株式投資に向いている人とは?①

株式投資に向き不向きは、あるのでしょうか?

外国為替証拠金取引や先物取引の投資アドバイザーとして7年働き、自分自身の株式投資歴も13年ある私が思う、株式投資に向いている人、向いていない人についてお話しさせていただこうと思います。

 

 

私は、株式投資を始める前に、外国為替証拠金取引や先物取引のアドバイザーとして7年間勤務し、トータルで数百人に及ぶお客様の投資のアドバイスをさせていただいていました。

そして、自分自身も投資家として、株式投資(日本株、信用取引、米国株)や外国為替証拠金取引、CFD、クラウドファンディング、投資信託、純金積立、金投資などの取引を13年にわたって経験しています。

そんな投資の舞台の表側の世界も裏側の世界も経験した私から見て、投資に向き不向きがあるかについて、お話しをさせていただきます。

 

投資に向き不向きは、あるのでしょうか?

 

投資に向き不向きは、あるのでしょうか?

投資をやったことがない人は、よく「私は(投資に)向いてないから」と言う方が多くいらっしゃいます。

ですが、本当に向いていないのでしょうか?

向いていないという以前に、そもそも投資をやったことがない、というパターンの場合は、本当に向いていないのかどうかも、分からないですね。

 

食わず嫌いの可能性もありますよ。

 

投資に向いている人は?

 

では、投資に向いている、という人はいるのでしょうか?

向いている人を考える前に、向いていない人を考えたほうがわかりやすいかもしれませんね。

 

私が思う投資に向いていない人は、

 

① 人の言うことを鵜呑みにして、疑うことをしない人

② 何か都合が悪いことが起こったときに、人のせいにする人

③ 損をしたときに、動揺して何も考えられなくなってしまう人

 

といった方が思い浮かびます。

 

まず、①ですが、テレビや新聞、週刊誌(夕刊紙!)、ネットニュースなどの情報を鵜呑みにしてしまう人ですね。

 

直近の話ですが、今年はコロナウィルス感染拡大の影響によって、株式相場は大荒れでした(今年はまだ終わっておらず、もっとすごいことが起こる可能性もたっぷり残っていますが。。)。

今年(2020年)の2月に、2万3千円台だった日経平均株価は、3月には1万6千円台をつけるという急落を演じました。

週刊誌などには、さらなる暴落をあおる記事も見かけましたが、その後の株価は、ご存知の通り、9月に暴落前の水準である2万3千円台に回復しました。

 

投資に向いていない方は、急落時のこういったニュースをみて、「あ~怖い。やっぱり投資なんかしなくてよかった」といった感想を持ってしまう人ですね。

逆に向いている方であれば、コロナの影響で株式相場が荒れているといったニュースに接した時には、「ひょっとして投資のチャンスが巡ってきたのかも?」と考える人だと思います。

 

人の行く裏に道あり花の山

 

相場の世界には、沢山の格言があって、投資家にいろいろなヒントを与えてくれるものがあります。

 

その相場格言の中でも、もっとも有名なものの一つがタイトルに挙げた「人の行く裏に道あり花の山」です。

意味としては、人が沢山通っている道とは、別の裏の道にきれいな花の山があるのだから、人が行く道と同じ道を行っていたのでは、利益は得られない、というようなものです。

 

先のコロナショックの例で言えば、投資をしていて、3月のコロナ感染拡大が日に日に強まっていき、底の知れないほどの恐怖感を人々が味わっていたときに、ニュースに踊らされて、同じように恐怖して、保有していた株式や為替などのポジション(持ち高)を全部売却して、換金してしまった(損切りしてしまった)ような方は、なかなか利益が得られないかもしれません。

往々にして、そういった方も、感染拡大の第一報の時点では、不安を感じつつも動き出せず(この時期に撤退していれば、傷は浅い)に、暴落のピークの時期に大慌てで全部売却して、大やけどを負ってしまうといったパターンが良く見られます。

(こういったパニック的な行動は、ある程度の経験を積めば、暴落相場になれることで、修正することができるようになります。
経験しているのに、毎度同じように、パニックになって損切をしているという方は、向いていない方かも知れません。)

 

