税法免除大学院 修士論文作成の準備について①

税法免除大学院の在学中、最大の難関は修士論文です。

そこで、修士論文作成にむけての準備について、まとめてみました。

修士論文を書くなんて、雲をつかむような話し。。私も2年前は、そんな感じでした。

 

以前のブログでもお話しさせていただきましたが、税法免除大学院に入学すると、1年生の時期は、卒業に必要な単位をそろえるために授業にひたすら出席し、2年生の時期は、修士論文の執筆に専念するというスケジュールが一般的です。

⇒税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール①

⇒税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール②

 

では、2年生になってから、修士論文のことを考え始めれば良いかというと、実は違います。

 

修士論文の準備は、いつごろからすれば良いか?

 

修士論文の作成に着手する時期は、いつ頃が良いのか?
気になるところですが、結論から言ってしまうと、
早ければ早いほど良い
ということになると思います。

大学院の入学試験でも、研究計画書を課されている場合が多いですね。

これはつまり、タテマエ上は「大学院修士課程とは、研究したい修士論文のテーマが入学前からあって、入学後にそのテーマに沿った勉強をして、修士論文を作成するところ」ということになっているからです。

きっと優秀な方は、そのように入学前から温めてきたテーマを入学後にしっかり勉強し、そのテーマに沿った修士論文を作成し、素晴らしい研究成果をあげているものと思われます。

ただし、入学前のテーマは実際のところ、入学後に変更可能なので、それほど気にする必要はありません

⇒税法免除大学院入試の研究計画書の作成法①

⇒税法免除大学院入試の研究計画書の作成法②

 

現実的には、私のように、大学院に入学する前には、実務と税理士試験に追われていて、じっくりと税法学者の本を読んだことすらない、という方も多いと思われます。

 

そんな方は、入学後の1年生の春学期はとりあえず、税理士試験と大学院の予習・復習で手いっぱいだと思います。修士論文のことは、頭の片隅に置きつつも、まずは目の前のタスク(税理士試験と単位取得)をこなしていくことが最優先です。

余力があれば、この時期に、同じ大学院の2年生の先輩に論文について「どんな感じで進めているか?」「先生の指導スタイルは?」といったリアルな質問をして、情報収集をしつつ、コミュニケーションをとっていただくと、より良いと思います。
今年は、コロナ禍の影響で、リモート講義が多いみたいですから、この辺の情報取集はなかなか難しいですね。

そこで、少し時間に余裕ができるのが、税理士試験が終わる8月から、ということになります。

ここからが、修士論文作成に向けて、準備を始めるのにベストなタイミングです。

 

修士論文のテーマを改めて考え直す

 

1年生の夏の税理士試験を終え、夏休みの期間中が、修士論文について考える一番のタイミングになります。

 

本当のテーマ探しスタート

私の場合、税法の勉強は、税理士試験の消費税法しか経験しておらず、実務においても複雑な法人税法や所得税法の案件を扱うことがあまりない職場に長くいたため、春学期の授業を通じて、そもそもの所得税法・法人税法の知識の不足を痛感していました。

そこで、まずは論文のテーマを選ぶ前の段階にもどって、あらためて「租税判例百選(第6版)」(有斐閣)に収録されている判例を、毎日ひとつづつ読んで、有名な判例をインプットしつつ、自分がどのテーマに興味があるかを探ることにしました。

また、春学期の所得税法のテキスト「スタンダード所得税法」佐藤英明著(弘文堂)が素晴らしく面白い本だったので、こちらも読み直して復習しつつ、所得税に対する理解を深めていました。

 

これらの書籍を読むことで、論文作成に入る前の基礎体力作りは、出来てきたと思います。

修士論文は、指導教官も大事です

 

修士論文は、テーマを探すことが大事なのはいうまでもありませんが、実は、テーマと同じくらい、指導教官が誰か、という問題も大事になります。

むしろ、大学院によっては、テーマよりもまず、指導教官を誰にするか、というところが出発点になる可能性もあります。

これは、大学院によって事情が異なると思われるため、一般的な話しでありませんが、私の所属していた大学院では、租税法の教授が2人いて、修士論文を書く学生は7人でした。
法人税法を担当する先生は、論文指導するのが3人まで、という枠があり、その他の生徒は所得税・消費税を担当するもう一人の先生が指導する、というルールがありました。

お人柄も指導法もソフトな法人税法の先生は人気がありましたが、法人税法の素養があまりない私には、法人税法で修士論文を書くというイメージがうまくつかめなったので、当初から、選択肢には入れていませんでした。

 

どの先生に指導していただくか?
成績によって決まる大学院もあるでしょうし、先生のフィーリングによって決まるところもあるかもしれません。

厳しい先生につきたくないというのが人情でしょうし、担当する学生の留年率が高い先生であれば、相当つらい修論生活を余儀なくされるので、かなりの覚悟が必要です。

先生によっては担当できる生徒数が決まっていることもあるので、大学院によっては生徒間での駆け引きもあると思います。

ですので、もし指導していただきたい先生が決まっているのであれば、その先生と1年生のうちから「このテーマで書きたいので、先生お願いします」という風に、コミュニケーションをしっかり取って、先生にアピールしておくことが大事です。

 

少し長くなってきましたので、続きは次回にお話しさせていただきます。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。読書をして、ブログの校正と投稿。

今日も三男(2歳)が微熱を出したため、保育園を休園。
午前中は、宮崎駿さん原案の「パンダコパンダ」のDVDを三男に見せながら、読書。「パンダコパンダ」私は見ていませんが、聞こえてくるテーマ曲が強烈で、耳について離れません。

その後、三男と近所を散歩して、昼食。
三男が昼寝をした隙にブログ作成、という一日(その間に細かい家事が、めっちゃありますが)でした。