「AFP認定者」登録手続きが完了しました

AFP認定者の登録手続きが完了しました。

 

 

 

前回のFP関係の投稿では、AFP認定研修について、5回にわたって詳しくお話しさせていただきました。

 

AFP認定研修を修了しました

 

今回は、その後のAFP登録について、お話しさせていただこうと思います。

 

登録するともらえるもの

 

AFP認定者の登録をすると、2週間ほどでいろいろなものが送られて来ました。

 

 

1つ目は、「AFP」とデザインされたバッジです。

 

今まで、バッジとは縁のない人生を歩んできましたが、約2週間前に税理士バッジをゲットしたばかりなのに、またしても資格のバッジをゲットです。

なんだか不思議ですね。

 

ちなみにAFPとは、Affiliated Financial Planner の略です。

Affiliatedとは「提携している、関連のある、支部の」といった意味です。

よくブログでアフィリエイト広告というものがあると思いますが、ブログの記事と関連している広告ということですかね。

 

 

次に、認定証AFPライセンスカードです。

認定証は額に入れて、飾ってしまいたくなりますね。

事務所を構えている方であれば、額に入れて応接ブースにかざっておけば、それっぽい雰囲気は出ると思います。

 

AFPのライセンスカードは、「業務遂行時には必ず携行し、顧客からの求めがあれば、提示してください」と裏書きにありました。

あえてみせる必要もないでしょうが、FP業務のお客様に初見で名刺交換したついでなどに、ちらっと提示しても良いのかもしれません。

 

多分、お客様はこういったカードがあることをご存知の方は少ないと思いますので、「なるほど、こういうカードがあるんですね」とアイスブレイクのネタになるかもしれません。

ちなみにアイスブレイクとは、初対面の人同士が合うときに緊張の色をほぐすための方法のことです。

 

FPジャーナルという月刊誌

 

先の3点が、AFP登録時にいただけるものの中で、重要なものです。

その他に、FPジャーナルという月間の業界紙がついていました。

 

 

A4版でカラー印刷、100ページ程度の雑誌です。

受験予備校の広告(雑誌のトーンは全体的に、CFP受験を勧めています)なども入っているので、私にとっては、懐かしい雰囲気の雑誌です。

「資格の学校」TACの毎月もらえる受験情報誌のもう少し立派になった感じ、とでもいうのでしょうか。

 

 

 

 

特に「FP3人がケース別に考える」という実務家FPのアドバイス情報の記事は、実務経験が無い方にとっては、かなり参考になりそうです。

 

 

他にも「金投資の基礎知識」という記事を見てみると、金投資の営業(!?)をしていた私から見ても、けっこう難しい解説記事が充実していたりします。

FPスキル・情報のアップデートに使えそうな雑誌です。

 

登録する必要がある人

 

前回のAFP認定研修では、研修(8,000円足らず)のコストパフォーマンスが良いことをお伝えしました。

ですが、研修を終えて、登録となると、費用がまたさらにかかってきます。

入会金は、1万円

年会費は、12,000円です。

 

どちらも、びっくりするような金額ではありませんが、年会費は地味に効いてくる出費だと思います。

 

この登録をすることで、毎月、先程のFPジャーナルが届きます。

考えようによっては、年会費はこの雑誌の購読料のようなものです。

その他にも、他のFPの方との交流や、顧客紹介といったメリットもあるようですが、今後、私が経験するようなものがあればご報告いたします。

 

ちなみに、この雑誌は市販されていないのですが、日本FP協会に問い合わせると、送料無料で330円(安い!)で送ってもらえるようです。

FPジャーナル バックナンバー

 

雑誌目的であれば、この問い合わせだけで十分のような気もしますね。

 

以前にも書きましたが、AFPの登録をしないとCFP(AFPの上級資格)の受験ができませんので、私はとりあえず登録しました。

 

登録をやめる方もいます

 

私の知る税理士の方でも、AFPを登録したけれど、実際にはFPの活動をしないし、年会費がかかる(けど、雑誌は読まない)ので、AFPの登録をやめた、という方もいます。

