本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法④ オーディオブック

アマゾンのオーディブルのライバルがオーディオブック

オトバンクというベンチャー企業が運営しています。

 

 

前回の投稿では、聞く読書の具体的な方法として、オーディブルのお話しさせていただきました。

 

本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法③ オーディブル

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

オーディオブック 日本のシェアナンバーワン

 

今回は、私が利用するアプリのもう一つであるオーディオブックについて、お話しさせていただきます。

 

このオーディオブックは、現在の日本の聞く読書の配信サービスにおいて、シェアトップを誇るサービスです。

そして、このオーディオブックというサービスを提供している会社は、オトバンクという会社です。

オトバンクの設立は、2004年。

2021年1月現在、未上場の会社です。

 

オーディオブックの聴き放題プラン 月額750円

 

オーディオブックの聴き放題プランは、とてもシンプルです。

月額750円で、文字通り聴き放題です。

この750円は、かなりお得だと思います。

私は、このプランに加入して2ヶ月で、すでに25冊ほど聞いてしまいました

これも、本で購入すると軽く数万円はしてしまうのですから、このサービスがいかにお得か、お分かりいただけると思います。

 

聴き放題のオススメは

 

そんな聴き放題プランのおすすめ作品を、私がセレクトしてみました。

 

オーディオブック聴き放題作品 3選

① 野村ノート 野村克也

② 勝間式超コントロール思考 勝間和代

③ 孫正義の参謀: ソフトバンク社長室長3000日 嶋聡

 

①は、昨年亡くなったプロ野球の野村元監督の著作です。

私は小中学校時代に一応、9年間野球をやっていたので、プロ野球も昔はよく見ていました。

野村監督の解説は、知的で面白かったですね。

この作品を聞くと、野村監督がいかに野球で頭を使っていたか、ということがよく分かる作品です。

ヤクルト監督時代の話しもたくさん出てきますから、当時のファンの方にはたまらない内容になっていると思います。

また、それ以外にも、球界の生き字引的存在だったノムさんにしか語れない球界裏話もてんこ盛りですので、オールドファンも十分に愉しめるでしょう。
(ちなみに、私は巨人ファンです。巨人が弱いのでサッカーに改宗した、ということになっています。)

 

②の勝間和代さんは、経済評論家でビジネス書作家です。

勝間さんのの本は、10年くらい前からよく読んでいて、私はかなり影響を受けています。

ちなみに、女性作家の作品の場合には、女性ナレーターの声でが吹き込まれているようですね。

このオーデイブルやオーディオブックを意識するようになったのも、元は勝間さんのメルマガで言及されていたからだったように思います。

以下、レビューからの引用です。


超コントロール思考とは「お金と時間を効率的に使いながら
自分のイメージ通りに人生を動かすスキル」です。自分のできることがどんどん広がる→ストレスがなくなる→毎日が大満足。だから、「超コントローラー」の人生は最高に楽しい!

 

皆さまも、自分のイメージ通りに人生を動かしてみたいと、思いませんか?

 

③は、ソフトバンクで社長室長を8年間務められた嶋さんの著作です。

私は、以前にソフトバンク株もよく売買していたのですが、嶋さんのことは恥ずかしなが知りませんでした。

嶋さんは、ソフトバンクに入る前には民主党所属の国会議員として、民主党が政権をとる前の重要な時期に議員をつとめていた方です。

この本を読むと、ソフトバンクのボーダフォン日本法人の買収劇や米スプリント買収劇の舞台裏で、政治家との強いパイプを持つ嶋さんの水面下の働きがかなり重要だったことが分かります。
(特定団体が政治家に主張を訴える「ロビイスト」活動の記録、という意味でも本書は貴重です)

また、嶋さんは松下政経塾の出身であり、その政経塾人脈も随所で生かされる様子がとても興味深いです。

多くのビジネス書は、企業経営者からの視点の著作がほとんどですが、こういった参謀の方の視点にたった作品というのは、かなり斬新だと思います。

また、民主党政権時代の話しやソフトバンクが携帯事業に参入していく様子は、当時を知る人なら誰でも、かなり懐かしい記憶を呼び起こされるでしょう。

 

以上は、私がオススメするオーディオブックの聴き放題作品でした。
(本当は「全裸監督」もランクインさせたいけど、自粛します。。)

 

聴き放題のタイトルは、新しいものはそう多くない

 

このように、オーディオブックの聴き放題プランは安くて、いい作品があってお得、と結論づけたいのですが、実は違います。

というのも、聴き放題プランで聞くことができる作品は限られて、その中に新しい作品は、あまりないということです。

ですが、聴き放題プランは1万冊以上のコンテンツがあるそうですので、古い文学作品や落語なども沢山そろっているようです。

 

新しい本は、月額会員になってお得なポイントを手に入れることで、購入することもできます。

 

オーディオブックHPより

 

月額料金の金額が大きいほど、お得な割合が大きくなっています。

私は、現在までのところ、まだ聴き放題プランだけで満足できていますが、そのうち、月額会員に移行して、新作を大量購入する日が来るかもしれません。

 

オーディオブックの市場規模は

 

日本能率協会総合研究所という調査機関によると、オーディオブック(オトバンクのサービス以外にも、声優やナレーターが朗読したコンテンツの音声データサービス)市場は、2024年度には、現在の3倍以上となる260億円に達すると推計しています。

 

日本能率協会総合研究所 プレスリリースより

 

この市場がこれから伸びていく市場であることがよく分かりますね。

もともと市場のトップランナー(2007年にオンラインストアがスタート)はオトバンクですが、そこにアマゾンのオーディブルが2015年に参入したことにより市場は活性化している状況ですね。

オトバンクは、すでにコンテンツを数万点揃えていて、先行者利益を享受する可能性は高いです。

ですので、現在未上場のオトバンクが、もし仮に株式公開したら、投資してみたいなと、個人的にはワクワクしています。
(エンジェル投資家の瀧本哲史さんが設立当初から投資を行っていたことでも、この会社は有名なんですね)

 

順調に市場が育ってくると、楽天の三木谷さんも黙っていないかもしれませんし、出版界からも、新たなプレーヤーが現れるかもしれません。

そんな市場を今後も見守っていきたいと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:50起床。
軽い寝坊ですが、スッキリ起きました。
朝の身支度中にも、実は、オーディルブルで本を聞いています。
今日は、ひげを剃りながら、ビットコインについてのポッドキャスト番組を聞きました。
ビットコインも、世間的な認知も広がっていますし、私の相場観も出来つつあるので、いずれ投資してみたいジャンルです。今はまだ高値圏と考えています。
朝勉は、税理1月号をチェックして、FP2級の過去問(2019年5月実技)2回転目。8割の正解率で満足です。

午前中は、子どもたちを送り出した後、ブログ執筆。
書きかけのまま、久しぶりの11キロラン。澄み渡る青空の下、気持ちよく走りました。ブランクのせいで、なかなかスパートがかからないですが、徐々に走り込んでタイムを取り戻したいと思います。

午後は、昼寝のあとに、再びブログ執筆をしてお迎えという一日でした。

 

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本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法③ オーディブル

聞く読書という言葉、めんどうなので、別の言葉がほしいですね。

聞書(ぶんしょ、もんしょ)、

聴書(ちょうしょ)

