本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法②

聞く読書

クセになりそうな、新しい習慣です

 

 

前回の投稿では、本は「読む」から「聞く」の時代に、として本や読書についての私の経験談と「本を聞く」体験について、お話しました。

 

本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法①

 

 

今回は、その続きから、お話しさせていただこうと思います。

 

聞く読書で、読了数は大幅にアップ

 

私は携帯アプリで本を聞き始めて、まだ3ヶ月弱です。

数えてみたところ、この3月弱という短い期間で72冊の本を聞いていました。

本を読むだけだった時代には、これだけの数を読むことは難しかったです。

数が単純に増えることで、インプットの量が増えていくのですから、それだけでも「御の字」です。

 

ですが、それ以上にありがたいのは、読後の印象が、普通の読書よりも、強く残りやすいという点なのです。

 

聞く読書は、アンストッパブル

 

聞く読書では、プロのアナウンサーや俳優の方が、一字一句、間違えることなく正確に本を読み上げてくれます。

それに対して、読む読書では、私自身が読みますので、漢字や英語が読めなかったりして、詰まることもあります。

また、読んでいる途中で、スマホが鳴ったりして集中が途切れ、本を読むことをやめてしまうこともあるんですよね。

 

ところが、聞く読書では、そういった読書の最中に「途切れてしまうこと」が少なくなるように思います。

少なくとも、漢字や英語で詰まること100%なくなりますし、どんどん読みすすめてしまう(私の場合は、速聴機能を使って、だいたい1.8倍速で聞いています)ので、スマホをいじってSNSの文字情報をチェックしたりすることを、同時に行うことは難しいのです。

 

聞く読書は、通常の読書とは違った体験

 

私が聞く読書を革命的だと感じたことは、
本を読み上げる俳優さんが、一人ではない
という点です。

例えば、男女2人の人物が対話している場面があるとして、単純な朗読では、一人の人が二人の声を読み上げることになると思います。

ところが物によっては、男性の声は男声のプロが読み上げ、女性の声は女声のプロが読み上げ、というふうに、声を分けてくれるコンテンツがあります。

 

対話シーンでは、誰の発言かが一瞬にして分かるため、大変聞きやすいです。

なかには、感情が激するシーンでは、演者の方がちゃんと演じてくださって、喜怒哀楽をしっかりとセリフに吹き込んでくれるコンテンツもあります。

こうなってくると、ラジオドラマに近いですよね。

俳優さんのリアルな演技が、私のハートにビンビン響いてきます。

 

対話が面白かったコンテンツ 3選

 

これまでの私の「聞く読書」経験の中で、対話が面白かったコンテンツをご紹介したいと思います。

 

対話が面白い「聞く読書」コンテンツ 3選

① 嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え
  著者:岸見 一郎, 古賀 史健 (オーディブル)

② 人生は楽しいかい?
  著者:ゲオルギー・システマスキー, 北川 貴英 (オーディブル)

③ 教場
著者:長岡弘樹 (オーディオブック)

 

①の「嫌われる勇気」は、2013年発表のベストセラーです。

私は、学生時代に、一応哲学を専攻していたのですが、このアドラーという方は、知りませんでした。おそらく、学生時代に授業で取り上げていた先生もほとんどいなかったと思います(ほとんど授業に出ていないので、あまり私の証言は当てになりませんが)。

そんな無名だったアドラー哲学・心理学を、哲学者と青年が熱く議論を戦わせる「対話篇」という形で、紹介してくれます。

 

聞いていただくと分かりますが、人間関係の悩みを抱えている青年の演技がちょっと大げさではあるのですが、私はハマりました。

「ええい、いまいましい! このインチキ哲学者め!」とかいいながら、全力で哲学者に食らいついていく、青年の立場に共感しながら、聞いていくと面白いと思います。

続編の「幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII 著者:岸見 一郎, 古賀 史健」もオーディブルに入っていて、こちらもオススメです。

 

②の「人生は楽しいかい?」は、ビジネス書です。

アマゾンのあらすじを引用します。

もう他人の価値観には振り回されない!
笑って泣けてためになる、感動のストーリー。

うだつの上がらないサラリーマンの僕が出会った謎のロシア人“ゲオ”。

一見小太りでパッとしないゲオが僕に伝えてくれたのはロシア特殊部隊で生まれた「人生を変える方法」=「システマ」だった――。

 

 

謎のロシア人のキャラが、かなり面白いです。

この面白さは、自分で読んでもなかなか再現できませんね。

ちなみに、私は1.8倍速で聞いているので、演技がどうとか、イントネーションがどうとか、そういう細かいことはあまり気にしていません。。

 

③の「教場」は、キムタク主演でテレビドラマ化もされた話題作ですね。

これは、完全にラジオドラマ(といっても、今の若い方は、ラジオドラマを聞いたことがないという方のほうが多いかもしれませんね)です。

登場人物ごとにナレーターが分けられていますし、少しですがBGMも入っています。

かなり不気味なBGMですが。。

私は小説も、1.8倍速で聞いていますが、作品の雰囲気やBGMまでじっくり味わいたいという方は、標準の速度で再生しても良いと思います。

 