私自身も今後ずっとFP関係の勉強や仕事をしていくのか、まだ方向が定まっていないというのが実際です。

ですが、税務・会計に関する知識にとどまらず、広くお金に関する知識を増やして、お客様の暮らしやビジネスに役立てていきたいという思いはありますので、もうすこし、このFPの勉強をすすめていたきたいと考えています。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

2:49起床。
いつもどおり朝勉からスタート。
今日も補助金のチェック。色々見ていくと、やっぱり日本ってすごいなと思いますね。
CFPはライフ→不動産→金融と。
最近、一日に3科目勉強する気力がなく、2科目に減らしていたのですが、今日は久しぶりに3科目できました。

午前中は、税理士業の開業届の作成。
本来であれば、5分程度でできる作業ですが、パソコンの通信が途絶えたり、プリンターが止まったりして、思わぬ苦戦を強いられました。
早く快適な税務ソフトを入手して、電子申告をしたいところです。

午後は、プリンターの設定とブログの執筆をして、税務署・県税事務所・市役所に開業届を提出。どこも近いので、車で30分程度で回れました。

夕方は、お迎えの後に、ブログの加筆、という一日でした。

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AFP認定研修を修了しました⑤ 提案内容の効果について 続

ファイナンシャルプランナー(AFP研修)の提案書作成。

いよいよ大詰めです。

 

 

 

前回の投稿では、AFP研修の提案書作成での、解決策について、お話しさせていただきました。

 

AFP認定研修を修了しました④ 提案内容の効果について

 

今回は、その続きからお話しさせていただこうと思います。

 

解決策の柱は、残り2つ

 

前々回に見たとおり、AFP研修の課題で与えられた家族の問題点に対する解決策は、次の4点でした。

 

① 住宅ローンは繰り上げ返済

② 生命保険(定期保険)は一部解約

③ 金融商品は、一部を積極運用

④ 医療保障がある保険を新たに追加

 

①と②については、すでに前回の投稿で確認済ですので、今回は④から先に、お話をさせていただこうと思います。

 

入院保証特約の解約と終身医療保険への加入

 

今回の課題のご依頼者は、見直し前には、入院保障特約にも加入されていていました。

 

保険金額 毎月保険料
終身保険 300万円 7,470円
定期保険特約 5,700万円 37,050円
入院保障特約 日額10,000円 4,120円
合計 48,640円

 

この入院保障特約による医療保障は、65歳まででなくなるタイプのもので、更新することで80歳まで更新できるものでした。

ですが、更新すると65歳の時点で保険料が再計算され、高額な保険料になることが予想されていました。

 

そこで、この入院保障特約はいったん解約し、新しく終身医療保険に加入するプランを提案しています。

終身医療保険については、なるべく若い段階で加入したほうが保険料が安くなるメリットもあるようです。

 

この結果、保険料負担は、月額で36,230円、年額で434,760円の減となり、家計負担が大幅に軽くなり、保証も厚くなりました。

 

見直し前の保険料負担 48,640 円/月 583,680円/年
見直し後の保険料負担 12,410 円/月 148,920円/年
負担軽減額 36,230円/月 434,760円/年

 

この提案のように、ただ保険のコストカットを提案するだけでなく、必要に応じて、改めて保証の厚いものに乗り換える提案というのも、ご依頼者の信頼を得るために必要かと思います。

 

金融商品は、一部を積極運用

 

今回の課題では、ご依頼者は資産の管理に関しても、疑問をお持ちのようでした。

実際の資産の状況はこちら↓

 

対策前の保有資産
普通預金(TM銀行) 850万円
貯蓄預金(TM銀行) 700万円
定期預金(CH銀行) 200万円
米ドル定期預金 230万円
NS株式 200万円
DW日本債券ファンド 220万円
合計 2400万円

 

トータル2,400万円の金融資産を保有していることは大変素晴らしいのですが、預金(普通・定期・貯蓄)だけで、1,750万円にも及んでいるのは、ちょっともったいないですね。

また、TM銀行に普通+定期で1,550万円も預けていることから、ペイオフ(預金保険制度によって保護されるのは元本1,000万円とその利息のみ)の対象外になってしまうため、危険です。

