税法免除大学院 文献を増やすテクニック

税法免除大学院の修士論文の作成の際に、文献の数が

足りなくなること(もっとほしくなる状況)があります。

そんな方におすすめのテクニックを、お話させていただきます。

 

前回の投稿では、修士論文の作成において、文献を100本程度集められれば、修士論文の基準を満たすような論文になるのではないか、という私見を述べさせていただきました。

税法免除大学院 修士論文作成の準備について③

 

一応の注意点として、これは一卒業生の私見でしかありませんので、実際のところは指導教官の教授と相談していただけたらと思います。

 

では、その100本、どこにそんなにあるんですか?
という方に、増やし方の方法をお話していきたいとます。

 

読んだ論文の中で引用されていたものを集める

 

前回の投稿で、テーマが決まったあとに「税大論叢」を読むというお話をさせていただきました。

そのあとの資料の集め方としては、その「税大論叢」を読み、その中で引用・言及されている論文を集めていく、という方法が、基本です。

Twitterのフォロワーさんの投稿で、金子宏先生の「租税法」を出発点として、その中の引用文献を集めていったという、お話しをいただきましたが、全く同じ方法ですね。

私の場合は、「税大論叢」に引用されているのもを集めるだけで、50~60本近く集まったような気がするのですが、更に、その集めた論文を読んで、その中に引用・言及されている文献を集めていくという方法で、100本は超えてきたように思います。

ここまで集めてくれば、論文はもう中盤戦に入っていると思います。

この作業を2回転、3回転とさせていくと、芋づる式に論文は増えていきます。
ただ、集めたものの中でも、自分の論文の問題意識とリンクしてこない論文も、残念ながら、結構でてきますので、集めたから全部使える、というものでもありません。

この作業をしても、数十本しか集まらないという方もいると思います。

そんな方に、とっておきの方法を後ほど、ご紹介いたします。

論文の発表年に気をつけよう

 

私自身、上記の方法で、資料集めをスタートしていましたが、ある時ふと、「この方法で資料集めをしていると、他の大学院生もみんな同じ方法だから、同じような論文になってしまうのではないか?」という疑問が湧いてきました。

別に、研究者になるわけでもなく、あくまで、税法免除を目的とした研究生活ですから、それで全く問題ないのですが、性格的にちょっとひねくれたところのある私は、「他の人より、少し変化をつけたいな」と思い、資料集めにアクセントを加えました(後ほど、お話いたします)。

 

また、私が、研究生活の中で、特に気にしていたことは、論文の発表年です。

実際に研究してみるとわかるのですが、税法の研究論文は、結構古いものが多く、中には自分が生まれる前(45年以上前!)に発表されたものもありました。

学説として正しければ、新しいも古いもなく、価値があるのですが、個人的には、ひっかかるところではありました。

また、先行研究を踏まえるという意味では、論文から論文を探していく方法では、最新の研究成果まで行き着かない可能性もあるような気がしています。

 

そこで、私が取った方法が、ネット検索を使って、なるべく新しい論文を探す、という方法です。

論文作成の中盤~終盤戦で、この方法を使ったことにより、新しい展開が開けました。

 

いろいろな角度で検索をかけよう

 

探し方は、私の場合、以前にもお話した国会図書館オンラインをメインにしていました。

税法免除大学院 文献の集め方④ 国会図書館オンライン

 

これを徹底活用することで、新しい論文を入手することが可能になります。

検索の仕方が、この方法のカギになります。

 

テーマで検索をかける

基本中の基本です。これで、あまりヒットしなくても、心配する必要はありません。以下の方法でも、増やすことができます。

ただ、逆にヒットしすぎる場合のほうが、難しいでしょうね。

 

学者別で検索をかける

研究が進んでくると、そのテーマの重要な論者の先生が見えてきます。

ご自身の論文の中で引用する文献数が、その先生だけで、3つも4つも出てくるようであれば、重要度は高いと思います。

そういった学者の先生の名前を検索して、その先生の最新の研究成果を調べてみる(ヒットした論文を新しい順に並べ替え)と、論文から論文を探すだけではたどり着けなかった、新しい論文に行き着くことがあります。

論文のタイトルから、税目が違ったりするようなものは読む必要はありませんが、テーマに関係ありそうな論文であれば、取り寄せて読んでみることをオススメいたします。

その論文が、以前に読んだテーマの論点をさらに深堀りしていたり、また違った形の問題を展開していたりすると、文献集めもかなり面白くなってきます

 

どうしても引用文献が少なくて困っている場合に、この検索方法を使うと、同じ先生が別の論文で同じ趣旨のことを言っているケースでも、うまく引用に取りこむことができれば、引用文献数を増やすことができる可能性があります。

 

キーワードでも検索をかける

さらに研究が進んでくると、そのテーマの重要なキーワードに気づくと思います。

私の場合であれば、消費税法の事業者免税点制度を研究していたので、そのなかでのキーワードとして、「小規模事業者」「事務負担」「基準期間」「シェアリングエコノミー」といったものがありましたので、そういったキーワードでも検索をかけて行きます。

そうすることによって、論文から論文に行く方法ではたどり着けなかった、新しい論者に行き着いたり、税法からはちょっと外れるものの、脚注に引用したりすると面白そうなトピックなどを、拾うことができることもあります。

 

こららの方法で、検索をかけていただくと、論文から論文を伝っていく方法以外のところで、論文を集めることができます。

ただし、この方法、特にキーワード検索は、せっかく取り寄せたものの期待はずれだった、というパターンも多く存在し、引用として使える可能性も低くなりますので、お金がけっこうかかってしまう点はご注意ください。
その意味では、あくまで、余力がある方向けですね。

学者別検索は、かなり有効な方法だと思いますので、ぜひお試しください。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
起床後すぐにすることは、SNSとブログチェック。
その後、体重計に乗り、シャワーを浴びます。

午前中は、読書(銀行融資関係・freee関係)。
その後、子どもたちと田んぼでおたまじゃくしを取りに行きました。

今日から、子どもたちの習い事(長男・次男のサッカー)が始まる予定でしたが、グランウドコンディションが悪く、中止。ちょっと残念です。

【New Try】

幼稚園の延長保育の施設利用費還付請求の手続き
→難しくて、大苦戦でした。

税法免除大学院 修士論文作成の準備について③

修士論文という難所がある税法免除大学院。

論文作成の準備のお話しの続きです。

前回、前々回の投稿で、修士論文の準備について、テーマや指導教官のお話しをさせていただきました。

 

税法免除大学院 修士論文作成の準備について①

税法免除大学院 修士論文作成の準備について②

 

もう少し続きを、お話しさせていただきたいと思います。

テーマが決まったら、論文を読んでみよう

 

夏の税理士試験が終わってから、ある程度の自主学習や秋学期の授業をこなす中で、無事、指導をお願いしたい先生が決まり、おぼろげながらも研究してみたいテーマが見えてきたら、そのテーマについて先に研究された論文を読んでみることが大事です。

ちなみに、論文を書くということは、先行研究の成果を踏まえて、その土台の上に、論者本人の新しい考えを上乗せするのが作法なので、先行研究の成果を踏まえずに、自分のオリジナルな文章を紡ぎあげていく、ということではありません。

その意味で、論文作成の序盤戦は、アウトプット(論文執筆・編集)よりもインプット(先行する研究論文を読み込むこと)が主体になります。

 

どの論文を読むか?

