税法免除大学院 1年生のとある1週間(社会人学生の場合)②

税法免除大学院の学生生活(社会人学生)について、

1週間の流れをリポート、続きです。

前回のブログでは、大学院入学後の1年生のときの、1週間の時間の流れ方(月曜から水曜)を、私の実例をもとに、お話しさせていただきました。

前回のブログ↓

税法免除大学院 1年生のとある1週間(社会人学生の場合)①

 

今回は、続きの木曜日から始めさせていただこうと思います。

週の後半、疲れのピークは木曜日

木曜日 租税法特殊研究Ⅰ・租税法特殊演習Ⅰ
(18:00~21:10)

5時起床。
1時間だけ税理士試験の勉強。
理論は電車でのスキマ時間にこなしているので、家で電卓が叩ける環境の時は、計算問題を解くようにしている。

仕事は、いつも通り17時に終えて、大学院に向かう。

18時からは、租税法の講義。
テキストは、「スタンダード所得税法」。

内容は、帰属所得の考え方について。
帰属所得の定義は、「自己の労働や所有資産の利用から生じ、市場を経ないで、自己に直接帰属する所得」。
この定義だけを読んでも全く、意味不明だけど、この本には豊富な事例があって非常に分かりやすい

たとえば、2時間かけて自宅の庭の草取りを自分でしたとすると、この作業を他人に頼んでアルバイト代を払った場合と比較すると、自宅の庭がきれいになるという結果(これを消費と考える)は同じだけど、自分で草取りをすると、だれにも何も支払うことがない、ということで、帰属所得が発生していることになる。

帰属所得は原則的に非課税とされていて、その理由は、「収入が得られていないのに、所得があるとされるのは不自然」なこと等が挙げられている。

例外的に、棚卸資産などを自分で消費(自家消費)した場合には、課税されるとのこと。

日ごろの実務や勉強・研修では聞いたことがなかった「帰属所得」の考え方は、新鮮で面白い。先生が補足してくださる海外の税法の事例なども興味深く、刺激的だった。

19時40分からは、演習。
事前に指名された学生が、一つの税務訴訟の事例を調べてきて、それについて、1時間15分程度かけて、ひとりで発表する授業。

2年生の先輩から順番に割り振られて、自分の番も来月にはやってくる。
早めに準備をしなくては。。

今日の発表者の先輩(といっても、年は一回り以上下だけど)は、判決文をコピペして、並べただけという感じのレジュメ(A4判で20枚くらい)で、しかも、そのレジュメを棒読みしていただけだったの発表だったで、時間内に収まりそうになく、先生から厳しいお言葉をいただいてしまった!

自分が発表の時は、もっとコンパクトにまとめて、発表しようと思う。

仲間たちと、演習の感想を語りながら、ゆっくり帰っていたら、帰宅は22時50分。

風呂に入り、サッカーを見ながら、食事とお酒。
この時間が自分にとって、至福のとき。25時過ぎに就寝。

花の金曜日も大学院

金曜日 民法特殊研究Ⅰ・民法特殊研究Ⅱ
(18:00~21:10)

5時起床。1時間だけ、税理士試験の勉強。

仕事は、9時出社。金曜日ということで、夕方になってくると、社員のみんなもテンションが上がってくるのが分かる。
きっとみんな、楽しい週末が待っているんだろうな。
こちとらは、残念ながら夕方から、男だらけの大学院

金曜日は、民法の講義を2つ。

一つは、民法総則の授業。

「民法の基礎」という教科書を使いながら、先生に詳しく解説していただく。

「デイリー六法」も使って、実際の民法の条文にあたる。消費税法の条文よりも民法の条文のほうが、一つ一つの条文は読みやすいような気がする。
内容的にも税法よりも、生活感がある家族法なんかもあって、とっつきやすさはあるかも。

それでも、条文の数が1000以上あるので、ボリュームはすごい。

19時40分からは、もう一つ、別の先生の民法。

今日の内容は「債権」。

民法の債権では、契約と非契約を次のように定めている。

契約(任意債権)→贈与、売買、交換、消費貸借、使用貸借、賃貸借、雇用、請負、委託、寄託、組合、終身定期金、和解

非契約(法定債権)→事務管理、不当利得、不法行為

普段、何気なく使っている契約も、民法でここまで細分化されて、規定されていることに驚く。

民法を勉強していると、自分が今まで見てきた世界の中にも、法律の網の目がしっかりと張り巡らされていたという事実に気づく。

税理士として開業するからには、「知らなかった」では済まないこともあるだろう。もっと民法も勉強しないとな、と気を引き締める。

仲間たちとの雑談もそこそそに、22時40分ごろ帰宅。

風呂に入って、サッカーを見ながらの食事・飲酒のお決まりパターン。
25時就寝。

ちなみに私が1年生の時は、サッカーワールドカップのロシア大会があり、いくらみても追いつかないほど、サッカーの試合があったのです

土曜日、休みだけど大学院!

土曜日 民事手続法特殊研究
(10:55~12:25)

土曜日は、仕事は休み。ただ、大学院は1コマだけある。
朝は、6時半におきて、家族とゆっくり朝ご飯を食べて、大学院に。

一コマだけなので、気楽。
スーツを着ていないので、リラックスした気分で、講義を受ける。

内容は、民事手続法。
民事裁判の手続きについて、学ぶ講義だ。

幸いにして、今まで、訴訟とは無縁の人生を送ってきたが、税理士の実務においては、場合によっては、トラブルに巻き込まれたクライアントから相談を受けることもあるかもしれない。

そんなときに役立ちそうな内容だが、なかなか難しい。

先生は、授業中に学生にどんどん指名して、答えさせるので、自分の番が来るたびに冷や汗をかき、緊張してしまった。

帰りがけに、仲間たちとラーメンを食べて、しばし談笑してから帰った。

午後3時帰宅。子供たちと家の前でサッカーをして遊ぶ。

長男・次男と風呂に入って、21時に就寝。

 

という感じの一週間です。

仕事、大学院、税理士試験、家族サービス、のすべてをうまくバランスをとることは難しく、私の場合は、残念ながら、家族は二の次になっていました。

当時は、妻が三男(現在2歳9か月)の産休から育休とずっと休んできたため、妻に育児の負担が、かなりかかってしまったのが、実際です。

これは、税理士を志して、受験勉強を始めてから、ずっとの話しですので、税理士試験・税法免除大学院に挑戦する場合は、家族の協力は必須になります。

その分、妻が復職して、忙しくなった今、私が専業主夫的に献身性の高いプレーをして、挽回しているところでございます。

そして、税理士として独立開業した後も、それが可能だと思っています。

 

参考にしていただけたら、幸いです。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

今週もよろしくお願いします!

 

 

【昨日のできごと】

長男(小学校2年生)のサッカー自主練の付き添い。

人数が少ないので、私も練習に参加。

グランドがぬかっていて、なかなか思うようなプレーが

出来なかったです。その後、居合わせた親子混合チームで、試合。

途中で雨が降り出して、終了。

梅雨時は、練習時間の確保が難しいですね。