従業員持株会
どのように使えば良いのでしょうか?
前回の投稿では、従業員持株会の従業員にとってのデメリットについて、お話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
どのくらい貯まるのか?
従業員持株会の制度は、社会に出たてで貯蓄習慣がなくもちろん投資経験もないフレッシュな社会人に向いています。
そういった方が、まずはお金を貯める練習として、はじめてみるのは悪くないと思います。
私の場合は、まずは最低額の月額3,000円から始めてみて、少し余裕が出てきたところで5,000円に増やし、仕事や生活が安定してきた入社3年目くらいからは、1万円に増やしていきました。
その結果として、最終的には勤務していた7年間で100万円弱の持ち株を積み立てることができました。
その間、まったく努力しているという感じはなく、自然に貯まっていったという感覚なので、やはり給料からの天引きというのは有効ですね。
実際の運用成果は?
無理なく自然に貯めることができた持株会。
貯める段階までは良しとしても、その後のことも気になりますよね。
↑こちらは、私が実際に売却した自社株の結果です。
なんと7年間かけて購入した1,900株を3年かけてすべて売却したところ、461,889円の損失になっていました。
これは、正直この記事を書くまで認識していなかったので、ちょっとびっくりですね。
96万円貯めたのに46万円の損失ですので、これはけっこうな失敗です。
やはり持株会は危険かも
前回の投稿でもお話した通り、持株会の最大のデメリットは会社の業績が傾いてしまったときのダブルパンチです。
実際に私が良い例です。
私の場合は、リーマンショックでお客さんが資産を失い、私自身も顧客基盤をなくしてしまったため、望まない名古屋支店への転勤という話になりました。
すでに簿記3級の勉強を開始していて、別の道を探ろうとしていた私は、この転勤話(実質は部署異動も兼ねた左遷でした)にはのらず、自主退職の道を選びました。
名古屋には興味があるので、一度住んでみたかったんですが。。
退職したことで当然収入はゼロになってしまった上に、唯一の資産であった従業員持株会の積み立ても、価値が半分になってしまっていました。
客観的に見ると、キャリア形成も資産形成もどちらも失敗した形です。
(ここから税理士を目指して勉強をしつつ、株主優待投資をして人生の逆転を図っていく過程を描いているのが当ブログ=私の人生です。)
このように従業員持株会による資産運用は、勤務先の会社と一蓮托生の運命共同体になってしまうので、かなりのハイリスクです。
会社の役員クラスであれば、経営に関与しつつ、会社にフルベット(全額投資)する人生もありかもしれません。
むしろそういった方こそ、会社にフルベットして背水の陣で勝負、という考え方もあり(私はそれも勧めませんが)ですね。
ですが年若い社会人の方が、そこまで会社に人生を預ける必要はありません。
実際に失敗した私が言うのですから間違いありません(笑)。
当ブログなども参考にしつつ、従業員持株会以外の資産運用方法を見つけていただけると幸いです。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
4:30起床。
シャワーを浴びて、ブログの投稿から。
子どもたちを送り出して、15分ほど草むしり。
この時期の雑草はあっという間に大きくなってしまうので、地道に抜いていきます。
少し休憩をして、仕事に。
事業復活支援金の申請を1件。
なかなか手間がかかる作業ですが、もらえる額は大きいのでスルーできませんね。
お昼には、床屋さんに行ってカットを。
ずっと1,000円カットに行っていましたが、ここ数年は、カット+シャンプー+シェービングで2,100円というお店に行ってきます。
個人営業の1,000円カット店は、開店当初は丁寧でいい感じなんですが、だんだんお客さんがついてくると、サービスの質が下がる(カットが雑になる)んですよね。
これは、きっと開業税理士も同じでしょうね。
他山の石としたいところです。
その後、ランチは床屋さんのそばの渋い町中華で、四川タンタンメンをオーダー。
まあまあおいしかったですが、特に面白みはなくリピートする必要はないレベルですね。
メニューが50種類くらいあったので、別メニューを試して見たいとは思いました。
これからも地元のお店をコツコツ食べ歩いて行こうと思います。
午後にも事業復活支援金の仕事をして、子どもの宿題をチェック。
夕方は、子どものサッカーの送迎と連絡など、という一日でした。
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