起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑧ 創業計画書で「違い」をアピール

創業計画書の作成

あと少しです!

 

 

前回の投稿では、創業計画書の創業の動機と経営者の略歴等について、お話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑦ 創業計画書の続き

 

今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。

 

商品やサービスの説明も

 

前回は創業計画書の最初の「1 創業の動機」と「2 経営者の略歴等」を見てきました。

そこまでは起業する前段階の話ですが、いよいよここからは、起業後の話しになります。

 

日本公庫 創業計画書に記入する8項目

1 創業の動機

2 経営者の略歴等

3 取扱商品・サービス

4 取引先・取引関係等

5 従業員

6 お借入の状況

7 必要な資金と調達方法

8 事業の見通し(月平均)

 

まず「3 取扱商品・サービス」です。

 

こちらは、飲食店のかたの記入例です。

店舗で実際に提供するサービスとして、お昼のランチ時の客単価(900円)や夜の時間の客単価(4,500円)などが具体的に書かれています。

居酒屋で4,500円の客単価はけっこう高いけど大丈夫?
という疑問がわくと思いますので、実際の料理のメニューの写真やドリンクの品揃えの写真なども添付資料として用意したいですね。

 

 

↑ こちらは学習塾のかたの記入例。

市場調査をしていて、近隣に小学校が7校、中学校が5校、高校が5校あり、英語塾のニーズが見込める地域という分析がされていました。

せっかくそこまで調べたのであれば、その同じエリアに競合する学習塾・英語塾がどのくらいあるのかも知りたいですね。

また近隣という言葉は、漠然としているので、2キロ圏内とか5キロ圏内とかの数字も必要かもしれません。

おそらくそっちも数えるでしょう(嫌でも目に入るでしょう)が、あえて伏せているのかはわかりません。

競合がいる事自体は当たり前の話なので、隠す必要はなく、むしろ競合する塾とどのように差別化を図って生徒を獲得していくのかが、この創業計画書でアピールすべき部分だと思います。

 

差別化は難しいけど、ひねり出そう!

 

「差別化」

お客様目線では、だれでも簡単に言うことができます。

この店はあのチェーン店のパクリだとか、あのサービスはちっとも新鮮味がないとか。。

 

が、実際に自分がサービスを提供する側に回ってみると、違いを生み出すことはなかなか難しいことですよね。

考えれば考えるほど「そんなにオリジナルなサービスなんてないんだよね」ということもあると思います。

 

私自身も自分のセールスポイントがなにかについて、ずいぶん悩み苦しみました。

ですが後発で参入する税理士として、なんらかの「違い」を生み出す必要はあります。

 

こだわりの2つ折り名刺で営業をしてみよう②

 

↑こちらは、私が名刺を作った際に考えた自分の事務所の特徴です。

税理士事務所の特徴として、外国語(英語・中国語)にも対応とか国際税務に強いとか相続の実績が100件以上とか、そういった輝かしい「違い」はないのですが、ちょっとした「ズレ」をひねり出しました。

 

「違い」のネタはどこにある?

 

「専門用語を使わない」とか「上から目線なしで話しやすい」とか、そういった地味なアピールでも刺さる人には刺さります。

実際、この名刺を渡したかたから「そうなんだよね」と共感をいただき、ご契約をいただけたケースもでてきています。

「税理士本人が担当」するのは、ひとりで開業しているから当たり前なのですが、実際に見込み客の声を聞いていると「職員がくるだけで、税理士は最初にきただけ」とか「税理士に会ったことはない」というケースも多いものです。

 

こういった「違い」は実のところ、私が考えたわけではなく、すでに先行して成功している税理士の先輩がたのブログやメルマガを参考にしている部分がほとんどです。

先行する同業(または近い業種)の先輩方が積極的にSNSやブログ、メルマガ、書籍、セミナー等でそのノウハウを出し惜しみなく提供してくれているケースがあるので、そういった発信はぜひ積極的に利用したいものです。

 

ちょっと話しが脱線してしまいましたので、続きはまた次回に。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

今日もブログ執筆からスタート。
公庫融資ネタ、ずっと書きたかったのでじっくりと書いています。
終了後には、面談の準備を。

今日は早朝からアポのため、子どもたちの準備を前倒しにして、早めの登園。
三男を車で送った後は、そのまま訪問先に直行。
車で20分程度の近場ですが、普段行かない場所で新鮮でした。

その帰り道、大学時代にバイトをしていた街で買い物を。
20年以上前の話でだいぶ街並みが変わってしまったけれど、バイトしていたお店(パチンコ店)は健在で嬉しかったです。

自宅に戻って、休憩してから、事務作業を少し。
夕方には、新たな訪問に。
新しい形でのサポートができそうで楽しみです。

夕方は、子どもの宿題を見て、ブログの仕込みという1日でした。

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑦ 創業計画書の続き

創業計画書というカベ

なんとか乗り越えましょう!

 

 

前回の投稿では、日本公庫のはじめて融資を受けるかたに必要な創業計画書について、お話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑥ 創業計画書について

 

今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。

 

創業計画書の項目は8項目

 

日本公庫がはじめての融資を希望されるかたに提出を求めている創業計画書。

A3版の大きな紙に、8項目が並んでいます。

 

日本政策金融公庫 創業計画書PDF

 

こちらが、その8項目です。

 

日本公庫 創業計画書に記入する8項目

1 創業の動機

2 経営者の略歴等

3 取扱商品・サービス

4 取引先・取引関係等

5 従業員

6 お借入の状況

7 必要な資金と調達方法

8 事業の見通し(月平均)

 

では、その中身を見ていきましょう。

記入できる場所は思った以上に小さい

 

この創業計画書、日本公庫のホームページからダウンロードできるExcelの書式に実際に入力してみると、1つ1つの項目の欄が思った以上に狭いと気づきます。

特に創業の動機はたったの4行しかありませんので、かなり少ない印象ですね。

逆にこの欄がスカスカで埋まらないというかたは、ピンチです。

この欄に収まらないくらいの熱量あるメッセージがないと、融資担当者のかたのハートに響かないのではないでしょうか。

 