しっくりこないですね。

新しい言葉が必要かもしれません。

 

 

前回の投稿では、聞く読書が通常の読書とは違った体験であることについて、お話しさせていただきました。

 

本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法②

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

聞く読書の具体的な方法

 

前回までは、聞く読書の魅力について、お話しさせていただきましたので、今回は、具体的にどのようにして、本を聞くのか、ということについてお話しさせていただこうと思います。

 

聞く読書では、有名な2つのアプリがあります。

それはオーディブル」と「オーディオブックです。

ちなみに、オーディブルはアマゾンのサービスです。

アマゾンについての過去記事はこちら↓

2016年にNISA口座で投資した銘柄について 米国株編③ アマゾン

 

2つのアプリは、全く同じサービスというわけではないため、特徴をそれぞれご紹介したいと思います。

 

オーディブル 利用料は月額1,500円

 

オーディブルの仕組みは、少しだけ複雑です。

利用料は月額1,500円で、毎月1コインがもらえます。

このコインで好きな本を1冊買うことができます。

それとは別に、無料でもらえるボーナスタイトルが月1冊あります。
(ちなみに今月[2021年1月]は、又吉直樹さんの「劇場」という小説。私も聞きました。
けっこう、古典的なダメ男ストーリーですね。嫌いじゃないです。)

 

月1冊では、少ないですよね。

私は入会して次の日に1冊聞き終わってしまい、
「これは面白い! 次の月まで待てないぜ!」
と、すぐに次の本を定価(オーディブルの本は定価で買うとだいたい2千円以上します)で購入してしまいました。

次の本も面白くて、あっという間に聞き終わってしまったので、
おいおいこれじゃ、お金がいくらあっても足りないぜ!
と思っていたのですが、調べたら、私の勘違いでした。
(この種の「うっかりエピソード」に事欠かず、恥ずかしい限りです)

 

購入した本の返品・交換が可能

 

私の勘違いというのは、このコイン、一度買ったら終わりではなく、実は返品をすることで、新しい本を買うことができることになっているのです。

この事実を知ってからは、私は、聞き終わったらすぐに返品をして、新しい本を購入する、というサイクルを繰り返すことになりました。

 

ただし、返品については、オーディブルHPによると

短期間における過度の返品など、会員特典の趣旨から外れた利用はご遠慮ください」というただし書きがついています。

実際、私が返品を繰り返していた(月に10冊くらい)ところ、「返品不可」という表示が出てしまい、返品ができなくなってしまいました。

すでに、聞く読書のトリコになっていた私は我慢できずに、別のアプリとしてオーディオブック(詳細は次回お話しいたします)を導入しました。

 

返品不可でも、返品できる方法があります

 

オーディオブックも導入し、「返品不可」にビビらなくなった私でしたが、返品不可がなかなか解除されなかったため、ちょっと不安になりました。

これも調べてみると、実は「返品不可」になっても、オーディブルのカスタマーサービスに連絡(メール)を送れば、すぐにコインを返してくれて、新しい本を買うことができます

 

あくまでも、オーディブルは「聴き放題」というスタンスは取らずに、「1月に1コイン1冊だけど、返品もできますよ」というスタンスです。

おそらくは、聴き放題にしてしまうと、コンテンツのダウンロード数が大幅に上昇して、オーディブル側が、制作者に支払う手数料が上がってしまうため、「返品」にある程度のブレーキをかけているものと推察しています。

 

聞く読書は、本のスブスクリプションでもあります

 

私は、オーディブルだけで月10冊程度は聞いていますので、月額1,500円の利用料のモトは軽く取れていると思います。

今の私は目についたいろいろなジャンルの本を読み漁っている段階なのですが、実際に10冊の本を買えば、数万円はするでしょうね。

 

考えようによっては、従来であれば制作者側は10冊分の印税収入が手にできたはずが、聞く読書になると、オーディブルから入る手数料だけになってしまうので、痛手ですよね。

印税収入が、オーディブルから入る手数料よりも多いか少ないかはわからないですが、おそらくは、本を売ることよりも多くは無いでしょう。

きっと制作者側の取り分は、その方のネームバリューで決まるでしょうから、どの作者にも一律に同じ印税が入る、ということではないと思います。

 

本のサブスクに本の未来がある?

 

音楽の世界では、SpotifyやAppleMusicといった配信サービスがが主流になる一方で、CDが以前のようには売れなくなりました。

本の世界でも同じように、オーディブル、オーディオブックなどのサブスクリプションサービス(月定額制の利用無制限サービス)が従来の紙の本を売れなくさせてしまう可能性は十分にあります

そういえば、アマゾンの電子書籍読み放題サービス、キンドルアンリミテッドも本のサブスクですね。

 

ですが、よ~く考えてみると、私の先の本月10冊という需要は、紙の本では生まれなかった需要でもありました。

つまり、これらの新しいサービスは、新たな需要を生み出していることから、むしろこの新しい「聞く読書」というサービスにこそ、本の未来が隠されているように私は考えているのです。

 

少し長くなってきましたので、続きは、次回にお話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:17起床。
昨日は20時半に寝たので、スッキリです。寒さに凍えながら、シャワーで体を温めて朝勉。税理1月号は、個人事業関係の記事。青色専従者の判定について、コロナ禍での影響があるので、要注意ですね。
FPの2級は、2019年9月の過去問(実技)。2回転目は間違えたところだけ解き直し。正答率66%とイマイチでした。

子どもたちを送り出してから、三男の給食費の引き落とし用の銀行口座を作るために、地元の信金に。20分くらい待ち時間があったので、投信のパンフレットやら税理士会のパンフレットやら情報収集をしました。

午後は、昼寝のあと、ブログ執筆、子供のお迎え、という一日でした。

 

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本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法②

聞く読書

クセになりそうな、新しい習慣です

 

 

前回の投稿では、本は「読む」から「聞く」の時代に、として本や読書についての私の経験談と「本を聞く」体験について、お話しました。

 

本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法①

 

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

聞く読書で、読了数は大幅にアップ

 

私は携帯アプリで本を聞き始めて、まだ3ヶ月弱です。

数えてみたところ、この3月弱という短い期間で72冊の本を聞いていました。

本を読むだけだった時代には、これだけの数を読むことは難しかったです。

数が単純に増えることで、インプットの量が増えていくのですから、それだけでも「御の字」です。

 

ですが、それ以上にありがたいのは、読後の印象が、普通の読書よりも、強く残りやすいという点なのです。

 

聞く読書は、アンストッパブル

 

聞く読書では、プロのアナウンサーや俳優の方が、一字一句、間違えることなく正確に本を読み上げてくれます。

それに対して、読む読書では、私自身が読みますので、漢字や英語が読めなかったりして、詰まることもあります。

また、読んでいる途中で、スマホが鳴ったりして集中が途切れ、本を読むことをやめてしまうこともあるんですよね。

 

ところが、聞く読書では、そういった読書の最中に「途切れてしまうこと」が少なくなるように思います。

少なくとも、漢字や英語で詰まること100%なくなりますし、どんどん読みすすめてしまう(私の場合は、速聴機能を使って、だいたい1.8倍速で聞いています)ので、スマホをいじってSNSの文字情報をチェックしたりすることを、同時に行うことは難しいのです。