私自身は、コロナショック時には、現物として持っている株式については、売却せずに保有し続け、逆に、安値を付けていた株をいくつか購入することが出来ました。
(ですが、信用取引を使って、短期の利益を狙おうとして、損してしまいましたが。。)

その意味で、投資に向いている人とは、人が行く道とは、あえて別の道を選ぶちょっとひねくれた精神と勇気の持ち主、ということができるかもしれませんね。

 

少し長くなって参りましたので、続きは、次回にお話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

【昨日のできごと】

3:29起床。
いつも3:30にガラケーのタイマーをセットしているのですが、ちょうど1分前に自然に目が覚めました。この1分前というのが、めちゃめちゃ嬉しいですね。

早朝は、いつもどおりのルーティン後に、FP2級の勉強を。
社会保険についての練習問題です。3級のときは、選択肢が3つでしたが、2級は選択肢が4つになりますから、適当に答えても当たる確率は下がりますね。
その後、漢字検定2級の勉強を少し。漢字を勉強している時間が、一日の中で一番楽しい時間になりつつある私です。

朝は、私の部屋の西日対策に、ロールカーテンの設置。西日に悩みながらも我慢しつつ、約3年。あまりにも遅いカーテンの今さらながらの設置でした。
その後、義理の母にもらった茎ごとの枝豆を茎から外す作業を。これが思った以上に大変でビックリ。今までの人生で、膨大な量の枝豆を食べてきましたが、こんなに大変な収穫作業があるとは、思いもしませんでした。。

その後、ジョギング、ブログ執筆、お迎えという一日でした。

 

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株式投資にビギナーズラックはあるのか?②

13年間に、適当にはじめた株。

ビギナーズラックによって、勝利を収めた私。

でしたが。。

 

 

前回は、株式投資にビギナーズラックはあるのか?

という問題を私自身の経験から、お話しさせていただきました。

 

株式投資にビギナーズラックはあるのか?①

 

今回は、この話しの続きです。

 

ビギナーズラックの後は、どうなったか?

 

13年前の2007年に、楽天とサイバーエージェントというIT業界の株式を購入して、短期間で利益を獲得することに成功した私。

その後は、倍々ゲームで利益を確定させて、あっという間に、運用資産は、1億円を超えて、、といきたかったのですが、現実はそんなに甘くはありません。

所詮、私のような素人が、自分勝手な相場観を振りかざして、株をバタバタと頻繁に売買してみても、得られる利益は、大したものが無いのです。

 

2007年から2011年までの売買の記録をさかのぼってみると、

 

 

ちょっと見ずらい表で申し訳ないです。

下から、2007年は、ビギナーズラックもあり、年間で89,926円の利益を出すことができました(右側は源泉税:まだ10%だった時代ですね。)

ところが、2008年~2010年の間は、負けが続き、3年間で45万円の損失を出してしまいました。

ただし、この時期には、リーマン・ショック(2008年)があり、相場環境があまり良くなかった頃でもありました。

逆に言うと、よくこの程度の損で済んだなと、今から見ると不思議に思います。

 

信用取引もダメ、FXもダメ

 

私は、株の信用取引(株式の現物を担保にして、投資資金以上の株式を買うことができる投資手法)にも手を出していて、短期で売買をしていましたが、結果的に失敗に終わっています。

また、リーマン・ショックを経て、私の所属していた外国為替証拠金取引の会社のお客様も会社自体も大打撃を受けて、私は退職の道を選びました。

そこで、在職時には封印されていた、FX(外国為替証拠金取引)にも挑戦したのですが、株式投資以上の大惨劇で、2011年の東日本大震災のときに、100万円以上の損失を出すという、大失敗をしてしまいました。

 

もし私が、仮に長期投資家であったなら

 

私の当時の職場(外国為替証拠金取引の営業)では、短期売買をお客様におすすめしていたこともあり、短期売買の癖がなかなか抜けませんでした。

ですが、何年かして、結果が出ていないことが分かってくると、だんだんと「このままでは、勝てないな。方法を変えなくては」と気づくようになりました。
(遅すぎですが。。)

そこで、投資に関する書籍を読み漁り、株式投資家の間で「神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットの著作等も読みました。

これといって、傾倒した本はなかったのですが、私なりに様々な本を解釈したところは、

 