そこでおすすめしたいのが、この欄にはダイジェスト的な内容を記入するだけにして、別紙で添付資料として、もう少し詳しい内容のものを作るという方法です。

金融機関のかたは「紙」の資料の添付が多いほど、喜ぶ傾向にあることは知っておいて損はないと思います

私は、Wordで創業の動機を打ち直して、創業までの前職の体験や経緯を語り、独立しようと思った流れをストーリーにして語りました。

私にとっては税理士試験の話など分量はいくらでも書けますが、そういうことを熱心に語っても融資担当者のかたにとってはどうでも良いことでしょうから、今後のビジネスの展開に結びつく重要な経験のストーリーを語る必要があります。

WordのA4書式に5~10行程度でも良いので、しっかりとした文章でつづってみることをおすすめいたします。

この動機の部分は、ご自身のホームページやチラシにも流用できるものになるでしょうし、お客様との雑談の中でも聞かれたりする部分です。

改めて、この機会にじっくりと考えてみると良いでしょう。

 

略歴も詳しくお伝えしてアピールを

 

1の創業の動機とならんで、2の経営者の略歴等も6行しかなく少ないですね。

そこで私の場合は、先の創業の動機につづいて、WordのA4書式に職歴を時系列で書くことにしました。

そして、その職場で学んだことや得たスキル、ポジション(役職)や顧客を担当していた数、新人の研修担当をしていたことなどを文章にしてつづりました。

私の場合であれば、実務経験を2つの会計事務所で合計10年以上経験していますし、その前の仕事では営業について徹底的にやってきましたので、その経験をアピールしていきました。

 

融資担当者は、希望者が起業する業界でどの程度の経験を積んできたかを見ています。

一番信頼されるかたは、その業界での実務の経験年数が長く、すでに取引先や顧客をある程度抱えているかたでしょう

そういうかたは、その実績をアピールするだけで、わりとスムースに信用していただけると思います。

 

逆にいうと、これから起業しようというかたが、その業界の経験がなかったり、数ヶ月程度しかないないというパターンでは、簡単ではないはずです。

起業をする以上はその業界のプロとして仕事をする必要があるのに、その下積みが全然できていないということであれば、その下積みのなさを補う何かを証明する必要があります

かりにフランチャイズビジネスのチェーンに加入する形での独立であれば、本部がかなりの部分のノウハウを提供してくれるため、経験の無さはカバーされると思います(その分、本部に対して高い加盟金やロイヤリティを払うことになります)。

ですが、そうでないかたは、前職の経験がいかに今後の起業にとって役に立つかをしっかりとアピールする必要があるでしょう。

 

続きは次回にお話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

朝はブログ執筆からスタート。
書き上げて、今日の面談の準備を。

午前中は、税務署にて定例の記帳指導の面談。
2時間の面談を合計4回、無料で受けられるというサービスは利用者にとっては、かなりお得ですね。
このサービスに値付けをしたら、税理士によってばらつきはあると思いますが、けっこうな金額になるはずです。

午後は自宅に戻って、書類整理と事務作業を。
封筒に宛名を印刷するだけなのに、何回もしくじってしまい悲しくなりました。

夕方は子供の宿題をみて、サッカーの送迎、ブログの仕込みという1日でした。

 

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑥ 創業計画書について

日本公庫

はじめての方は創業計画書がネックです。

 

 

前回の投稿では、日本公庫の借入時の自己資金要件や税理士に依頼する試算表についてお話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑤ 試算表の依頼はお早めに

 

今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。

 

はじめて借入れるかたの書類

 

日本公庫。

起業をして間もないかたにとって、頼りになる金融機関です。

ですが、公庫サイドでは、融資希望者のかたについての情報が不足しています。

起業をしたばかりで事業についてのデータがそろわない状況なので、いろいろな書類の提出を求められます。

 

日本政策金融公庫HPより

 

求められているのは、創業計画書・企業概要書・法人の履歴事項全部証明書・運転免許証のコピー・許認可証のコピーの5点。

 

創業計画書と企業概要書以外は、簡単にそろう書類です。

今気づきましたが、創業計画書を提出すれば企業概要書は必要ないんですね。
私は両方とも作成してしまいました。。

創業計画書が最大のハードルです

 

提出書類の中で一番のハードルは創業計画書ということになると思います。

 

日本政策金融公庫 創業計画書PDF

 

↑こちらが創業計画書です。

A3版の用紙に記入します。

この用紙、PDFと入力用のExcelも用意されていますので、手書きせずにパソコンで入力することも可能です。

 

この創業計画書、手書きすべきか?パソコンで入力すべきか?という問題があり、私も事前にいろいろな記事を読みました。

手書き派の主張は、手で書いたほうが気持ちが伝わる、というスタンスですね。

気持ちはわかりますが、今どき手書きの書類で本気度を伝えるというのは、ちょっと違うのかなと、個人的には思います。

逆にパソコンを使うスキルが無いのでは?と思われないか不安です。

 

私が出した結論は、パソコン入力でOKというものです。

私の場合は理由は単純で、私は字があまり上手なほうではないので、パソコンで入力したほうがきれいに書類が仕上がるからです。

創業計画書は数字に関わるビジネス文書でもあるので、パソコンで入力を仕上げましょう

手書きしたい(字に自信がある)かたでも、パソコンで下書きデータを完成させてから、手書きで清書したほうがよいと思います。

どうしても手書きで気持ちを伝えたい方は、創業の動機などの部分を手書きした手紙風の別紙を用意しても良いかもしれませんね

 

記入例はたくさんありますが

 

この創業計画書。

残念ながら、かんたんに書くことができるような代物ではありません。

日本公庫のHPには、見本として、いろいろな業種の記入例が示されています。

 

日本政策金融公庫HPより

 

