税法免除大学院 卒業後の世界

税法免除大学院を私が卒業したのは、今年の3月

その後のことについて、振り返ります。

 

 

昨年の年末は、論文のラストスパート

 

今年の3月に無事、税法免除大学院を卒業しました。

なんとか、2年間で卒業することができました。

2年生の時期は、通学は週に一回だけで、あとは自宅で修士論文を執筆するだけだったので、1年生のころよりは体力的にはだいぶラクでしたね。

 

修士論文の執筆は、昨年の今時分(年末)はラストスパートをしていました。

年が明けたころには、ほぼ完成し、1月10日くらいには、先生からOKをもらっていました。

これでも学年では一番最初に終わったほうで、1月31日の提出期限の最終ラインまで教授からOKがでない、という方もいましたね。

 

苦しかったことは苦しかったのですが、論文をかきあげる作業は楽しかった、という記憶の方が大きくなっています。

 

卒業式はコロナ下のため、教室別に放送で

 

大学院の卒業式は、3月20日に本校のキャンパスで行われました。

私たち大学院生は、普段、サテライトキャンパスに通学していて、本校のキャンパスには全く縁がなく、入試の時に来た時ぶり、という方もいるくらいです。

そんな本校での卒業式は、なぜか1教室に大学院生6人と大学生1人が集められて、校内放送で校長先生の話しを聞き、卒業証書授与は教授が行うという、ちょっと変わったスタイルで行われました。

 

ちなみに、成績優秀者(成績で、例えばA~Cのランクで成績がつけられていれば、Aが一番多い方)は、総代(学生の代表)となって、校長先生から直接、卒業証書を受け取ることが出来ます。

 

卒業したら、パーッと飲みに行きたいところ(とはいえ、このご時世ですからご注意を)ですが、3科目揃っている方(早く登録したい方)は、卒業式当日に、国税審議会に審査書類を提出したほうが良いですよ↓↓

 

税法免除大学院 国税審議会への提出書類

 

友人たちの論文も読んで見る

 

大学院によっては、卒業前に、修士論文の発表会があって、ここで指導教官や副査(指導教官ではない教授)の先生から鋭い質問攻勢にあったりするみたいですね。

私の大学院では、そのようなイベントはなく、個別の口頭試問があるのみで、他の仲間達がどのような論文を書いているのかがさっぱり分からない、という状況でした。

ちなみに口頭試問とは、こんな感じです↓↓

税法免除大学院 修士論文の口頭試問とは?

 

そこで、自主的にPDFデータで論文を交換しあうことを提案し、仲間たちの論文も読ませてもらいました。

自分のテーマだけでうんざり、という方もいるかも知れませんが、とりあえずデータで交換しておけば、いつか読みたくなるときが来るかもしれません。

 

先々、実務上で問題が発生したときに「そういえば、誰かがあのテーマで書いていたよね」となることもあると思うので、論文交換はオススメです。

仲間たちが、心血を注いで(ときには泣きながら)書き上げた修士論文ですので、どんなに難しいテーマでも、かなり親しみやすくなっているはずです。

読んで血肉としたいところですね。
(といいつつ、私も全部は読んでいませんが。。)

 

大学院で勉強しきれなかったこともたくさんあります

 

大学院では、短期間にたくさんのことを勉強するのですが、いかんせん、短期間でのことですので、忘れてしまうものも多くあります。

忘れてしまって問題ないものもあるとは思いますが、資格をとったらハイそれまでよ、ではもったいない部分もありますね。

また、院生時代に取り組んでみたものの、理解できずに消化不良になっている裁判事例などが、必ず出てくると思います。
(私は、理解できなかったことがたくさんありました。)

 

そういったテーマも、余力があれば、いつか取り組んでみたいですね。

私は、IBM事件ヤフー事件など興味深いけど、自分のレベルでは理解できなかった事件が今でも気になっています。

そういった心残りを作らないように、現役の院生の方には、全力で今の課題に向き合っていただきたいと思います。
(といっても、税理士試験と同時進行だったりすると、大学院の勉強も深入り出来ないんですよね)

 

ときには、旧交を温める

 

大学院を卒業してしまうと、院生は、各自の職場に戻っていきます。

2年間という限られた時間の中で、みんなで助け合いながらの濃密な人間関係があっただけに、その精神的なロスはけっこう大きかったです。
(以前にも、書きましたが、このブログはそんな大学院ロスによる心のスキマを埋める意味で始めたところもあります。)

 

夏場の税理士試験が終わった後や、12月の合格発表後、確定申告明けの3月末、といった業界的な区切りの季節には、顔を合わせて一杯やりたいものですね。
(とはいえ、さすがに今の時期は自粛ですかね。。)

 

また、LINEグループを通じて、コロナ禍での助成金情報をシェアする、といった繋がりは継続しています。

実務で、特定の分野に秀でた方や情報通の方(ちょっと変わった方もいます)と知り合いになれるのも、大学院の魅力の一つです。

今後は、税理士登録する仲間が増え、そこからまた、新しい関係性が生まれるかもしれません。

そんな将来を楽しみにしています!

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

今回で、年内の更新は最後とさせていただきます。

それでは、みなさま、良いお年をお迎えください!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
昨晩はフットサルに行き、寝るのが22時になってしまいましたが、なんとか起きられました。
朝の身支度の後に、税理1月号チェック。市街化調整区域の地積規模の大規模宅地の評価について。私は、調整区域に住んでいるので、興味がけっこうあります。
FP2級は、過去問(2020年1月学科)。12/20という無様な成績。なかなか伸びませんが、今は辛抱の時期だと心得ます。

午前中は、家族総出で家具店に。リビングの食事をしている机が狭くなってきたので、椅子付きのテーブルと椅子なしのテーブルを見てきました。
広い店内には、たくさんの家具であふれていて、目の保養になりました。
テーブルも数万円のものから、ん十万円もするものでピンきり。なかなか選べないですね。子どもたちも、2段ベッドなどの家具に興味をもっていました。これからが物入りなわが家。稼がなくてはいけませんね。

午後は、ファミレスで担々麺を食べ、昼寝後に、ブログ執筆、という一日でした。

 

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