 

聞く読書は、通常の読書とは違った体験

 

私が聞く読書を革命的だと感じたことは、
本を読み上げる俳優さんが、一人ではない
という点です。

例えば、男女2人の人物が対話している場面があるとして、単純な朗読では、一人の人が二人の声を読み上げることになると思います。

ところが物によっては、男性の声は男声のプロが読み上げ、女性の声は女声のプロが読み上げ、というふうに、声を分けてくれるコンテンツがあります。

 

対話シーンでは、誰の発言かが一瞬にして分かるため、大変聞きやすいです。

なかには、感情が激するシーンでは、演者の方がちゃんと演じてくださって、喜怒哀楽をしっかりとセリフに吹き込んでくれるコンテンツもあります。

こうなってくると、ラジオドラマに近いですよね。

俳優さんのリアルな演技が、私のハートにビンビン響いてきます。

 

対話が面白かったコンテンツ 3選

 

これまでの私の「聞く読書」経験の中で、対話が面白かったコンテンツをご紹介したいと思います。

 

対話が面白い「聞く読書」コンテンツ 3選

① 嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え
  著者:岸見 一郎, 古賀 史健 (オーディブル)

② 人生は楽しいかい?
  著者:ゲオルギー・システマスキー, 北川 貴英 (オーディブル)

③ 教場
著者:長岡弘樹 (オーディオブック)

 

①の「嫌われる勇気」は、2013年発表のベストセラーです。

私は、学生時代に、一応哲学を専攻していたのですが、このアドラーという方は、知りませんでした。おそらく、学生時代に授業で取り上げていた先生もほとんどいなかったと思います(ほとんど授業に出ていないので、あまり私の証言は当てになりませんが)。

そんな無名だったアドラー哲学・心理学を、哲学者と青年が熱く議論を戦わせる「対話篇」という形で、紹介してくれます。

 

聞いていただくと分かりますが、人間関係の悩みを抱えている青年の演技がちょっと大げさではあるのですが、私はハマりました。

「ええい、いまいましい! このインチキ哲学者め!」とかいいながら、全力で哲学者に食らいついていく、青年の立場に共感しながら、聞いていくと面白いと思います。

続編の「幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII 著者:岸見 一郎, 古賀 史健」もオーディブルに入っていて、こちらもオススメです。

 

②の「人生は楽しいかい?」は、ビジネス書です。

アマゾンのあらすじを引用します。

もう他人の価値観には振り回されない!
笑って泣けてためになる、感動のストーリー。

うだつの上がらないサラリーマンの僕が出会った謎のロシア人“ゲオ”。

一見小太りでパッとしないゲオが僕に伝えてくれたのはロシア特殊部隊で生まれた「人生を変える方法」=「システマ」だった――。

 

 

謎のロシア人のキャラが、かなり面白いです。

この面白さは、自分で読んでもなかなか再現できませんね。

ちなみに、私は1.8倍速で聞いているので、演技がどうとか、イントネーションがどうとか、そういう細かいことはあまり気にしていません。。

 

③の「教場」は、キムタク主演でテレビドラマ化もされた話題作ですね。

これは、完全にラジオドラマ(といっても、今の若い方は、ラジオドラマを聞いたことがないという方のほうが多いかもしれませんね)です。

登場人物ごとにナレーターが分けられていますし、少しですがBGMも入っています。

かなり不気味なBGMですが。。

私は小説も、1.8倍速で聞いていますが、作品の雰囲気やBGMまでじっくり味わいたいという方は、標準の速度で再生しても良いと思います。

 

以上、私がおすすめしたい3つのコンテンツについて、簡単にご紹介させていただきました。

いずれも、紙の読書では味わえない、「聞く読書」ならではの体験ができるステキな作品です。

まだ、利用されていない方は、この機会にお試しいただけたら、幸いです。

 

次回は、私が実際に使っているアプリ「オーデイブル」と「オーディオブック」について、ご紹介させて頂く予定です。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
早朝のシャワーと笑顔トレーニングの後で、税理1月号チェック。ネットビジネスについての小論文をチェック。私も新しい分野でビジネスをされている方とお仕事をしたいな、と思います。
FP2級は、2019年1月過去問(実技)。2回転目は、間違えたところだけを解いて時間短縮です。だた、この方法だと、1回転目に勘(まぐれ)で正解してしまったところが復習できないのが難点です。

午前中は、子どもたちと住宅展示場に行き、恐竜の模型に乗ることができるイベントに参加しました。なかなかリアルで面白かったです。
恐竜好きな次男は、自由帳を持参して、熱心にスケッチ。私は絵心がなく、自発的にスケッチをしたことが無いので、ちょっと驚き。
お父さん(私)も注文住宅の見本を見学、ステキな雰囲気を楽しみました。

午後は、長男がサッカーに行っている間に、次男・三男と図書館に。残念ながら、コロナで閉館中だったため、近くの花屋さんでお花を買って帰宅。

夕方はブログ執筆という一日でした。

 

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本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法①

読書が苦手な方に朗報です

本は、読むよりも聞くほうがラクですよ!

 

本は子供にいたずらされるのも悩みです。これはマンガですけど。。

読書はお好きでしょうか?

 

皆さまは、読書はお好きでしょうか?

私は、まあまあ好きです。

昔は「趣味は読書」とずっと言ってきましたが、今は体を動かしたり、スポーツ(サッカー)を見たりするほうが好きです。

 

私は大学生の頃から本が好きになり、当時はなかなかの文学青年でした。

当時の好きな作家は、三島由紀夫やドストエフスキーです。

他にも夏目漱石や太宰治といった古典(?)から、村上龍や村上春樹といった人気作家まで、ずいぶん沢山の本を読んできました。

 

社会人になると文学熱は一気に冷めてしまい、時代小説しか読まないおっさんになりました。

司馬遼太郎や池波正太郎、柴田錬三郎、吉川英治の小説をよく読みましたね。

 

本は読むよりも、買うこと、並べることの方が好き

 

読んでいた当時から、私は本を読むよりも、本を買うこと、そして本棚に本を飾ることの方が好きでした。

読まなくても、本棚に並べて飾っておくだけで満足なのです。

学生時代には、6畳の自室に数千冊の文庫本が並んでいたと思います。

全然読んでないのですが、買って並べておくだけで満足なんですね。

変な趣味ですが、もしかしたら、また復活するかもしれません。

 

私が大学生だった(20年以上前)頃は、ブックオフのような大型の古書店がどんどん増えている時代です。

新刊書店では、絶対に入手できないような絶版の文庫本が100円均一でゴロゴロ入手できたのです。

今の「せどり」のようなことをしている方もいませんでした(といっても、当時知り合いだった街の古書店の店主は、ブックオフで仕入れている、と聞いたことがあります)ので、すごく集まったんですよね。

結局、全部ブックオフに売ってしまったのですが、豪快に手放しすぎたと後悔もあり、少しづつ買い戻しているところです↓↓

 

↑↑ こういう感じの本を集めていました

 

本を読むのは苦手です

 