↑このように洋風居酒屋・美容業・中古自動車販売元・婦人服・子供服小売業・ソフトウェア開発業・内装工事業・学習塾・歯科診療所・介護サービスといった業種の記入例があります。

 

これらの見本の業種と同じ業種で開業されるかたであれば、かなりの部分をコピーできるのでラッキー!となるかもしれません。

ですが、常識的に考えて、記入例を丸パクリした創業計画書を持っていっても、日本公庫の融資担当者のかたには響かないでしょう。

 

これらの記入例を下敷きにしつつ、じっくりと自分の事業の今後について向き合い、脂汗を流しながら考える時間が大事だと思います。

この時間が創業の苦しみであり、逆に考えると楽しみでもあります。

こういった経験はサラリーマン時代にはできないものですので。。

創業計画書は、税理士やコンサルタント等の専門家に手数料を払って作成してもらうこともできますが、できればご自身の手で完成を目指していただきたいものです。

もちろん私自身も手数料をいただいて、お手伝いすることはできます。

 

その経験が、ご自身のビジネスに対する本気度を確かめることにつながります。

ひょっとすると本気度が足りないことに、気付かされてしまうこともあるかもしれません

その時点で立ち止まって「やっぱ辞めよかな」と足がすくんでいるようでは、そもそも起業しないほうが良いかもしれません。

 

そのくらい創業計画書のカベは高く大きいものです。

このカベを楽に超えることができるかたは、そうとうビジネスに対する準備ができているかたか、単に鈍感なかたかのいずれかですね。。

 

少し長くなってきましたので、続きはまた次回にお話したいと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

朝時間は、事務所ホームページの更新を。
確定申告についての記事を書いています。

その後、レアル・マドリードの試合を観戦。
難敵ソシエダにも、きっちり勝利。
今のヴィニシウスは、確実にネイマールより怖い選手です。
ベンゼマの負傷が心配ですが、代役のヨビッチが1G1Aとしっかり結果を出してくれたのが、嬉しい。
できれば働きすぎのベンゼマを休ませて、ポテンシャルは高いはずのヨビッチ選手の覚醒に期待したいところですね。

朝から長男のサッカーの大会に参加。
いつもの通り審判をしようとしていたところ、想定していなかった審判服着用があり、ちょっとビックリ。
だんだん3年生も本格的な試合になってきました。
試合はなんとか3連勝して、決勝トーナメントに進出。
来週が楽しみです。

午後は、昼寝をして、のんびりと明日の打ち合わせの準備など。
いろいろ下準備があって大変です。
その後、ブログの仕込みという1日でした。

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑤ 試算表の依頼はお早めに

日本公庫の創業融資。

書類作成がちょっと大変です。

 

 

 

前回の投稿では、日本公庫のネット申込の借入申込書について、お話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう④

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

自己資金要件とは?

 

前回の投稿で、融資希望額と自己資金のバランスが大事という話しもさせていだきました。

というのも、実は自己資金がないことには融資を受けられないという事実があるためです。

「お金がないから借入をしたいのに、まさか自己資金が必要なんて!」と驚かれるかたも、けっこういらっしゃいますね。

 

日本公庫の新創業融資制度では、借入希望額の10分の1以上の自己資金の確認が必要になります。

例えば、1,000万円の融資を希望しているかたは、100万円以上の自己資金の確認が必要です。

自己資金の確認とは、銀行などの口座に残高が確認できることです。

 

日本政策金融公庫HPより

 

この自己資金、ただ口座にお金が入っていれば良いというものではありません。

それでは親戚や知人から借りてきて入金してもできますので。。

ちゃんとお給料をコツコツ貯めて、起業に向けて準備をしてきたというプロセスも見られている(通帳の入出金をさかのぼって見ています)のです。

「そこまでチェックされるのか」と思われるかもしれませんが、日本公庫サイドはまったく知らない人のビジネスにお金を貸す(しかも国のお金です)のですから、それだけ厳しくチェックしているものとお考えください。

 

借入の書類は?

 

前回お話しした借入申込書に添付する書類は、借入をされるかたの状況によって、だいぶ変わります。

 

日本政策金融公庫HPより

すでに事業をはじめていて、ある程度の年数が経っているかたは、2年分の申告書・決算書のコピーを。

法人のかたであれば、決算後6ヶ月以上経っている場合は、さらに直近の試算表が必要になります。

 

試算表の依頼はお早めに

 

試算表とはかんたんに言うと、決算後、新しい期の事業報告の途中経過のようなものです。

税理士(会計事務所)のかたに会計処理を依頼している場合は、お願いをすれば、試算表を出してもらうことはできます。

ですが、決算後に資料もいっさい渡していない状態から試算表を出すことはできませんね。

会計資料を渡してから試算表を待つことになると、ある程度の時間がかかります。

 

よく「借入の際に試算表がなかなかできなくて税理士を解約した」という声を伺います。

ですが、会計事務所サイドでは、予定していない試算表作成の依頼が急に来ても、スピーディに対応できない場合もあります。

会計事務所サイドでは、その月々に決算を組んでいる法人が複数あって、その期限(月末)に間に合わせるためにスタッフがフルに動いていて、翌月のはじめになるまで手が空かない、ということも多いものです。

特に繁忙期と言われる11月~3月の間は、会計事務所のスケジュールはパンパンに詰まっている可能性が高いのです。

 

試算表をスピーディかつタイムリーにもらいたい場合は、税理士との顧問契約を年1~2回の会計処理から、毎月~2ヶ月に1回程度の会計処理に変更する必要があるかもしれません

理想を言えば、自計化(会計事務所に頼らずに自社で経理)をして毎月の事業の数字をタイムリーに経営者のかたが把握している状態がベストです。

自計化した上で、毎月の税理士のチェックを受けていれば、なおのこと良いでしょうね。

自計化をしてこまめに会計処理をしていれば、銀行などの金融機関から試算表の提出を求めれれても、すぐに対応することができますね。

 