 

では、どの論文を読むか?といえば、一般的には「税大論叢(ろんそう)」からですかね。

バックナンバー(税大論叢)

 

国税庁のホームページにバックナンバーがありますので、無料でダウンロードできます。

「〇〇(テーマ名) 税大論叢」で検索をかけた方が早いかもしれません。

税大論叢は、税務大学校(税務署職員の教育機関)の教授が書いた論文で、そのテーマについての主要な学者や文献や論点、さらには判例までしっかり網羅していますので、これを読むだけで、そのテーマにおけるポイントが分かるようになっています。

ただし、税大論叢は、内容的にかなり難しくボリュームも多いので、簡単に読めるような代物ではありません。

私も自分のテーマの税大論叢を読んだときは、丸一日(8時間)かけても読み終わらず、「こんなのたくさん読まなくちゃいけないなんて、無理だろ!」とあせりを覚えたものです。

安心していただきたいのは、税大論叢を超えるボリュームの論文は、私が研究したテーマでは、無かったです。

ちなみに私は、論文を完成させるまで、この税大論叢に何度も戻って読み返したので、最終的には5、6回は読んだかと思います。

また、研究が進めば進むほど、論文を読むスピードは速くなっていきますので、最初は、全く進まずに苦しくても、ある程度、我慢して読み進めることも大事です。

むしろ、最初に読んで全部わかるなんてことはありえない、くらいの感覚でいた方が、気分的には楽だと思います。

 

分からないことをスルーしない

ただ「分からないこと」をスルーするな、ということも先生からよく言われました。実務家の学生は、だいたい難しいことを後回しにして、簡単なところから手を付ける傾向があるようで、残念ながら、学生がスルーしている部分が、その論文の大事な部分だったりするようです。

私たちは、税理士試験で簡単な問題から手を付けることを徹底されていますし、実務においても簡単なタスクからこなしていく方が、効率的だったりします。

が、大学院の研究では、難しい「分からないこと」が大事みたいです

私も大学院時代は、分からないことだらけで、模擬裁判で使う判決文を読むのに油汗かきつつ格闘したり、ゼミで発表する時につかう評釈論文を何度も読み返したりして、少しづつ経験値を上げてきました。

ただ、分からない部分に固執しすぎても良くないので、どうしても分からない部分は、しばらく放っておいて、別の論文を読んでいるときに、ふっと分かるようになったりすることもありましたね。

文献はどの程度あつめれば良いのか?

 

結局のところ、修士論文において文献をどの程度、あつめれば良いのか?
気になる方も多いと思いますので、この疑問からお答えしたいと思います。

この疑問に対する私の答えですが、私の感覚では、論文完成までに100本集められれば、ほぼ間違いなく修士論文の基準を満たすような論文を書けるのではないかと考えています。
私は、集めた論文のうち、引用という形で使えたのは、3割程度という印象でしたが、私は文献集めでかなり手を広げていたため、普通の方は、もっと使えるとは思います。

ただ、内容がそれほどない判例評釈の小文が、その中に70も80も入っているようでは、100本あっても厳しいかもしれません。

まだ、テーマの固まっていない段階では、当然100本も集まりませんが、テーマがおぼろげに固まってきて、論文を探してみて、余りにも数が少ないようだと、そのテーマで書くことは苦戦必至です。

例えば、私が先生から提案された消費税の「リバースチャージ方式」は、法が施行されてから年数が浅く、論文の数が限られているように感じましたし、判例にいたっては全く見当たらない状況でしたので、ちょっと難しいかな、と感じました。

今の修士論文を一度書いた経験ができた自分から見ると、「リバースチャージ方式」は難しいけど、書けなくはない(むしろ、チャレンジングで面白そう!)と思われるテーマですが、新しいテーマは、先行論文&判例の蓄積がないため、かなりの力量がないと難しいと思います。

逆に、古いテーマ(例えば、交際費)では、論文も判例も沢山あると思いますので、資料は集まりやすいです。

ただ、先行研究の成果を踏まえるというタテマエでいえば、古いテーマは先行文献が膨大すぎて、とても全部はフォローしきれないので、論点の絞り込みの難しさもあると思います。

テーマ選定の段階では、10~20本程度集められれば、良いと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

【昨日のできごと】

3:30起床後、読書とブログ校正&投稿。

子どもたちを送り出し、4日ぶりの10キロジョグ。
快晴で30度近い気温でしたが、低湿度で比較的走りやすい環境でした。

妻が風邪気味で疲れていたので、肩もみ。
喜ばれたので、たまにはやってみようと思います。

【New Try】

Google日本語入力
→既存の単語登録が使えなくなって、ちょっとあせってます。

税法免除大学院 修士論文作成の準備について②

税法免除大学院のメインイベントである修士論文。

作成の準備について、続きです。

前回の投稿では、修士論文の準備について、1年生の夏からスタートして、テーマを考え直すことや指導教官を選ぶこと(選ばれること)について、お話しさせていただきました。

⇒税法免除大学院 修士論文作成の準備について①

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

指導教官に何を求めるか?

 

フィーリングも大事かも

修士論文の作成は、一応、2年生の4月から年明けの1月まで、約9か月に及ぶ長丁場の戦いになります。

ただ、この1年弱の間、学生が一人でずっと孤独に論文を書き上げていくのかというと、そうではありません。

私が在籍していた大学院では、指導教官の「論文指導」というものがあり、私の先生は、論文を書き上げるまでに、合計で8~12回のマンツーマン指導(1回の指導につき1時間半から2時間くらい)がありました。

毎回の論文指導では、初期の頃は、重要な文献の読み合わせをしていただき、中期後期は、実際に書き進めている論文を、先生に読んでいただき、絶えずチェックしていただきました。

チェックは、単純な誤字脱字から、文章に不自然なところがないか、引用した条文に間違いはないか等、厳しいチェックが入ります。

担当する先生によってスタイルは若干異なるとは思いますが、修士論文作成にあっては、このようにして、指導教官の先生と頻繁に会って、コミュニケーションを取りながら進めていくため、先生とフィーリングが合わないと、毎回の論文指導がかなり大変なことになると思います。

その意味で、テーマや税目から修士論文の方向性を決めていくのも重要ですが、先生との相性もまた、けっこう重要な要素です。

 

前回の投稿でも、ちょっとお話ししましたが、できれば1年生のうちから、2年生の先輩(または直近の卒業生の知り合いがいれば、その卒業生の方から)から、少しづつでも、先生の指導スタイルを教えてもらうと、参考になると思います。

私の大学院の先生のように、親身になって何度も時間を作ってくれる先生何もしないと、どんどん追い込まれていく怖い先生でもありました)もいれば、割と自由にやって良いよ、という放任型の先生もいるので、ご自身のスタイルに合わせて、先生を決めていただければ、と思います。

論文作成に自信がない方や、人から言われないと火がつかないというタイプの方は、自由放任スタイルの先生を選んでしまうと危険です。
ご注意ください。

 

人気の先生には、アピールしなくてはいけない

指導教官が決まる(所属するゼミが決まる)のは、1年生の年明け1月か2月のあたま、というのが一般的なようですが、この時期までに、人気の先生の場合にはアピール(ゼミで積極的に発表を担当したり、質問、発言をしたりすると、先生の覚えはめでたいと思います)することも大事です。

前回もお話ししましたが、指導枠が決まっている先生の場合は、同級生間のいす取りゲームになりますので、早い者勝ちですね。。

 