そんな知的虚栄心(三島由紀夫の言葉?)も、加齢とともにだいぶ薄れてしまいましたが、今でもかすかに残っています。

ですが、正直、本を読むのは苦手です。

老眼鏡をかけるほどではないのですが、細かい字が苦手で、あれほど好きだった文庫本が、今では、手に取るのがおっくうです

 

ですが、独立を意識して、ブログを書くようになってからは、アウトプットをするためインプットが大事、ということで読書の時間が重要になりました。

読書の時間をなるべく取ろう、と心では思うのですが、なかなか本に手が進まないんですよね。

 

「聞く読書」という革命

 

そんな状態で、本を読もうと思い、本を買いはするものの、なかなか読まないで積ん読になってしまい、部屋が本だらけになるという状況に苦しんでいました。

 

 

そんな時に、本を聞くことができるオーディブルというアプリに出会いました。

本を聞くことができるということは、以前から知識としては分かっていたのですが、私は自分が「本が好き」な人間だと思っていたので、なんとなく「本を聞く」という行為が邪道ではないか、と思っていたのです。

そして、本を聞くということは、何時間も時間をかけて本を読む(聞く)ということだから、なんとなく非効率的だな、とも思っていました。

 

ですが、試しに聞いてみて、その考えは間違いだと気づきました。

本を聞くことが邪道かどうかは、なんとも言えませんが、非効率かどうかという点では、かなり効率的だと言わざるを得ません。

 

読む時間はなくても、聞く時間はかなりあります

 

本を聞いてみて分かったことは、本を読む時間はなくても、本を聞く時間はたくさんある、ということです。

私が本を聞いているのは、車の運転中(子どもたちの送り迎えだけで、一日に1時間半くらいあります)や洗濯物を干しているときやたたんでいるとき、布団を干しているとき、料理を作っているときや皿を洗っているとき、買い物に行っているとき、等々です。

 

そうです。

本を聞く、という時間は家事等をしながらの「ながら時間」に最適です。

この時間にはいままで、英会話のアプリを聞いたり、ラジオ(じゃなくて、正確にはラジコですが)で大好きなFM(J-wave)を聞いていました。

それはそれで良かったのですが、オーディブルを導入して本を聞く習慣ができてから、さらに充実した良い時間になりました。
(そもそも論としての、家事の時短については、現在、研究中です。)

 

具体的な方法や聞く読書の魅力など、もう少しお話したいのですが、長くなってまいりましたので、詳細は次回にお話しさせていただきます。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

明日から、嬉しい3連休ですね。

Have a wonderful weekend !!

 

【昨日のできごと】

3:13起床。
朝のシャワーと筋トレの後に、税理1月号チェック。
「税務手続のデジタル化」についての小論文。税務の実務家からすると、迷走を続けている(年末調整の電子化等)ように思えるデジタル化行政ですが、私は全体的にはいい方向に向かっていると思います。
私がこの業界に入った11年前には、電子申告はなく、申告書は紙提出だけだったので、かなりの進歩だと評価しています。

FP2級は、過去問2回転目。いよいよ受験票が届き、受験地は東京国際大学(埼玉県川越市)となりました。コロナの問題もあり、開催が難しいと思われましたが、とりあえず開催が決まり、嬉しいです。

午前は、登録書類の作成で、午後は昼寝の後に11キロジョギング。
冬休みは、ずっとサボっていた(子供との時間を優先した)ので、久しぶりでした。風が強かったですが、久しぶりのジョギングを楽しみました。

その後、夕方はブログ執筆という一日でした。

 

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初めての献血に行ってきました

先日、恥ずかしながら人生初の献血に行ってきました。

思った以上に簡単でラクだなぁ、という印象です。

そんな献血について、お話しさせていただきます。

 

献血に行くことになる経緯

 

いままで献血には、縁がない人生を送ってきました。

 

子供の頃から、献血のバスを良く駅で見かけることはありましたが「なんだろうな?」と思いながらも、あまり気に留めていませんでした。

大人になってからも、「献血をするとジュースをもらえるよ!」といって、しょっちゅう献血に行っているという献血マニアの知人がいましたが、「変なやつだな」くらいの認識で、スルーしていました。

 

 

近年、海外サッカーにハマり、特にレアル・マドリード(現在はユヴェントスに所属)のクリスティアーノ・ロナウド選手が好きになりました。

ロナウド選手には「献血をするためにタトゥーを入れない」というポリシー(海外サッカー選手は、かなりの選手がタトゥーを入れています)があることを知り、その頃から「なるほど、ロナウドがやっているなら、俺も献血しなきゃダメだな」と意識するようには、なりました。

 

意識はしていたものの、行動に移せぬままに日がたっていましたが、ようやく税理士試験や税法免除大学院という長年の課題から開放されて、時間が少しできたことから、新しいチャレンジとして献血をしてみました。

他にも、以前働いていた職場の同僚が、病で亡くなってしまったことから、骨髄ドナー登録をしようとしたこと(結局、今回の献血ではドナー登録はできませんでしたが)も、大きな理由の一つです。

 

献血に要する時間は、小一時間ほど

 

私が献血に行かなかった理由の一つとして「時間がないから」というものがありました。

が、献血を経験してみての感想は
時間はたいしてかからない」というものです。

私が経験した「献血バス」での献血に要した時間は、たったの小一時間です。

イメージとしては、2~3時間かかるものと思っていたので、思った以上に早かったです。

当日の流れとしては、

献血会場に行ってから、

① 受付確認表を記入して

初回なので、少なめの200ミリでお願いしようと思ったら、係の方に「400ミリでお願いしてます」とあっさりと訂正が入りました(笑)

 

② 係の方の簡単な質問(直近1ヶ月以内に海外旅行に行っていないか?とか)に答えて、

③ 医師の方の簡単な問診と血圧測定

④ ベッドに横たわり、献血

という流れです。

 

献血会場は警察?

 

ちなみに私が行った会場は、春日部警察署でした。

なんで警察署なのかな?と思いましたが、当日行ってみて納得!

警察官の方がたくさん献血に協力されているみたいです。
(とても頼りになりますね。)

 

私が住む埼玉県では、常設の献血ルームは、所沢・川越・鴻巣・越谷レイクタウン・大宮・川口・熊谷の7ヶ所です。

結構、便利なところにありますね。

 

日本赤十字社 献血センター埼玉県

 

他にも、献血バスが色々なところを回っていますので、興味がある方は日本赤十字社のHPをご覧になっていただければ幸いです。

 

献血後にジュースももらえました

 

献血前には、水分補給としてスポーツドリンクを、

献血後には、好きなパックジュースと景品の綿棒をいただきました。

 

 

献血の際の注意点は?

