信用取引、おすすめはしません。
スリルを味わいたいかたのみ、どうぞ。
前回の投稿では、長期投資の罠と短期投資について、お話しさせていただきました。
今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。
信用取引とは?
ご存知のかたも多いかもしれませんが、ここで信用取引の話しをします。
信用取引とは現金や株式を担保として証券会社に預けておき、その担保をもとに証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。
一定の担保が必要となりますが、その担保の約3.3倍の取引ができます。
ですので、例えば証券会社の口座に100万円の預け資産があれば、約330万円分の信用取引をすることができます。
この100万円分の預け資産、すでに株を買ってしまっていて、口座に現金がほとんどなく新たに株式を買い付ける余力がない、という時ありますよね。
そんなときでも信用取引ではこの株を買ってしまった資産を担保にして、新たに株を買うことができるのです。
信用取引の仕組みに感じる違和感
この株を担保にして、新たに株を買うという発想。
ここに違和感を感じるかたがいるとしたら、その感覚はおそらく正解です。
そういう感覚をもっているかたは、きっと信用取引をすべきではないと思います。
これは私がFX(外国為替証拠金取引)や先物取引の営業マンとして7年間お客様に向き合い、株式投資を自分で15年して経験してみての感想です。
無理してやる必要なんて、まったくないんです。
この仕組みに違和感を感じつつ取引をしても、仮に儲かったとしても納得できないでしょう。
ましてや、損をしたらなおさら納得がいかないと思います。
営業マンのときに、こんなセリフを言えたらかっこよかったですね。
今は営業マンではないので、こんなことも言えます(笑)。
私の場合は、そんな信用取引よりももっとハイリスクな先物取引や証拠金取引の現場にずっと身を置いていたので、違和感はもちろんありません。
ですがそれは私自身が投資営業の現場にいて、お客さんの得するところや損するところを何百人もみてきたからこそ、備わった感覚のようにも思うのです。
信用取引で株を買うと
ちなみに信用取引の反対は現物取引です。
現物取引とは、証券会社にお金を預けた分だけ株を買うことができる一般的な株取引のことをいいます。
現物取引では株を購入すると、このブログでもさんざん取り上げているように株主優待の食事券や優待品、そして配当金をもうらうことができます。
ですが信用取引で株を買っても、株主優待も配当ももらうことはできません。
ですので信用取引の株取引は、現物取引とは違ったバーチャル感がありますね。
ちなみに信用取引で株を買うことを「買い建玉」を持っている状態といいます。
「建玉」とは「たてぎょく」と読みます(業界では「たちぎょく」と読む人もいます)。
この買い建てをしている状態(その人を「買い方」といいます)、この状態では、株式の所有権はあくまで証券会社のままです。
ですので買い方は、株を借りているだけで所有権はないので、株主優待も配当ももらうことは出来ないのです。
ですが、買い方は証券会社から「配当落調整金(はいとうおちちょうせいきん)」として配当に相当する金額をもらうことができます。
ちなみに配当落調整金とは、配当金の額から源泉所得税を引いた金額のことをいいます。
配当落調整額がもらえるのであれば、株主優待ももらいたいですよね。
ですが、なぜか株主優待はもらうことができません。
その優待、どこにいっているのでしょうか?
ちょっと気になるところです。
少し長くなりましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
Have a wonderful weekend !!
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【昨日のできごと】
2:50起床。
早いですがやりたいことはたくさんあるので、起きました。
身支度後に少し仕事をして、ブログ投稿を。
子どもたちを送ってから、再び仕事に。
freeeでの確定申告は初めてです。
いろいろ調べながら進めています。
お昼は、DAZNのジャッジリプレイという番組を視聴。
いきなり月額3,000円という大幅値上げ(現在1,925円)をしたDAZN。
サイトの使い勝手も悪く困ったものですが、この番組は本当に素晴らしいんです。
特にお子様の少年団サッカーの審判をさせているお父さんに見て欲しい番組ですね。
午後はドラッグストアで買い物をしたあとに、顧問先の訪問を1件。
その後に学童と保育園にお迎えを。
この仕事とプライベートのごちゃごちゃ感が好きです。
夕方は、再び仕事に戻って問い合わせ対応。
外国人のお客様と下手な英語でコニュニケーションを取りました。
結局、通訳してくれるかたが登場しましたが。。
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