株主優待銘柄で失敗してしまうこと④ 優待改悪・優待廃止について思うこと

株主優待 もらえると思っていたのに、もらえない事態に。。

悲しいですが、次をさがしましょう。

 

サンデーの株主優待では、「葉とらずりんご」がもらえました。

 

前回、前々回の投稿では、株主優待銘柄で起こる優待改悪、優待廃止について、すかいらーくHD、ロングライフHD、はせがわの事例を用いて、お話しさせていただきました。

 

株主優待銘柄で失敗してしまうこと② すかいらーくHD

株主優待銘柄で失敗してしまうこと③ 優待改悪、優待廃止

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

優待改悪・優待廃止の背景は

 

前回の投稿で見たとおり、株主優待の改悪や廃止の発表がなされると、投資家の売りが膨らみ、株価はしばらく、下落傾向が続きます。

これは、株主優待目当ての個人投資家の「失望売り」が、その原因のひとつです。

「失望売り」とは、個人投資家が「株主優待が目的で保有していたのに、優待をくれないのはがっかり。残念だけど、さようなら」という意味で、投資家から、縁を切られてしまう=株が売却されてしまうということです。

 

優待を実施していた企業側は、優待の改悪や廃止を発表することで、個人投資家が放れていってしまうことは、十分に計算済みのはずです。

企業にとっては、個人投資家の資金や株主数をキープしておきたいという思惑はあるのですが、そんな思惑にかまっていられないほど、株主優待を維持するためのコストが重荷になっている状態にあると言えます。

つまり、今後の企業の経営状態が厳しく、財務的に苦しくなりそうだ、という判断のもとに、優待の改悪や廃止をしている場合が、多くあるということですね。

その意味で、優待改悪・優待廃止は、個人投資家による失望売りを生むと同時に、機関投資家による経営状況の悪化による売りが同時におこっている場合がほとんどですので、先行きが厳しい状況にあるのです。

 

改悪や廃止の案内は、いつ、どのようにしてくるのか?

 

株主優待投資をしてみたい、というビギナーの方にとって気になるところは、「では、その優待改悪や優待廃止の案内は、いつ、どのうようにしてくるの?」ということだろうと思います。

これがまた、残念なところなのですが、基本的には、各企業の公式ホームページで発表されるプレスリリースのみで、待っていて届く情報ではないのです。

もちろん、中間決算や決算後の報告書には、優待改悪や優待廃止の情報は載っていますが、その段階で気づいても、大半の投資家は逃げてしまっている状態なので、遅いでしょうね。

私の場合は、あるサイトのメルマガに登録していて、週に一回、優待新設・改悪・廃止の情報をチェックしています。

このサイトのメルマガで、最低1週間以内には、変更点に気づくことができると思いますので、ご参考にしていただけたら幸いです。

 

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発表のタイミングも気になるところです

 

前回・前々回の投稿で、ご紹介させていただきたすかいらーくの事例では、優待改悪のプレスリリースが発表されたのは、9月10日であり、適用されるのは、12月末日の基準日からで、間に3ヶ月以上の時間的な余裕をもたせた良心的な発表でした。

優待廃止を発表したはせがわでは、発表は5月25日で、適用されるのは9月末の基準日からですから、こちらも、時間的に余裕はありました。

 

これに対して、ロングライフHDの優待改悪の発表は、10月20日発表で10月末が基準日ですので、時間的な余裕はまったくありません。

ロングライフカレーを楽しみに長期保有していた個人投資家の中には、なにも知らずに基準日を迎えた方もいるかもしれませんね。

このロングライフのようなギリギリの発表は、好意的に解釈すれば、「ギリギリまで優待維持のために経営努力を続けてきたが、やはり限界だった」というような企業の姿勢を見ることもできます。

ですが、投資家からの理想をあえて言わせていただくと、株主優待を実施した後の11月の初旬に、「来年の株主優待は取りやめます」と発表をするのが、個人投資家の失望が少なくて済むやり方のように思います。

特にロングライフHDは、優待獲得の条件を100株から200株に釣り上げたり、長期保有要件(2年以上)をつけたりして、優待獲得のハードルを上げたばかりでの改悪だっただけに、投資家の失望を多く買っているような気がします。

 

このように、企業の個人投資家に対する株主優待の変更点についてのアナウンスの仕方も、企業が株主とどのように向き合っているかを図る一つのバロメーターになります。

株主をぞんざいに扱っている会社は、仮に業績が回復して、再度、株主優待を復活させても、同じようなことをする可能性は否定できませんので、ご注意下さい。

 

今回は、優待改悪・優待廃止の背景や企業側の発表スタンスについて、少し突っ込んだお話しをさせていただきました。

ご参考にしていただけたら幸いです。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
早朝ルーティン後、印紙税の続き。課税文書と非課税文書の違いがうっすら分かりかけて来ました。
FP2級は、所得税の問題演習。専門分野なので、失点は許されないジャンル、駆け足で進めています。

今日は、次男の幼稚園が開園記念日でお休み。一日、私がつきっきりです。
午前は、市内の児童館に行き、久しぶりにバスケットコートを借りて、シュート練習に励みました。次男もなかなかシュートが入らず泣きながらも、15回シュートを決め、気持ちの良い汗をかきました。

午後は、長男の小学校の個人面談に。学力も体力も結構あるはずなのに、性格的に消極的すぎる点を先生に相談。授業で沢山当ててくれるように、お願いしてきました。

その後、夕方にブログ執筆、という一日でした。

 

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