そこで、今回の課題では、前回にみた住宅ローンの繰り上げ返済をこの預金を利用して行うことにしました。

それによりペイオフの対象外になるリスクは回避され、住宅ローンの負担も解消されました。

 

そして、提案例は↓↓

 

対策前の保有資産 ご提案するポートフォリオ 備考
普通預金(TM銀行) 850万円 普通預金 546万円 住宅ローン繰上げ返済
貯蓄預金(TM銀行) 700万円 貯蓄預金 400万円 住宅ローン繰上げ返済
定期預金 200万円 定期預金 200万円 変更なし
米ドル定期預金 230万円 米ドル定期預金 230万円 変更なし
NS株式 200万円 NS株式 200万円 変更なし
DW日本債券ファンド 220万円 アクティブ型の株式投資信託 220万円

 

預金以外の金融商品では、日本債券ファンドをアクティブ型の株式投資信託に変更、という提案ですね。

個人的な感想としては、「ちょっと大人しすぎるかな」と思う(NS株式が何かよく分からないですが)のですが、ご依頼者の投資経験や性格をイメージすると、このくらいが無難ではありますね。

 

リスクは若いうちにとりたい

 

よく「退職金を利用して、株式投資やFXでも」と投資を初めるという話しを伺いますが、こういったリスク資産で運用を始めるのは、60歳からでは遅すぎる、というのが私の本音です。

遅すぎることはないのですが、60歳から積極運用をするのであれば、お仕事はリタイアしないで、収入減になっても働きつつ、働いて得た収入の中から、リスク資産で運用をしたほうが良いと考えます。

 

今回のご依頼者のように定年間近の方で、その後働かずにリタイアされる方は、大きなリスクを取るよりも、すでに築いてきた資産を安全に守ることが最重要です。

逆に若い方には、リスクをとって、楽しみながら投資スキルを上げて磨いていただきたいと思います。

 

提案書作成を学ぶことができたことは、大きな収穫

 

以上、5回にわたってAFP研修について、お伝えしてまいりました。

 

この研修は、座学の研修とは違い、実際に手を動かして、提案書の作成までを行いますので、その作成過程を体感することが出来る点で、知識が血肉となる実感がありました。

また、研修では、提案書のフォーマットを入手できますので、このフォーマットをベースにして、今後のFP実務に活かして行くことも可能です。

 

FP資格は、2級でおしまいにする方も多いと思いますが、せっかくですので、AFPまで踏み込んで、勉強してみてはいかがでしょうか。

私の感覚では、AFP資格はかなりコスパの良い(1万円未満の割に学ぶところ大)資格であったと感じています。

 

日本FP協会 AFP認定研修の検索

 

AFP登録となると、会費や更新料もかかるため負担はそれなりに重いですが、実務をする必要のない方は、登録はしなくても大丈夫です。

その点は、また今後の投稿で、お話しさせていただく予定です。

また、私はAFPの先のCFPにチャレンジしています。

そちらも、今後の投稿で、お話しさせていただきます。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

2:26起床。
早すぎなのですが、今日は、4時から海外サッカー観戦のため、やむなく(しかしワクワク)。

朝勉は、CFPのみ。
4時までに、ライフの問題集を解き、4時からはWOWOWでサッカー観戦。
ハーフタイムに不動産の問題を解き、試合終了後に金融の問題を解きました。

肝心の試合は、私が応援するレアル・マドリードがリバプールに3対1で勝利。
今年のリバプールは、それほどリーグでも調子が良くない印象でしたが、今日はマドリーの良さが際立ちました。
特に、2ゴールのヴィニシウス選手、今まではドリブル突破では魅せるものの、最後のフィニッシュで失敗するパターンが多かったのですが、今日の落ち着き払ったシュートで、一皮向けた印象です。

今年のチームでは、バイエルンやPSG、マンチェスター・シティには勝てないと思っていましたが、今日の出来だと、マドリーのCL制覇の夢が見えてきたような。。
さらに週末には、クラシコ(VSバルセロナ、伝統の一戦)を控え、ワクワクが止まりません。

さて、午前中は、子供の最後の春休みを満喫すべく公園に。
遊具の新しい公園(私の母校の小学校のそば)で遊び、盛り上がりました。

夕方は、グラウンドで長男・次男とサッカーミニゲーム。
その後にブログ執筆、夕飯の準備、という一日でした。

 

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AFP認定研修を修了しました④ 提案内容の効果について

ファイナンシャルプランナー(AFP研修)の提案書作成。

プラン見直し後の解決策の効果は?