逆にいうと、年1~2回の会計処理の料金しか払っていないのに「試算表が遅い」という話しをするのは、普通料金しか払っていないのに特急に乗ろうとしているようなものでしょう。

試算表を作成するには、ある程度時間がかかるもの(時期によっては1月くらいかかるケースもあります)とお考えいただいたほうが良いと思います。

急ぎの場合は、期限を会計事務所に伝えておきましょう(料金は別途請求されるものとお考えください)。

 

だいぶ長くなってまいりましたので、続きは次回にお話ししたいと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

シャワーで温まって、ブログ執筆。
執筆後に、レアル・マドリードの試合を観戦。

いつも分が悪いビルバオに1対0でなんとか勝利。
これで2位アトレティコに勝ち点7差のダントツ首位。
今年のマドリーは調子が良すぎて、ちょっと怖いです。
ベンゼマやモドリッチといったベテラン勢が、未だにキャリアハイを更新するようなパフォーマンスを見せるので、ほんとに驚かされます。

午前中は、自宅で書類作成を。
ここ数日、ずっと新規の顧問先の届出書を作っていて、届出書の達人になってきました。
実務のカンが、ようやく戻ってきたような気がします。

午後は、商工会議所で先週につづき、事業計画書のセミナーを受講。
事業計画をたてることの重要性をしっかり学べたと思います。

夕方は、子どもの宿題を見て、ブログの仕込み、という1日でした。

 

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう④

日本公庫で融資。

ネットで申込む際の書類について、お話しします。

 

 

前回の投稿では、日本公庫でのネット申込みについてお話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう③

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

ネット申込みの流れ

 

前回にもお話しさせていただきましたが、改めてネットでの日本公庫の融資申込の流れを確認してみます。

 

 

まずは、ネットで申込データを送信します。

その後に公庫の融資担当者のかたから電話があり、公庫の支店にて面談をします。

面談後の審査の結果、融資が決定したところで、担当者のかたから電話で決定した旨を教えていただきます。

その後、契約書が送付されてきて契約書に記入して返送すれば、融資が実行されます。

たった1度の面談で申込から融資実行まで進みますので、このネット申込の流れはおすすめです。

 

申込の書類について

 

ネットの申込で大事なのは、書類です。

書類がきちんと整っていれば、審査はスピーディに進みますし、逆に必要な書類がそろっていなかったり必要な事項が記載されていなければ、修正や再提出が必要になり、審査は滞ります。

金融機関の手続きでは、とにかく書類がそろわないことには進みませんので、慎重に集めていきましょう。

 

日本政策金融公庫HPより

こちらが、借入申込書です。

住所・氏名などの事項を記入します。

 

申込金額は、今回の融資での希望額を記入します。

希望額通りにいかないこともあります(希望額より増額されることはありませんが、減額されて審査がおりることはよくあります)ので、少し多め目に見積もっておいたほうが良いかもしれません。

多めにと言っても適当な額では難しいです。

特に創業時の融資では、創業計画書の記載が必要になりますので、この創業計画書との整合性が大事です。

ですので、創業融資の場合は、申込金額はすべての書類を作成したあとに記入することをおすすめいたします

また、融資希望額は自己資金とのバランスも大事です。そのことは、次回お話しをさせていただきます。

 

借入希望日は、1ヶ月程度が目安です。

すでに融資を受けた実績があれば、もっとスピーディに進む可能性はありますが、初めての融資というかたは1ヶ月はみておいたほうが良いと思います。

 

資金の使いみちが大事です

 

大事なことは資金の使いみちです。

使いみちは、運転資金設備資金に分かれます。

 

運転資金であれば、

①商品、材料仕入 ②買掛、手形決済 ③諸経費支払

④公庫資金借換 ⑤その他

という項目の中から◯をつけます。

 

借りた資金を事業運営の何に使うのか

この部分が明確になっていないと、融資額が減額されてしまう可能性があります

商品や材料であれば、〇〇を何個、どのメーカーからいつ仕入れるといったところまで、具体的にしておくことが大事です。

ネットのホームページ上にその商品や材料があるのであれば、実際にプリントアウトして写真や値段を見せられるようにしておくと、なお良いと思います。

ちなみに、この使いみちのところに「事業主の生活費(生活資金)」と書いても、その目的では融資はおりませんので、ご注意ください。

 

また、使いみちが設備資金である場合には、

① 店舗・工場 ② 土地 ③ 機械設備

④ 車両 ⑤ その他

の項目の中から◯をつけます。

設備資金の場合は、見積書の提出も必要になります。

店舗の内装などは、場合によっては金額が大きすぎるのではないか?という指摘が入ることもあるようです。

融資担当者も他店(他の事業者)との比較から、この店舗のこの広さでこの内装費は多すぎると指摘しているはずですので、その場合は、内装費の見直しが必要になります。

少し長くなってきたので、続きは次回にお話しさせていただこうと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

珍しく、一度も起きることなく目が覚めました。
最近、夜布団に入るのが楽しみです。

シャワーを浴びて、ブログ執筆。
朝にブログを書くのが楽しくなってきました。
締切(6時半)があるのでちょっと怖いですが、このほうが効率的なような気がしてきました。
執筆後は、漫画を少し。
ショッキングな作品で、続きが気になります。

午前中は、自宅にて年末調整を1件。
作業系の仕事をしているとラジオが欲しくなりますうね。
その後、調べ物や掃除を。

お昼は、アマゾンプライムでザ・マスクド・シンガーを視聴。
ちょっとしか見てませんが、思ったより面白いですね。
普段テレビを見ていない(経済ニュースだけは見ます)ので、日本の芸能人がかなり新鮮に感じられました。

午後は、再び作業に戻って、届出書の作成など。
電話やメール対応もして、繁忙期らしい仕事をしている雰囲気になってきました。

夕方は、子どものお迎えをして、ブログの仕込みという1日でした。

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう③

日本政策金融公庫(日本公庫)

いったいどんなところなのでしょうか?

 

 

前回の投稿では、金融機関と信頼関係を作ることの大事さや事業資金と生活資金をわけることについて、お話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう②

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

日本公庫とは?

