答練や模擬試験で点数が良くても、本番当日に失敗して不合格になってしまえば、その勉強は、失敗ということになります。

ましてや、税理士試験は年1回のみ。

たった一度の失敗で、1年間を棒に振る可能性があります。

 

そのため、合格に向けて、日々の勉強によって、地力をつけることはとても大事ですが、それと同時に、試験当日に、持っている力を100%出し切る準備をすることも、とても大事だと思います。

そこで、私が行った試験当日のパフォーマンスを最大化する方法をここで、お伝えしたいと思います。

 

会場の下見は忘れずに

 

税理士試験は、ご存じの方も多いと思いますが、受験会場は、大学で行われることが多いです。

私の受験地である埼玉県では、会場が、

東京経済大学(65回?)

日本工業大学宮代キャンパス(66回)、

聖学院大学(67回)

獨協大学(68回、69回)

と、毎年のようにコロコロ変わっています

去年と同じ、というわけではないので、毎年、下見をした方が良いでしょう。

上記の会場で言うと、獨協大学以外は、かなり最寄駅から遠いので、実際に歩いて、その距離感や体力の消耗度を体感した方が良いと思います。
また、郊外型のキャンパスでは、電車の本数も1時間に2~3本なんてことがザラにありますので、なるべく、本試験当日と同じ時間帯に下見をして、電車の本数や込み具合も確認した方が、良いと思います。

 

税理士試験は、夏の真っ盛りに行われ、朝のさわやかな時間帯(9時開始)で行われる簿記論や法人税法ならまだしも、昼スタートの財務諸表論・相続税法や消費税法は、真夏の炎天下で20分近く歩くと、かなり消耗します。

タクシーを使えば良いのですが、郊外型のキャンパスでは、そもそも最寄り駅にタクシーが殆ど止まっていない、というケースも想定されるので、ご利用予定の方は注意が必要です。

近くのコンビニやドラックストア等で、ひと涼みできるような施設があるか、私はチェックして、利用していました。

これは、試験当日に、大学構内で涼みながら、最終チェックの勉強をできる場所がない(大学の廊下で、ライバル受験生たちと棒立ちになってしまう)状態で前試験科目の終了を待つ時間をなるべく減らしたい(モアっとした空気で戦意を喪失したり、他の受験生たちの会話が高度すぎて、気になって緊張してしまうこともあり)という思いから、実行していたことです。

大学構内に学食があって、解放されていれば良いのですが、過去には、学食は閉鎖されているパターンもありました(今年は、新型コロナウイルスの影響で閉鎖の可能性が高いかもしれませんね)

 

ちなみに獨協大学は、アクセス的には過去のどの大学よりも良く、最寄り駅のそばには、喫茶店やファミレスがあります。

私の場合、去年は早めに最寄り駅まで入って、ファミレスで最終チェックの勉強をしていましたただ、ファミレスには受験生の姿もチラホラ見えましたが、昼下がりのマダムのご歓談など、なかなかににぎやかですので、注意が必要です。

 

下見では、大学構内に入ってみて、教室の雰囲気や机のサイズも確認しています。どこの教室になるかは、本試験当日にならないと分からないですが、雰囲気はつかめるかなと思います。

机に関しては、私は経験したことは無いのですが、机といすが一体型で、サイドテーブルを大きくしたようなタイプの簡易的な机の会場がある、という話しもあります。

 

これで、電卓をたたけと言われても。。

 

こういう会場に当たってしまったら悲劇ですね。ただ、そういう机にあたる可能性がある、という想定をしてるだけでも、少し違いますよね。

 

寒さ対策、暑さ対策

 

私は、エアコンが苦手なので夏の寒さ対策は、常にしていました。

TACで勉強していると、だいたいが寒すぎるので、常にユニクロのポケッタブルパーカーを持っていて、寒くなったら着込むようにしています。

特に夏の暑い日に、室外から、急にエアコンの効いた建物に入って一気に体を冷やすと、体調を壊すことになるので危険ですが、このパーカーがあれば乗り切ることができると思いますので、おススメです。

逆に、過去にTACの公開模試で行った早稲田大学の教室では、エアコンが故障し、試験中にかなり暑くなってくる、というトラブルを経験したこともあります。

私がたまにやっていたのは、試験開始前に濡れたオシボリを用意して顔をふく、ということぐらいですね。試験中は、おしぼりは使えないと思います。

 

