消費税法のベテラン受験生である私が、消費税法初学者の方に贈るアドバイス。
続きの続きの続き(長!)です。
前3回の投稿では、理論暗記のつらさ、インプット期のゆるさに注意、実務の繁忙期は難所中の難所、といったお話しをさせていただきました。
税理士試験 消費税法初学者の方にベテラン受験生だった私が、アドバイスするとしたら①
税理士試験 消費税法初学者の方にベテラン受験生だった私が、アドバイスするとしたら②
税理士試験 消費税法初学者の方にベテラン受験生だった私が、アドバイスするとしたら③
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
確定申告明けの燃え尽き症候群に注意
会計事務所業界にお勤めの方であれば、3月15日までが忙しさのピークであり、その後、少しの間、実務の忙しさは和らぐと思います。
残業に次ぐ残業で、フラフラという方も多いかもしれませんが、この実務が一段落した時期は、勉強で巻き返しを計らなければいけない時期にあたります。
やり残した計算トレーニングや覚えきれなかった理論、復習ができていない実力テストの解き直しなどの溜まったタスクを、この時期に消化しましょう。
初学者の方で、計算トレーニングがこなせていない方は、この時期にしっかり追いついておく必要がありますね。
私が犯した過去の失敗の一つには、この時期に、燃え尽き症候群におちいってしまい、すぐに勉強を開始することができずに、4月の中旬ぐらいまで、ダラダラした感じを引きずってしまったことがあります。
実務多忙で、勉強が遅れてしまった人は、なんとか気持ちを切り替えて走り出せるように、旅行等のイベントを入れておくことで、切り替えが早くできると良いかもしれません。
もう直前期が迫っていますので、この時期からペースアップしないと確実に間に合いません。
GWはリフレッシュしつつ、総復習の時間に
3月末から4月の落ち着いた時期に、勉強の体制を立て直したら、ゴールデンウィークに突入します。
こちらも年末年始とならんで、気が抜けやすいポイント。
ですが、1~2日は、家族サービスやリフレッシュの時間にあてて、残りは、直前期に備えて、今までの実力テストの解き直しに集中する必要があります。
ここからのラストスパートが、本当に大事になります。
直前期、最後の難関です
5月の連休が明けると、いよいよ直前期になります。
この時期には、今まで以上に答練の回数が増え、教材のボリュームが増え、難易度も本試験レベルの問題演習も混じってくることから、一気にハードになります。
前回の投稿でもお伝えしましたが、こちらが私が体感した、消費税法の学習ボリュームです。
特に、5月以降の直前期のボリュームの多さが最大にして最後の難関です。
私は、過去4年間、この直前期のボリュームの壁を超えることができずに、直前期の教材を未消化のまま、本試験に臨んで撃沈する、というパターンを繰り返してきました。
(ですので、初学者の方や受験経験が浅い方には、ここからが本当にキツイということを認識していただきたいのです。)
その結果、私なりに考えに考えた末に出した結論は、仕事をしながら受験を続けていても受からないから、仕事を辞めるしかない、というものでした。
ちょっと極端な結論なのですが、私の場合は、昨年、税法免除大学院の2年生として、修士論文の準備期間であったこともあり、「仕事・税理士試験・大学院」の3つのうち、「仕事」をやめることで、「税理士試験」と「税法免除大学院」の2つを活かす道を選びました。
詳細は、以前の投稿で書いたので、こちらをご覧いただけると幸いです。
仕事を退職して、試験に専念することについて、まとめています。
他の予備校の答練も受ける、万年筆を使うことについて、まとめています。
理論の覚え方、直前対策テキスト・理論ドクターの使い方について、まとめています。
以上が、ベテラン受験生だった私が、消費税法初学者の方に贈るアドバイスでした。
ちょっとだけ、アドバイスをと思ったら、ブログ4回も更新してしまいました。(歳を取ると、話しが長くなっていけませんね。気をつけます。)
役に立たない部分も多いかもしれませんが、反面教師として、参考にしていただけたら幸いです。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:50起床。
FP3級の勉強は、投信・外貨建て金融商品の問題演習。
早いもので、FP3級の試験まであと19日。少しペースを上げて、なんとか試験に間に合わせたいと思います。
子どもたちを送ってから、再度FP3級の勉強。
その後は、11キロジョギング。左足の違和感は残っているものの、楽しく走ることができました。走りながら聴いていたのが、図書館で借りてきたB’z。ベスト盤で、私が学生だった頃の曲も多く、テンションがかなり上りました。
お昼休憩中には、半沢直樹(第三話)を見ながらドキドキ。ドラマをちゃんと見るのは、7年ぶりのこと。ちなみに、7年前に見たのも、半沢直樹です。
個人的には、電脳雑技集団の副社長がお気に入りです。
お昼寝後に、ブログ執筆、子どもたちのお迎え、という一日でした。