本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法③ オーディブル

聞く読書という言葉、めんどうなので、別の言葉がほしいですね。

聞書(ぶんしょ、もんしょ)、

聴書(ちょうしょ)

しっくりこないですね。

新しい言葉が必要かもしれません。

 

 

前回の投稿では、聞く読書が通常の読書とは違った体験であることについて、お話しさせていただきました。

 

本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法②

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

聞く読書の具体的な方法

 

前回までは、聞く読書の魅力について、お話しさせていただきましたので、今回は、具体的にどのようにして、本を聞くのか、ということについてお話しさせていただこうと思います。

 

聞く読書では、有名な2つのアプリがあります。

それはオーディブル」と「オーディオブックです。

ちなみに、オーディブルはアマゾンのサービスです。

アマゾンについての過去記事はこちら↓

2016年にNISA口座で投資した銘柄について 米国株編③ アマゾン

 

2つのアプリは、全く同じサービスというわけではないため、特徴をそれぞれご紹介したいと思います。

 

オーディブル 利用料は月額1,500円

 

オーディブルの仕組みは、少しだけ複雑です。

利用料は月額1,500円で、毎月1コインがもらえます。

このコインで好きな本を1冊買うことができます。

それとは別に、無料でもらえるボーナスタイトルが月1冊あります。
(ちなみに今月[2021年1月]は、又吉直樹さんの「劇場」という小説。私も聞きました。
けっこう、古典的なダメ男ストーリーですね。嫌いじゃないです。)

 

月1冊では、少ないですよね。

私は入会して次の日に1冊聞き終わってしまい、
「これは面白い! 次の月まで待てないぜ!」
と、すぐに次の本を定価(オーディブルの本は定価で買うとだいたい2千円以上します)で購入してしまいました。

次の本も面白くて、あっという間に聞き終わってしまったので、
おいおいこれじゃ、お金がいくらあっても足りないぜ!
と思っていたのですが、調べたら、私の勘違いでした。
(この種の「うっかりエピソード」に事欠かず、恥ずかしい限りです)

 

購入した本の返品・交換が可能

 

私の勘違いというのは、このコイン、一度買ったら終わりではなく、実は返品をすることで、新しい本を買うことができることになっているのです。

この事実を知ってからは、私は、聞き終わったらすぐに返品をして、新しい本を購入する、というサイクルを繰り返すことになりました。

 

ただし、返品については、オーディブルHPによると

短期間における過度の返品など、会員特典の趣旨から外れた利用はご遠慮ください」というただし書きがついています。

実際、私が返品を繰り返していた(月に10冊くらい)ところ、「返品不可」という表示が出てしまい、返品ができなくなってしまいました。

すでに、聞く読書のトリコになっていた私は我慢できずに、別のアプリとしてオーディオブック(詳細は次回お話しいたします)を導入しました。

 

返品不可でも、返品できる方法があります

 

オーディオブックも導入し、「返品不可」にビビらなくなった私でしたが、返品不可がなかなか解除されなかったため、ちょっと不安になりました。

これも調べてみると、実は「返品不可」になっても、オーディブルのカスタマーサービスに連絡(メール)を送れば、すぐにコインを返してくれて、新しい本を買うことができます

 

あくまでも、オーディブルは「聴き放題」というスタンスは取らずに、「1月に1コイン1冊だけど、返品もできますよ」というスタンスです。

おそらくは、聴き放題にしてしまうと、コンテンツのダウンロード数が大幅に上昇して、オーディブル側が、制作者に支払う手数料が上がってしまうため、「返品」にある程度のブレーキをかけているものと推察しています。

 

聞く読書は、本のスブスクリプションでもあります

 

私は、オーディブルだけで月10冊程度は聞いていますので、月額1,500円の利用料のモトは軽く取れていると思います。

今の私は目についたいろいろなジャンルの本を読み漁っている段階なのですが、実際に10冊の本を買えば、数万円はするでしょうね。

 

考えようによっては、従来であれば制作者側は10冊分の印税収入が手にできたはずが、聞く読書になると、オーディブルから入る手数料だけになってしまうので、痛手ですよね。

印税収入が、オーディブルから入る手数料よりも多いか少ないかはわからないですが、おそらくは、本を売ることよりも多くは無いでしょう。

きっと制作者側の取り分は、その方のネームバリューで決まるでしょうから、どの作者にも一律に同じ印税が入る、ということではないと思います。

 

本のサブスクに本の未来がある?

 

音楽の世界では、SpotifyやAppleMusicといった配信サービスがが主流になる一方で、CDが以前のようには売れなくなりました。

本の世界でも同じように、オーディブル、オーディオブックなどのサブスクリプションサービス(月定額制の利用無制限サービス)が従来の紙の本を売れなくさせてしまう可能性は十分にあります

そういえば、アマゾンの電子書籍読み放題サービス、キンドルアンリミテッドも本のサブスクですね。

 

ですが、よ~く考えてみると、私の先の本月10冊という需要は、紙の本では生まれなかった需要でもありました。

つまり、これらの新しいサービスは、新たな需要を生み出していることから、むしろこの新しい「聞く読書」というサービスにこそ、本の未来が隠されているように私は考えているのです。

 

少し長くなってきましたので、続きは、次回にお話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:17起床。
昨日は20時半に寝たので、スッキリです。寒さに凍えながら、シャワーで体を温めて朝勉。税理1月号は、個人事業関係の記事。青色専従者の判定について、コロナ禍での影響があるので、要注意ですね。
FPの2級は、2019年9月の過去問(実技)。2回転目は間違えたところだけ解き直し。正答率66%とイマイチでした。

子どもたちを送り出してから、三男の給食費の引き落とし用の銀行口座を作るために、地元の信金に。20分くらい待ち時間があったので、投信のパンフレットやら税理士会のパンフレットやら情報収集をしました。

午後は、昼寝のあと、ブログ執筆、子供のお迎え、という一日でした。

 

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