税法免除大学院に通う人々 -年齢構成と男女比、保有科目数について-

税法免除大学院には、どんな人が通っているのでしょうか?

自分だけ若すぎる?年上すぎる?女性はどのくらいいるの?

そんな疑問について、お答えいたします。

 

税法免除大学院生の年齢構成、男女比

 

税法免除大学院には、どのような人が通うのか?

院免(税法免除大学院による科目合格免除申請を行うことの略語です)を検討中の方にとって、気になるところだと思いますが、リアルな情報を持っている方は、少ないと思います。

そこで、私が通っていた税法免除大学院の同級生の年齢構成と保有科目数について、お伝えしたいと、思います。また、私の前の学年と後の学年の方のデータも公開したいと思います。

(あくまでも私の記憶の中の数字であり、厳密ではありません。ただ、だいたいのところはあっているものとお考えいただき、税法免除大学院の学生についてのイメージしてください。)

私が、通っていた税法免除大学院(同級生は私を含めて7人でした)の年齢構成は、

20代 1人

30代 3人

40代 3人

という、構成でした。私が入学当時の年齢が42歳で、最年長でした。

ちなみに、性別は全員、男です。

税法免除大学院も一応、大学と名がつく以上、キャンパスライフがあり、ロマンチックな出会いがあるのでは、と淡い妄想を抱いている方は、、残念!

男女間の出会いの場としては、税法免除大学院に過度な期待をしてはいけません!

私の前の学年では、やはり男性7人女性1人でしたが、私の後の学年では、男性5人女性4人という構成でしたので、各学校のその年の状況によっても、大きくことなると思います。

前の学年の年齢構成は、おそらく、全員30代(か、40代ひとり)。

後の学年(全9人)は、

30代 3人

40代 5人

50代 1人

でした。女性の方に年齢を聞くわけにもいかないので、正確ではありませんが、おおよそのところは、あっているのかな、と思います。

ただし、大学院の歴代OBが集う同窓会に出席したこともありますが、その時の年齢構成は、私が経験した前後3年の年齢構成より、更に上の方が多いように思います。OB会であれば、卒業後10年20年たっている方もいるので、年齢が高めになるのは、当然と言えば当然なのですが。。

保有科目数について

 

院免を検討中の方にとって、ご自身の保有科目数について、不安に思われている方もいると思います。

が、結論から言うと、0科目でもアリ!だと思います。

とは言え、どんな人が通っているのか、データをお伝えしますね。

私の所属していた学年(全7人)では、

0科目 2人

2科目 3人(私が、在学中に合格し3科目に)

3科目 2人

でした。

2科目(私も入学当時2科目でした)の方は、私と同じ簿財(簿記論・財務諸表論)の科目合格者でした。

3科目の方は、一人は簿財消(消費税法)で、もう一人は簿財国徴(国税徴収法)でした。

私の前の学年の方(全8人)は、

0~1科目 2人

2科目 3人(在学中に一人が合格し、3科目に)

3科目 3人

後の学年の方(全9人)

0~1科目 2人

2科目 3人

3科目 4人

という構成です。御覧の通り、科目数は3科目合格者がだけが通っているわけではないことが、お分かりいただけたと思います。

大学院に通う方々は多様性に富んでいます

 

大学院に通う人々のデータについて、私の記憶の範囲で公開してみました。

正確に統計を取ったわけではないため、若干の違いはあるかと思いますが、おおよそのところは、ズレていないと思います。

このデータから読み取っていただきたいことは、年齢や性別、科目数等で税法免除大学院にビビる必要はない!ということです。

やる気と意欲があれば、税法免除大学院はどんな方にも、門戸は開かれています。(ただし、大学院によっては、大学卒業が受験資格に含まれているケースがありますので、ご注意ください)

ですので、興味がある方は、3科目揃っていなくも挑戦した方が良いと思います。

次回は、税法免除大学院についての情報の集め方について、私なりの考えをお伝えしたいと思います!  Don’t  Miss  It !!!

 

【編集後記】

連休中は、ほぼ家にいました。

昨日は、午後から雨模様。

たいして降らないだろうと思い、ジョギングに出かけたところ、結構強い降り方になってしまい、引き返しました。

ちょっと変わった趣味ですが、雨が降る中、走ることも本当は好きです。

 

 

 

 

 

税法免除大学院 -逃げるが勝ちの選択肢‐

税理士試験に苦しむ方、必見です!

税理士試験突破に何年かかるのか?

 

すでに税理士試験にチャレンジしている方にとっては、当たり前のことだと思いますが、税理士になるためには、税理士試験に5科目合格する必要があります。

働きながら税理士試験にチャレンジする方は、多くの方が、1年間に1科目ずつチャレンジして、5年で5科目取得というようなプランを設計すると思います。

または仕事をせずに、受験に専念している方は、1年間に2科目or3科目取得して、2~3年で5科目取得を目指す、というようなプランを描くと思います。

しかし現実には、税理士試験は合格までに平均で8年かかるという説10年かかるという説もあります。

大手受験予備校のパンフレットに出てくるような、わずか数年で5科目合格を積み上げるような方を見たことがない、という方のほうが、むしろ一般的なのではないでしょうか?

少なくとも、私はそのような方にお会いしたことは無いです。

33歳の自分と44歳の自分が出会ったら?

 

かくいう私も、税理士を目指して、日商簿記検定の3級を取得したのが、平成21年の2月ですので、現在までに11年もの歳月を費やしてしまいました。

  

11年前の私は33歳。

その頃の私は、5年で税理士になります!と面接先の会計事務所(この事務所にその後、約10年お世話になりました)の方にアピールしていました。

そんなことが、昨日のようのことに思い出されます。

アニメや映画の主人公のように11年前の私が、11年後の私に会ったらどう思うでしょうね。11年もかけてずいぶんのんきなおっさんだな!と鼻で笑ってしまうかもしれません。

この記事を読んでいる20~30代のエネルギッシュで賢い若者のあなたも、私のことを鼻で笑ってしまうことでしょう。

が、私だって、30代の頃は、若くてエネルギッシュで、ジョギングだって月に200キロぐらい走れていたのです。今では、100キロも無理ですが。。

選択肢の一つして持っておくべき「院免」

 

話が脱線してしまいましたが、ここで登場するのが、税法免除大学院です。

すでにご存じの方も多いと思いますが、税法免除大学院を卒業し、修士論文を国税庁の論文審査に提出し、論文審査に合格することで、税法科目が2科目免除されることになります。

この制度を使っていなければ、私は現在でも、まだ3科目しか合格していないかった可能性があります。いや、2科目合格のままだった可能性すらあります。

なぜならば、2科目合格の時点で、大学院に入学して多額の投資をしたことで、もう後には引けないというプレッシャーラスト1科目というゴールが見えたがゆえに、ラストスパートができて、昨年の消費税法の合格につながった、と感じているためです。

税法免除大学院については、入学するタイミングや通学の条件、仕事や税理士試験との両立、家族や恋人との関係、懐事情、など事前に検討すべき事項が沢山あります。

また、実際に大学院に入学した後の、単位の取得方法や修士論文の論文の書き方、大学院生間の付き合い方や教授とのやりとりなど、経験してみないと分からないことも、沢山あります。

このブログでは、そういった細かいことについて、私の実体験をもとに日々掘り下げて書いていくつもりですので、どうぞご期待ください!

 

【編集後記】

昨日も9時過ぎに寝て、2時間しか眠らずに、起きだしてブログを書き始めました。

書き終えたら、安心して眠れそうです。

連休は、子供たちとのんびり過ごしたいと思います。

 

 

 

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