記帳指導
無料で納税者が受けられる税理士の相談窓口です。
以前の投稿で、確定申告コールセンター業務についてお話しさせていただきました。
今回は、記帳指導業務についてお話しさせていただこうと思います。
税理士会からの仕事とは?
税理士になると必ず支部に所属することになります。
私の場合は、埼玉県の春日部支部。
支部の中には、いろいろな部署があり、それぞれにいろいろな仕事があるようです(私はまだ経験していませんが)。
そんな支部内の活動とは別に、支部から回ってくる業務があります。
その業務とは、
記帳指導
確定申告のコールセンターの相談担当
市役所や商工会議所の無料税務相談窓口
小・中学校での租税教室の講義
などです。
記帳指導とは?
記帳指導とは、正式名称を「個別指導方式による記帳指導の業務委託」といいます。
なんともまどるっこしいネーミングで聴くだけで、眠たくなりますね。
その具体的な内容はというと、マンツーマン方式で税理士と納税者が2時間の面談を4回して記帳から確定申告までお手伝いをする、というものです。
支部によっては、オンライン面談で対応していたり、納税者先で対応しているところもあるみたいですね。
私の場合は、春日部税務署内での面談になりました。
納税者の方は、なんとこの4回×2時間の個別面談のサービスを無料で受けることができます。
これは、びっくりするほどおいしいサービスですね。
私の場合ですと、個別スポット相談で8時間対応すると、少なくとも79,200円は頂いております。
ちなみに、このサービス。
一度受けた方は、翌年からは受けられないそうです。
さすがにこのサービスを無料で毎年受けることができたら、税務署も税理士も大変なことになりますよね。
これに対して税理士側は、一応報酬をもらうことができます。
1回の報酬額は、1万円ちょっと。
2時間に対する報酬と考えるとなかなか悪くないかもしれませんね。
ですが、私のように開業初年度の税理士ですと、何もかもがちんぷんかんぷんの世界。
事前に渡される資料を読み込んだり、想定される質問や段取りを考えて準備をしていたので、この謝金でも正直割に合わないな、という部分はあります。
記帳指導の年間スケジュールは?
以前にお話したコールセンター業務と同じでこの記帳指導についても内容がまったくわからないまま、税理士の希望者を募ることになりました。
私のところに連絡が来たのは、6月の下旬。
この時期の私は、顧客ゼロの完全フリー状態でしたので、当然に希望を申し出ることにしました。
この時点で、今年は相談者が少ないので希望者全員に割当ができないかもしれない、ということも伝えられていました。
そして、7月に記帳指導担当者説明会が税務署で行われました。
このときに渡される資料もなかなかのボリュームです。
これを全部丹念に読み込むとなると、軽く数時間を要します。
ザーっと流し読みする程度にとどめて、私は本番当日に再度読むことにしました。
そして、記帳指導の年間のスケジュールですが、
1回目の面談が9月~10月
2回目の面談が10月~11月
3回目の面談が11月~12月
4回目の面談が1月~2月
という風に設定されていました。
おおむね2月に一度のペースですね。
具体的にいつにするかは、納税者と税理士の間で話し合って決めることになっています。
1回の面談で2時間。
そんなにたくさん何を話すの?と思われるかもしれませんが、そのご心配は無用です。
具体的な指導事項が国税局の資料にびっしりと書き込まれています。
詳しい内容については、次回以降に見ていてきたと思います。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:25起床。
夜中に何度も体が熱くて起きてしました。
シャワーを浴びて、一息ついてから、ブログの投稿を。
投稿後に日中の申告相談会の資料をチェック。
行く気満々でしたが、どうも調子が悪いので体温を測ってみると、38.2℃。
まさかの発熱で、予定をキャンセルせざるを得なくなりました。
関係者の方々に連絡をとって、謝罪。
まさかこの忙しさのピークの時期にやってくるとは。。
悪夢です。
その後、病院で薬をもらって、1日自宅で静養。
食欲もなく、アクエリアスとウイダーinゼリーだけの食事。
1日中寝ていて、寝ることに飽きてきた夕方、まだ熱が下がらないので、また寝ることに。
なんともふがいない1日でした。
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