金の魅力
もう少し続きます。
前回の投稿では、金の歴史や魅力について、お話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
金の魅力 おさらい
前回からの繰り返しになりますが、金の魅力には、次のようなものがあります。
希少性 オリンピックプール3.8杯分しかないというレア感
不変性 2000年前の金印もそのまま変わらないという不変性
換金性 世界中どこでも換金できるのは金のみ
宝飾美 ただただ単純に見て美しい
これらの性質・魅力に加えて、経済的な側面からも金には魅力があるのです。
インフレに強い金
ご存知の通り、インフレとは物価が上昇することをいいます。
最近では、ガソリン価格が上昇しているため、車を使う方はインフレを身近に感じる方も多いのではないでしょうか?
インフレになることで、企業は製品の原材料価格が上がってしまうことになり、収益を上げづらくなります。
外食産業では、スシローが一皿100円をやめて、値上げをするというニュースも入ってきていますね。
おそらく同業他社もこの値上げに追随することになると思いますが、外食産業に限らず、今後の日本・世界はインフレに突入していく流れが見えてきたように思います。
そんな中で、物価高の流れの中でモノの代表である「金」は、このインフレに波に乗って、その価格がどんどん上がっています。
物価高の中で、貯金をしておくと資産はどんどん目減りしてしまいますが、モノに投資しておけば、物価高になっても資産を目減りさせることはありません。
モノといっても、何に投資したら良いかわからない?
そうですよね。
そういった方におすすめなのが、モノの代表である「金」なのです。
有事の「金」
こうしたインフレ傾向の原因の一つには、ロシアがウクライナに侵攻したことにより、ロシアがEU諸国から経済制裁を受けていることも挙げられます。
つまり、ロシア産の原油や天然ガスが、今までのように世界各国に輸出できなくなってしまったことにより、原油や天然ガスの供給が滞り、値段が上がっているのです。
ひょっとするとロシア側(ロシア国民)は戦争をしているという認識では無いのかもしれませんが、私のような外部からの視点では、第3次世界大戦というには大げさではありますが、完全に世界は有事モードに入ってしまっているように思います。
こうした有事の際には、往々にして株価は下落してしまいます。
戦争になると通常の経済活動は大きく制限されてしまい、また世界経済に対する先行き不透明感が高まることによって、株は大きく売り込まれてしまいます。
株だけではなく、債券・通貨といったペーパー資産に対する信用が一気に落ちてしまい、これらの資産も売り込まれることがあります。
逆にこうした有事の際に、注目をあびるのは、現物資産である「金」です。
人間の深層心理の中には、どこかでペーパー資産を信用していない部分もあって、こうした有事モードの際には、手に持って運ぶことができる金で安心を得たくなるものなのかもしれませんね。
実際に金の地金1キロを手に持ってみるとわかるのですが、金の比重はとても重く、水の重さの19倍になります。
そのずっしりとした重みとひんやりすべすべとした感触、そして高貴な輝きを見ると、不思議な安心感があるものなのです。
こうしたインフレや有事に強い「金」は、まさに今のきな臭い時代にうってつけの資産なのかもしれません。
少し長くなってきましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
4:30起床。
この時間でも、空が明るい季節になりました。
起床後はいつものようにブログ投稿を。
午前中は子どもを保育園に送ったあとに、庭の草取り。
芝生の中に生えてしまう雑草を丁寧に取り除きます。
芝生をキレイに保つのも大変です。
そういえば、サッカースタジアムの芝生ってほんとにキレイですよね。
あの芝を保つのに、どれだけの手間をかけているのか?ちょっときになります。
その後、事業復活支援金の申請業務を少し。
今度は、申請後の追加資料のラッシュになってきました。
決算書と概況書の売上の数字が違うという確認作業。
これほんとに意味あるんですかね。
この作業のために膨大な時間が失われていると思うんですが。。
午後は、残念ながら支援金の対象にならかった方に、お電話を。
なかなか悲しいお知らせになってしまいました。
私自身ももらえていません。
これは業種によって相当、有利不利がある結果になりましたね。
売上が安定的な方にとっては、30%以上売上下落のハードルは高かったです。
あとちょっとの差で、支援金が100万円もらえるはずがゼロになってしまうというケースもあるので、この仕組みは見直しが必要ですね。
夕方は、子どもの宿題を見て、サッカー練習の送迎という一日でした。
ブログランキングに参加しています。
よろしければ、↓のボタンをポチッとしていただけると、とっても嬉しいです。