創業計画書の作成
あと少しです!
前回の投稿では、創業計画書の創業の動機と経営者の略歴等について、お話しさせていただきました。
起業をしたらまず、日本政策金融公庫で借り入れをしよう⑦ 創業計画書の続き
今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。
商品やサービスの説明も
前回は創業計画書の最初の「1 創業の動機」と「2 経営者の略歴等」を見てきました。
そこまでは起業する前段階の話ですが、いよいよここからは、起業後の話しになります。
1 創業の動機
2 経営者の略歴等
3 取扱商品・サービス
4 取引先・取引関係等
5 従業員
6 お借入の状況
7 必要な資金と調達方法
8 事業の見通し(月平均)
まず「3 取扱商品・サービス」です。
↑
こちらは、飲食店のかたの記入例です。
店舗で実際に提供するサービスとして、お昼のランチ時の客単価(900円)や夜の時間の客単価(4,500円)などが具体的に書かれています。
居酒屋で4,500円の客単価はけっこう高いけど大丈夫?
という疑問がわくと思いますので、実際の料理のメニューの写真やドリンクの品揃えの写真なども添付資料として用意したいですね。
↑ こちらは学習塾のかたの記入例。
市場調査をしていて、近隣に小学校が7校、中学校が5校、高校が5校あり、英語塾のニーズが見込める地域という分析がされていました。
せっかくそこまで調べたのであれば、その同じエリアに競合する学習塾・英語塾がどのくらいあるのかも知りたいですね。
また近隣という言葉は、漠然としているので、2キロ圏内とか5キロ圏内とかの数字も必要かもしれません。
おそらくそっちも数えるでしょう(嫌でも目に入るでしょう)が、あえて伏せているのかはわかりません。
競合がいる事自体は当たり前の話なので、隠す必要はなく、むしろ競合する塾とどのように差別化を図って生徒を獲得していくのかが、この創業計画書でアピールすべき部分だと思います。
差別化は難しいけど、ひねり出そう!
「差別化」
お客様目線では、だれでも簡単に言うことができます。
この店はあのチェーン店のパクリだとか、あのサービスはちっとも新鮮味がないとか。。
が、実際に自分がサービスを提供する側に回ってみると、違いを生み出すことはなかなか難しいことですよね。
考えれば考えるほど「そんなにオリジナルなサービスなんてないんだよね」ということもあると思います。
私自身も自分のセールスポイントがなにかについて、ずいぶん悩み苦しみました。
ですが後発で参入する税理士として、なんらかの「違い」を生み出す必要はあります。
↑こちらは、私が名刺を作った際に考えた自分の事務所の特徴です。
税理士事務所の特徴として、外国語(英語・中国語)にも対応とか国際税務に強いとか相続の実績が100件以上とか、そういった輝かしい「違い」はないのですが、ちょっとした「ズレ」をひねり出しました。
「違い」のネタはどこにある?
「専門用語を使わない」とか「上から目線なしで話しやすい」とか、そういった地味なアピールでも刺さる人には刺さります。
実際、この名刺を渡したかたから「そうなんだよね」と共感をいただき、ご契約をいただけたケースもでてきています。
「税理士本人が担当」するのは、ひとりで開業しているから当たり前なのですが、実際に見込み客の声を聞いていると「職員がくるだけで、税理士は最初にきただけ」とか「税理士に会ったことはない」というケースも多いものです。
こういった「違い」は実のところ、私が考えたわけではなく、すでに先行して成功している税理士の先輩がたのブログやメルマガを参考にしている部分がほとんどです。
先行する同業(または近い業種)の先輩方が積極的にSNSやブログ、メルマガ、書籍、セミナー等でそのノウハウを出し惜しみなく提供してくれているケースがあるので、そういった発信はぜひ積極的に利用したいものです。
ちょっと話しが脱線してしまいましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:30起床。
今日もブログ執筆からスタート。
公庫融資ネタ、ずっと書きたかったのでじっくりと書いています。
終了後には、面談の準備を。
今日は早朝からアポのため、子どもたちの準備を前倒しにして、早めの登園。
三男を車で送った後は、そのまま訪問先に直行。
車で20分程度の近場ですが、普段行かない場所で新鮮でした。
その帰り道、大学時代にバイトをしていた街で買い物を。
20年以上前の話でだいぶ街並みが変わってしまったけれど、バイトしていたお店(パチンコ店)は健在で嬉しかったです。
自宅に戻って、休憩してから、事務作業を少し。
夕方には、新たな訪問に。
新しい形でのサポートができそうで楽しみです。
夕方は、子どもの宿題を見て、ブログの仕込みという1日でした。
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