日本政策金融公庫(日本公庫)
いったいどんなところなのでしょうか?
前回の投稿では、金融機関と信頼関係を作ることの大事さや事業資金と生活資金をわけることについて、お話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
日本公庫とは?
日本政策金融公庫(日本公庫)とは何か?
ご存じないかたもいらっしゃると思いますので、ここでお伝えしたいと思います。
日本公庫とは、普通の銀行や信用金庫・信用組合といった金融機関とは少し違っていて、政策金融機関です。
政策金融機関とは、国(政府)がお金を出している金融機関のことです。
国がサポートしているので、民間の金融機関では融資を行うことができないようなかた向けにも融資を行うことができます。
新しく事業をはじめたばかりの方、災害やコロナで経営が行き詰まっているかた、業績が厳しいかたなど、一般の金融機関では貸し出しをすることが難しいかたにも門戸を開いてくれるありがたい存在です。
特に、事業をはじめたばかりのかたは、事業の実績がなく、金融機関に提出する決算書もない状況です。
(借入をするときは、一般的に2~3期分の確定申告書・決算書のコピーを金融機関に提出します。)
その状況では、融資が出にくいのが一般的です。
そんなかたの頼りになるのが、政府系の金融機関である日本公庫です。
日本公庫で融資を申し込むには?
では日本公庫で融資を受けるには、どのような手続きが必要なのでしょうか?
私自身の体験談も交えつつ、お話ししていこうと思います。
↑ こちらのサイトに親切に手続きの流れは説明されています。
まず、相談ダイヤルに電話して、融資を申し込みたい旨を伝えます。
この相談ダイヤルに電話することが大事で、いきなり日本公庫の窓口を尋ねるのはNGです。
日本公庫に限らず、金融機関の融資担当者のかたは、融資案件を常に数十も抱えていて多忙です。
そこにアポ無しで訪問するお客さんが来たら、どうでしょうか?
ただでさえ〇〇忙しいのに、いきなりアポなし資料なしの手ぶらの状態で訪問しても、おそらく歓迎されないと思いますので、ご注意ください。
相談ダイヤルで話しをするのではなく、直接窓口で対面で相談したいというかたも相談ダイヤルに電話して、ある程度の相談内容を伝えてから、支店の担当者のアポを取ったほうが良いですね。
ネットで融資を申し込むことができます
日本公庫はコロナの最中は特に、中小零細事業者のために融資を積極的に出していました。
そのため、窓口でお仕事をされている融資担当者のかたは、特に超多忙です。
その超多忙な融資担当者をイメージしつつ、融資を申し込むことが大事なのではないかと考えます。
↑
ご覧のとおり、日本公庫のホームページでは税理士向けに「インターネット申込」をしていただくようお願いしています。
つまり、融資を申し込む際に日本公庫の窓口で申込むのではなく事前に資料をそろえていただきインターネット申込をすることができるのです。
資料を郵送したり持って行く必要がないので、楽ですよね。
また、コロナの関係で「紙のやり取りが嫌」というかたも、ネット申込であればデータのやり取りだけで済みますので、安心です。
ネット申込のあとは、最寄りの日本公庫の支店の融資担当者から電話があります。
電話で訪問依頼があり、事前にアポをとって1度、日本公庫の支店で融資担当者との面接があります。
面談のあとに、審査があって融資実行という流れになります。
私の場合は、融資をネットで申し込んでから、実際に融資が実行されるまでに1ヶ月弱かかりました。
他の金融機関でもそうですが、1週間後に資金が必要とか、そんな切羽詰まった状態で申込をしてもどうにもならないことがほとんどですので、借入は時間的な余裕をもって申込むことが重要になります。
次回は、ネット申込時に必要になる書類について、お話させていただこうと思います。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:30起床。
早朝時間はブログ執筆を。
完成後に、届出書作成を少し。
今日は、久しぶりにアポがない作業デイ。
作成した届出書を電子申告しようとしたところ、送信できずに電子申告の設定に苦戦。
小さいとろこで、いろいろなつまづきがありますね。
少しづつ小石を取り除きながら、前に進んでいます。
お昼には、ジョギングを10キロ。
最近は、週に1回しか走れず、なかなか本気モードに入れない状態です。
走る時間を短くするか、なにか方法を考えたいと思います。
その後、少し調べ物をして、子どものお迎えに。
メルマガや動画をたくさん見て、夕方はブログの仕込みという1日でした。
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