 

 

前回の投稿では、AFP研修の提案書作成における架空の家族の問題点と解決策について、お話しさせていただきました。

 

AFP認定研修を修了しました③ 提案書の内容について

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

解決策の柱は、4点

 

前回見たとおり、AFP研修の課題で与えられた家族の問題点に対する解決策は、次の4点でした。

 

① 住宅ローンは繰り上げ返済

② 生命保険(定期保険)は一部解約

③ 金融商品は、一部を積極運用

④ 医療保障がある保険を新たに追加

 

それでは、順をおって、これらの効果がどのくらいあったのか、確認してみたいと思います。

住宅ローンの繰り上げ返済による効果は絶大

 

課題のご依頼者の家族では、住宅ローンの返済が定年退職(60歳)後の71歳まで続くため、無収入の期間(60歳~65歳)の収支を悪化させる要因になっていました。

この課題の設定では、ご依頼者は、退職金が2000万円以上出て(今の時代に、サラリーマンでこれだけの退職金をもらえる方は、かなり希少かもしれませんが)、現金預金が潤沢であることから、この潤沢な現金預金を使って、住宅ローンの繰り上げ返済を2回に渡ってダイナミックに行いました。

 

実行時期 繰上げ返済充当額 返済短縮期間 利息軽減額
2020年6月 6,038,144円 5年3ヵ月    1,729,441円
2021年12月 7,905,259円 5年9ヵ月     602,096円
合計 13,943,403円 11年0ヵ月    2,331,537円

 

退職金を繰り上げ返済に回すことで、返済期間を一気に縮め、
利息の軽減額は約233万円に及びました。

 

この計算過程は、エクセルで作成された償還予定表を使って計算することができます。

 

 

もしこの繰り上げ返済という方法について、ご存じない方がいたとしたら、それだけでこの提案は値千金ですね。

うちの父親も、住宅ローンを退職金で一括返済していましたので、この方法はわりと一般的な方法だと思います。

 

生命保険が必要かを確認

 

次の提案は、生命保険についてです。

 

ご依頼者は、見直し前のプランでは、生命保険に加入していました。

その内容は、

 

保険金額 毎月保険料
終身保険 300万円 7,470円
定期保険特約 5,700万円 37,050円
入院保障特約 日額10,000円 4,120円
合計 48,640円

 

というものでした。

定期保険特約の保険金額5,700万円が際立って大きいですね。

本当にそんなに大きな保証が必要なのか、疑問があって当然です。

 

そこで、この提案書では、ご依頼者に万が一(亡くなった)のことがあったときのことを考えて、シミュレーションすることになります。

 

必要な支出を計算

 

まず、ご依頼者が亡くなってしまった後に、必要になる支出について、計算をしていきます。

ここでは、詳細を省いて結論だけを掲載します。

 

①基本生活費 4,296万円
②教育費 1,128万円
③予備資金 80万円
④その他資金 500万円
合計 6,004万円

 

これだけ見ると、極めて大雑把な試算のように見えますが、実際の試算はエクセルを用いて、もっと丁寧に計算されています。

その部分がノウハウですので、ここですべてを開示することはできません。

 

収入を計算

 

また、その逆に収入についても計算していきます。

ここでも、経費同様に、結論だけを掲載するにとどめます。

 

⑤公的年金からの遺族給付 5,983万円
⑥死亡退職金 2,000万円
⑦保有する金融資産 1,796万円
⑧妻のパート収入 120万円
合計 9,899万円

 

いろいろな保険に加入される方の心理として、とりあえず保険に入っておけば安心、ということで、保険の内容も良く分からないままに入ってしまっている方いると思います。

 