 

献血の際の注意点は、

 

① 献血の前にもらったスポーツドリンクで十分に水分を摂ること

② 献血した当日は、激しい運動は控えること

 

ですね。

細かい点は、もっとあると思いますが、大まかには上の2点です。

 

献血を受けてみての感想

 

初めての献血、受けてみての感想は、

思ったよりも痛くない(予防接種と同じで最初の針を指す時の痛みだけ)

ということと、

時間もそんなにかからない

ということです。

特に、私は初回だったので登録作業に時間がかかっていたようですが、サムネイル写真の献血カードを作ったので、次回からは、もっとスムーズに献血が受けられると思います。

献血会場近くに行く用事がある時に、ついでに寄っていっても良いかもしれませんね。

 

このコロナ禍で、血液は不足しているようです

 

このコロナ禍で、献血する人が減少し、血液が不足しているそうです。

そんな状況下で、私の血液がお役に立てたのであれば、嬉しいです。

 

献血と言うと、ボランティア精神にあふれる人が行くイメージがありましたが、そんなに気負う必要はないと思います。

ちょっとした空き時間に献血をして、ちょっとだけいいことをした感を味わえば、それで良いのではないでしょうか。

私にしても本音では、献血に行ってブログやFacebookのネタにしようかな、という程度のものです。

気負わずに、カジュアルに、ちょっとだけいいこと、やってみてはいかがでしょうか?

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

【昨日のできごと】

3:36起床。
二度寝していたものの、次男が私の布団に侵入してきたたので、たまたま起きました。寝相の悪い長男と次男に挟まれて寝ているため、夜中に何度も起こされることがあります。
税理12月号では、ホステスの所得区分(給与所得か事業所得か)についての小論文をチェック。大学院時代にも勉強した興味深い事例です。

FP2級では、相続のインプットと不動産のアウトプット。不動産のアウトプットもようやく終わり、残すは相続のイン&アウトのみです。試験が近づくごとに高まってくる緊張感が嫌いじゃないです。

子供たちを送った後は、ブログ執筆して、久しぶりの11キロジョグ。
今週は、献血と雨で、走る日が1日しかなくなってしまいました。ブランクを埋めるためにゆっくりと走り始めるビルドアップ走にトライ。
ラスト3キロを全力にしましたが、あまりスパートがかからず、不完全燃焼です。

その後、ブログの加筆と歯医者、子供のお迎え、という一日でした。

 

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お父さんが読んでも楽しい絵本(男の子向け)②

絵本の読み聞かせがつらい、そんなお父さん、いますでしょうか?

そんなお父さん方におすすめしたい絵本の紹介、続きです。

 

 

前回の投稿では、読み聞かせをすることがつらい理由やつらくならないオススメの絵本について、お話しさせていただきました。

 

お父さんが読んでも楽しい絵本(男の子向け)①

 

今回は、その続きからお話しさせていただきます。

 

私がオススメする絵本の続き

 

絵本の世界には、新作もありますが、古典もあなどれません。

古典というと、どうしても「かぐや姫」や「桃太郎」のように、誰もがストーリーをそらんじられるような作品が思い浮かびますね。

大人の視点からこれらの作品を見ると、発見が少なく退屈しがちですね。

 

ですが、ちょっとどういう話しかよく分からない古典というのは、なかなか新鮮で面白かったりもします

また、最近の絵本の新作には、色々な試行がこらされていて、面白いものもありますが、古典のほうが、様々な制約がなく自由奔放な世界観がある場合も、少なくありません

 

そんな古典の中で、特におすすめしたいものの一つが「ちからたろう」です。


 

ご存じない方のために、すこしだけ「ちからたろう」の物語を説明します。

ちからたろうは、おじいさんとおばあさんの垢から生まれた怪力の少年です。

やがて、鉄の棒をもって力試しの旅にでると 、「みどうっこたろう」という御堂をしょった力自慢の少年と勝負をして、勝ち、仲間になります。

さらには、岩をげんこつで叩き割る「いしこたろう」とも勝負をして、勝ち、仲間になります。

最後に3人は協力して、怪物を退治して、ヒーローになります。

舞台を現代にして、スポーツか格闘技の話しにしてしまえば、少年ジャンプの青春マンガの原作になりそうな筋立てですね。

「力が正義」というシンプルな世界観とキャラのユニークさ(みどうっこたろうって、何?)が素敵です。

 

あの名作の原作は

 

続いて、ご紹介したいのが「そんごくう」です。


 

ご存知の通り、ドラゴンボールの主人公は「孫悟空」で、元ネタは、中国の伝奇小説「西遊記」です。

この「そんごくう」のお話しもドラゴンボールのキャラとかなり重なります。
猪八戒(ウーロン)、牛魔王、金閣、銀閣などですね。

ドラゴンボール同様、奇想天外、波乱万丈のストーリーで飽きがきません。

絵本「そんごくう」では、「おしゃかさま」も大事なキャラ(当然、最強ですね)で、この作品を読むことで、「悪いことをすると、おしゃかさまがみているよ!!」というフレーズが、使えるかもしれません。。

話しのボリュームとしては、けっこう長いので、小学生くらいにならないと厳しいかもしれませんね。

 

下品だが、笑えるう◯この話し

 

最後にひとつ、下品だけど、子供たちには大受けのう◯この話しです。


 

この話しは、ある日、道端で犬がう◯こをしたところから始まり、う◯こが、居場所を探す旅にでるというお話しです。

作中、ずっと「くっそー」とか「うん、こうしよう」とか「ふん、ふん、ふん」とか繰り返されるのですが、これが子供にはうけますね。

この作品は、読み終わるのに5分もかからない貴重な作品でもあります。

う◯こも、今では、うんこドリルなんかが大ベストセラーになるくらいですので、市民権を得た、と言えるのかもしれませんね。

 

読み聞かせの本がつまらなくて、退屈している方、子供の食いつきがイマイチでお困りの方、これらの本を参考にしていただけたら幸いです。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
今日も早朝から漢字練習。送り仮名と書き取り。
書き取りが難しかったら、今週末の試験は厳しいかなと思っていましたが、いままで学習してきたことの積み上げが効いているので、思ったより出来ています。
歳のせいで、漢字のこまかい「とめ」「はね」の部分が見えないため、急遽、虫眼鏡を購入しました。ハズキルーペは、高いんですよね。

朝は、子供たちを送り出した後、11キロジョグ。空気は乾燥していて、気温も低いですが、まだ日差しが強いですね。パーソンズを聞きながら、気持ちよく走りました。

その後、ブログの執筆をして、3男が予防接種のため、早退させて、病院へ。
今日も泣くこと無く、注射をこなしました。

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お父さんが読んでも楽しい絵本(男の子向け)①

絵本の読み聞かせがつらい、そんなお父さん、多いのではないでしょうか?