テーマは自由に選べるのですが、、

 

先生について早いもの勝ち、というお話しをさせていただきましたが、実は、研究テーマも早い者勝ちです。

そして、テーマは基本的には自由に選べるのですが、私の大学院では少しだけ縛りがありました

例えば、

 ① 同級生間で、同じテーマはダメ

 ② 前年・前々年の先輩が同じテーマを書いている場合もダメ

 ③ 先生が、難色を示すテーマもあります

といった、ポイントです。

 

まず、①と②についてですが、詳しい理由は分かりませんが、かぶらないことを推奨されていました。
ある意味、先生からすると同じテーマの学生がいた方が指導するのはラクだと思いますが、敢えて厳しい道を選択されているのだと思います。

こうしたわけで、前年・前々年に先輩が同じテーマで書いていたりすると、先生からOKが出ないおそれがありますので、テーマは自分一人で温めるのではなく、早めに先生に相談することをおススメいたします。

このあたりの感覚は、各大学院・各先生ごとのローカルルール(同テーマの学生がいても問題ない学校もあるようです)があるような気がしています。
結局のところ、すべては、指導教官次第になってしまいますので、相談するのが一番ですね。

また③についてですが、せっかくお気に入りのテーマが見つかっても先生が難色を示す(OKしてくれない)パターンも存在します。

これは、先生自身が余り興味がないテーマの場合に起こり得ます。

例えば、先生が高齢で新しい分野に興味がないため乗り気でないパターンや、そもそも先生が所得税法の先生なのに、相続税法のテーマを持っていっても乗ってくれない、というパターンもあります。

 

逆に私の場合は、先生から消費税法の「リバースチャージ方式」について書いてみたらどうかな?という提案を受けていました。

私自身は、リバースチャージ方式について、実務で扱った経験がなく、税理士試験で問題を解いたことはありましたが、いまいちピンとこないな、という印象でした。。

 

実際にどんなテーマがあるのか?

 

ちなみに、卒業生の修士論文のテーマは、先生に聞くか、大学図書館に一部献本(製本された修士論文を母校図書館に納めます)されているはずですので、確認していただくと良いと思います。

 

修論テーマが大学HPで公表されているケースもあります。

例えば

名古屋経済大学 大学院 法学研究科 法学専攻 修士論文論題一覧

高千穂大学 修士論文一覧表

 

これをみると、どのテーマも難しそうに見えますし、実際、内容的には難しいのですが、大学院の授業で扱う内容も多く、実はおなじみのテーマがほとんどです。

ですので、テーマは自分の頭で、ゼロからひねり出すものではなく、既存のテーマから選んでいく位の感覚の方が良いと思います。

その既存のテーマの上に、新しい視点や自説が少しでも乗せられれば、修士論文としては十分なレベルになるのではないかと思います。

 

少し長くなってきたので、今回はここまでにしたいと思います。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。読書をして、ブログ校正・投稿。

三男の体調も回復したので、保育園に行くことができました。
午前中は、雨が降ってしまったので、床屋さんへ。

20日に一回は床屋に行くという床屋好きのおっさんです。

コロナ禍の中で、今年大学院に入られた1年生の方からの反響が多く、心配だったので、Twitterで他の税法免除大学院OBの方の、ブログ更新を呼び掛けてみました。いろんな方のお知恵を借りて、なんとか、この難しい状況を乗り越えられるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税法免除大学院 修士論文作成の準備について①

税法免除大学院の在学中、最大の難関は修士論文です。

そこで、修士論文作成にむけての準備について、まとめてみました。

修士論文を書くなんて、雲をつかむような話し。。私も2年前は、そんな感じでした。

 

以前のブログでもお話しさせていただきましたが、税法免除大学院に入学すると、1年生の時期は、卒業に必要な単位をそろえるために授業にひたすら出席し、2年生の時期は、修士論文の執筆に専念するというスケジュールが一般的です。

⇒税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール①

⇒税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール②

 

では、2年生になってから、修士論文のことを考え始めれば良いかというと、実は違います。

 

修士論文の準備は、いつごろからすれば良いか?

 

修士論文の作成に着手する時期は、いつ頃が良いのか?
気になるところですが、結論から言ってしまうと、
早ければ早いほど良い
ということになると思います。

大学院の入学試験でも、研究計画書を課されている場合が多いですね。

これはつまり、タテマエ上は「大学院修士課程とは、研究したい修士論文のテーマが入学前からあって、入学後にそのテーマに沿った勉強をして、修士論文を作成するところ」ということになっているからです。

きっと優秀な方は、そのように入学前から温めてきたテーマを入学後にしっかり勉強し、そのテーマに沿った修士論文を作成し、素晴らしい研究成果をあげているものと思われます。

ただし、入学前のテーマは実際のところ、入学後に変更可能なので、それほど気にする必要はありません

⇒税法免除大学院入試の研究計画書の作成法①

⇒税法免除大学院入試の研究計画書の作成法②

 

現実的には、私のように、大学院に入学する前には、実務と税理士試験に追われていて、じっくりと税法学者の本を読んだことすらない、という方も多いと思われます。

 

そんな方は、入学後の1年生の春学期はとりあえず、税理士試験と大学院の予習・復習で手いっぱいだと思います。修士論文のことは、頭の片隅に置きつつも、まずは目の前のタスク(税理士試験と単位取得)をこなしていくことが最優先です。

余力があれば、この時期に、同じ大学院の2年生の先輩に論文について「どんな感じで進めているか?」「先生の指導スタイルは?」といったリアルな質問をして、情報収集をしつつ、コミュニケーションをとっていただくと、より良いと思います。
今年は、コロナ禍の影響で、リモート講義が多いみたいですから、この辺の情報取集はなかなか難しいですね。

そこで、少し時間に余裕ができるのが、税理士試験が終わる8月から、ということになります。

ここからが、修士論文作成に向けて、準備を始めるのにベストなタイミングです。

 

修士論文のテーマを改めて考え直す

 

1年生の夏の税理士試験を終え、夏休みの期間中が、修士論文について考える一番のタイミングになります。

 

本当のテーマ探しスタート

私の場合、税法の勉強は、税理士試験の消費税法しか経験しておらず、実務においても複雑な法人税法や所得税法の案件を扱うことがあまりない職場に長くいたため、春学期の授業を通じて、そもそもの所得税法・法人税法の知識の不足を痛感していました。

そこで、まずは論文のテーマを選ぶ前の段階にもどって、あらためて「租税判例百選(第6版)」(有斐閣)に収録されている判例を、毎日ひとつづつ読んで、有名な判例をインプットしつつ、自分がどのテーマに興味があるかを探ることにしました。

また、春学期の所得税法のテキスト「スタンダード所得税法」佐藤英明著(弘文堂)が素晴らしく面白い本だったので、こちらも読み直して復習しつつ、所得税に対する理解を深めていました。

 

これらの書籍を読むことで、論文作成に入る前の基礎体力作りは、出来てきたと思います。

修士論文は、指導教官も大事です

 

修士論文は、テーマを探すことが大事なのはいうまでもありませんが、実は、テーマと同じくらい、指導教官が誰か、という問題も大事になります。

むしろ、大学院によっては、テーマよりもまず、指導教官を誰にするか、というところが出発点になる可能性もあります。

これは、大学院によって事情が異なると思われるため、一般的な話しでありませんが、私の所属していた大学院では、租税法の教授が2人いて、修士論文を書く学生は7人でした。
法人税法を担当する先生は、論文指導するのが3人まで、という枠があり、その他の生徒は所得税・消費税を担当するもう一人の先生が指導する、というルールがありました。