一家の大黒柱が亡くなる=収入がゼロになる=暮らしが成り立たない

 

というなんとなくのイメージが先行して、保険に入ってしまう、という方が多いのだと思います。

かくいう私も、若かった20代のころは、付き合いのあった保険屋さんに勧められるままに、なんだか良く分からない保険に入り、毎年20万円近くも保険を払っていました。

 

このご依頼者の場合、実際に亡くなったときの試算をしてみると、収入も思いほか多いのです。

 

特に、⑤の公的年金からの遺族給付が充実していて、心強いですね。

この計算過程も提案書内の別ページでしっかりと細かく計算されています。

遺族基礎年金遺族厚生年金老齢基礎年金といった遺族給付は、私もあまり知識がなく、勉強になった部分です。

このあたりは、FPの勉強の中でも、最も複雑で理解しにくい部分と思われます。

ですが、この提案書の肝の部分でもあるので、しっかり理解して説明する必要がありますね。

 

結果として、生命保険を減らすことに

 

上記の計算の結果、思いの外、収入が多かったことから、生命保険を一部解約することになります。

定期保険特約の部分は、過剰な保険であることが判明したので、この時点で解約することをご提案します。

毎月の保険料が、3.7万円ダウンするので、かなり楽になりますね。

 

少し長くなってきましたので、続きは次回にお話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

2:20起床。
前日にブログを書き上げることができなかったので、超早起きです。
また、TwitterとFacebookにて、税理士バッチをもらったことをことを報告して、たくさんの方からお祝いのコメントをいただいていたので、そのお返しも必要があり、ワクワクの早起きです。

朝勉もいつもどおり税務雑誌のチェックから。
雑誌の記事もボリュームが多いので、とりあえず自分に必要がありそうなところから拾い読みをしています。

CFPは、ライフ→金融→不動産の順に。
いつも金融を最後に持ってくると、金融の勉強量が落ちるので、順番を入れ替えてみました。
そして、書きかけのブログを加筆して、アップ。

今日は、子どもたちが春休みのワンオペデイ。
午前中は、お弁当を作って、公園に。
三男が寒さのあまり、帰りたがったため、あまり遊べず。
午後は、昼寝のあとに、再度、近所の公園に行きました。

夕方は、ブログ執筆と夕飯の支度(キーマカレー)という一日でした。

 

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AFP認定研修を修了しました③ 提案書の内容について

ファイナンシャルプランナー(AFP研修)の提案書作成にトライ。

プランの見直しで、どのような解決策があるのでしょうか?

 

 

前回の投稿では、AFP研修の提案書作成にかかる時間について、お話しさせていただきました。

 

AFP認定研修を修了しました② 提案書の作成について

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

提案書課題の家族は、4人家族

 

提案書の課題では、架空のご依頼者の家族のプロフィールが与えられます。

 

おそらくどの講座でも、父(ご依頼者)・母・長男・長女4人家族の設定になっているだろうと思います。

そして、サラリーマンである父の定年退職や長男・長女の高校・大学進学、結婚といったライフプランもほぼ共通でしょうね。

 

こういった一般的なファミリー像を想定(今の時代の家族は、いろんなかたちがあると思いますが)して、プランニングをしていきます。

 

 

↑このようなキャッシュフロー表もエクセルで与えられます。

キャッシュフロー表には、家族それぞれの年齢の移り変わりとともに、収入や出費、資産の状況が一覧で、わかりやすくまとまっています。

 

こうして超ロングスパンの表で家族の人生を眺めていくと、人生の各ステージで必要になるお金がある程度、見通すことができるんだなぁということに、改めて気づきますね。

実際は、数字通りにきれいに行かなくて、私のように大学受験に失敗し、2年も浪人して、入学後に2年も留年するような放蕩息子がいたりするんですが。。
また、税理士試験になかなか受からなくて、数百万円もかけて大学院に行かなくてはならない(その上、仕事まで退職してしまう)お父さん(私)がいたりもします。。

 

こんなにかかるのか、とビックリする方もいるでしょうし、意外とかからないんだね、と思われる方もいると思います。

 

いずれにしても、頭の中で漠然と、

高校に入ったら年50万円くらいかな?
私立文系の大学に行ったら年100万円くらいかな?