① 個人投資家は、ヘッジファンドなどの機関投資家と短期売買で競い合ったって勝てっこない

② 個人投資家は、機関投資家と違って短期で成果を上げる必要がないのだから、じっくり長期戦で戦えば良い

 

という発想です。

①に関しては、デイトレーダーといって、自宅にパソコン・モニターを10台くらい並べて、超短期売買を繰り返す個人投資家たちが良く話題になっていましたが、私にはそのような才覚も時間もないことから、無理だな、と気づきました。

また、②の長期で戦う、ということは、短期で売買せずに配当や株主優待をもらいながらじっくりと、値上がり益を狙っていけば良い、ということが、5年間の投資経験で分かってきました。

 

あの銘柄の現在は?

 

さて、そこで、もし仮に私が投資を初めた当時から、長期投資家だったとしたら、どうか?

そんなことを良く考えています。

 

2007年当時、1株4万円程度で変えていた楽天とサイバーエージェントの現在は?

 

楽天の現在の株価は、1,232円です。
(売買単位が1株から100株に変わっています)

仮に、13年間ずっと保有していれば、4万円が12万円なっていました。

 

サイバーエージェントの現在の株価は、6,660円です。
(売買単位が1株から100株に変わっています)

仮に13年間ずっと保有していれば、4万円が66万円になっていました。

実に16.5倍になっていたことになります。

 

もし仮に保有できていれば、、の話ですが、長期保有することのメリットは、少しご理解いただけたでしょうか?

(ちなみに、長期保有している最中に、配当金を受け取ることもできますので、実際の投資パフォーマンスは、もっと良いということなります。)

 

株式投資は、現物を保有するだけであれば、投下資金以上に損をすることは無いのに対して、投下資金の倍以上になることは、ザラにあります。
(私も投下資金の10倍以上の含み益を抱えている銘柄があります。)

そのように考えると、やらなきゃ損!となりませんか?

そうはいっても、損するのは、やっぱり怖い、となりますかね。

 

次回は、株式投資に向いている人について、お話してみたいと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
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【昨日のできごと】

2:15起床。
昨日、ブログを書き上げることが出来なかったので、早起きです。
FP2級の勉強は、損保の税金について。生命保険料控除や地震保険料控除の所得税や住民税の控除金額の上限は、どのようにして決めたのか?考えてみると不思議ですね。ちょっと調べると、改正を求める動きもあるみたいですね。
その後、漢字の勉強をして、ブログの加筆とアップ。

子供たちを送ってからは、洗車。
ここのところの悪天候でだいぶ泥跳ねしていた上に、昨日、子供のサッカー大会での駐車場がキンモクセイの木の下だったことから、車がキンモクセイの花だらけになってしまったため。スパイクの泥で汚れた車内まで清掃したら、1時間半もかかってしまいました。

その後、11キロランニング。中4日で休足十分、先週金曜日には、スイムを1キロこなしていたため、足のコンディションが絶好調でした。タイムは、50:47。目先は、50分切りを目指そうと思います。

その後、昼寝をしてブログ執筆、子供のお迎え、という一日でした。

 

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株式投資にビギナーズラックはあるのか?①

13年前に、良く調べもせずに株をはじめて買いました。

その結果、どうなったかを公開してみたいと思います。

 

 

株式投資と私

 

私が株式投資をはじめたのは、今から13年前(2007年)の9月、私が32才のときでした。

株式投資をはじめるにあたって、私の手元に潤沢な資金があったわけではなく、貯金は数十万円しかないような状態で、投資をはじめました。
(正確には覚えていませんが、下手すると、もっと少なかったかもしれません)

株式投資の経験が無い方や興味があまり無い方は、株を買うのにどのくらいのお金がかかるか?ご存じない方も多いかもしれませんね。

とはいえ、今の時代には、少額投資やポイント運用のアプリなどの広告もよく目にしますから、「株式投資=お金がかかる」というイメージもだいぶ薄らいだかもしれません。

 

ともかく、株を買うのにそんなにお金はかかりません。
(もちろん、何百万円も投資しないといけない任天堂やファーストリテイリングといった銘柄もありますが。。)

お金がそんなになくても、はじめられるので、まだ投資をしたことがない、という方には、ぜひこの機会に少しづつでも、初めていただけたら、と思います。

 

私が13年前に初めて買った株は

 

株式投資を始めるにあたって、どんな銘柄から始めるか?