お人柄も指導法もソフトな法人税法の先生は人気がありましたが、法人税法の素養があまりない私には、法人税法で修士論文を書くというイメージがうまくつかめなったので、当初から、選択肢には入れていませんでした。

 

どの先生に指導していただくか?
成績によって決まる大学院もあるでしょうし、先生のフィーリングによって決まるところもあるかもしれません。

厳しい先生につきたくないというのが人情でしょうし、担当する学生の留年率が高い先生であれば、相当つらい修論生活を余儀なくされるので、かなりの覚悟が必要です。

先生によっては担当できる生徒数が決まっていることもあるので、大学院によっては生徒間での駆け引きもあると思います。

ですので、もし指導していただきたい先生が決まっているのであれば、その先生と1年生のうちから「このテーマで書きたいので、先生お願いします」という風に、コミュニケーションをしっかり取って、先生にアピールしておくことが大事です。

 

少し長くなってきましたので、続きは次回にお話しさせていただきます。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。読書をして、ブログの校正と投稿。

今日も三男(2歳)が微熱を出したため、保育園を休園。
午前中は、宮崎駿さん原案の「パンダコパンダ」のDVDを三男に見せながら、読書。「パンダコパンダ」私は見ていませんが、聞こえてくるテーマ曲が強烈で、耳について離れません。

その後、三男と近所を散歩して、昼食。
三男が昼寝をした隙にブログ作成、という一日(その間に細かい家事が、めっちゃありますが)でした。

 

税法免除大学院 文献の保存の仕方について②

税法免除大学院での研究で集めた文献についての

保存の方法について、続きです。

見栄えは悪いですが「頑張ってる感」は、出てますね。

 

前回のブログでは、論文を入手した際に行う下処理についてまで、お話しをしてきました。

税法免除大学院 文献の保存の仕方について①

 

今回は、その続きについて、まとめてみたいと思います。

スープは熱いうちに飲め⁉

 

論文を集めて、下処理をしたら、なるべく早い段階で一読することをおススメいたします。

これは、読書でも同じだと思いますが、メンタル的には、その文献に対する思いは入手した時がもっともホットで、時間がたてばたつほど、その文献に対する思いは冷めてしまい、最終的には「これは多分、自分の論文には関係ないからいいや⁉」なんてことに、なりかねないためです。

その意味で、鉄は熱いうちに打て、スープは冷めないうちに飲め(そんな言葉ないですよね)の精神で、積読にならぬよう、少しづつでもコツコツ読んでいくことがポイントです。

 

効果絶大のふせんメモ

 

論文を読んだら、読みっぱなしのままでは、頭に残らず、何度もまた同じ論文を読み返さなくてはならなくなり、非効率的です。

ですので、論文を読んだら、読んだことが分かるような爪あとを必ず残す必要があります。

私の場合は、重要だと思われる部分にマーカーで色を付けながら、読み進めていました。

何色かのマーカーや色鉛筆を使い分けて、塗っている方もいるようですし、私もその方法を試したこともあるのですが、最終的には、めんどくさくなってしまったので、マーカーの色に意味を持たせることはしていませんでした。

これは、好みの問題だと思いますので、好きな方法で取り組んでいただけたらと思います。

重要なのは、付箋(ふせん)にメモを残すこと

また、読み進めていて、「これは面白い」「論文に引用できる」「素晴らしい」という部分が出てくると思いますので、そういう箇所のページには、付箋をたてておきます。

ここで、重要なのは、付箋をただつけるだけではだめで、付箋にその部分を思い出せるようなキーワードをメモしておくことです。

私も当初、付箋をつけるだけで終わりにしていたのですが、読み進める論文の数が20ぐらいになってきたところで、付箋をたてたところがだいぶ増えてきてしまい、何で付箋をたてたのか?良く分からなくなってしまったためです。

この方法は、私の指導教官にマンツーマンの論文指導を受けていた時に「この論文のこの箇所をちょっと見せて」と言われたものの、メモの無い付箋では、パッと目的の論文の箇所にたどり着けなかったことから、先生が教えてくださった方法です。

この方法を導入することで、論文を書き進めていて、「あの先生の論文のあの意見をもう一度確認したいな」という場面で、インデックスとメモのある付箋をたどることで、目的の論文の部分に早くたどり着けるようになりました。

また、こちらの方がもっと重要なのですが、論文を書き進むにつれて、書くネタに詰まってしまったときに、この付箋の部分だけを読み返していくと、色々な論文のツボの部分を一瞬で確認することができ、新しいアイデアやヒントが生まれてくることがあります。

私はこの方法で、何度もネタに詰まったところから復活し、あまり立ち止まることなく、論文作成の終盤まで、走り切ることができました。

 

ファイルから付箋がこれでもかと飛び出している様は、ヴィジュアル的にはいまいちですが、効果は絶大ですので、ぜひお試しください。

なお、この方法の副次的効果として、大量の付箋が飛び出すファイルを見て、自分に対して「なんかオレ、結構がんばってるよね」と満足できますし、場合によっては、先生からは「君、ずいぶん勉強してるねぇ」とお褒めの言葉もいただけるかもしれません。
あくまでも、オマケの話しですが。。

 

リアルな感想が、記憶にこびりつきます

 

本音の感想を書こう

また、論文を読んだら、付箋とは別に、感想や気づいたことなどを、論文の空白の部分に直接書き込むようにしていました。

人によっては、論文を読むごとに、マインドマップを作製したり、読書カード作ったり白紙のA4用紙1枚に要旨をまとめたり、といった形で何らかの爪あとを残しているようです。

私の場合は、最初にA4用紙に要旨や感想をまとめるメモを作成していましたが、そのメモを作成するのが面倒に思い、論文の空白に直接に書き込むようにしていました。

その際に私が心がけていたのは、気取った分かった風なことは書かずに「何を言ってるのさっぱり分からん!」「これはおかしい!」「その通り!」といったリアルな感想やツッコミをメモしていました。

このリアルな感想が、あとあと読み返したときに、すぐにその論文を思い出せるような記憶のフックになるので、非常に大事です。

ここに気取った感想を書いても、後で読んで何を思ったのかさっぱり分からないということが起こりますので、なるべく本音の感想を書くことをおススメいたします。

ちなみに私は、ここでは書けないような、もっと過激な感想を書いていました。

 

意見が違う方を大事にしよう

以前にも、このブログでお話ししたことがありますが、自分の意見と違う意見の方も、実は非常に大事です。

なぜならば、Aという主張をしたいときに、ただ「私はBという理由でAだと考える」と主張するのと、「〇〇教授はCという主張をしているが、それはDという理由で問題があるように思われる。そのため、私はBという理由でAだと考える」と主張するのでは、後者の方が、先行する学者の説を踏まえて比較検討したうえで、自説を展開しているため、説得力が増すとともに、先行研究の成果を踏まえて論じていますよという論文としての体裁が整うためでもあります。

 

以上、文献の保存の仕方について、私の方法をまとめてみました。

一部、保存の話しを飛び越えてしまった部分もありましたが、いかがでしたしょうか?