と考えていたことが、数字でクリアになるのは、良いことだと思います。

 

提案書の家族の問題点は?

 

提案書の家族の問題点は、解説動画の中で講師の方が教えてくれました。

 

① 2039年以降金融資産の合計残高がマイナスになっている

② 退職後の住宅ローンの返済・生命保険料の負担が重い

③ 金融商品の運用がされていない

④ 父・母の生命保険の医療保障が少ない

 

では、その中身について、少しだけ見てみましょう。

 

まず、①の将来の金融資産の合計ですが、依頼者が78歳である2039年に金融資産がマイナスになるのが現状のプランでした。

78歳ではまだまだ余命があるでしょうから、このプランではさすがに不安になりますよね。

 

また、②については、ご依頼者が定年退職(60歳)後に年金がもらえる(65歳)までの5年間の無収入期間にも、住宅ローンの返済と生命保険の支払が継続して続くことも、不安の要素になると思います。

 

③は、ご依頼者の資産が普通預金や貯蓄預金に偏っていて、このような資産配分で良いのだろうか?と疑問に思っている、という設定でした。

 

④は、現在加入している生命保険が、果たして適切なのだろうか?という疑問点です。

 

これらの不安を解消すると

 

こうして事例の家族で取り上げられた不安点や疑問点に対して、ファイナンシャルプランナーは、次のように解決策を出しました。

 

① 住宅ローンは繰り上げ返済

② 生命保険(定期保険)は一部解約

③ 金融商品は、一部を積極運用

④ 医療保障がある保険を新たに追加

 

これらの解決策も、事前に解説動画で講師の方が説明してくれます。

また、提案書のフォーマットのワード書式でも、すでに埋まっている部分も多いです。

そのため、よほどのことがない限り、間違った方向に進むことはないようにできています。

 

本当にありがたい研修ですね。

では次回、これらの解決策の効果について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:25起床。
朝の税務雑誌のチェックからスタート。
相変わらず難事例が多いですが、実際に自分が扱うかは疑問な点も多いです。

CFPは、ライフ→不動産→金融の順番にコンパクトに学習。
ライフでも計算問題は、ボリュームが多く、甘くないなと感じます。

今日は、午後から税理士会の入会式のため、春休み中ですが、子どもたちを保育園と学童に。
次男がいよいよ小学生として、初めての学童保育。長男(3年生)が一緒にいるとはいえ、さすがに緊張したようです。

午後からは、税理士会の入会式と研修会のため大宮に。
あいにくの雨模様でしたが、私も1年生です。緊張感にかけ、疲労感は漂っていますが。。

夕方は、自宅に戻ってブログ執筆、という一日でした。

 

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AFP認定研修を修了しました② 提案書の作成について

ファイナンシャルプランナーの仕事といえば、提案書作成。

AFPの研修で学ぶことができます。

 

 

前回の投稿では、AFPについての概要と費用について、お話しさせていただきました。

 

AFP認定研修を修了しました

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

提案書作成にかかる時間は?

 

AFPの認定研修では、点数を問われない(提出するだけでOK)試験と提案書作成が課題となります。

試験については、事前に膨大なテキストももらいますが、点数を問われないため、手早く回答して提出すればOKです。

 

では、提案書の方は、どうでしょうか?

さすがに試験ほどかんたんに済ませることはできません。

私の場合は、作成に10時間ちょっとを要しました。

厳密には、研修動画を2時間ちょっと見ているため、作成にかけた時間は7~8時間程度です。

 

そもそも提案書とはどのようなものでしょうか?

FPの3級→2級と学習する過程で、提案書の作成について、具体的に学ぶ機会はありませんよね。

 

ファイナンシャルプランナーの提案書とは?