日本で上場されている会社の株式の総数は、3,000銘柄以上と言われているため、「何を選んだらよいか?」良く分からない、という方が多いことと存じます。

私自身、株式投資を始めて13年経った今でも、3,000銘柄のうちのほとんどを取引したことがありませんし、どんな会社かもよく分からない、というのが実際です(実際、取引した銘柄は、数えたことはありませんが、200銘柄くらいだろうと思います)。

 

ちなみに私が13年前に、初めて買った株は、「サイバーエージェント」と「楽天」でした。

どちらも、1株あたり4万円ぐらいでしたね。

ですので、初めての株式は、8万円ちょっとを投資した、ということになります。

 

 

この二つの銘柄を購入するにあたって、事前になにかしっかりと調べていたのかというと、そんなことはありません。

なんとなく、「IT企業=かっこいい、急成長している」だろう、という漠然としたイメージだけで、とりあえず買ってみることにしたのです。
(サイバーの社長の藤田さんは、女優さんと結婚したりして、スターでしたね)

 

この投資の結果は、どうなったか。

 

 

楽天は、1ヶ月後に、約15,000円の利益を出すことに成功したようです。

40,000円の投資に対して、15,000円の利益を出すことができたので、37.5%の運用益をたったの1ヶ月ちょっとで、ゲットしたのですから、自分で言うのもなんですが、かなりうまい取引ですね。

 

 

もう一つのサイバーエージェントは、ちょっと後に、74,400円で売っているようです。

こちらも34,000円ちょっとの利益がでているはずなのですが、2株売却しているので、サイバーをもう1株購入して、あとに買った株は損しているみたいですね。

それでも、相殺して、25,000円の利益を出しているようです。

こちらも短期間で効率的に、運用できていますね。

なぜ、この時期に買ったのか、よく覚えていないのですが、良いタイミングで買っていたのだろうと思います。

 

ですので、私の場合、株式投資でビギナーズラックはありました

 

 

金融会社で営業マンをしていた日々

 

ただし、私の場合は、株式投資の知識はまっさらでしたが、投資に関する知識は当時、割とあったのです。

 

と言いますのも、私は大学をゆっくり時間をかけて、26才のときに卒業して、金融会社の営業マンとして6年ほど、仕事をしていました。

金の先物取引や、外国為替証拠金取引(FX)の営業マンとして、NYダウや日経平均株価は、毎日チェックしていましたし、お客様にその日あった、国内外のマーケットのニュースを伝えるのが仕事だったので、日本経済新聞を読み、為替や先物のチャート(値段が推移している様子をまとめたグラフです)などの日々のマーケット情報に、どっぷり浸っていました。

ですが、そんな情報を集めて、相場を見ていても、自分の予想が必ず当たるというわけではなく、むしろ、知れば知るほど、相場が上がるか下がるかなんて、分からない、という感覚だったと思います。

 

ですが、当時は、外国為替証拠金取引はブームでしたので、かなり多くのお客様が、儲かっている現状を目の当たりにしていたので、自分自身もなにか取引したいな、という希望はありました。

残念ながら、私のような外務員(営業マン)は、外国為替を取引してはいけない、というルールがあったため、やむなく株をはじめた、という経緯もあります。

 

少し長くなってきましたので、続きは次回、お話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

【昨日のできごと】

4:20起床。前日に昼寝できなかったしわ寄せで、遅起きになってしましました。
FP2級は、損害保険について。損保もいろいろな種類がありますね。私は、損保も最低限のものしか加入していないので、正直、興味がない分野ではあります。

今日は、長男(小学2年生)のサッカーの練習試合で、埼玉県川口市まで遠征。
3年生メインの試合の中で、2年生はメンバーが少ない(全6人)ので、混ぜていただいています。
今日は、5チームが参加して、一日中試合をしたので、トータル10試合以上こなしました。わが子のチームは、ドリブル主体のサッカーをするのが方針なのですが、敵チームのカウンターのパスにで何度となく失点し、苦しい展開でした。
長男も何度もドリブルで仕掛ける場面はありましたが、ゴールには至らず。残念でした。

夕方17時過ぎに帰ってきて、そこから、大急ぎでブログ執筆、という一日でした。

 

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