漢字検定2級を受けてきました⑤ 勉強の仕方とCBT受検のデメリットとおまけ

45才のおっさん、漢検2級に10日間でチャレンジ。

ラストです。

 

 

前回、前々回の投稿では、漢検2級の学習内容について、お話しさせていただきました。

 

漢字検定2級を受けてきました③ 漢検2級の学習内容について

漢字検定2級を受けてきました④ 漢検2級の学習内容について・続

 

今回は、その続きからお話しさせていただきます。

 

漢検2級の勉強の仕方

 

今回の漢検2級の勉強では、使った問題集は、この1冊だけでした。


この問題集では、過去15年分の本試験に出題された順に、

80%カバー Aランク
90%カバー Bランク
100%カバー Cランク

と、3つのランク別に、整理されています。

私が今回の10日間チャレンジで、勉強した時間は総時間は25時間程度です。

この時間では、全部のランクまでこなすことは不可能ですので、ほぼAランクのみ(一部Bランクあり)に絞って、勉強することにしました。

 

受験した感想ですが、Aランクだけでも十分対応は出来たと思いますし、合格は可能だと思います。

Cランクは目指せ満点、という方むけの内容なので、合格だけが目的であれば、勉強する必要はないものと考えます。

 

このAランクを①読み②部首③熟語の構成については、赤シートで答えを隠しながら、紙で書かずに頭の中で答えて、解答を見るようにして解きながら、間違えたところをチェック。

紙に書くのは、④四字熟語からにして、なるべく紙に書かずに時間を節約する作戦をとりました。

 

それでも実際に問題集を解いたのは、1回だけ。

2回転目は、間違えたところだけをさーっと確認する程度までしか出来ませんでした。
(比較的、勉強する時間を掛ける必要がない①読み②部首③熟語の構成だけは、Bランクまで勉強しました)

 

もし時間的に余裕があるのであれば、理想的には、準備期間を1ヶ月くらい取って、問題集は3回転して、Bランクまではしっかり仕上げたいところですね。

Bランクまでを3回転できれば、確実に合格できると思います。

 

実際に漢字を書いて、細部を確認しよう

 

私のように漢字の勉強が久しぶりという方は、最初は、実際に手を動かして漢字を書いたほうが良いと思います。

頭では、漢字をイメージできても、細かいトメやハネ、くっついているのかくっついていないのか、といった微妙なところが、出来ていないことが多いので、手を動かして、細部を確認したほうが良いです。

例えば、「戴冠」「毀損」「逓送」「隠蔽」といった漢字は、頭では漠然とイメージできても、細部まできっちり書ききるのは、かなり難しいですね。

 

残念ながら、私のようなおっさんになると、問題集の中の細かい漢字のポイントまで確認できません。そこで、虫眼鏡を使うことになりました。


 

私の場合は、この虫眼鏡を使って、細部を確認していました。

ご参考まで。

 

CBT受検の受験上の注意点

 

以前の投稿で、気楽に受けられるCBT受検のメリットをお伝えしましたが、実はCBT受検には、思わぬデメリットも存在します。

 

漢字検定2級を受けてきました① 漢検CBT受検

 

CBT受検では、パソコン画面で試験をするので、パソコン操作に慣れていない方は、当然、受験上不利になってしまいます。

そして、さらに問題なのは、読み問題は、キーボード入力で解答出来ますが、書き問題は、タブレットとタッチペンを使っての解答になります。

タブレットとタッチペンは、クレジットカードで買い物して、サインをするときに使うものくらいのサイズ感です。

書き心地は、カードサイン用よりは良いですが、タブレットに慣れていないと、ペン先が滑りすぎて、うまく書けないですね。

 

一番困るのが、タッチペンで解答したものの、くっつけるべき角に隙間ができてしまったりして、ちょっとだけ付け足しの修正を、というときに、そのちょっとの付け足しが、線をうまく重ねることがほぼ不可能です。

さらには、はみ出してしまった部分を、消しゴムで消すときも、かなり慎重にやらないとキレイに消すことが出来ません。

ですので、私の場合は、ちょっと書き間違えた場合は「全部消す」をして、書き直しをしていました。

 

こういったタブレットの操作性が、どうしても手書きの筆記試験と比べると劣ると思います。

以上は、実際にCBT受検を受けた際に感じたデメリットであり注意点です。

ですが、CBTに受検には、それを上回るメリットがありますので、短期合格を目指す方は、ぜひCBT受検を利用していただきたいと思います。

 

おまけ 漢字を勉強することの副次的効果

 

今回、漢字検定を勉強してみて感じたことは「書くこと」の楽しさでした。

私が長年受験していた税理士試験では、時間制限が厳しく、字を書くことを味わっている余裕はなかったのですが、今回の漢字検定では、漢字とじっくり向き合い、その形や意味するところを味わうことが、少しできました。

 

字を丁寧にゆっくりと書いていると、なぜか気持ちが落ち着いてきます。

 

いつもあわただしく、キーボードを打ったり、スマホを操作したりして、文字を紡いでいますが、気持ちが落ち着いてくる、という経験はあまりなかったように思います。

私たちは便利さと引き換えに、ココロの落ち着きを失っているのかもしれませんね。

 

私は、少し後戻りして、今さらながらに漢字を学び、万年筆でゆっくりと漢字の世界を味わってみようと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

 

【昨日のできごと】

2:45起床。
FP2級の勉強は、引き続き生命保険の基本と商品。ホントに色々な保険がありますね。私は、保険に生命保険に加入していなのは、保険を投資の一種と捉えているからです。
保険会社もお客さんから預かったお金を運用しているのだから、任せるより、自分が運用したほうが楽しいよね、という発想です。

子供たちを送り出してからは、図書館に。前回借りた本(10冊くらい)をうまく速読できたような気がしたので、再度10冊以上借りて、チャレンジしてみます。また、ブログ執筆中のBGMにしようと、クラシックのCDを5枚借りてきました。

その後、ブログを執筆して、昼寝。昼寝後に再度、ブログを書き、お迎え、という一日でした。

 

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