そんな世のお父さん方に、おすすめしたい絵本についてお話ししたいと思います。

 

 

前回の投稿では、短くて読みやすい「ウルトラかいじゅう絵本」について、お話しさせていただきました。

 

男の子の読み聞かせには「ウルトラかいじゅう絵本」をどうぞ

 

今回は、前回とは違ったものをご紹介させていただきたいと思います。

読み聞かせがつらい理由

 

読み聞かせがつらい、と私が感じる理由の1つ目はとても単純で、眠いから、というものでした。

これは、寝る前の話しなので、どうしようもないですね。

 

そして、読み聞かせをすることがつらい、と感じることのもう一つの理由が、どうしても、子供向けのお話しのため、内容的に退屈、ということがあると思います。

それでも、子供たちが喜んでくれれば、それで大丈夫、という方はそれで問題ないと思いますが、残念ながら私は、そこまで人間ができてないんですよね。

読み聞かせをする私が楽しんでいないと、苦行の時間になってしまうので、なんとか工夫をしたいところです。

 

お父さんが読んでも、面白い話しを探そう

 

そこで、私は、自分が読んで面白いと思える絵本を探すことにしました。

これは、好みの問題なので、人によると思いますが、私の場合は、

 

① 笑いがあること

② 多少強引なくらいのハチャメチャなストーリー展開

③ 下品な要素が含まれること(う◯こ等)

 

といった要素が大事なような気がします。

そして、これらの要素はお母さんがあまりいい顔をしないかもしれない、要素でもありますね。特に③あたりは、危ないかもしれません。
(奥様が、こういった要素に過敏な方は、ご注意下さい。)

 

私がオススメする絵本

 

読み聞かせが苦手な私が、オススメする絵本をこれから紹介させていただこうと思います。


 

もはや古典と言っても良いくらい(初出は1973年ですから、私が生まれる前の話しですね)のかなり有名な作品ですが、絵本が退屈、というイメージをお持ちのお父さんに読んでいただきたいのが、この「どろぼうがっこう」ですね。

泥棒になるための勉強をする学校という舞台設定が、すでに最高です。ドリフのコントを見ているかのような、面白いセリフの掛け合いが楽しめます。

登場人物たちのキャラも強烈で、イラストもちょっとグロテスクな感じが素敵です。

ストーリーは破天荒で、オチも秀逸。オススメです。

ちなみに、作者のかこさとしさんの作品では「だるまちゃん」シリーズも面白くて盛り上がるものが多いです。ちょっと長いですけどね。

 

続いて、ご紹介したいのが、「みみかきめいじん」です。


 

耳かき名人のひょ・うーたん先生のもとに面白いお客さんがぞくぞくと現れます。

のんびりした雰囲気の作品で、読むとぐっすり眠れそうな気がします。
私は、読まなくてもぐっすり眠れますが。。

 

作者のかがくいひろしさんの作品は、どの作品も絵がかわいくて、いやされます。

話しの内容は、かなりハチャメチャでいい加減な感じですが、力が抜けていて、読んでいて疲れません

私は、この先生の「がまんのケーキ」という作品も大好きです。


 

ケーキが食べたいのに我慢する、亀のかめぞうさんと鯉のこいたろうのコントのような掛け合いが最高です。

 

続きは、また次回、お話しさせていただこうと思います。

どれも、有名な本ですが、まだご覧になっていない方がいらしたら、お手にとって見ていただけたら幸いです。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
今日も漢字の勉強を優先。誤字訂正と送り仮名。誤字を見つけることは、割と楽ですが、結局、正解の漢字のイメージは出てくるけど、正確に書くことができないところがネックですね。
この2級レベルは、高校生までの漢字なのですが、手書きを今まで避けてきたため、能力は退化する一方でした。ですが、漢字の勉強をはじめてみて、手書きの楽しさを再発見したように思います。詳しくは、また別の日に、ブログで語ってみようと思います。

その後、子供たちを送り、11キロジョグへ出発。走っている途中で、ウォークマンの充電が切れてしまい、音楽がストップ。久しぶりの無音ランは、自分の呼吸音が新鮮でした。そして、全然自分を追い込んでいなことに気づき、もっとペースを上げました。ラストスパートをしっかりかけたい時は、音楽よりも呼吸音をしっかり捉えて、全身全霊で集中して走ったほうが良いかもしれません。

お昼は、海外サッカーのダイジェストをチェック。今年の夏の移籍市場では、バルセロナのメッシが話題になりましたが、結局、動いたのはスアレスでしたね。アトレティコ・マドリードに移籍したスアレス選手。得点感覚は、まだまだトップレベル。レアル・マドリードサポーターとしては、怖すぎです。

その後は、ブログ執筆と子供のお迎え、夕飯の下準備、という一日でした。

【Today’s BGM】  カシオペア「HALLE」

 

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男の子の読み聞かせには「ウルトラかいじゅう絵本」をどうぞ

子育て世代の皆さま、お疲れさまです。

子供の絵本の読み聞かせ、がんばっていますでしょうか?

 

 

読み聞かせ、実はちょっと苦手です。

そんな私がおすすめしたい絵本について、お話してみたいと思います。

 

読み聞かせをしたいけど、眠くて

 

私は、ほぼ毎日、子どもたち(長男7才次男5才)とお風呂に入り、子どもたちと一緒に、21時過ぎには眠ってしまいます。

寝る前に、子供から絵本の読み聞かせをせがまれますが、私自身がすでに風呂に入った後は、そうとう眠くなっていて(だいたい3時半に起きるので)、読み聞かせをしていると、自分の方が先に眠くなってしまうのです。

ですので、子どもたちに読み聞かせをしてあげたい、という気持ちはあるのですが、長いお話しだと、ちょっとつらいんですよね。

そんな私が出会った、眠くなる前に読み終わるボリュームの絵本が「ウルトラかいじゅう絵本」です。

 

ウルトラマン好きの男の子に最適

 

この絵本は、対象が「3才くらいから」となっていますが、もっと早くから読んであげても、大丈夫です。

うちの3男(3才になったばかり)は、おそらく1才のころから、この絵本のお世話になっています。

長男次男の影響もあると思いますが、歴代のウルトラマンが大好きで、この絵本のシリーズも大好きです。

 

おすすめポイントは、

① とにかく一つの話しが短くてコンパクト

② ウルトラマンの絵がかわいい(けど、かっこいい)

③ サイズ的に収納がしやすく、子供が持ちやすい

 

まず、①についてですが、この絵本のシリーズは全30タイトル(わが家では、全部そろえました)で、一つの話しは、32ページです。

32ページと言っても、文字のページは片側だけです。

その上、文字数は極めて少ないので、ゆっくり読んでも5分はかからないと思います。

 

 

この5分以内に読み終わる安心感が最高ですね。

疲れていても、5分以内であれば、なんとかなりそうですよね。

 

続いて②についてですが、これは趣味の領域なので好みは分かれるとは思います。

ですが、写真を見ていただくと分かる通り、絵本のウルトラマンは、かわいい感じに仕上がっていますが、ちゃんとかっこよさも残されています。

そのへんが、男の子受けするポイントなんでしょうね。

 

③のサイズ感については、写真で確認していただくと、こんな感じです↑です。

子どもたちでも持ち運びやすく、シリーズの大きさ均一なので、整理しやすいですね。(逆にいうと、普通の絵本はサイズ感がバラバラすぎて、整理しにくいですよね)

 

読み聞かせを楽しもう

 

このウルトラかいじゅう絵本シリーズは、全部で30冊あり、「すくすく知育編」「日本昔ばなし編」「世界名作童話編」などに分かれていて、本格的な読み聞かせに入る前の、入門編としても最適です。

例えば日本昔ばなし編では、「おむすびころりん」や「いっすんぼうし」「さんまいのおふだ」「わらしべちょうじゃ」「かぐやひめ」といった元ネタを、ウルトラマンのキャラ達で作り変えた面白いストーリーにリメイクしています。

 

この絵本を読むことで、読書好きの子供に育つかもしれません。

少なくともわが家では、長男・次男・三男ともこのシリーズのお世話になり、今のところ、読書好きの子に育っています。

長男(小学2年生)は、今、漢字に苦しんでいますが。。
お父さんもなぜか、漢字(検定)に苦しんでいます。。

 

5才くらいになると卒業かも

 

このシリーズは、お話しが短いので、5才(年長)くらいになると、物足りなくなってきて、子供にもっと長い話しを希望されてしまいます。

その時は、このシリーズは卒業して、もっと長いお話しに移るべきときでしょうね。

 

絵本の読み聞かせ、大変だと思いますが、楽しみながら頑張りましょう。

次回は、私が楽しんでいる絵本について、お話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!