本試験当日に着席したら、受験票は両面テープでしっかりと固定していました。

これは、受験票が床に落ちるか心配で、気が散らないために、やったほうが良いテクニックです。

 

また、着席後は、超簡単な計算問題を電卓を使って解いたり、理論の冒頭部分だけを紙に書き出したりして、緊張をほぐすようにしていました。

これは、試験前にずっと参考書だけ見ていると、いざ試験が始まったときに、手がうまく動かなくて、パニックになることを防ぐためです。

ですので、野球選手がバッターボックスに入る前に、軽く素振りをしつつ、相手ピッチャーの投球リズムやタイミングをチェックしてから、打席に入るように、あらかじめ、当日のペンや万年筆のインクの滑り具合や、机の硬さや傾き、電卓の叩き具合たまに四捨五入のレバーが、おかしなところにあるので、要チェックです)周囲の受験生との間隔などを確かめながら、試験までの時間を有効に使っていただきたいと思います。

 

また、これらの動作の間中、イヤホンではお好きな音楽を聴いてリラックスするなり、テンションを上げるのも良いと思います。

 

以上、税理士試験で本試験当日に快適に過ごす方法について、まとめてみました。

明日は、税理士試験当日に起こった私の失敗事例をお話ししたいと思います。

それでは、今日はこの辺で、失礼します。

 

【昨日のできごと】

昨日は、子供たちと公園に。

その後、ローソンストア100にキムチを買いに行きました。

キムチは、日が経って、酸っぱい方がおいしいとも聞きますが、

私は、開けたてのほうが好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士試験直前期 私の一日のタイムスケジュール

税理士試験まで、あと100日を切ってきました。

私が昨年実行していた、直前期の一日の過ごし方についてお話しします。

 

 

皆さんは、自由に丸一日、使うことができるとして、だいたいどのくらいの時間を勉強に費やすことができるでしょうか?

だいたい7~10時間くらい、といったところでしょうか?

私もだいたい、その範囲に収まっていました。

大学受験の浪人生の頃は、一日12~13時間くらい勉強していましたが、今はそこまで時間は取れないですね。

 

それではここで、私が、昨年5月末に会社を辞めて、税理士試験に専念していた日の一日の流れを、まとめてみたいと思います。

私の場合は、「早朝」「午前」「午後」の3部制で勉強をしていましたので、この3つの時間帯別に、お話しをさせていただきたいと思います。

早朝の部 4:30~6:30

 

私の場合、朝が早いです。

これは、子供たちと一緒に、前日の夜(21時から21時半の間)に寝てしまうので、起きるのがだいたい4時(タイマーは4時にセットしますが、だいたいその前に起きてしまいます。今日も3時半に起きました。。)になるためです。

その後、シャワーを浴びて、目を覚ましてから、勉強に入ります。

勉強内容は、理論の暗唱からスタートしていました。この2時間くらいの間に5題くらいこなせているとかなり一日が楽にスタートできる、という感じです。

理論の暗唱については、以前にも書きましたが、何も書かずに理論マスターを見て、目を閉じてから、全文を頭の中で、唱えるというものです。

答え合わせをして、間違えてしまったところは、黄色の蛍光ペンでマーカーをひいて、目立たせていました。

 

覚え方としては、まず、理論のボリュームを視覚的に捉えて、上の写真の理論であれば、ボリュームは1頁分とインプットして、まずタイトルを覚えて、その中の3つの見出しを覚えて、その後から、その本文を覚えていくようにしました。

順番として、見出し1から覚えるのがいいのですが、気が乗らないときは、ボリュームが少ない、見出し2から覚えたり、2から3を覚えて、1を覚える、という風に楽なところから手を付けていくやり方もあります。

ただし、TACの理論マスターでは、基本的には見出し1が一番重要なので、そこを覚えないことには、意味がありません。

 

その後、朝食を済ませ、自宅から駅までの徒歩20分間の間で、1題理論を回していました。歩いている時間に、テンションが上がらなかったり調子が出ないときは、音楽を聴いて気分転換を図ったりする日もあります。

また、あまり好きではなかったのですが、全然やる気が出ないときは、音声教材(理論マスターのCD吹替)を聞きながら、歩いていることもありました。

 

疲れているときやなかなか覚えられない理論があるときは、このCD吹替を何十回もリピートして聞くことで覚えられた理論もあるので、少しおススメです。

 

その後、電車の中でも、理論を覚えますが、私の場合、この時点で、結構疲れていて、ひと眠りしてしまう、ということも多々ありました。

 

