ドルコスト平均法
名前は難しいですが、実は単純な手法です。
前回の投稿では、純金積立で金を購入する方法について、お話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法。
名前は小難しいですが、仕組みは単純です。
要は、毎月一定額を自動で買い付けることができる仕組みのことです。
この方法は、投資のビギナーの方にとってはとてもメリットが多いのです。
そんなドルコスト平均法のメリットについて、見ていきたいと思います。
メリット① 少額から始められる
まず投資を始める上でネックになるポイントが、初期投資のまとまったお金がないという点です。
この点が足かせになって、なかなか投資の世界に一歩を踏み出すことができないという方が非常に多いではないかと思われます。
ですがドルコスト平均法では、例えば純金積立であれば、毎月1,000円からのスタートすることができますので、気軽に始めることができます。
また、銀行口座からこの金額は自動で引き落とされていきますので、自分の「意志の力」を必要としない点も魅力です。
これが例えば、毎月給料が入ったあとに証券会社や貴金属商に振込をしないければならないスタイルだと、面倒になったりうっかり忘れたりで、なかなか続かないのではないかと思います。
日々の値動きを華麗にスルー
② 投資するタイミングを選ばない
次のメリットは、ドルコスト平均法では投資するタイミングがあまり重要ではなくなる、という点です。
これが例えば、金地金1キロを一気に購入しようとすると、毎日の相場の変動で、価格が簡単に数十万円も動いてしまうので、買うタイミングが非常に重要になります。
ですが、ドルコスト平均法では、毎月少しづつ購入することになるため、毎日の価格変動はあまり重要ではありません。
逆にいうとドルコスト平均法では、ある狙った価格帯で株や金などを購入するということはできません。
要するに毎月、毎月が投資するタイミングになっているため、投資のタイミングを分散することができるのです。
そのため、この価格帯になったら買おう!といったふうに気負う必要はまったく無くなります。
③ 日々の価格変動を気にする必要がない
こちらのメリットは、②にお話したメリットと通ずるお話です。
毎月毎月が購入するタイミングなので、日々の価格変動で売ったり買ったりをする必要がなく、極論すれば、しばらく放っておいても良いのです。
強いて言えば、解約をして換金をするタイミングだけは、安値にならないように価格をチェックする必要があるでしょう。
生活資金の必要に迫られて、売りたくないのに相場の安値圏で売らざるを得ない、という展開だけは避けたいところですね。
ドルコスト平均法のデメリットは?
では、逆にドルコスト平均法のデメリットはなんでしょうか?
メリットのウラには、当然にデメリットも存在するものですからね。
そのデメリットとは、仮に金価格が上昇し続けた場合を想定するとわかりやすいですね。
(ここではわかりやすく金価格が1,000円からスタートして、月100円上昇したとします)
ドルコスト平均法で毎月コツコツと1万円づつを100回買う場合と、最初に一気に100万円の金現物を購入した場合を比べると、
一気に現物100万円を購入 100万円で金1キロ
ドルコスト平均法 100万円で金500グラムも買えず
といった具合にドルコスト平均法は不利です。
本当は、こまかく計算しようと思いましたが、大変そうなのでやめました。すみません。。
また、もう一つのデメリットとして、ドルコスト平均法は業者が代行して毎月購入手続きをしてくれるということですから、その分の手数料が発生します。
このように田中貴金属さんの例でいうと純金積立の手数料は、3,000円~29,000円の間の積立額であれば、2.5%もかかります。
この手数料部分はけっこう大きいので、要注意ですね。
少し長くなってきましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
4:30起床。
シャワーを浴びて、急ぎでブログ投稿を。
投稿後にTwitterで更新の案内をツイートしていますが、昨日はツイートしたはずができていなかったようです。
Twitterについても、始めてから2年が経過して、そろそろ見直しの時期が来ているのかな?と感じる今日このごろです。
ちなみにFacebookは友達の数が2,300人くらいまで増えていたのですが、最近はどんな人か分からない方は、どんどん友達削除をしています。
SNSについては、ここ2年でおそろしく時間をかけていろいろ試してみましたが、ここに来てかなり飽きてしまいました。
続けている方は、やっぱりすごいなと思います。
午前中は、法人決算の作業を1件。
なんだかんだで、会計入力をチェックして整える作業は楽しい仕事です。
その後、お昼から10キロのランニングを。
ブランクが長かったせいか、まだまだ10キロの距離に耐えられず、7キロ地点から減速してしまいました。
ここ3週間週イチで走ってみて、改めて走る習慣を取り戻すと、この習慣は一番大事にしなくてはいけない習慣だなと感じます。
走ったあとのメンタルの充足感や眠りの深さ、体重が減ること、などメリットは多いですね。
夕方は子どもの宿題を見て、サッカーの送迎をして、法人決算の申告書作成業務、という一日でした。
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