日本公庫に必要書類をインターネットで提出
いよいよ担当者のかたと面談です。
前回の投稿では、創業計画書の「8 事業の見通し」についてお話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
面談はお近くの日本公庫支店かオフィスで
必要書類をそろえて、インターネットで申込むと日本公庫の融資担当者のかたから面談の依頼の電話があります。
面談の場所は、お近くの日本公庫の支店の窓口になることが一般的です。
中には申込者の事務所を指定されることもあるようです。
事務所を指定されるケースは、実際に店舗や工場を見てみたいという希望もあるのかもしれませんね。
今はコロナ下で、日本公庫の融資担当者は多忙だと思いますので、基本的には支店に出向くことになるものとお考えください。
面談の際に追加で提出を求められた書類として、
① 身分証明書 (運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証など)
② 通帳原本
③ 資格取得の証明書
④ 公共料金の領収書
⑤ 前職の源泉徴収票
などがありました。
①の本人確認は当然のことですね。
窓口に本人以外のかたが面談する「替え玉面談」なんて以ての外です。
まれに「税理士さんに変わりに行ってほしい」という無茶を言う人もいます。
慣れない金融機関のかたを相手に緊張するお気持ちはお察しいたしますが、当然ダメですね。。
金融機関の融資担当者のかたは、融資希望者のお人柄も見たいので、問題外です。
②の通帳原本では、私のメイン口座である埼玉りそな銀行は通帳レスにしてしまっているため、過去1年分くらいの入出金取引がわかる明細をプリントアウトして持参しました。
取引履歴については、過去6ヶ月分でOKという記述もあります。
ですが融資担当者のかたは、自己資金がちゃんと計画的に貯められいるかどうかの過程を見たいものです。
ですので1年分では貯まる過程が追えないというかたは、もう少し長い期間の取引履歴をプリントアウトをしたほうが良いかもしれません。
証券口座を融資担当者に見せるかどうか
また銀行取引には、証券口座の入出金(しかも家族名義)もだいぶ絡んでいるため、証券口座の口座状況(残高)や入出金の記録なども合わせてプリントアウトして持参するようにしました。
その結果、証券口座5つ分の資料が出ることになりました。
資金の流れが複雑でわかりにくいため、あまり良い印象を持ってもらえなかったかもしれません。
そもそも創業して間もないかたやコロナで資金ショートしそうなかたの相手をしている日本公庫さんに私のようなセミプロの投資家が証券口座の残高を見せてしまったら「その株売って、そのお金で本業に精をだしてください!」と言われても仕方がないところです。
私は税理士ですので、先輩方の信用もあって、かなりゆるく審査していただいているのが実際ですね。。
私の趣味でありライフワークでもある株取引ですが、融資担当者のかたによっては、好印象をあたえないケースもあるようです。
というもの、融資をした資金がひょっとすると個人的な株取引に流用される可能性があると思われるからでしょう。
私も過去に、銀行融資を受けて資金に余裕ができて株を購入しているかたをみたことがあります。
そのかたの末路はとても悲惨でした。。
もし仮に融資を受けたお金で株を買ってしまったら
もし仮に、融資を受けたお金で株を買ったことが発覚してしまったら大変です。
「資金使途違反」ということになり、金融機関からは「融資資金全額を一括で返済してください」ということになりかねません。
それは事業経営者にとっては、一発レッドカードを食らってしまったようなもの。
お金が足りないから融資を受けているのに、全額返済なんてほぼ不可能なはずです。
つまり事業経営上、致命傷になってしますので、くれぐれもご注意ください。
少し長くなりましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:30起床。
朝の活動は、ブログの執筆から。
終了後に海外サッカー観戦。
レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードのダービーマッチ。
今年の優勝争いを左右する重要な試合でしたが、マドリーは余裕をもって勝利しました。
ここまで強いマドリーは、私が見る限りはじめて。
今のマドリーであれば、プレミア3強やバイエルンにも互角以上の戦いができそうな雰囲気(アヤックスも強そうですが)。
久しぶりにチャンピオンズリーグの優勝も視野に入ってきて、テンションが上ります。
午前中は、お問い合わせ対応とシミュレーション作成。
年末らしい駆け込みの相談が入ります。
午後は、資料作成と押入れの整理。
大学院時代の大量の論文類を処分しました。
これで仕事のスペースが増えたので、やる気が出ます。
夕方は子供をサッカーに送って、ブログの仕込みという1日でした。
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