個別記帳指導
実務のトレーニングとしてもグッドです。
前回の投稿では、個別記帳指導の中での指導内容について、お話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
指導という言葉は苦手ですね
記帳指導。
普通にさらっと使ってしまいますが「指導」という言葉、なんかひっかかりますね。
偉い先生が、上から目線で「教えてあげる」という雰囲気が、個人的にはあまり好きではないです。
おそらく、納税者の方だって「指導」されるのは好きではないですよね。
こういう方々は、きっと勤め人時代から、将来を見据えてしっかりとスキルや資金を蓄えて、満を持して独立してご商売をスタートされるような方のはず。
そんな独立心の強い方々ですから「商売のことなんかわかってない税理士に、指導なんてされたくないよ」というのが、本音ではないでしょうか?
こういうお客様の不満を、私もこの数ヶ月でたくさん伺ってきました。
ですので記帳「指導」とはいっても「上から目線」なんて絶対にやってはいけませんね。
新人税理士にとっても修業の場
記帳指導を新人税理士として体験してみると「これもまた税理士としての一つの修行の場」だなと、感じました。
半年間の2時間✕4回という限られた時間のなかで納税者の方とコミュニケーションをうまく取りながら、会計を固めて、申告書を作成して、電子申告までもっていくという作業。
これは体験してみるとわかりますが、必要に応じてこまめに連絡を取れる顧問先とは、まったく勝手が違います。
実は、連絡を取ることができないという点で、むしろ顧問先の対応よりも難易度は高いのではないかと思います。
また、会計ソフトや税務ソフトも納税者の方が使っているものをそのまま活かしますので、自分の得意なソフトで対応できないことも、難易度を上げている一つの要因ですね。
もちろん手書きの方の対応となると、難易度はさらにアップするでしょう。
改めて「簿記とはなんぞや?」
前回の投稿でご紹介したとおり、記帳指導では、事前にかなりの量のチェック事項を渡されていて、しかも、その内容をちゃんと話ししたかどうか、状況を税務署の担当者の方に報告しないければなりません。
報告と行っても、チェックシートの「指導の有無」という欄に「有・無」という欄を記入するだけですが。
この内容を改めて見てみますと、
1 記帳・帳簿等の保存制度の概要
2 青色申告制度及び青色申告特別控除の概要
3 期首(開始)棚卸表の作成
4 資産負債有高帳の作成
5 現金出納帳の記帳方法
6 売上(売掛)帳の記帳方法
7 仕入(買掛)帳の記帳方法
8 経費帳の記帳方法
9 債権債務の記帳方法
10 源泉徴収簿の備付け・記載
11 原始記録の整理・保存
帳簿についての説明がかなりの割合をしめていますね。
帳簿のことを意識するなんて、簿記検定の時以来だなと思いつつ、いろいろと調べてしまいました。
今の私の作業では一般的に会計ソフトを使って入力をするので、いわゆる「帳簿」を意識することがほとんどなくなっています。
そんな時代に逆行するような記帳指導の指導内容。
ですが、ある意味では「そういえば大本はこうだったね」と気づかせてくれる内容だったようにも思います。
基本に立ち返って、簿記の初心からスタートする記帳指導。
実は、新人税理士にとっても良いトレーニングの場になるのではないでしょうか。
少し長くなりましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
Have a wonderful weekend !!
以下、海外サッカーのネタバレを含みますので、興味のある方はご注意ください↓
【昨日のできごと】
3:00起床。
病み上がりの万全ではない体なのですが、今日は1年で1番大事な試合の日なので。。
シャワーを浴びて体を清めた後にブログの執筆に。
途中で、いよいよお待ちかねの大一番がスタート。
レアル・マドリード対パリ・サンジェルマンの一戦です。
今回のWOWOWのライブ中継は、現地音声のみで日本語の解説・実況は無し。
WOWOWの実況・解説陣はDAZNに比べると、いささかおしゃべりであまり好きではないので、この現地音声(といっても英語)で十分でした。
試合は1stレグとは変わって、マドリーとパリは五分五分の印象。
前回はパリにいいようにやられていましたが、今回はマドリーもしっかりボールを持てていたし、シュートもしていました。
それでも、メッシに決定機が訪れ(おそらくバルサ時代の神メッシならあのシーンは決めていたかな)、とうとうムバッペがゴール。
2点差をつけられて、私は諦めかけていたのですが。
特にマドリーの強みであるはずの左サイドのヴィニシウスのドリブル突破が、どうしてもハキミ(元マドリー選手)とマルキーニョスに止められてしまうのが厳しいなと。
が、後半にドラマが待っていました。
全くスキがないように見えたパリ守備陣ですが、ベンゼマがキーパー・ドンナルンマにプレスをかけると、パスミスが出てベンゼマがゴール。
その後も畳み掛けるようなプレスで、相手のミスもあってあっというまにハットトリックを達成。
おそらくベンゼマ生涯のベストゲームになるかもしれませんね。
そして、この日もモドリッチ(36歳)は神でした。
どの選手も気持ちが入っていてしっかり走っていたのが印象的で、この感じはCL3連覇したときの雰囲気に似ているなと思いました。
パリは立て続けの失点で気持ちが切れてしまった選手が多く、ちょっと残念でした。
果たしてこの夏に、ムバッペはマドリーに来るのか?楽しみです。
そして私はハキミやドンナルンマが、遠い将来マドリーに来るような気がしています。
そんなことを思いつつ、興奮して吠えまくった後にブログを投稿。
その後は、午前も午後もみっちりと仕事をして、脂汗をかきながらなんとか1日を終えました。
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