 

日本政策金融公庫(日本公庫)とは何か?

ご存じないかたもいらっしゃると思いますので、ここでお伝えしたいと思います。

 

日本公庫とは、普通の銀行や信用金庫・信用組合といった金融機関とは少し違っていて、政策金融機関です。

政策金融機関とは、国(政府)がお金を出している金融機関のことです。

国がサポートしているので、民間の金融機関では融資を行うことができないようなかた向けにも融資を行うことができます。

 

 

新しく事業をはじめたばかりの方、災害やコロナで経営が行き詰まっているかた、業績が厳しいかたなど、一般の金融機関では貸し出しをすることが難しいかたにも門戸を開いてくれるありがたい存在です。

 

特に、事業をはじめたばかりのかたは、事業の実績がなく、金融機関に提出する決算書もない状況です。

(借入をするときは、一般的に2~3期分の確定申告書・決算書のコピーを金融機関に提出します。)

その状況では、融資が出にくいのが一般的です。

そんなかたの頼りになるのが、政府系の金融機関である日本公庫です。

 

日本公庫で融資を申し込むには?

 

では日本公庫で融資を受けるには、どのような手続きが必要なのでしょうか?

私自身の体験談も交えつつ、お話ししていこうと思います。

 

 

日本政策金融公庫HPより

↑ こちらのサイトに親切に手続きの流れは説明されています。

 

まず、相談ダイヤルに電話して、融資を申し込みたい旨を伝えます。

この相談ダイヤルに電話することが大事で、いきなり日本公庫の窓口を尋ねるのはNGです。

日本公庫に限らず、金融機関の融資担当者のかたは、融資案件を常に数十も抱えていて多忙です

 

そこにアポ無しで訪問するお客さんが来たら、どうでしょうか?

ただでさえ〇〇忙しいのに、いきなりアポなし資料なしの手ぶらの状態で訪問しても、おそらく歓迎されないと思いますので、ご注意ください。

 

相談ダイヤルで話しをするのではなく、直接窓口で対面で相談したいというかたも相談ダイヤルに電話して、ある程度の相談内容を伝えてから、支店の担当者のアポを取ったほうが良いですね。

 

ネットで融資を申し込むことができます

 

日本公庫はコロナの最中は特に、中小零細事業者のために融資を積極的に出していました。

そのため、窓口でお仕事をされている融資担当者のかたは、特に超多忙です。

その超多忙な融資担当者をイメージしつつ、融資を申し込むことが大事なのではないかと考えます。

 

ご覧のとおり、日本公庫のホームページでは税理士向けに「インターネット申込」をしていただくようお願いしています。

 

つまり、融資を申し込む際に日本公庫の窓口で申込むのではなく事前に資料をそろえていただきインターネット申込をすることができるのです

資料を郵送したり持って行く必要がないので、楽ですよね。

また、コロナの関係で「紙のやり取りが嫌」というかたも、ネット申込であればデータのやり取りだけで済みますので、安心です。

 

ネット申込のあとは、最寄りの日本公庫の支店の融資担当者から電話があります。

電話で訪問依頼があり、事前にアポをとって1度、日本公庫の支店で融資担当者との面接があります。

 

面談のあとに、審査があって融資実行という流れになります。

私の場合は、融資をネットで申し込んでから、実際に融資が実行されるまでに1ヶ月弱かかりました

他の金融機関でもそうですが、1週間後に資金が必要とか、そんな切羽詰まった状態で申込をしてもどうにもならないことがほとんどですので、借入は時間的な余裕をもって申込むことが重要になります。

 

次回は、ネット申込時に必要になる書類について、お話させていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

早朝時間はブログ執筆を。
完成後に、届出書作成を少し。

今日は、久しぶりにアポがない作業デイ。
作成した届出書を電子申告しようとしたところ、送信できずに電子申告の設定に苦戦。
小さいとろこで、いろいろなつまづきがありますね。
少しづつ小石を取り除きながら、前に進んでいます。

お昼には、ジョギングを10キロ。
最近は、週に1回しか走れず、なかなか本気モードに入れない状態です。
走る時間を短くするか、なにか方法を考えたいと思います。

その後、少し調べ物をして、子どものお迎えに。
メルマガや動画をたくさん見て、夕方はブログの仕込みという1日でした。

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう②

借入をするなら、まず政策公庫から。

おすすめです。

 

 

前回の投稿では、借入についてのお話しさせていただきました。

 

起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう

 

今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。

 

金融機関と信頼関係をつくることが大事

 

前回の投稿で、金融機関で借入をすることのメリットを3点、お伝えしました。

 

借入をすることのメリット

① スピード感を持って、事業を展開することができる

② 金融機関と信頼関係を作ることができる

③ 事業資金と生活資金を明確に区別することができる

 

②の「金融機関と信頼関係を作ることができる」というのは、金融機関から借入をすれば、毎月毎月の返済実績ができるということです。

「この人(会社)は借りたお金を毎月きっちりと返すことができる」という評価を金融機関に印象づけることができます。

この返済実績をつくることが大事なので、極論すれば起業したときに受ける融資は少額(50万円~100万円)でもよいと思います。

 

金融機関では、一度、借入をして返済実績のある顧客には融資の審査がスムーズになりますので、この借入実績・返済実績をつくることがとても大事なのです。

 

逆に言うと、資金繰りがピンチ(決算書も赤字)になってしまったときに「はじめまして。お金を融資してください」と金融機関を訪ねても、断られてしまう可能性が非常に高いのです。

ですので、資金繰りに余裕があるときに融資を受けておいて返済実績を作っておくことが、とても大事なことだと私は考えています。

 

事業資金と生活資金を明確にする

 

事業をはじめるにあたって、会社設立ではなく、個人事業主としてスタートされるかたも多いと思います。

そういったかたの中には、事業主のプライベートのお金と事業に必要な資金がごっちゃになってしまうというケースが多く見受けれられます。

 