午前の部 9:30~11:45

 

TACの教室では、9時からオープンになるのですが、だいたい9時ちょっと前について、空き教室の好きな席を確保していました。私の場合は、一番前の壁際の角の席を確保していました。

普段の勉強では、出来るだけ快適な環境で、集中できるところ確保して、答練の時は、逆に、あまり快適にならないような環境(人通りの多い通路よりの席とか)で受けることを心がけていました。

以前に、本試験で電卓を「ド、ド、ド、ド、ド!」っと、爆音で豪打する受験生に苦しめられたことがあったため、答練の時は、そうした不測の事態に対応できるよう、あえて、悪い環境で受けることをおススメいたします。

そういえば、以前にTACの教室はどこで受けても同じと、書いてしまいましたが、全国公開模試では、早稲田大学で受験できるので、この答練は、関東圏の方は、早稲田大学で受けることをおススメします(今年は、残念ながら会場受験は、無しみたいですね)

 

話しがそれてしまいましたが、午前中は、早朝と同じ理論の暗唱をしていました。

私の暗唱の方法は、前にもお話しした通り、暗唱は目をつぶって行いますので、はたから見ると、ずぅ~と目をつぶって、居眠りしているだけのおっさんに見えていた可能性があります。

そして、暗唱作業を終えたら、少し早めの時間にお昼を食べました。

これは、12時になるとオフィスからサラリーマンやOLさんが、一気に出てきて、コンビニや飲食店は、どこもラッシュになるため、このラッシュを避けるべく、11時45分くらいにコンビニに向かいました。

コンビニでお弁当を買って、外のベンチに座って食べてながら気分転換をしたり、本試験が迫る7月ぐらいには、コンビニのイートインコーナーで、理論マスターを見ながら、手早く食事を済ませていました。

 

これも、自分の中では、結構大事なことだったのですが、この直前期のコンビニ食で、毎日500~600キロカロリーぐらいにカロリー制限をしていました。

実際やってみると、お分かりいただけると思いますが、500キロカロリーでは、残念ながら、ほとんどのお弁当は食べられません。。

これは、私の好きなサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドのような筋肉質な体に憧れているためでもあるのですが、ただ単に、食べ過ぎて眠くならないこと、そして、ハングリーな精神状態を作り出すことで緊張感のある受験生活を送りたかったためです。

結果として、6月あたまに70キロ近かった、私の体重は、8月の本試験のころには、64キロくらい(体脂肪率は13%くらい)まで落ち、ハングリーでギラギラした最高のコンディションで本試験に臨むことができました。

 

8月以降のリバウンドも注目に値しますが。。

 

きっと、私が取った方法は、医学的には正しくないのでしょうが、試験に合格できたので、結果OKなのかな、と個人的には思っています。

午後の部 13:00~17:30

 

コンビニでお弁当を食べた後は、歯を磨き(結構大事なルーティンです)、机で20分ほど仮眠をとっていました。

この仮眠は、事務所に勤めていたころからの習慣で、仮眠をとることで、午後からの勉強で眠くなることがなくなり、すっきりとした気分で、午後の勉強に入ることができます。

午後からは、ようやく計算問題を解き始めます。

前回、取り上げた「直前対策テキスト」の問題を使って、余り電卓は叩かずに、頭の中で問題を解いていました。

 

そして、午後3時からは、答練の解きなおしをします。

消費税法の試験は、毎年15:30スタートなので、この時間にその日のピークが来るように、毎日、答練の解きなおしをするようにしていました。

このリズムを決めてしまうことで、毎日、2時間かけて問題と格闘する体力・気力を養うことができます。

最後に解きなおした答練の丸付けをして、復習し、TACを後にしていました。

勿論、電車の中でも勉強し、帰りの歩き道でも理論暗唱か理論の音声教材を聞きながら帰っていました。

 

夜は、家族と食事をして、風呂に入って、早い時には21時に寝ていました。

 

これが、一日、勉強できる日の私の直前期の過ごし方です。

余計な話しもイロイロしましたが、お役立ていただければ、幸いです。

 

【昨日のできごと】

 

昨日は、長男君の(2年生)のサッカーの自主練習についていきました。

集まった2、3年生(+父親)対5年生で試合をしました。

5年生相手の試合は、楽しい!

なかなかうまいパスサッカーをしてくるので、守備をする側も、頭を使わなければならず、とても良い刺激になりました。

 

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