他人の失敗は、お金を払ってでも買おう!

人は、自分の失敗を語ろうとしないもの。

私も、できれば失敗の話しはしたくありません。

ですが、ありがたいことに、失敗例をお話しくださる方もいます。

そんなお話しはお金を払ってでも聞いたほうが良い、というお話しです。

 

 

世の中は成功事例であふれている

 

これから新しく何かスポーツに挑戦してみたり、資格の勉強を始めてみたり、事業を始めてみたり、転職をしてみたり、と挑戦しようとするときに、人は(私も含めて)無意識に成功事例を参考にします。

短期間で20キロ痩せたとか、半年で難関資格に合格したとか、起業して年収が10倍になったとか、転職して年収が倍になったとか、成功者のきらびやかな結果だけに目が行きがちです。

ですが、成功者の口から語られる成功事例には、成功の裏にある苦労話がすっかり消えていることも多いものです。

 

ラーメン屋さんは儲かるのか?

私は、以前(といっても10年以上も前の話しですが)、ラーメンの食べ歩きを趣味にしていて、1年間に100店舗以上のラーメン屋さんを食べ歩いていたことがあります。

当時の私の愛読書です

ガイドブック片手に、行ったことのないお店を探して、東京近郊を歩きまわって、食べまくっていました。

当然、こうしたガイドブックに載るようなお店は、美味しいですし、人気店です。行く店行く店行列していて、行列無しで食べられることのほうが、少ないくらいでした。

そうした経験から、
ラーメン屋は儲かるよな、良い商売だよな
となんとなく思っていました。

ただ夏場に、ずんどうが煮えたぎっている、あの暑い厨房にたつのはしんどいな、とは思っていましたが。

 

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

 

そんなラーメン屋は、実は開業から3年以内に7割~8割が潰れてしまうという非常に厳しい商売だそうです。

 

ラーメン屋の閉店理由・廃業率がヤバい!経営の難しさを現役が解説

 

そんな厳しいラーメン業界で、10年以上もラーメン屋を続けてきて、しかも余り儲かっていない、という方の貴重なお話しがこの本に紹介されています。


 

私は、プロレスにほとんど興味がなくて、元プロレスラーの川田さんと言われても、どんな方なのか正直まったく分からないのですが、この本は、非常に参考になりました。

 

川田さんは、この本の中で、

 

俺は成功談よりも失敗談のほうに価値があると考えているし、失敗は何よりの参考書でもあると思う。
「失敗した人間のエピソードなんて役に立たない」と感じるかもしれないけれど、俺の場合、本当に上手くいかないことの連続ではあったけれども、なんとか店を続けることができている。
きっと俺の苦い経験から得るものはあるはずだ。
こんなビジネス本があってもいいんじゃないかな。
「開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える『してはいけない』逆説ビジネス学」

 

と述べられていて、ご自身の貴重な失敗談を、これでもかというくらい惜しみなく、お話されています。

人は、これから新しいことを始めようというときに、成功した人の話しを聞いて夢をふくらませるでしょうし、逆に失敗した人の話しは、縁起でもない、と避けてしまう傾向にあるかもしれません。

そうして、自分で失敗して、その失敗から新たな学びを手にしてくことになるわけです。

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉は、プロイセンの鉄血宰相ビスマルクの言葉。

自分で経験して学ぶことも大事ですが、歴史(過去の他者の失敗)から学ぶことができれば、その方がはるかに効率が良いと、思います。

特に事業の失敗は、ダイエットや資格の勉強と違って、たった一度の失敗が命取りに繋がりかねません。出来うる限りで、失敗情報を収集して、対策ができればそれに越したことはありません。

 

もちろん、新しいチャレンジの足を引っ張るような景気の悪い話しをありがたがる必要はないと思いますが、失敗した場合のシミュレーションをしておくことも大事なのではないでしょうか?

 

チャレンジしていない人の話しを聞く必要はない

 

新しいチャレンジに際して、ご親切にアドバイスをいただける方がいます。

そういった方自身が、チャレンジしていて失敗したことであれば、傾聴に値する部分があると思いますが、そもそも、チャレンジしていないのに、「やめたほうがいいよ!」とアドバイスしていただける方もいます。

そういった方のアドバイスは、経験に裏打ちされていない役に立たないアドバイスである可能性が高いので、スルーしてしまって問題ないでしょう。

 

夢見がちな独立時にこそ、失敗事例を研究しよう

これは、私自身への戒めなのですが、独立して事務所を開業しようというときには、事務所をどこにしようとか、パソコンを最新のものにしようか、とか楽しいことだけを考えがちです。

ですが、ひとりで開業税理士として仕事をしていくためには、様々なリスクに向き合っておく必要があります。

出版されたものでも、トラブルや失敗事例研究はできますので、できるだけ情報収集をしていこうと考えています。

 

 

というわけで、今回は、他人の失敗はお金を払ってでも買おう!というお話しでした。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

【昨日のできごと】

2:20起床。少し早いけど、朝ジョグのために、2度寝せず。
FP3級は、不動産に関する法令。借地権って、考えた人すごいなと今さらながらに思います。

日差しが強くなる前にジョギングをしようと、5時50分頃から11キロラン。
曇っていて、日差しは弱かったものの、湿度も気温も高く、55分弱の凡タイム。長梅雨から一転、8月からは一気に夏モードに入ってしまい、タイムが出しづらいです。

隣の市のしらこばと水上公園に家族でお出かけ。今年は、プールが休みで、遊具のある公園のみ。猛暑の影響もあってか、人出はまばら。
恐ろしく広い公園に、50人くらいしかいないため、ソーシャルディスタンスを気にする必要もありません。

昼食後に、長めの昼寝。その後、ブログ執筆という一日でした。

【New Try】
You Tubeで、ハワイアンのBGM。
今年は、沖縄旅行をキャンセルしてしまったので、気分だけでも南国気分を味わっています。