スタンディングデスク。
使って、2年が経ちましたがなかなか快適です。
ハイデッゲル教授の立ち机
私が大学生だった25年前の話しです。
当時の私は、埼玉大学の教養学部というところに在籍していて、哲学・思想コースというところに迷い込んでいました。
迷い込んだものの居場所が見つからずに、パチンコ屋に通う日々が続き、卒業までに6年を要することに。。
そんな荒んだ日々の中でも、読書だけは割としていました。
哲学というものには全く馴染めなかったものの、三木清という思想家のエッセイは親しみやすく、愛読していました。
その三木清の「読書と人生」(新潮文庫)の中の「ハイデッゲル教授の想い出」というエッセイの一節に、こんなエピソードがのっていました。
マールブルクのハイデッゲル教授の書斎で私の目に留ったのはもう一つ、室の中央にあった教会の説教机に似て立ちながら本を読んだりものを書いたりすることのできる高い机である。
あんな机が欲しいものだと時々想い出すのであるが、私はいまだそれをつくらないでいる。
三木清「読書と人生」
ハイデッゲル(ハイデガー)教授の立ち机、三木清が思ったように私も欲しいと思いました。
ハイデガー教授の机、こんな感じでしょうか。
相当、立派な机だったんでしょうね。
欲しいと思いつつも、当時の私は、小学生のころから使っていた学習机をずっと使っていました。
トム・ラスの「座らない!」
その後、ときは流れて数年前、トム・ラスという方の
「座らない!成果を出し続ける人も健康習慣」という本を読みました。
内容の詳細は忘れてしまいましたが、とにかく座ることは体に有害であること、立って勉強を仕事をしたほうが良いということを、学びました。
私は、立ち机は単に座っていることに飽きてしまうので気分転換のため使うもの、という程度の認識でした。
ですが、この本を読んで、一日中、座りっぱなしで勉強したり、仕事をすることは体に悪いことが明確に主張されていたため、立ち机の導入に踏み切ることを決意しました。
スタンディングデスクを導入
そこで2年前の4月、大学院に入学したての私は、スタンディングデスクを購入することにしました。
調べてみると、パソコンを置くことが小さいサイズの机であれば、比較的リーズナブル(1万円ちょっと)に入手できることが分かりました。
私が購入したのは、机の幅が70センチ、奥行きは45センチです。
そして、高さが75.5センチ~117.5センチというサイズです。
特に私の場合、身長が188センチあることから、高さを重視して選びました。
おそらく私の場合、1メートル程度では物足りない高さであるため、一番高い117.5センチまで上げられるこの製品を選びました。
税理士試験 大学院の勉強に大活躍
この机を投入することで、勉強にアクセントをつけることができました。
当時は、税理士試験の受験生でしたので、計算問題は、普通の机で座りながら電卓をたたき、理論は眠くなってしまうので、スタンディングデスクを使って、立って覚えるようにしたところ、とても快適でした。
税理士試験で大活躍したスタンディングデスクは、大学院の修士論文作成時の論文の読み込みをする段階でも、効果を発揮しました。
大量の論文の読み込むときに、机に座って読んでいるとあっと言う間に、睡魔に襲われますが、立って読むことで、睡魔が軽減します。
それでも眠いときもありますけどね。。
15インチのパソコンを置くとこんな感じです。
この机、大変お世話になったのですが、税理士試験と大学院を卒業すると、だんだんと使わなくなりました。
その後、新しいスタンディングデスクを購入することにしたのです。
その続きは、次回にお話しさせていただこうと思います。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:50起床。
長男の寝相が悪くて起こされたのですが、2度寝していたようです。
朝活は、税務雑誌のチェックから。
税理は4月号に突入、まずは土屋賢二さんの軽妙なエッセイに朝からひと笑いして、お気に入りの加来耕三さんの起業家列伝エッセイを一読。
今回は、鈴木商店の金子直吉さん。鈴木商店は大正期には、三井物産の次の商社だったとのことですが、知らなかったです。
その後、ここ数日取り組んでいるAFPの提案書づくりの続きを。
ポートフォリオの組み換えの提案では、私の好みとはまったく違う超安定型ですが、提案するとなると無茶はできませんね。
定年間近となるような顧客にリアルに提案するとなるとやはり、低リスク商品を探さざるを得ません。
とても勉強になります。
午前中は、ミツモアにプロフィール写真撮影を依頼。
その後、10キロジョギング。ゆっくり走りながら、途中で1キロのスプリント練習。キロ3分台のスパートをかけたいのですが、今日のベスト4:03。
もっと強いスパートをかけたいです。
その後、ブログ執筆、子供のお迎え、夕食の準備という一日でした。
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