余りスマートな方法ではないですが、論文作成で苦労されている方に、少しでもお役にたてれば幸いです。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

4:40起床。夜に何度も起きてしまったため寝坊。

5時からは、サブディスプレイで海外サッカー中継を見ながら、
ブログの校正をして、投稿。

三男が風邪気味で熱が37.2°あるため、大事を取って保育園を休み。
割と元気なので、自宅の庭で遊んだりして過ごしました。

15時過ぎにようやく昼寝したので、速攻でブログ作成。

明日は、元気になってくれると良いな、と思いつつ、晩酌しました。

 

税法免除大学院 文献の保存の仕方について①

税法免除大学院での研究で集めた文献についての

保存の方法について、書いてみました。

税法免除大学院、修士論文の作成の過程でたくさんの文献を集めます。

集めた文献をそのままにしておくと、文献が迷子になってしまい大変です。

そこで、文献を整理する方法についてまとめました。

 

文献が迷子になるパターン

 

文献が、どこにあったのか分からなくなる「迷子」の状態になるのは、ほぼこの方法で、それは、コピーした文献をそのままクリアファイルにいれてためておく、という方法です。

実務的(会計事務所業界)には、おなじみの方法で、こんなクリアファイルの束が、デスクの上に30も40もある方をよく見かけます

ご本人の頭の中ではどこに何があるか、分かっているのでしょうが、傍から見ていると、あの30か40の書類の中に、デッドラインを過ぎている重要な案件が含まれているのではないか?と気になりますよね。

 

文献集めをしていて、文献の数が10~20くらいであれば、この方法でも問題ないのですが、それ以上になってくると、どこに行ったのか、分からなくなってきます。

しかも、修士論文の作成の終盤に行けば行くほど、この方法ではクリアファイルの数が増えていき、探しているファイルがどこだか、分からなくなってくるので、非常に危険です。

論文作成の終盤戦は、焦りと疲労で、ただでさえイライラしてくる時期ですから、そのうえ、文献が見つからないストレスが加わってしまうと、かなり悲惨なことになります。

 

ですので、早い段階での、軌道修正をおススメいたします。

 

ファイリングすることが大事

 

実務においても同じことが云えると思いますが、基本的にはファイリングをすることが大事、ということになります。

ちなみに、私は、100均ショップで売っている3冊100円のファイルを使っていました。頑丈な厚紙の立派なファイルを使っている方もいますが、これはお好みで良いと思います。

私は、9冊目までは、ちゃんとファイリングしていましたが、途中でめんどくさくなってやめてしまいました。

ただ、ファイリングが役立たないから、ファイリングをやめたわけではなく、逆に論文作成に役に立つものだけをファイリングした、というのが正解だと思います。

 

ファイルは、最初は入手した順番に綴じていましたが、だんだん研究がすすんでくると、論文のどのブロック(例えば、第1章とか)で引用したのかによって、組み替えていくと、のちのちの論文作成の最後のチェックの時に分かりやすくて便利です。

 

入手したときに、なるべく整理しよう

 

文献が溜まってきてから、整理しようと思うとなかなかできないので、私の場合は、文献を入手しときに、下処理をしていました。

以下は、私がした下処理です。

 

① インデックスシールをつける

ファイルに挟むだけでは、埋もれてしまいますので、インデックスシールは大事です。

インデックスには、学者名を書いていましたが、だんだん同じ学者でもいろいろな論文があるパターン出てきて、そういう場合には、どの論文か分かるようなキーワードなどを書くようにしていました。

また、常識なのかもしれないですが、インデックスシールは、位置をずらしてつけるようにして、上とか下に偏らないようにした方が、後々探すときにラクですね。

インデックスシールは、書き込みがしやすいように特大のものを使っていました。もちろん、100均です。。

 

② Wordの文献リストに入力しておく

これも後回しにしてしまうと面倒な作業です。

入手したときに入力しておくと、のちのち参考文献リスト等を作成しないで済むのでラクです。逆に最後に一気にやろうとすると大変です。

一回入力しておけば、コピーで使いまわせるので、一つ入力しておくだけでOKです。

文献リストが、徐々に出来てくるだけでも、論文進んでる感が感じられる点もメリットです。
逆に、入力しないで、論文の本旨を書き進むこともできないとなると、論文進んでない感に苦しめられることになります。

 

③ 入手して、すぐに読めれば最高!

これは、私も出来ていなかったことですが、文献は入手したときに、すぐに読むことができれば、それがベストです。

変な話ですが、文献が集まってきて、読んでいない文献が増えれば増えるほど、集めたことすら忘れてしまう文献も発生してしまいます。

そんなことにならないように、入手したときにすぐに読めれば、それが最高です。

 

以上が、文献を入手したときの下処理の方法です。

 

下処理というと魚の仕込みみたいですが、まさに料理と一緒で、下処理をすばやくきっちりして、料理をしたらなるべく早く食べるのが一番おいしい食べ方なんだろうな、と感じています。

私は、魚の下処理とかしたことがないので、良く分からないですが。。

 

もう少し、続きがあるので、次回させていただきます。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

午前中は激しい雨だったので、子供たちと児童館に。
長男・次男はパソコンゲームをやり、スーパーマリオで遊びました。

Twitterでもつぶやきましたが、パソコンだとBダッシュの仕方が分からないんですよね。それでも、長男君は1-1をクリアしていました。

まさか自分の子供がスーパーマリオをやるなんて夢にも思わなかったので、とっても不思議な感覚です。

自宅ではスーマリではなく、もちろんswitchでオデッセイとかやってますけどね。

 

税法免除大学院 文献の集め方⑤ その他の方法

税法免除大学院での研究における文献集め。

その他の方法について、お話しいたします。

 

前回まで、税法免除大学院 文献の集め方について、いくつかの場所や方法について、ご紹介してきました。

税法免除大学院 文献の集め方① 租税資料館

税法免除大学院 文献の集め方② 日本税務研究センター図書室

税法免除大学院 文献の集め方③ 国会図書館

税法免除大学院 文献の集め方④ 国会図書館オンライン

 

今回は、さらに違った方法をご紹介しようと思います。

 

思い切って買ってしまう

 

国会図書館オンラインを利用する上で、困った問題の一つとして、どこまでコピーをして良いか分からないという問題が、発生することがあります。

例えば、税務専門雑誌に載っている論文であれば、その論文の全文をコピーしても、少なければ1枚で多くてもせいぜい30枚くらいに収まりますが、書籍全体が論文のテーマと合致しているという場合には、どこをコピーしたら良いか分からない、という問題です。

図書館や資料館で、実際の書籍を手に取って読みながら、必要な部分をその場でコピーする、ということをやっていると、その書籍を読み調べることで一日が終わってしまう可能性もあります。

このブログをご覧の方が、仮に研究者で、将来大学に残って博士課程に進む、という方であれば話しは別(そういう方は多分見てないはず)ですが、社会人学生であれば、もっと効率性を重視すべきだと思います。

私は、こういった状況になった場合には、とりあえず、Amazon、楽天、ヤフオク等を検索して、その書籍が売ってないかを調べていました。

検索した結果、格安で入手できると分かったときは、ためらわずに購入することにしていました。

 

