税理士としての確定申告コールセンター業務
初体験です。
前回の投稿では、主に確定申告のコールセンター業務に行く前段階のお話しさせていただきました。
今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。
関東信越の税理士はさいたま新都心に
私が所属する関東信越税理士会の税理士は、コールセンター業務をさいたま新都心の国税局で行います。
この立派なビルの20階で仕事をします。
2階の受付で、入館者用のICカードをもらってスイカのように自動改札機にタッチして入っていきます。
私はあまりこういう大きなビルで仕事をしたことがないので、それだけで緊張してしまいますね。
ですがこの環境、都会のエリートサラリーマンになったような気分で、なかなかにテンションが上りますね。
コールセンターに税理士が30人
サムネイル写真のコールセンターは明るくてきれいですが、実際の私が体験したコールセンターは、それほど良い環境ではないですね。
ちょうど予備校(TAC)の自習室くらいの小さいブースに、30人の税理士が集って、一斉に電話対応をしていました。
私のような登録したての若手(といっても私は46歳のおっさんですが)の税理士が来るものと思っていましたが、実際には、ベテランの70代くらいの先生もいます。
普通の支部の例会と同じで、年齢層はけっこう高めで、全体としては50~60代の方が多い印象でした。
私の所属する春日部支部からは、3人の税理士が当日は参加していて、関東信越税理士会の中でも支部から、何人かずつ集まっているという感じですね。
ひょっとすると大学院時代の先輩や仲間、修行時代にお世話になったOB先生等に会えるかなと期待していましたが、そういった旧知の方とは会えませんでした。
この時期(確定申告のラストスパートの時期)にここに来るのは、けっこう大変なのでしょうがないですね。
デスクまわりは?
デスクの上には、電話機とパソコンが一台あります。
電話は、受話器をとるかヘッドセットを使うかを選ぶことが出来ます。
こんな感じのヘッドセットですね。
これを使うことで両手がフリーになるので、電話で話しをしながら、パソコンで検索をしたり、資料を漁ったりすることができます。
私もヘッドセットを使って、色々調べながら対応しましたので、基本的にはヘッドセットの方が楽だと思います。
デスクには、電話とパソコンの他に参考資料を準備してもらえます。
税務署に備え付けられているような、紙の申告書記入例やパンフレットの類が一式置いてあります。
普段であれば全く見ないような資料ですが、これがけっこう役に立ちました。
会計事務所で働いている方のほとんどは、会計ソフトと申告書ソフトを利用していると思います。
ですが電話相談に電話される方は、紙で申告書や決算書を手書きしたり、国税庁のホームページの確定申告書作成コーナ-で申告している方がほとんどです。
ですので、そういった方にアドバイスするには、実際の紙の申告書が手元にないと厳しいんですよね。
「確定申告書Bの何番の」とか「第2表のこの部分の」とか、いった話しになりますので、普段、ソフトに慣れきっている方にとって、けっこう答えづらい質問も飛んできます。
「そこはここに入力すれば勝手に数字が飛ぶんだけどなぁ」とパソコン画面が私の頭に浮かんでいても、相談者の方は数字が飛ばない紙の申告書と格闘しているんですよね。
このコールセンター業務、普段の仕事では全く思いもよらない、びっくりするような質問がいろいろと飛んできます。
経験してみると、たった1日でも、いままで聞かれたことのなかった質問をいくつも経験することができて、非常に勉強になる場でした。
少し長くなってきましたので、続きはまた次回に。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
【昨日のできごと】
3:20起床。
昨日のコールセンター業務に疲れて、寝坊するかなと思いましたが大丈夫でした。
軽く仕事をしてから、ブログ投稿。
子どもたちを送り出してから、自宅で作業を開始。
確定申告のラストスパートです。
お昼休憩は、海外サッカーのダイジェスト視聴。
マンチェスター・シティのマフレズ・グリーリッシュ両選手のすごい個人技に度肝をぬかれました。
あとはYouTubeの「令和の虎」岩井代表が、騒動以降の沈黙を破って投稿されたのでチェック。
相変わらずの熱いコメントでしびれました。
私も今回の騒動になってしまった虎たちの復帰を願っています。
午後も引き続き作業を。
ストリームドを使って、領収書のスキャン作業など。
ストリームドはfreeeとの連携も問題なくこなせました。
繁忙期明けには、業務効率化もいろいろ考えないといけないなと思います。
夕方は子どもたちの宿題を見て、また仕事という1日でした。
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