【昨日のできごと】

3:30起床。
FP2級の勉強はカット。今週末に漢検の試験があるため、漢検のラストスパートです。といっても、はじめたばかりですが。
同音・同訓異字は、難易度はそれほど高くないため、割と勉強しやすいジャンルです。例えば、

夏場はカイキンシャツで通学する。(開襟)
一日も休まずカイキン賞をもらう。(皆勤)

といった感じです。漢字は読めるのですが、書き取りとなると難しいですね。

その後は、子どもたちを送り届けてから、11キロジョグ。秋晴れの気持ちの良い天気でしたが、日差しが強くて、タイム的には伸びませんでした。

お昼は、録画しておいた半沢直樹(最終回)を鑑賞。白井大臣、最後にやってくれましたね。途中、何度かうるっときました。半沢ロスになること、必死です。多分、小説を読むことになると思います。

その後は、ブログ執筆と夕飯の支度、子供のお迎え、といった一日でした。

 

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TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人⑤

先日、逝去されたTAC創業者の斎藤学院長の著作「ビジネスの論理」再読。

今回は、その第5弾です。

 

 

斎藤先生の訃報を聞いて「ビジネスの論理」を再読しています。

先生の公認会計士の受験生時代から講師時代、そしてTACの経営者となって、会計士市場、税理士市場を攻略、さらには新しい市場に挑戦し続けた時代について、見てきました。

 

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人①

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人②

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人③

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人④

 

 

今回は、その続きから、お話させていただこうと思います。

 

斎藤先生流の限界の超え方

 

前回までの時系列的な先生とTACのヒストリーから離れて、「ビジネスの論理」に語られている、斎藤先生流の限界の超え方について、今回は見ていきたいと思います。

 

まず、先生が最初の壁を超えるのは、公認会計士の受験生として、仙台で独学しながら2年連続で不合格になった後に、東京の受験予備校に入ったところで、勉強に打ち込むシーンです。

 

それまでの私は普通であった。
だが、普通に努力したのでは普通で終わってしまう。
群れから抜け出て圧倒的な強者になるためには、普通を遥かに超えた努力をする必要があると感じた。
私は何とかして普通の人の群れから抜け出て地上最強の強者になろうと決意した。
そのためには他の人に真似のできないレベルで実行して限界の壁を超える必要があった。
私は試験と一つになりきり、他の人には真似のできないボリュームの時間を投入することで全受験生の中で一番になろうと目標を定めた。
勉強時間を捻出するために睡眠時間を削った。1日に10分ずつ減らした。
当初は6時間あった睡眠時間を5時間にし、さらには4時間にした。
そして3時間にまで減らした。3時間眠れば翌日も頭は回転した。
だが、それ以上睡眠時間を減らすと頭は使い物にならなくなった。
『ビジネスの論理』斎藤博明(TAC出版)p83

 

睡眠時間を削って勉強することについては、人によって成果が出る場合と出ない場合があるでしょうから、私からはあまりオススメはできません。

ただ、一つのことを極めようと決意した場合に、「何か」を手放さければならない、というのは事実だと思います。

斎藤先生の場合は、それが「睡眠」だっただけで、私たちの場合では、それが「友人との飲み会」だったり「スマホ」だったり「SNS」だったりすれば良いではないかと考えます。

 

全国模試1位を取る人の努力

 

 

ちなみに「全受験生の中で一番になろう」という先生が、どの程度の努力をしたのか、以下の文から察していただけると思います。

 

1日3時間睡眠で全てのエネルギーを勉強に集中するには並はずれた体力と精神力が必要であった。
肉体と精神が限界に近づくまで私は自分を追い込んだ。
想像を絶する過酷な日が続いた。
幾度も限界の前であえいで倒れた。それでも私は限界のバーを日々高めた。
すると限界は一日ごとに高くなった。
私はその日に勝つことだけに集中した。命懸けの勝負で負ける訳にはいかなかった。勝てない日にはなりふり構わず引き分けに持ち込んだ。
日ごとに限界は高められ、私は無人の原野を一人で走った。私と同じレベルで走れる人は誰もいなかった。
私はゴボウ抜きで順位を上げた。そして公認会計士の最大規模の公開模試で念願の一位になった。私は受験生の頂点に立った。
『ビジネスの論理』斎藤博明(TAC出版)p83

 

ここまでの努力を私は、まだしたことがなく、また、これから先もできないだろうと思います。

ただ、ここまで努力した人を知っている、というだけでも意味があるかな、とも思います。

 

太く短く生きること

 

斎藤先生の「圧倒的な努力」は、受験生時代から経営者時代にも続きました。

 

私は公認会計士の受験生時代に、1日3時間睡眠で勉強した。
あの時私は日本で私以上に頑張って生きている人はいないはずだ、と思いながら頑張った。
だが、社長になってみてあの時の私は甘いことがわかった。
いくら辛いとは言え、自分一人のために頑張っただけの平和な日々であった。(中略)
私は多分、40歳までは生きないだろうと思った。1日3時間睡眠は経営者になっても続いた。
無理に無理を重ね生命を削って働いた。
私は太く短くいきればそれでよいと思った。
長くだらだら生きるよりも全速力で駆けられるだけ駆けて、40歳位でポックリと死ぬのが私の人生のイメージになった。
私は生命の長さに執着せずに、いま、ここにいる自分の全ての生命力を出し尽くして生きる覚悟をした。
私は生まれたばかりのTACを何としても大きな会社に成長させようと強く願った。
『ビジネスの論理』斎藤博明(TAC出版)pp.139-140

 

先生は、生命の長さよりも、今の瞬間に生命力を出し尽くすことを選択したようです。

若いころから、体に無理を重ねたため、倒れてしまう話しも何度となく、「ビジネスの論理」には紹介されています。

そして、40歳を超えてもまだ、走り続ける先生の話しは続きます。

 

その他にも読みどころ満載

 

特に、先生の趣味であるマラソンの話しは、勉強やビジネスの苦労話以上に、さらに過酷な話しが出てきます。

ちょっとだけ、ご紹介すると、マラソンと言っても、100キロを超えるウルトラマラソンであったり、山の中を24時間以内に走破する山岳耐久レースであったり、とその過酷さは、尋常ではありません。

その様子は、先生の別の著作である「風の二重奏」にかなり詳しいです。

 

また、先生は子育てについても少し、エッセイを書いていて、激務のさなかで、子供をお風呂に入れることと寝かしつけの絵本の読み聞かせを習慣にしていることにも触れています。

その他、独身時代の恋愛の話し学生時代のインド放浪の話しなど、紹介しきれない話しがたくさん詰まっています。

 

TACで勉強している方、していた方、違う学校ではあるものの斎藤先生に興味がある方は、ぜひ先生の著作を手にとって見ていただれば幸いです。

今まで、経験したことがないような熱量を、その文章から感じ取っていただけると思います!!