私が調べたかった消費税が導入される以前の「売上税」構想時代の山本先生の書籍(昭和62年発行)は、2冊とも楽天で100円でゲットできました。

書籍を手元に置くことが出来れば、調べたい部分だけを読めばよく、効率は格段にアップします。

私は、気になる書籍はほとんど買っていたので、修士論文作成の際には、30冊程度は購入しました。

ネット検索すると、思わぬ安値で手に入るケースもありますが、良い学術書は基本的に値崩れしてない場合の方が多いような気がします。。

注意点として、例えば、金子宏先生の「租税法」(修士論文には、必ず引用したい書籍)は、現在23版まで、版を重ねていますが、論文に引用する場合には最新の版を用いるのが作法なので(古い版なら格安で手に入りますが)、論文で引用する際にはご注意ください。

 

電子書籍は要注意

もう一つの注意点として、電子書籍は論文の中でを引用する際に、ページ数を示すことが難しい(電子書籍は、フォントを自分で変えたりできるため、ページ数という概念がない)ため、論文内で使うことは、現時点では難しい、という点です。

私は、電子書籍が個人的には好きなので、普通に購入して、引用しようとして困ったことがありました。

電子書籍からの引用は、まだ一般的ではないため、税法免除を目的とした修士論文で、あえてチャレンジをする必要はないかな、と個人的には考えています。

 

ネットで検索をかける

 

このコロナ禍ですので、移動は極力避け、ネットを有効活用して、論文を集めたい、という方も多いと思います。そんな方には、おススメの方法です。

 

論文検索サイトとして有名なのが、
CiNii(サイニー)です。

このサイトでは、大学HP等で公表されている論文にはリンクが張られているので、とても便利です。
「機関リポジトリ」をクリックすると見ることができます)

 

CiNii Articles 日本の論文を探す

 

 

このサイトをつかって、調べたいテーマを検索することで、論文を探すことができます。注意点としては、前回の投稿でもお話ししましたが、実務解説系の記事も含まれるので、そこは回避していただいた方が良いと思います。

 

税法免除大学院 文献の集め方④ 国会図書館オンライン

 

今回、この記事を書くにあたって、他に論文検索サイトがあるかを調べていたら、すごいのがありました。

 

Google Scholar

グーグルスカラーというのでしょうか?

私が大学院生の時は、このサイトを使っていなかったのですが、私が苦労して方々から集めた情報が一気に出てきました。さすがはグーグルですね。

 

ネット検索の裏技

 

ネット検索の裏技として、私が大学院の先輩から伝授されたのが
「〇〇 PDF」で検索をかける、という技でした。

〇〇の部分に自分の調べたいテーマを入れて検索すると、PDF文書が次々とヒットします。

PDF化されていると、ネットにただアップされている文章よりオフィシャル度が上がり、学術論文にたどり着く確率はアップします。

この技の注意点としては、大学生や大学院生の論文などもヒットしてしまうので、そういった方の文書は参考にしない方が良いと思います。

論文で使うことができる文献は、基本的には、大学教授・准教授の方が書いた学術論文、というところが基準になると思います。
一番判断が難しいのは「税理士」が書いた文章ですね。

 

この見極め、私の場合、自分自身でも行っていましたが、あくまでも最終的にゴーサインを出すのは大学院の先生方ですので、先生方と良くご相談のうえ、ご利用いただけたらと思います。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !

 

【昨日のできごと】

午前中は雨が降っていたため、読書。
起業するための本を、ワクワクしながら読んでいました。

ビジネスアイデアを300個考える、という課題があり、Twitterのいいね代行サービスを思いついたのですが、これはすでにあるんですね。

しかもお値段が恐ろしく安い(3万いいねで8000円)ので、どうやってビジネスとして成り立つのか?とても興味深いです。

 

 

税法免除大学院 文献の集め方④ 国会図書館オンライン

税法免除大学院での研究に必須の文献集め。

今回は、国会図書館オンラインの利用法について、ご説明いたします。

 

 

前回の投稿では、文献集めの場所として、国会図書館についてご紹介させていただきました。

税法免除大学院 文献の集め方③ 国会図書館

 

今回は、その続きとして、国会図書館オンラインの利用方法についてお話しさせていただこうと思います。

国会図書館オンラインの利用法

 

国会図書館オンラインは、非常に親切に設計されていて、使いやすいです。

慣れてしまえば、論文執筆中に気になったキーワードを検索して、ものの数分で目的の論文に到達することも可能です。

オンラインで論文を検索し、郵送依頼をかけてから、私の場合は、5日~10日で手元に論文のコピーが届いていました

 

では、その手続きについて、順序を追ってご説明いたします。

 

① まず初めに、国会図書館オンラインのホームページを検索して開きます。開いたら、ログインします。(ログインの仕方は、割愛させていただきます)

② ホームページを開いたら、キーワードで検索をかけられますので、自分の調べたいもの(修士論文執筆中であれば、修士論文のテーマ)を入力して、検索します。
私の論文の場合では、消費税の事業者免税点制度がテーマだったため、「事業者免税点制度」と入力し、虫眼鏡マークで検索します。

 

 

 

 

 

 

 

③ 検索の結果、46件ヒットしました。結構ありますね。

④ 検索結果の中で、興味をもったもの(後ほど、どれを選ぶべきかはご説明いたします)をクリックします。

⑤ 画面右下の「遠隔複写」ボタンをクリックします。

⑥ 複写箇所の入力画面になります。
今回は、該当箇所の他に表紙と奥付にチェックを入れました。
また、備考欄には「B4サイズ以上は二つ折り希望」と入力しました。
その後、「申し込みカートに追加」をクリックします。

⑦ 「申込手続に進む」をクリックします。

⑧ 使用目的のチェックボックスをチェックします。

⑨ 「注意事項に同意して申込内容の確認へ」をクリックします。

⑩ 「この内容で申し込む」をクリックすれば、申し込み完了です。

後は、郵便で論文が届くのを待つだけです。

論文と一緒に請求書が入っていますので、コンビニ等で料金を払います。

ちなみにコピー料金は、A4・B4で1枚 25.3円、A3で44円です。
その他に、発送事務手数料が220円送料実費がかかります。

発送事務手数料や送料は、1回につきかかるので、1回の申し込みで、何本かまとめて取り寄せる(最大で30本まで一回の依頼でまとめられます)と、割安になります。

コスト的には、一見すると割高に感じますが、時間がない社会人学生の方が、少ない時間を割いて(半休取ったり、時間休取ったり)、交通費かけて図書館に行って自分でコピーを取る手間を考えると、実は、非常に安いと思います。

国会図書館オンラインの注意点

 

便利な国会図書館オンライン、利用上の注意点をまとめます。

 

・奥付のコピーは必ず依頼しよう

これは、論文集めをする際の常識なのですが、論文をコピーする場合は、論文の本文のコピーをとると同時に奥付のコピーもとります

奥付とは、書籍や税務専門誌の最後にページで、ここにその論文の発行日・雑誌名・出版社名等の情報が載っていて、これらの情報を論文に掲載する必要があるため、この情報が大変、重要な意味を持ちます。

この奥付のコピーを忘れると、修士論文作成の終盤戦で、あわてることになります(調べなければならなくなります)ので、必ずコピーを取らなくてはいけません。

また、税務専門誌によっては、奥付では情報が分かりずらいこともあるため、私は念のため、表紙もコピーを依頼していました

コピーされた表紙から、同じ雑誌にもっと面白そうな論文があることが判明することもあります。そういった偶然から、論文が集まってくると、研究も面白くなってきます。(コストはかさみますが、場合によっては、目次までコピーを取った方が良いケースもありますね)

・「B4サイズ以上は二つ折り希望」しよう

これは好みの問題もありますが、B4サイズでも、国会図書館では折らずに大きな封筒で送ってくださるので、その分、郵送代が高くなってしまいます。

そのため、「B4サイズ以上は二つ折り希望」と備考欄に入れることで、二つ折サイズの封筒で送ってもらえます。

ちなみに残念ながら、国家図書館のコピーサービスでは拡大・縮小まで対応してもらえないため、B4サイズをA3に拡大してもらうことはできません。
ファイリングがちょっと困りますよね。

 

どの文献を取り寄せるかの見極め

 

先ほどの例では46件の資料が、検索によりヒットしましたが、このうち論文に使える資料というのはどのくらいあるのでしょうか?

