株主優待投資は、のんびりと行こう③ 売りどきについて

株式投資は、長期投資でのんびりと

ただし、降りなければいけないときもあります。

 

 

前回の投稿では、株主優待投資はのんびりいこう 長期投資のすすめ、というテーマでお話しさせていただきました。

 

株主優待投資は、のんびりと行こう② 長期投資のすすめ

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

株主優待投資をした場合の株の売りどきは? 続き

 

前回の投稿では、

私の考える売りどきとして、次の4パターンをあげました。

 

① 株価が下落してしまった場合

② 株主優待が変更(優待改悪・優待廃止)になってしまった場合

③ 外部環境が変わってしまった場合

④ 株価が気になってしょうがない場合

 

①と②は、お話しさせていただいたので、今回は③からですね。

 

外部環境が変わってしまったとき

 

企業を取り巻く状況として、その企業だけでどうにかできる内部環境による部分と、その企業だけでは問題を解決することができない外部環境による部分に分けることが、できると思います。

 

そして、外部環境の変化の例として、今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響をあげることができると思います。

私の場合でいうと、このコロナ禍という状況では、その企業が展開するビジネスがどうにも不利だな、と思えたので、カラオケ業界大手の第一興商については、いったん手仕舞い(売却)することにしました。

 

第一興商は、カラオケ店のビッグエコーを展開する企業で、私が独身のころの趣味が「一人カラオケ」だったため、よくビッグエコーの店舗に通っていたことから、10年以上も売買・保有をしている思い入れのある会社ではあります。

ですが、このコロナ禍という外部要因によって、今後のカラオケ業界は厳しい、との判断で、一度撤退することにしました。

 

 

そんな第一興商の10年チャートはこちら↑

非常に順調な株価の推移でしたが、コロナ禍から、株価は大きく調整(下落)しています。

 

第一興商は、カラオケ店舗事業(ビッグエコーというカラオケ店)とともに、業務用カラオケ事業(DAMというカラオケ機器を扱う事業)も柱であるため、単純な店舗事業だけの会社よりもダメージは少ないとも考えられます。

ですが、いずれにせよ、カラオケ店は以前のような店舗運営は、難しくなるだろうと思われます。

カラオケ自体は一つの文化なので、カラオケ需要自体が消えるのではなく、自宅でカラオケ(ズームカラオケ?)とか、いままでとは違った形で楽しまれていくとは思いますが、今はまだ、新しい形が見えていませんね。

ですので、私はしばらく、静観することにします。

 

株価が気になってしょうがない場合

 

④は、以前の投稿でもお話しさせていただきましたが、株価が気になって気になって仕方がない、という場合があります。

 

初めての株式投資 気になるあの会社のチャートを見てみよう④ ペッパーフードサービス

 

私の場合は、ペッパーフードサービスというペッパーランチというブランドを展開する会社が「いきなりステーキ」という業態を大ヒットさせたため、株価が急騰し、買値の10倍近くになってしまったため、そわそわしてしまい、売却することを決めました。

私のように株価が気になって、仕事が手につかないのでは、本末転倒なので、いったん撤退することをオススメいたします。

撤退した上で、再度、株式投資にチャレンジしてみるか、個別株投資は刺激が強すぎるという方は、投資信託でチャレンジしてみるといった方法で、リベンジしていただきたいと思います。

 

損切りは早めに、利益確定はゆっくりと

 

相場のセオリー(定石)として、「損切りは早く、利喰いはゆっくりと」という言葉があります。

これは、文字通り、損切りは躊躇せずに早めに行って、利益確定については、なるべくゆっくりと行おう、という言葉です。

私の場合も、この言葉通り、損切りは早めに行うようにしています。

 

なかには、買値から10%や20%下がったら、自動的に売却されるように指値(指定した値段で注文が執行される方法)を入れている方もいるようですね。

もし、損切りの判断がつかない、という方は、このような10%ルール、20%ルールを作って、投資をするのも一つの方法です。

 

逆に、保有を始めてから、株価がじわじわと上昇トレンドに乗り始めたら、急いで売却せずに、じっくり保有し続けることがオススメです。

これは経験してみないと身につかない感覚かもしれませんが、株価が2倍3倍になった程度で満足して売却してしまうのは、もったいないのです。

私がビギナーのころは、数千円の利益でも喜んで売却したりしていましたが、そのような短期的な売買を行っていると、大きなトレンドを逃してしまいます。

 

含み損を抱えているときは、投資家のメンタルは下がってしまいますが、含み益を抱えているときはおおらかに、気分良く相場を眺めていることができるものです。

ですので、あわてずにおおらかに、株主優待を楽しみながら、株価の上昇というおまけ(というぐらいの感覚がベストです)を楽しんでいただければ幸いです。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※本ブログに掲載している内容は情報提供を目的としており、特定の商品、個別銘柄、取引手法等を推奨するものではありません。最終的な投資決定はご自身で判断していただくようにお願いいたします。掲載している内容は予告なしに変更または中止する場合がありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

 

 

 

【昨日のできごと】

3:29起床。
早朝ルーティン後に、税理12月号チェック。「コロナ禍において資金繰りに窮した会社の再建策」という厳しいタイトルの小論文のを見ています。お金は、会社にとっての「血液」に当たるもので、この問題から目をそむけることはできませんね。

FP2級は、財産評価のアウトプット。これで、アウトプットもようやく1回転目が終了しました。明日からは、過去問で力試しをしてみたいと思います。

今日は次男の熱も下がり、元気も出てきたので、幼稚園に送り出しましたが、1時間後に幼稚園から電話が入り、元気がないようなので、自宅で様子を見ることに。おやつを食べたら、少し元気がでたので、一緒に進研ゼミで勉強しました。

その後、昼寝の後は、ブログ執筆、お迎えという一日でした。

 

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