 

提案書とは、
ファイナンシャルプランナーが
お客様のライフプランに沿ったマネープランを作成して、
提案する書類
です。

 

お客様の家族関係や保有資産・負債、ライフスタイルなどをじっくりとお伺いした上で、情報をまとめて、そこにファイナンシャルプランナーの提案事項を加えた上で、今後数十年単位のお金の使い方について、お伝えするというものです。

 

今回の課題では、ワード文書でA4版51ページにも及ぶ長大な提案書の作成をしました。

この51ページもの長大な文章と図表を、ご自身でひねり出すのは、はっきり言って至難の技です。

私にしても、もしこの提案書を自分で調べながら、フリーハンドで作成するとしたら、軽く1月はかかってしまうだろうな、というような代物です。

 

もし間違えてもフォローしていただけます

 

ですが、この研修では、あらかじめ講座の業者さん(私の場合は、山田コンサルティンググループというところでWeb研修を受けました。)が、ワードとエクセルでフォーマットを9割がた作成してくれています。

そして、フォーマットの残りの1割の空欄を埋めていくという作業が研修の課題、ということになります。

 

空欄は計算をして数字を埋めるだけのものと、空欄に文章を書く部分があります。

文章の分量としては、ワードA4版で2~3ページ程度です。

ですが、この文章にしても、過去の提案書の回答例が添付されているので、この文章をコピペ(といっても、この回答例は紙ベースなので手打ちしましたが。。)して、数字や年数を現在に修正するという作業で、クリアできるものです。

 

研修動画の中で講師の方がお話していましたが、この提案書の課題は、60点で合格なのですが、実は提出しただけで60点が入るそうです。

じゃあ、何も手を付けないで、サンプルのワード文書を自分の名前にして提出しただけで、合格できるのかといえば、さにあらず。

空欄があると、減点になるそうです。
そりゃ、そうですよね。

 

ですが、この研修は落とす研修ではないため、万が一、提出した課題が合格点に達していなかった場合は、講座の採点者の方から「ここを直してください」と連絡が入るそうです。

そして、直して再提出することで、合格になります。

 

至れり尽くせりのこのサービス、嬉しいですよね。

いつも過酷な試験地獄(税理士試験)で苦しんできた私にとっては、ほんとに楽園のような研修です。

 

今回は、提案書作成の研修をリアルに、お話ししてみました。

では、その具体的な提案書ですが、今回はここで無料全文公開、、といきたいところですが、さすがにそれは著作権の問題でできません。。

他のブログの方で公開されている方もいるようですが。。

 

おおよその内容を次回、お話しさせていただこうと思います。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:25起床。
最近、ウイスキーを寝る前に飲んでいるので、目覚めが悪いです。
分かってはいるんですが、なかなか適量を守るのは難しいですね。。

朝勉は、税務雑誌のチェックから。
その後、CFPの勉強をライフ→不動産→金融と。
3科目と欲張っているので、スケジュールがタイトです。ライフが間に合うかどうか、ちょっと心配です。

今日は、長男のサッカーの大会で7時半集合。
ですが、市内の少年団の大会のため、自宅から1キロの場所なので、とても楽でした。
対戦するチームも普段戦うチームより組みやすい相手で、長男も1ゴールを奪うことができました。

その後、サッカー少年団の会合に。
私は審判班長になったので、責任重大です。今まで、先輩の父兄の方々におまかせでやっていたのですが、今年からはこちらも忙しくなりそうです。

午後は、昼寝のあと、ブログ執筆という一日でした。

 

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AFP認定研修を修了しました

AFPとCFPの違い、FPの勉強をするまでは謎でした。

 

 

前回のFP関係の投稿では、FP2級に完全合格したことについて、お話しさせていただきました。

 

FP2級に完全合格しました

 

今回は、その後の展開を、お話しさせていただこうと思います。

 

FP2級に合格したら、AFP

 

FP2級に合格すると、AFPの認定研修を受けることができます。

AFPの認定研修は、FP試験に合格していなくても、受講することはできますが、AFPの認定者になるには、FP2級の合格が必要です。

 

では、AFP資格とはどんな資格でしょうか?