オンラインのため、実際に雑誌や書籍を手に取って確認することができないため、不安に思われる方も多いと思います。

ですので、ここでは、選んではいけないものを、まずお話ししようと思います。

 

① 実務解説系の記事

これは、研究内容によって異なるとは思いますが、まず初めに省かなければいけないのは、実務解説雑誌系の記事になります。

これは、修士論文という内容の性格上、引用するのは難しいためです。

例えば、消費税の熊王先生の解説、実務上では大変役に立ち、ありがたいのですが、修士論文の引用として使うには、実務解説系の記事では難しいのです。
ただ、実務家一般の見解というような切り口で、紹介することは出来なくはないと思います。

ちなみに熊王先生は大学院で教鞭をとられており、学術論文も発表されているので、著者(誰が書いたか)が判断基準ではありません。

実務解説系かどうかは、実務家の方であれば、雑誌名やタイトル等でおおよそのカンは働くと思います。

② 官公庁発表の資料等

こちらは必ず論文に使うことできない、というわけではないのですが、修士論文の序盤の資料集めの段階で取り寄せても、使うことは難しいと思います。

こういうデータ系のものは、誰かの学者先生が論文で使用してる場合で、自分の論文の趣旨にも関係してくる場合には取り寄せるという位で、ちょうど良いと思います。

③ 税務大学校論叢、各大学の紀要に収録されている論文

税務大学校論叢は、修士論文を作成する上で、非常に重要になる文献です。

なぜならば、税大論叢は、税務大学校(税務署職員の研修機関)の先生が書いた論文で、そのテーマの主要な論文・論点をしっかりフォローしてくれているものになりますので、修士論文を作成するにあたっては、この税大論叢を探すところからスタートしても良いくらいです。

取り寄せてはいけない理由は単純で、国税庁のホームページで無料で全文をPDFでダウンロードできるので、もったいないから、というだけの話しです。

また、大学教授・准教授の論文が、大学の紀要に収録されている場合は、論文として参考になる可能性が高い論文です。
まず、その論文のタイトルを検索して、その大学のHP等で無料公開していないかどうかを確認した方が良いと思います。

けっこう良い確率で、こちらも無料で全文をPDFでダウンロードできるので、探してみることをおススメいたします。

 

このように取り寄せずとも、ネット上で無料公開されている文献もありますので、有効に活用していただければ幸いです。

 

以上の点に注意して、選んではいけないものを外していただくと、残る文献はそんなに多くないはずです。

オンラインですので、実際に手に取って確認できない点で、どの論文を取り寄せれば良いのか?というボール・ストライクの選球の難しさもありますが、研究が進めば進むほど、色々な論文を読めば読むほど、この選球眼は磨かれてきますので、最初はとまどうと思いますが、うまく利用していただけたら幸いです。

 

次回は、文献の探し方について、国会図書館以外の方法についても、お話しさせていただこうと思います。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昼前に10キロラン。
最近は涼しくて、非常に快適です。

あぐらがかけないほど、ひざの調子が悪いのですが、
なぜか走る分には、まったく痛くないのが不思議です。

午後からは、ブログ執筆。
スクリーンショットも使えない自分にビックリでした。

 

 

税法免除大学院 文献の集め方③ 国会図書館

税法免除大学院での研究には、文献集めが大事です。

文献集めの話し その③です。

(筆者注)この写真はイメージであり、本物の国会図書館の写真ではありません。

 

前回・前々回の投稿では、文献集めの場所として、大学図書館や市立・県立図書館、租税資料館、そして日本税務研究センター図書室について、お話しさせていただきました。

税法免除大学院 文献の集め方① 租税資料館

税法免除大学院 文献の集め方② 日本税務研究センター図書室

 

さらに続きとして、国会図書館をご紹介させていただこうと思います。

国会図書館 最後の砦

 

先日お話しした、租税資料館・日本税務研究センター図書室で、租税に関する文献はほぼ揃うと思いますが、なかには、この2か所でも手に入らないものが出てくることがあります。

そんなときに、利用したいのが国会図書館です。

国会図書館は、場所的には東京メトロ永田町駅から徒歩5分ということで、東京都心のド真ん中にありますので、アクセスは良いと思います。

文字通り国会の図書館というタテマエなので、国会議事堂のすぐ近くにあり、自民党本部なんかも近くにありますから、図書館の近くを通る車を見ているとテレビで見たことあるような議員さんが乗っているかもしれない(⁉)車も見かけることがあります。

基本的には、国会図書館には、すべての出版物が納められることが義務付けられているそうですので、国会図書館にない本は無い!はずです。

国会図書館のHPより
国内の出版物―納本制度

国立国会図書館法によって、日本国内で発行されたすべての出版物(マイクロフィルム、CD、DVD、地図などを含む)を国立国会図書館に納入することが、出版者に義務付けられています。この制度により、日本で唯一の納本図書館として国内の出版物を広く収集しています。また、納本制度開始以前の日本の出版物も収集しています。所蔵資料数は日本最大です。

国会図書館は行かなくても良い?

 

国内の全ての出版物が揃う国会図書館。
とっても頼りになりますが、利用の仕方は、ちょっとしたコツが必要です。

というのも、国会図書館は、一般的な図書館とは違い、開架式(利用者が解放されている本棚から、本を直接手に取って読むことができる)図書館ではなく、閉架式(本棚が解放されていない)図書館のため、本を手に取るために、所定の用紙に記入して、係員の方が書架から本を持ってきて来るのを、待たなければならないという、面倒な手続きが必要になるためです。

利用の仕方がYoutubeにありました↓ 親切ですね。

国立国会図書館東京本館利用案内 「資料の複写手順」編

 

本を持ってきてもらうのに書類記入が必要になり、係員の方にもってきてもらい、さらにはコピーを取るのにも書類を記入して、係員の方にお願いしてコピーをとってもらうことになるため、かなり時間を使ってしまします。

時間が余裕がある方でしたら、気長に待ちながら、対応することができると思いますが、社会人学生の方は、そこまで時間に余裕がある方はいないと思います。

 

国会図書館オンラインを利用しよう

 

国会図書館に行くことは、永田町周辺の国会議事堂や自民党本部などのテレビでおなじみの建物を見ることができ、なかなかにテンションがあがる体験にはなると思います。
私が単に田舎者だからかもしれないですが。。

 

しかし、修士論文の資料を集める図書館としての利用しやすさという点では、手続きに待ち時間が多く、時間的なロスが気になるところです。

 

そこでおススメしたいのが、国会図書館オンラインです。

国会図書館オンライン

 

このサイトの遠隔複写サービスを使うことで、国会図書館に行かなくても論文をどんどん取り寄せることができるようになります。

私の場合は、修士論文の資料集めに300本以上の論文を集めましたが、最初の100本ぐらいまでは、租税資料館等を使って足で集めていました。
その後、国会図書館を使い始めてからは、この遠隔複写サービスを利用することに専念し、資料収集のための移動やコピー時間を大幅に削減することに成功しました。