その結果、事業にいくら投資(お金を出して)して、いくらのリターン(儲け)があったのかが明確にならずに、「一生懸命働いているけど、手元にはお金が残らないし、儲かっている実感がない」というかたも多いように思います。

 

これは、生活費の管理に使っている銀行口座と事業用の銀行口座がいっしょになってしまっているために起こる現象です。

ですので、事業用の経費や売上を管理する口座は、生活費用の口座とは別にして管理することを私はおすすめしています。

 

さらに、事業用の口座にあるお金は借入金のお金からスタートすれば、事業資金とプライベートな資金が混ざらずに、事業の収支を把握しやすくなりますね。

とは言え、事業開始と同時に借入金だけからスタートするのは難しいでしょうから、スタート時にまとまった金額(100万円とか1,000万円とか)を別口座に入金することからスタートすると良いかもしれません。

 

初めての借入は日本公庫から

 

事業の実績がない個人事業者のかたが、銀行から借入を受けることは、実はとてもハードルが高いことです。

特に、メガバンクと呼ばれる三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行といった大手の金融機関に普段使っている預金口座があるからといって、融資を申し込んでもなかなか厳しいだろうと思います。

そういった大手銀行は支店やATMの数も多いので使い勝手がよく、TVCMもバンバン流していたりしてイメージが良いですね。

ですので、そういったメガバンクと取引をしたいというお気持ちはよくわかるのですが、こういった銀行が起業後間もないかたの融資の面倒を見てくれることは、なかなかないだろうと考えます。

 

そこで、これから事業をはじめるかたや事業をはじめて日が浅いかたにおすすめしたいのが「日本政策金融公庫」です。

 

この日本政策金融公庫、名前が長くて覚えにくいですね。

「政策」とかついているので、なんとなく難しくてとっつきにくいイメージもあるかもしれません。

ホームページを見ると「日本公庫」という略称を使っているようですので、私もこの日本公庫で通します。

私自身は、この呼び方よりも「政策公庫」のほうがしっくりくるのですが)

創業間もないかたは、この日本公庫とうまく付き合っていくことがとても大事です。

少し長くなってまいりましたので、続きはまた次回に、お話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

起床後に、ブログ執筆。
借入についての記事は初めてなので、ちょっと緊張しますね。
執筆後には、海外サッカー鑑賞を。

レアル・マドリードは、セビージャとの大一番に勝利。
警戒されて封じられていたヴィニシウス選手の決勝ゴール、見事でした。
昨年までのシュート技術の低さが嘘のような完璧なミドルですね。

午前中は、保険会社のかたとのオンライン面談のあとに、新規の面談が1件。
午後は、顧問先面談が1件。

夕方は、子どもたちと公園でリフティング練習。
次男が昨日たくさん練習していて、新記録が出そうなコンディションだったので、無理やり時間を作りました。
その甲斐あって、新記録達成。良かったです。

その後、事務作業をしてブログの仕込み、という1日でした。

 

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起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう

起業をしたら、まず政策公庫で借り入れをしましょう。

 

 

「無借金経営」とはいうけれど

 

起業をしてすぐのかたと、お話しをする機会がわりとあります。

私は税理士ですので、当然お金の話しも多くなります。

借入の話しをすると中には、拒絶反応を示すかたもいますね。

 

事業をはじめたばかりで経費もそれほどかからないから、手持ちの資金で十分ですとコメントされるかたは多いです。

起業に際して、それなりの運転資金をたくわえることができたのは素晴らしいと思います

また、日本を代表する大企業であるトヨタ自動車には「無借金経営」というイメージがあります。

世間一般には、トヨタに限らず借入をしないで事業を展開することが良いことだと捉えられているフシはありますね。

 

もちろん、手持ち資金だけでビジネスを展開することができれば、借入金の利息を支払うことがなく、資金調達のコストを押えることができます。

また、借入をすること(していること)に対する心理的なプレッシャーからは自由でいることができますね。

 

借入をすることのメリット

 

私自身も、借入をする必要がないくらいの運転資金はあるといえばあります。

その多くは、このブログでお話している通り、株(有価証券)に回っています。

あまり大きな声では言えませんが、○年ビジネスが軌道に乗らなくても大丈夫なくらいの資金はあるのです。

ですが、そんな私でも借入をビジネスをはじめた当初から積極的にしています。

 

それはなぜかというと、借入をすることにメリットがあると感じているためです。

そのメリットについて、私が感じていることを順にお話したいと思います。

 

 

借入をすることのメリット

① スピード感を持って、事業を展開することができる

② 金融機関と信頼関係を作ることができる

③ 事業資金と生活資金を明確に区別することができる

 

 

①のスピード感を持って、事業を展開することができるというのは、仮に事業資金がない場合は、次の展開に必要な資金が貯まるのを待っていると時間がかかる、ということです。

よく聞くお話では、飲食店などの店舗ビジネスを展開しているかたが、2号店を出したいけれど今はそのための資金がないから、貯まるのを待っている、というお話です。

1店舗立ち上げるのに、数千万円の設備投資が必要なのに、その金額が貯まるのを待つというはかなり時間がかかりますね。

 

待っている間に素晴らしい空き物件情報が出てきて「この場所で勝負できれば絶対に儲かるのに」ということもよく聞く話です。

そんなときに、好調な1店舗目の業績を銀行などの金融機関に見せることで、2号店の設備投資の資金を借りることができれば、それは貯まるまで待つ時間を買うことができたことになります。

 

銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す?