 

AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。
日本FP協会では資格認定に際して「教育」「試験」「倫理」を重視し、健全で質の高いFPの育成に努めるとともに、継続的な能力の維持向上を図っています。
日本FP協会HPより

 

漠然とした話しで、分かりづらいですね。

おそらくFP2級の合格者よりも、AFP認定者のほうが対顧客的に信用が付く、ということはあるでしょう。

ファイナンシャル・プランナーとしての仕事を実際にされる方は、この資格を取ったほうが良いと思います。

 

また、AFPの上位資格であるCFPの受験をする場合には、このAFP認定者になることが受験資格になります。

私の場合は、CFPに挑戦していますので、このAFPは通過点でした。

 

※ちなみに、AFP資格登録者になると入会金と会費がかかってきます。

そのことは、また別の機会にお話しさせていただきます。

 

AFP取得に新たな勉強は必要か?

 

では、AFP取得には、新たな勉強は必要なのでしょうか?

答えは、ノーです。

FP2級に合格している方であれば、新たな勉強は特に必要ありませんので、ご安心を。

 

AFPでは、試験合格が要件ではありません。

AFPの認定研修をクリアすることで、合格することができるのです。

もう少し具体的にいうと、Web上で確認テストを提出し、Web上で研修を受けて、提案書を提出し60点以上取ることができれば、合格になります。

 

AFP取得にかかる費用と時間

 

AFPの取得には、当然、新たに費用と時間がかかります。

実際に私が先月に取り組んだ研修の経験をもとに、お伝えしたいと思います。

 

では、まず費用について、ご説明いたします。

私がAFPの資格取得のために、費やした費用は7,920円です。

山田コンサルティンググループというところのAFP認定研修を受講した金額です。

この金額は、私が探した中では最安値でした。

ですが、この金額はキャンペーン期間の特別価格(通常受講料は24,200円)だそうです。。

 

山田コンサルティンググループ AFP認定研修【技能士課程】

ほとんど7割引きですね。すごいです。別に私は山田さんの回し者ではありません。株は持ってますが。。

 

次に時間です。

私の場合は、AFP講座の受講に費やした時間は、11時間36分でした。

 

 

スタディプラスという学習時間管理アプリを使って、割と正確に時間を計測しました。

今さらですが、このアプリとても便利で、最高です。

この他に、ネットでの登録に要した時間や課題の提案書のワードをアップロードしたりする時間を含めて、15時間弱というところだと思います。

 

確認テストについて

 

AFPの研修では、確認テストがあります。

 

 

受講申込後に、上のようなテキストが大量(7冊)に送られてきてびっくりしてしまいますが、これらの教材で改めて勉強する必要はありません

 

なぜなら確認テストでは、特に合格基準がないため、提出だけすれば良いという形式上のイベントに過ぎないためです。

ちらっと見た感じではテキストの内容的には、2級の内容とさほどには変わらないような気もしますが、お好きな方はじっくり勉強していただいても良いと思います。

私の場合は、CFPの試験勉強があるため、テキストはスルーして、すぐに確認テストをネット上で受講しました。

 

 

7科目で各10問(トータル70問)の4択問題です。

点数を求められていないので、即答で1時間程度終わらせました。

相変わらず、タックスや相続で失点してお粗末ですね。すみません。

 

次回、大事な提案書作成の課題について、お話しさせていただこうと思います。

(この提案書作成は時間がかかりますが、大変勉強になり、面白かったです。)

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

Have a wonderful weekend !!

 

【昨日のできごと】

2:50
最近、早起きの度が過ぎますね。
朝食後にどっと疲れますので、多分、早起きしすぎです。

朝勉は、税務雑誌のチェックから。
CFPの勉強は、今日から新しい科目のライフプランニングもスタート。
最初は簡単ですし、気持ち的にも新鮮で楽しいです。

午前中は、子どもたちと家の中でだらだらと。
公園に連れていきたかったのですが、家の中での遊びが盛り上がっていたので、そのまま放置して、私は楽天携帯の設定をしていました。

午後は、昼寝のあとに、自宅前で長男・次男とサッカーのミニゲーム。
私と次男対長男というチーム分けで、6対5の大接戦になりました。
春ですが、3人共大汗。良い運動になりました。

夕方は、ブログ執筆という一日でした。

 

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