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 


【昨日のできごと】

2:10起床。
漢字検定2級の勉強。学習してみると、2級でも楽ではないことに気づきました。
読みはほとんどできるのですが、「部首」「熟語の構成」「四字熟語」といったところは、大苦戦が続いています。部首なんて、中学校くらいからやっていないので、さっぱり分からないのです。勉強を続けていると少しづつ、カンを取り戻してきますが、来週の日曜日が試験日なので、日程的にタイトすぎて厳しいです。

4時からは、海外サッカー観戦。レアル・マドリー対レアル・ベティス。前節では動きの悪かったマドリーですが、今日は好調でした。先取点のゴールを決めたバルベルデ選手、去年の好調時のようなアグレッシブな動きを見せてくれてよかったです。

その後、マクドナルドで、お昼を買って家で食べ、午後からは長男のサッカーの送迎。今日は練習の見学は中座して、昼寝と読書をしました。

家に戻って、夕方はブログ執筆、という一日でした。

 

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TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人④

先日、逝去されたTAC創業者の斎藤学院長の著作「ビジネスの論理」再読。

今回は、その第4弾です。

 

斎藤先生の訃報を聞いて「ビジネスの論理」を再読しています。

先生の公認会計士の受験生時代から講師時代、そしてTACの経営者となって、会計士市場、税理士市場を攻略した時代について、見てきました。

 

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人①

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人②

TAC創業者の斎藤先生 限界に向き合い、格闘し、限界を超える人③

 

今回は、その続きから、お話させていただこうと思います。

 

次なる一手は、専修学校

 

公認会計士市場を攻略した後に、税理士市場において苦戦しつつも、順調に受講生の数を伸ばし続けたTAC。

1980年度に1億円だった売上は、4年後の84年度には8億円となり、4年間で8倍という急成長を遂げることになります。

ここで斎藤先生は、次の一手として、専修学校の認可を受けて、学校法人になることを目指します。

高校を卒業した人たちを教育する専修学校には、肥沃なマーケットとしての魅力があったそうです。

 

しかし、ここで思わぬ横やりが入ります。

専修学校に新規参入するには、同じ区内にある既存団体の了解が必要であるという規制がありました。

 

TACが学校法人ではない理由

 

当然、既存団体は、自分たちの受講生が奪われることを恐れ、TACの参入を認めようとはしません。

結局、既存団体はTACの参入を徹底的に阻止し、先生の描いた専修学校の夢は葬られてしまいました。

 

私は規制という名の新規参入制限に歯ぎしりした。悔しかった。
目の前で描いていた夢が瓦解した。
私は「規制」のある世界でビジネスすることに嫌悪感を抱き市場から撤退することを決めた。(中略)
後にバブルが崩壊した時、様々な人から「学校法人を買いませんか」と誘いを受けた。「学校法人になると税金が安くなり補助金がもらえます」と説明された。
私は二つの理由を挙げてこの話を断った。
「税金を払うのは大事なことです。学校法人だからと言って税金が安くなるのはおかしいです。TACは自立した存在として自分の足で立つことに誇りを持っています。補助金をもらうと、出してくれた役所に飼い慣らされてしまいます。自分の運命の主導権はいつも自分が握るべきです。それが人生の基本です。補助金はいりません」
学校法人になることを断った根っこには、この時、規制の前に撤退を余儀なくされた苦い経験があった。
『ビジネスの論理』斎藤博明(TAC出版)pp.239-240

 

映画のワンシーンになりそうな感動的な場面ですね。

斎藤先生のキーフレーズである「自分の運命の主導権は自分で握る」がここにも現れました。

(TACが学校法人でない理由は、こういったことも背景にはあったようですね。)

 

ピンチをチャンスに変える

 

専修学校の認可を得ることができずに、一歩踏み込んでいた市場から撤退を余儀なくされたTAC。

会計士・税理士市場で二戦二勝して、勢いにのっていたTACの成長神話が、崩壊するピンチにさらされました。

しかし、ここでも斎藤先生は、次の成長シナリオを描きます。

 

当時、資格は分野毎に分かれていた。
会計以外の資格は別の世界にありそれぞれの老舗が牛耳っていた。
私は垣根を壊して全ての分野の資格をTACで制覇しようと野心を抱いた。
84年、33歳になった私は、全社員を小さな教室に集めると、これからTACが取り組む壮大な戦略を語った。
シーザーがルビコン河を渡ったように、私は戻れない決断をした。
あとはひたすら駆け抜けて戦うだけであった。
『ビジネスの論理』斎藤博明(TAC出版)pp.250

 

ここからのTACは、毎年のように怒涛の勢いで、新たな分野での新規の講座を開講していきます。

 

85年 情報処理技術者試験
86年 宅地建物取引主任者試験
87年 行政書士試験
88年 英文会計試験
89年 中小企業診断士試験
89年 米国公認会計士試験
90年 証券アナリスト試験
91年 不動産鑑定士試験
92年 ファイナンシャル・プランナー試験
94年 公務員試験

 

各分野の老舗は、一度出来上がったコンテンツ(教材)を何年間も使うことで利益を上げていたのに対し、TACは毎年、莫大な手間とコストをかけて教材を作り変えることにこだわったそうです。

そして、会計士と税理士の市場で戦ってきたTACは、そのノウハウを新市場でも導入し、次々に新しい分野での頂点を極めていくことになります。

 

規制の壁に阻まれて、撤退した専修学校でしたが、その後にTACは、規制のない自由な市場で、戦いに勝ち続けていきます。

まさにピンチから生まれたチャンス

私達の日常においても、一見ピンチに見える状況が、実はチャンスではないか、という発想を大事にしたいですね。

私も税理士登録ができずに、日々もどかしい状況ではありますが、この状況を楽しみつつ、新しい展開に備えているつもりです。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

 

 

【昨日のできごと】

2:20起床。
少し早いですが、スッキリ目覚めたので、そのまま起きました。
FP2級は、公的年金について。私が老齢基礎年金をもらえるまで、あと20年。私が大学生の頃には、年金は私達が老人になるころには破綻していてもらえない、という話しが流行していたけど、今は、そんな話しはあまり聞かなくなりましたね。
漢字検定は、2級の問題集が届いたので、早速スタート。実は、試験も10日後に控えているので、急ピッチでお勉強です。読みは、95%以上できますが、部首の問題は、さっぱり分からず、焦っています。

さらに、積読中の図書館の本を一気に4冊パラパラ読み。1冊10分程度ですが、じっくり読んだときと、残るものはそんなに変わらないような気もします。

その後、子どもたちを送り届け、雨が降りそうなので、先に11キロジョグ。
珍しく、先を走っている人がいて、抜かしてしまうそうだったので、急遽、コース変更を。たまに、抜かすと抜き返してくる人がいて、こっちもさらに抜かされないようにペースアップしたりして消耗するので、なるべく抜かさないようにしています。

その後は、ブログ執筆と漢字練習、子供のお迎え、といった一日でした。

 

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