 

ドラマの「半沢直樹」の中で「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」というセリフがあったそうです。

私自身はそんなセリフあったっけ?という感じで、詳しくは覚えてはいませんが、このドラマが放映される前から、このようなコメントは企業経営者のかたから聞くことはありました。

 

このセリフは、意味するのは次のようなイメージでしょうか。

銀行は資金が必要ないくらい会社が好調なときには「借りてください」と揉み手ですり寄ってくる。

逆に、会社が資金繰りに必死でどうにも首が回らない時には、傘を取り上げてしまう(貸しているお金を取り上げてしまう)。

そういえば「半沢直樹」の中でも、半沢の父親が営むネジ工場(でしたっけ?)が資金調達に苦しんでいる中で、土砂降りの雨の中で、銀行マン(大和田さん)がお金を回収に来る回想シーンがあったような。。少年時代の半沢はその様子をこっそり眺めているんですよね。。

 

雨が降っているときに傘を取り上げるというのは、あまりにも非人間的で残酷、という感じはしますね。

ですが冷静に考えると銀行はボランティアではないので、雨が降っているときに傘が欲しい人みんなに傘を貸してしまうと、傘が足りなくなって倒産してしまうのです。

銀行もビジネスとして傘を貸しているので、雨が降ってから銀行に来る人ではなく、晴れている日に雨が降る日もあることを想定して、傘を借りに来るお客さんを好みます。

 

その晴れた日に傘を借りることが、②の金融機関との信頼関係をつくる、ということにつながると私は考えています。

 

少し長くなってきたので、続きは次回にお話しさせていただきます。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

朝時間に事務所ホームページを更新。
税務記事も肩ひじ張らずに気楽に書いています。
その後、書類作成を少し。

朝は、次男のサッカーの送迎をして、すぐに戻って来て事務作業を。
午後は、長男のサッカーの試合で、近所の公園に。
待機時間には、次男とパス練習をしたり、リフティング練習の相手など。

今日の相手チームは、サッカーの完成度が高く、パスもドリブルも一枚上手。
長男もよく走っていましたが、まだまだでした。
私も審判を3試合担当して、大きなコートでの3審制に少しづつ馴染んできたような。

夕方は、自宅でブログの仕込みという1日でした。

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2017年にNISA口座で投資した銘柄について、ロールオーバーするべきか検討してみた マックスバリュ東海

マックスバリュ東海

私が好きな銘柄の一つです。

 

 

前回のNISA口座関係の投稿では、ライトオンについてお話しさせていただきました。

 

2017年にNISA口座で投資した銘柄について、ロールオーバーするべきか検討してみた ライトオン

 

今回はマックスバリュ東海について、お話しさせていただこうと思います。

 

マックスバリュ東海とは?

 

マックスバリュ東海という会社、ご存知でしょうか。

私は、実はよくわかりません。

 

会社名にもあるとおり、東海地方にあるのは間違いないと思います。

イオングループ傘下のスーパーマーケットの地域会社ですね。

 

「バリュ(valu)」と「バリュー(value)」と伸びないところが不思議ですね。

もともとは「バリュー」と伸びていたようですが、途中で改称して現在の「バリュ」になったそうです。

 

↑こんな感じの実店舗があるようです。

私が住む関東地方にも、マックスバリュ関東という会社があって、店舗も埼玉県内に3店舗あるのですが、利用したことはないです。

 

マックスバリュ東海の株主優待が好きです

 

そんなよく知らないマックスバリュ東海の株を私が保有する理由は、やはりステキな株主優待制度のためです。

 

マックスバリュ東海HPより

 

↑こちらの株主優待券を100株の保有で、年間5,000円分もらうことができます。

この優待券は、1,000円以上のお買い物につき、100円分の割引を受けられるので、スーパーのお買い物がいつも10%近いオフになってしまう強力な優待券です。

マックスバリュ東海のスーパーが近所にあるかたは、こちらを利用したほうがお得です。

 

 

ですが、私が利用しているのは、こちらの「当社指定商品」(2,880円相当)との交換です。

 

 

↑こちらの米久さんの「こだわり味セット」を毎年いただいています。

 

 

↑この米久さんの冷凍食品。

豚肉の味噌煮込みが、特に絶品ですね。

他の肉団子やカレー、ビーフシチューも全部美味しいです。

食が細いわが家の次男や三男も、この商品だと驚くほど食べますね。

また温めるだけですぐ食べられるため、子育てや仕事に忙しいお母さんにも、とても喜ばれる商品です。

ちなみに米久は、伊藤ハム米久ホールディングスという社名で国内ハム業界の首位の会社です。
米久の生産工場は私が住む埼玉県春日部市なので、春日部で生産している商品をわざわざ東海地方の会社を通じてもらっている不思議な関係です。

米久さんの他にも、お米・お茶・お酒・しぐれ煮といった交換商品もあります。

 

マックスバリュ東海の株価は?

 

そんなマックスバリュ東海の株価を見てみましょう。

 

こちらが10年間のチャート図です。

10年前の1,000円前後の株価から、現在は2,643円(2021年11月26日現在)。

コロナ下で一時落ち込みましたが、長期的に見ると、ゆるやかな上昇トレンドは継続しているようです。

 

私が保有する5年間では、株価は1,930円から35%程度上昇しています。

なかなか優秀ですね。

 

 

↑業績は好調で、コロナ下でも増収増益を達成しています。

これは、イオングループの中でもかなり業績が良いほうなのではないでしょうか。

 

米久が好きすぎて、あまり優待利回りのことは考えていませんでしたが、マックスバリュ東海の優待利回(優待+配当利回り)りは、

優待券(5,000円相当)の場合 1.89%(3.78%)

指定商品(2,880円相当)の場合 1.09%(2.98%)

です。

 

優待利回りとしては思ったよりも低めでしたが、配当まで考えるとなかなか良い数字ですね。

マックスバリュ東海、地域のスーパーとして安定感はあると思います。

今後、派手な動きはないかもしれませんが、米久の優待をもらいつつNISAはロールオーバーして、もう5年間楽しませていただこうと思います。

ご参考にしていただけたら幸いです。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

シャワーで体を温めて、まずはブログ執筆から。
献血についていろいろ調べていたら、献血が好きになってきました。
もっと献血してみたいです、変な趣味ですが。

その後は、メルマガなどのインプットをしながら海外サッカー観戦を。
チャンピオンズリーグのグループステージも5戦目。
わがレアル・マドリードは、シェリフ相手に安定した横綱相撲です。
アトレティコやバルセロナといったスペイン勢の苦戦が気になるところです。

午前中は自宅で仕事をして、お昼にジョギングを10キロ弱。
時間がないので、お昼を食べずに床屋さんに。
その後は、買い物をすませて子どものサッカーチームのブログ執筆を。

子供の宿題をみてから、近所の喫茶店で打ち合わせを1件、という1日でした。

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4回目の献血にいってきました 前日の飲酒はOK?

