「さあ、才能に目覚めよう!ストレングス・ファインダー2.0」を通じて知る自分の強み。
前回の続きです。
ストレングス・ファインダーに挑戦した結果、私の強みの上位5種は、次のようなものになりました。
① 調和性
② 慎重さ
③ 内省
④ 目標志向
⑤ 公平性
前回は、①調和性 と ②慎重さ まで見てきました。
今回は、その続き ③内省 から続けさせていただきます。
実際の回答結果の続き
続けて、「内省」ときました。これもおそらく、あたっていると思います。
③ 内省 Intellection
あなたは考えることが好きです。
あなたは頭脳活動を好みます。(略)
あなたはひとりの時間を楽しむ類の人です。
なぜなら、ひとりでいる時間は黙想し内省するための時間だからです。
確かに私は、一人で黙々と読書をしたり、文章を書いたりすることを好む性質はあります。
我が家には、男の子の子供が3人もいるので、常に、にぎやかな家族ですが、私自身はそういうにぎやかな時間よりも実は、「ひとりの時間を楽しむ人」で、最近では、Youtubeでジャズを流しながら、ブログを書く時間が至福のときになっています。
(ブログのネタ探しの時間はつらいのですが、書き始められれば、楽しくなってきます)
ただし、この内省については、続きがあって、
頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。
〈内省〉の資質は、あなたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。
単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。
とされていて、要するに何ごとかを考えてはいるけれど、集中的に生産的に考えているとは限らないことが、示されています。
これは、私の性質をピタリと言い当てていると思いました。
机の上で、延々と妄想したり、文章を考えたりしていても、全く苦にならない性格ではありますが、それが、なにか生産的なものだったりするわけではないのです、残念ながら。。
続いては、「目標志向」です。
④ 目標志向 Focus
「私はどこに向かっているのか」とあなたは自問します。
毎日、この質問を繰り返します。
〈目標志向〉という資質のために、あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。(略)
あなたの〈目標志向〉は、目標に向かって進むために役に立っていないものは重要ではないのだということを、あらゆる人に気づかせます。
そしてもし重要でないなら、それは時間を割く価値がないということです。
あなたは、あらゆる人を進路から外れさせません。
この目標志向については、この本で指摘されるまでは、そんなに意識していませんでした。
確かに組織で仕事をしていたときは、組織のメンバーの進捗状況をチェックしながら、遅れがちな方にペースアップを促す役割は、いつも私でした。
そして、ペースメーカーとなるように、なるべく率先して、先頭集団を行くように、仕事を早め早めに片付けることを習慣にしていました。
逆に言うと、いまの私は、明確な目標が見いだせなくて、少し迷走している感はあります。
そんな私に、この本は、
「ひとりで独立してその役目を果たす職務を探しましょう。あなたは〈目標志向〉の資質を発揮して、ほとんど監督されなくても仕事をすすめることができるでしょう。」
と、背中を押してくれました。
おお、そんな言葉を聞きたかったっす。ありがとうございました!
思わず、そんな言葉がでてしまいますね。
それでは、最後の「公平性」についてです。
⑤ 公平性 Consistency
あなたにとってバランスはとても大切です。
あなたは地位とは関係なく人々を平等に扱う必要性を強く信じています。
ですから、あなたは誰かひとりが特別扱いされることを望みません。
あなたはこのようなことが利己主義や個人主義につながると考えています。
それは、一部の人がコネや出自、わいろによって、不公正な利益を得るような世の中につながります。
これはあなたが心から嫌悪していることです。
あなたは自分自身をそんな状況をつくらないための監視役だと考えています。(略)
なにか、平和運動の運動家みたいですが、最後は「公平性」となりました。
確かに、バランスは大事ですし、人は平等に扱われなくてはいけませんね。
税に関しても、平等かつ公平が大前提です。
ですので、どんなお客様の頼みであっても、特別扱いは出来ないですし、脱税志向のお客様とは付き合わないつもりです。
欠点を克服するよりも長所を伸ばす
努力しても、何にでも成りたいものになれるわけではないことを、この本の著者(トム・ラス)は主張しています。
いつも数字と悪戦苦闘している人が有能な会計士や統計学者になれる見込みはあまりないだろう。相手に共感することができない人は、それをできる人がとるような温もりある誠実な方法で怒る客をなだめることは決してできないだろう。
バスケットボールのコートでは偉大な才能そのものだったマイケル・ジョーダンでさえ、どんなに努力してもゴルフや野球の「マイケル・ジョーダン」にはなれなかった。
マイケル・ジョーダンは、確かにNBAを引退したあとに、野球にも挑戦していて、野球界の「マイケル・ジョーダン」には成れなかったですね。
ストレングス・ファインダーは、欠点を克服することに時間を割くことよりも、才能(強み)を伸ばすことに力を注ぐことを奨めています。
私自身は、社交的な性格ではなかったにもかかわらず、新卒で就職した会社では、営業マンを7年間務めました。
若いうちは、弱点を克服することも大事でしょうが、私のように人生の折返し地点まで来てしまったような人には、特に、強みを伸ばすことが重要なのかなと思います。
その意味では、今回のテスト結果は、割と税理士向けの適性を示していたような気がするので、一安心です。
どんな仕事であれ、そう、錯覚させるようにうま~くできてる?のかもしれませんけどね。
この地味な5つの特性を武器に、堅実な活動を展開していきたいと思います。
テストを受けてみての感想
テストは、1問20秒で答えなければならず、それがなかなか、スパッと答えられずに苦しいところでした。
例えば、消極的であるか積極的であるか?
という質問であれば、割と答えやすいのです。
消極的である | どちらでもない | 積極的である | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
が、この本のテストの場合は、
消極的である | どちらでもない | 安定的である | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
と、「消極的」の反対は「安定的」ではないよね???となってしまうことが、何度かありました。
判断がつかずに、回答できなかった問題が一問あったかな?
それが、翻訳のせいなのかは分かりませんが、その点で若干、消化不良でしたね。
10年以上前にも受けたことがありました
この心理テスト受けることができる「さあ、才能に目覚めよう!」という本には、少しだけ思い出があります。
10年以上前に、経済評論家の勝間和代さんがブームになっていたころに、勝間さんの本を通じて、この本に出会い、一度、テストに取り組んだことがあるのです。
当時の結果が残っていれば、現在の自分と比較できたりして、面白かったのですが、残念ながら、残っていません。
今回の結果は、このブログに残しておくので、また、5年後10年後の自分と比較してみたいと思います。
ただ、真に根ざした「強み」であれば、5年経とうと10年経とうと、結果は同じなんですかね。ちょっと気になるところです。
皆様も、この本とテストを利用して、ご自身の「強み」を発見していただけたら幸いです。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:15起床。
いつものルーティンのあと、FP3級の勉強。
投資信託。こちらもなにも知らずに買っていました。
毎日、日替わりで新しい分野の勉強ができるのが、この資格の魅力ですね。
その後、子どもたちを幼稚園と保育園に送り、ゴミ捨て。
個人事業の開業届(副業の方ですが)を税務署・県税・市役所に提出。
今まで、お客さんの届け出は、郵送か電子でしたが、自分の分はあえて窓口で提出してみました。全部、近いので、30分もかからず回れます。
しかし、市役所の混雑具合やオフィス環境はなかなか「蜜」ですね。
その後、11キロジョグ。お昼寝のあと、ブログ執筆。
夕方は、洗濯物を畳んだあと、子供が泣きわめく中、夕食作り。
家事が忙しすぎて、ワインを飲み過ぎてしまった一日でした。反省。