税法免除大学院 1年生のとある1週間(社会人学生の場合)①

税法免除大学院の学生生活(社会人学生)について、

1週間の流れをリポートしてみました。

前回のブログでは、税法免除大学院の入学準備から卒業・免除申請までの大まかなスケジュールについて、お話しさせていただきました。

前回までのブログ↓

税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール①

税法免除大学院 入学前から卒業までのスケジュール②

 

今回は、もっと細かい時間の流れとして、大学院入学後の1年生のときの、1週間の時間の流れ方を、私の実例をもとに、お伝えしようと思います。

1年生の時は単位を取ろう

 

税法免除大学院の1年時、多くの学生は、この年に必修単位のほとんどを取得するように推奨されるようです。

私も教授から、1年生の時に単位をそろえて、2年生になったら修士論文に専念できる環境を整えるよう、ご指導をいただきました。

先輩の中には、1年生の時に余り単位をとらず、2年生になってから1年生と一緒に単位を取るという方もいました。

気の合う同級生同士で、1年生のうちに単位をそろえた方が気楽に思いますが、特に気にならないという方は、それでも良いかもしれません。

ただ、基本的に授業で学んだことを修士論文に生かす、という観点からすると、授業のインプットを先行させた方が、良いと思われます。

 

大学院1年生のとある1週間

 

ここで、私の大学院1年生(春学期)の1週間を、月曜日から再現してみようと思います。

月曜日 授業休み

朝は、4時起床。税理士試験の勉強を2時間してから、仕事に。
月曜日は、唯一授業がないウィークデイ。

仕事は17時が定時だけど、月曜日だけは18時まで1時間だけ残業ができる日。この1時間が結構ありがたい。

予定通りに18時に仕事を済ませて、帰宅。19時から自宅で家族と食事。

平日に家族と夕ご飯が食べられるのは、この月曜日だけ。

夕食後は、長男・次男の相撲大会に付き合い大騒ぎ。

そのまま、長男・次男と一緒にお風呂に入り、絵本の読み聞かせをして、21時30分には就寝。

火曜日 租税法特殊研究Ⅰ・租税法特殊演習Ⅰ
(18:00~21:10)

4時起床。税理士試験の勉強を2時間して会社へ。

仕事を定時の17時に終え、すぐに電車に飛び乗る。
17時45分に大学院に到着。途中のコンビニで買ったおにぎりをたべながら、今日の演習の予習をする。

18時から19時半は、講義。
苦手な法人税の授業で、租税公平主義という原則を学び、公平の概念には、水平的公平と垂直的公平に分けて考えることができることを学ぶ。

座学なので楽だけど、法人税法の素養がない私には、少々厳しい内容。
やむを得ず、副読本の「スタンダード法人税法」をアマゾンでポチる。

19時40分から21時10分は、演習。
模擬裁判で、扱う事件は、「消費税更正処分等取消請求事件」。
※税務調査の際に、臨場した調査官に、帳簿・請求書等を提示しなかったため、消費税の仕入税額控除を否認された事件。

前の週に判決文のプリントを渡されていて、電車の中やスキマ時間を積み上げ、1週間で10時間くらいかけて読み込んできた

私は原告(納税者)の側に立って、発言。

この納税者は、税理士の他に第三者のS氏を同席させることに固執していて、逆にS氏の同席を拒んだ調査官との議論が平行線になり、調査が全然進まず、更正されてしまう。
税務調査のやりとりがリアルで、面白い事件。

結局、裁判には負けてしまうのだけど、税理士試験で覚え続けた、仕入税額控除の条文が、こんなところで生きてくるのかと、非常に面白い経験になった。

仲間たちと、模擬裁判の感想について、軽く立ち話をして、帰宅は、22時40分。

風呂に入り、海外サッカー(レアルマドリード!)の試合を見ながら、食事、ビール、ハイボール、ハイボール、ウイスキー、、で25時に就寝。

水曜日 商法特殊研究Ⅰ
(18:00~19:30)

朝は、6時に起床。会社に行き、いつも通りの仕事をこなす。
定時の17時に会社を出て、最寄り駅で立ち食いそばを5分で食べる。

17時55分ごろに大学院に到着。
商法の先生は、プリントを使って講義するので、テキストがない。

内容は、会社法。
取締役の任務懈怠と善管注意義務違反についてのお話し。

この講義は、試験もレポートもなく、先生のお人柄もフレンドリーかつフランクなため、リラックスして聞くことができる。

19時半に終わり、帰りの電車の中では、税理士試験の理論の勉強。
乗換駅のパン屋さんのイートインコーナーで、コーヒーを飲みながら、
1時間だけ来週の模擬裁判の準備をする。
21時過ぎに帰ると、子供たちが寝る時間にぶつかってしまい、興奮して寝なくなってしまうので、この時間調整が重要なのです。

22時過ぎに帰宅し、風呂に入り、サッカーを見ながら、食事、飲酒。
24時過ぎに就寝。

移動時間が多いので、有効につかいましょう

 

以上が、週の前半の、社会人大学院生ライフでした。

後半は、次回、お話しさせていただこうと思います。

 

ご覧のとおり、自宅と会社と大学院の3か所を移動しますので、移動時間は多く、移動時間の使い方がかなり重要になってきます。
当然、移動時間のほぼすべてを勉強に充てることになります。

私の場合は、朝の頭が冴えてフレッシュな時間を、税理士試験の理論の勉強に回し、夕方から夜にかけての頭が疲れている状態のときは、大学院の予習(模擬裁判の準備)に充てることにしていました。

 

といっても、私も疲れているときは、SNSを見たり、動画を見たり、ヤフーニュースを見たりして、だいぶ時間を無駄にしていました。

また、大学院に行った後に、お酒を飲んでばっかりだったので、こうして客観的にみると、ずいぶん無駄がありますね。

忙しい週には、もっと睡眠不足(睡眠が3~4時間)になる日もあります。

ストレスをため込みすぎないことが、社会人大学院生ライフのポイントなのですが、お酒でストレスを解消するのは、睡眠不足を助長しているので、悪手ですね。反省。今さらですが。。

 

本日も、ご覧いただき、ありがとうございました!

それでは、良い週末をお過ごしください!

 

【昨日のできごと】

天気が、快晴→雨→快晴→雨とコロコロ変わり、

洗濯ものを出したり、取り込んだり、忙しい一日でした。

週末は天気が悪いみたいなので、その前に、ジョギング。

30度近い晴れ間の中で、10キロほど走ってきました。

 

 

 

 

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