人生初の献血から1年。

4回目の献血に行ってきました。

 

 

前回の献血関係の投稿では、人生3回目の献血についてお話しさせていただきました。

 

3回目の献血に行ってきました ワクチン接種後の献血は?

 

今回は、人生4回目の献血についてお話しさせていただこうと思います。

 

献血を始めて1年がたちました

 

昨年(2020年)の11月24日に、人生で初めての献血を経験しました。

初めての献血に行ってきました

 

400mlの献血をしたあとは、次回の献血まで約3ヶ月間の時間をあける必要があるみたいです。

その後は、献血可能日のお知らせが来て、近所に献血バスが来るときはメールが来ます。

 

↑このようなメールが来ます。

予定が空いていたので、すぐに予約をしました。

以前の投稿でもお話ししましたが、献血は予約をしないとかなり待たされてしまう(下手すると2~3時間)ので、予約をするのがおすすめです。

2回目の献血に行ってきました

 

前日に飲酒をしていてOKなの?

 

今回の献血では、前日が飲み会でした。

大学院時代の気の合う仲間たちと飲み放題で3時間半の宴。

緊急事態宣言明け初の飲み会ということで、テンションは上がりますね。

 

飲み放題なので皆さんハイペースで、グイグイ行きました。

私も、ビール→シャンディ・ガフ→レッド・アイ→レモンサワー→〇〇→〇〇と。

 

5杯目くらいからは、何を飲んだのかよくわかりません。

それだけ酩酊していたということではなく、テーブルの上がジョッキであふれかえり、誰が注文したのかよくわからないドリンクをとりあえず飲んでいた、という状態。

飲み放題あるある、という感じでしょうか。

二日酔いになるほどではないにせよ、かなりのお酒を飲んでしまいました。

 

そんな状態で、献血をしても良いのか?

ちょっと気になりました。

結論からいうと、前日の飲酒はOKとのことです。

ただし、献血当日に飲酒している方はダメみたいですね。

また、二日酔いのかたもご遠慮いただいているそうです。

 

献血ができないケースとは?

 

他にも献血ができないパターンはあるみたいです。

 

献血をご遠慮いただいているケース

カゼをひいている場合

歯科治療後3日以内のかた

薬を服用しているかた

海外から帰国して4週間以内のかた

輸血や臓器移植を受けたことがあるかた

 

詳細は、日本赤十字社 献血をご遠慮いただく場合でご確認ください。

 

この季節になるとカゼをひいてしまうことはありますね。

また、歯科治療後3日以内というのも意外と言えば意外です。

 

ダブル献血とは? 成分献血のお願いも

 

今回は400ml献血をしましたが、その前に成分献血のお願いも来ていました

 

 

成分献血とは「成分採血装置を使用して血液中の血小板血漿といった成分のみを採取する献血」のようです。

体内で回復に時間のかかる赤血球を再び体内に戻すので、全血献血とくらべて体への負担が軽いとのことです。

そのため全血献血の待機期間(約3ヶ月)の間に成分献血を行うこともできるようです。

待機期間に行う成分献血をダブル献血と呼ぶそうです。

 

 

全血献血が年に3回しかできないのに対して、成分献血は年に24回もできるのだとか!

これはまたすごいですね。

 

ですが残念ながら、成分献血は献血バスではできないので、近所で気楽に受けることができないんですよね。

私の場合は、県内の献血ルームがどこも微妙に遠くて1時間くらいかかってしまうの難点です。

とはいえ、成分献血、気になるのでチャレンジしてみたくなりました。

次回の課題ですね。

 

今回の献血の戦利品は?

 

今回の献血では、ちょっとしたトラブルもありました。

いつもは9:30ちょうどからスタートする献血ですが、医師の問診のところで、システムトラブルが発生し、20分ほどスタートが遅れました。

今の献血はICカードを使って、事前確認や医師による問診のデータがスムースに流れる仕組みですが、このICカードを読み取る端末の調子が悪かったみたいです。

 

なんとかトラブルから回復すると、その後はいつもどおりの献血でした。

会場にいた時間は、全部で50分弱。

私も献血2年生になり4回目なので、だいぶ慣れてきました。

 

 

↑お待ちかね?の今回の戦利品です。

ハンドソープとエナジードリンク、卓上カレンダーが今回は新しい記念品です。

ハンドソープは、少しものが良さそうですね。

卓上カレンダーはありがたく使わせていただきます。

エナジードリンク(レッドブル)は私がまったく興味がないモノの一つ。

街頭で無料配布されていても、もらわない位なんですが、今回はせっかくなので飲んでみようかと思います。

 

以上が、献血4回目を受けた私からの報告です。

成分献血のレポートも書きたいですね。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。

前日は、夜の21時半過ぎまで飲んでいたのですが、わりとすっきりと起きることができました。
朝時間はブログの執筆をして、メルマガ等のインプットを。

子どもたちを送った後は、近所の警察署で献血。
戻ってすぐに地元の信金さんに足を運び、融資の契約を。
書いた書類は、10枚以上。
担当の方が手際よくリードしてくれたので、30分で終わりました。

その後、買い物をしてお問い合わせ対応など。
お昼を食べたらすぐに、会計ソフトメーカーのかたとオンラインで面談を。
ソフトの老舗でも、オンラインやクラウドに対応してきていて、興味深かったです。

夕方は、長男をサッカーに送った後に次男と三男を連れて買い物。
その後、ブログ執筆という1日でした。

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