 

今回、前回、前々回にお話しした場所は、東京都内に出やすい環境の方でないと利用できない点で、汎用性がありませんでしたが、国会図書館オンラインは、移動の必要がないため、どの地域の方も利用できる点で優れていると思います。

また、今回のような新型コロナウイルス感染拡大の影響下では、移動を伴った論文収集というのは、極力避けたいものです。

その意味でも、国会図書館オンラインの遠隔複写サービスの利用価値は高いと思います。

ただ、コロナ禍で、図書館が閉館して、遠隔複写サービスがストップしている時期もあったため、現在は申し込みが殺到していて、通常より納品に時間がかかっているようです。
(私が利用していた時は、ネットで申し込みをして5日~10日で納品されていました。)

今年は、資料集め・修士論文執筆に、例年以上に早めに動き出す必要がありそうですね。

ご利用にはくれぐれもご注意ください。

 

具体的な利用方法は、次回にご説明させていただこうと思います。

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

天気予報は曇りのち晴れだったので、昼前に
洗濯物を外に出して、10キロジョグ。

残念ながら、この賭けは失敗に終わり、ジョギング中に
小雨が降る展開になってしまいました。

午後からは、しっかり晴れてくれたので、洗濯物は何とか乾きました。
(って洗濯物の話しなんかして、すみません。)

 

 

 

税法免除大学院 文献の集め方② 日本税務研究センター図書室

税法免除大学院での研究において、文献収集は必須です。

そんな文献収集話しの続きを、お話しいたします。

前回の投稿では、文献集めの場所として、大学図書館や市立・県立図書館、そして租税資料館について、お話しさせていただきました。

税法免除大学院 文献の集め方① 租税資料館

 

今回は続きとして、もう一か所、ご紹介させていただこうと思います。

日本税務研究センター図書室 アクセス◎

 

前回、お話しした租税資料館で、おおよその文献は揃うと思います。

その他に一般の方が利用ができる租税専門書の図書館と言えば、日本税務研究センターの図書室が有名です。

場所は品川区の大崎で、アクセス的にはJR山手線の大崎駅から徒歩2分ですので、東京都内で仕事をされている方は、顧問先を訪問している間にちょっと寄ったり、大学院に行く前にちょっと寄ったり、という具合に、ピンポイントで利用ができるため、とても便利です。

公益財団法人日本税務研究センター図書室

 

アクセスが良く、図書室の雰囲気も租税資料館にくらべるとオシャレです。

 

 

ただし、蔵書数は、和書で約2万冊、洋書で1500冊ですので、租税資料館よりは、少ないですね。

また、コピー代は1枚20円しますし、コピー機はけっこう人がいて込んでいました。

私は平日に一度、利用しただけでしたが、大学院生の他にも、実務家風の方もいて、20人くらいはいたように思います。

租税資料館ほど、閲覧席は広くないため、ノートパソコンを持ち込んで、一日じっくり研究・執筆するという感じではないかもしれません。

 

利用したい賛助会員制度

 

日本税務研究センターには、賛助会員制度があり、この制度の学生会員になると、機関誌の「税研」や研究紀要の「日税研論集」その他「税務事例研究」といった出版物を、会員価格でお安く購入することができます

安く購入するどころか、実は、過去に発行された「税研」や「日税研論集」が全てPDFデータで、HPからダウンロードできてしまいます。

これは余り知られていませんが、かなりおいしい制度です。

例えば、私が修士論文執筆中に購入した「消費税法の研究 日税研論集第70号」では、定価6,000円(税抜)ですので、税込で6,600円もするのですが、この学生会員になっていれば、年会費5,000円(大学生・大学院生の場合)でPDFをダウンロードすることができます。

 

 

結局、紙の本を買っても、コピーを取って、アンダーラインをひきながら読んでいくことになるため、PDFデータをダウンロードしてプリントアウトした方が、コピーする時間分お得(自分で数十ページコピーするだけでも、かなりの時間がかかります)です。

また、プリントアウトも自宅ですれば、図書館やコンビニでコピーするより大いに節約になります。

PDFを自宅のPCでダウンロードできる環境というのは、現在のように新型コロナウイルス感染拡大の影響で移動を制限された時などに、大いに役に立つと思います。

また、実際に修士論文を執筆してみる分かるのですが、様々な論文を読み漁る中で、その論文で引用されていて重要なものだったりする論文に出会うと、この論文を自分の論文に使いたい(引用したい)というものが、急に出てきます

そういったときに、このPDFをダウンロードできる環境があることは、かなり有利です。特に、論文執筆の終盤戦(11月~12月)頃になって欲しい論文が出てきたときに、すぐに論文が手に入らないタイムラグが、結構、煩わしくなります。

ちなみに私は、「日税研論集」で2冊、「税研」で10冊以上をダウンロードして、修士論文中に引用しましたので、軽くモトは取れたと思います。

「日税研論集」は自分の修士論文のテーマのものがあれば、必ず必要になってくると思います。それくらい重要な論文が収録されているので、要チェックです。

執筆されている方は、そのテーマの重要な学者・先生ですし、収録されている論文は、そのテーマの基本的な文献になると思います。

 

「税研」も自分が選んだテーマが特集されている号などは、必須になりますね。
「日税研論集」に比べると、重厚な論文は少ないですが、5~6ページくらいの小論文が多く、引用数を増やしたい時にも役に立ちます。

私は、修士論文の中で、10回以上引用しました。

おまけももらえました

 

日本税務研究センターの学生会員は、他にもこんなサービスがありました。

 

・コピーサービスもあります

私は利用したことはありませんが、コピーサービスも賛助会員の特典です。
大崎まで行かなくても、希望する文献をコピーしていただけるので、なかなか便利ですね。

料金は、20枚までは1,000円 20枚超は1枚につき50円。

後日お話しする国会図書館より、やや割高ですね。

 

・郵送貸出のサービスもあります

賛助会員の特典として、郵送貸出のサービスもあります。
このサービスを利用するば、着払いで本を送っていただけます。

返送もするので、往復で2,000円程度の送料がかかります。

コストはかかりますが、東京都内まで足を運ぶ電車賃や時間を考えると、まだ安いかなとも考えられます。

私は、国会図書館の遠隔複写(後日、ご説明いたします)ができない文献があって、どうしても気になったので、一度だけ利用しました。

 

 

ちなみに学生会員になったことでプレゼントに「租税基本判例70」が貰えました。この本は、「租税判例百選」と並んで、判例探し、論文のテーマ探しに最適な本ですね。

すでに、持ってたので、ダブりましたが。。

 

そんなわけで、今回は、文献探しの日本税務研究センター図書室をご紹介いたしました。

基本は、租税資料館の方が蔵書が多いのでおススメですが、近場で用事がある方や、少しだけ文献を集めたい方には、こちらもおススメです。

また、学生会員サービスは、個人的には非常にお得なサービスだと思っています。正直に言うと、私は自分の論文に使うもの以外の日税研論集もダウンロードして保存してます。

ぜひ、ご利用をご検討してみてください。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

昨日は雨で気温も低め。

ジョギングができないため、読書を多めにしました。

積読本がたまっているため、速読にもチャレンジ。

あまり印象には残りませんでしたが、本棚が片付いたので良しとします。