以上、私がおすすめしたい3つのコンテンツについて、簡単にご紹介させていただきました。

いずれも、紙の読書では味わえない、「聞く読書」ならではの体験ができるステキな作品です。

まだ、利用されていない方は、この機会にお試しいただけたら、幸いです。

 

次回は、私が実際に使っているアプリ「オーデイブル」と「オーディオブック」について、ご紹介させて頂く予定です。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

 

【昨日のできごと】

3:30起床。
早朝のシャワーと笑顔トレーニングの後で、税理1月号チェック。ネットビジネスについての小論文をチェック。私も新しい分野でビジネスをされている方とお仕事をしたいな、と思います。
FP2級は、2019年1月過去問(実技)。2回転目は、間違えたところだけを解いて時間短縮です。だた、この方法だと、1回転目に勘(まぐれ)で正解してしまったところが復習できないのが難点です。

午前中は、子どもたちと住宅展示場に行き、恐竜の模型に乗ることができるイベントに参加しました。なかなかリアルで面白かったです。
恐竜好きな次男は、自由帳を持参して、熱心にスケッチ。私は絵心がなく、自発的にスケッチをしたことが無いので、ちょっと驚き。
お父さん(私)も注文住宅の見本を見学、ステキな雰囲気を楽しみました。

午後は、長男がサッカーに行っている間に、次男・三男と図書館に。残念ながら、コロナで閉館中だったため、近くの花屋さんでお花を買って帰宅。

夕方はブログ執筆という一日でした。

 

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本は「読む」から「聞く」の時代に 私の読書法①

読書が苦手な方に朗報です

本は、読むよりも聞くほうがラクですよ!

 

本は子供にいたずらされるのも悩みです。これはマンガですけど。。

読書はお好きでしょうか?

 

皆さまは、読書はお好きでしょうか?

私は、まあまあ好きです。

昔は「趣味は読書」とずっと言ってきましたが、今は体を動かしたり、スポーツ(サッカー)を見たりするほうが好きです。

 

私は大学生の頃から本が好きになり、当時はなかなかの文学青年でした。

当時の好きな作家は、三島由紀夫やドストエフスキーです。

他にも夏目漱石や太宰治といった古典(?)から、村上龍や村上春樹といった人気作家まで、ずいぶん沢山の本を読んできました。

 

社会人になると文学熱は一気に冷めてしまい、時代小説しか読まないおっさんになりました。

司馬遼太郎や池波正太郎、柴田錬三郎、吉川英治の小説をよく読みましたね。

 

本は読むよりも、買うこと、並べることの方が好き

 

読んでいた当時から、私は本を読むよりも、本を買うこと、そして本棚に本を飾ることの方が好きでした。

読まなくても、本棚に並べて飾っておくだけで満足なのです。

学生時代には、6畳の自室に数千冊の文庫本が並んでいたと思います。

全然読んでないのですが、買って並べておくだけで満足なんですね。

変な趣味ですが、もしかしたら、また復活するかもしれません。

 

私が大学生だった(20年以上前)頃は、ブックオフのような大型の古書店がどんどん増えている時代です。

新刊書店では、絶対に入手できないような絶版の文庫本が100円均一でゴロゴロ入手できたのです。

今の「せどり」のようなことをしている方もいませんでした(といっても、当時知り合いだった街の古書店の店主は、ブックオフで仕入れている、と聞いたことがあります)ので、すごく集まったんですよね。

結局、全部ブックオフに売ってしまったのですが、豪快に手放しすぎたと後悔もあり、少しづつ買い戻しているところです↓↓

 

↑↑ こういう感じの本を集めていました

 

本を読むのは苦手です

 

そんな知的虚栄心(三島由紀夫の言葉?)も、加齢とともにだいぶ薄れてしまいましたが、今でもかすかに残っています。

ですが、正直、本を読むのは苦手です。

老眼鏡をかけるほどではないのですが、細かい字が苦手で、あれほど好きだった文庫本が、今では、手に取るのがおっくうです

 

ですが、独立を意識して、ブログを書くようになってからは、アウトプットをするためインプットが大事、ということで読書の時間が重要になりました。

読書の時間をなるべく取ろう、と心では思うのですが、なかなか本に手が進まないんですよね。

 

「聞く読書」という革命

 

そんな状態で、本を読もうと思い、本を買いはするものの、なかなか読まないで積ん読になってしまい、部屋が本だらけになるという状況に苦しんでいました。

 

 

そんな時に、本を聞くことができるオーディブルというアプリに出会いました。

本を聞くことができるということは、以前から知識としては分かっていたのですが、私は自分が「本が好き」な人間だと思っていたので、なんとなく「本を聞く」という行為が邪道ではないか、と思っていたのです。

そして、本を聞くということは、何時間も時間をかけて本を読む(聞く)ということだから、なんとなく非効率的だな、とも思っていました。

 

ですが、試しに聞いてみて、その考えは間違いだと気づきました。

本を聞くことが邪道かどうかは、なんとも言えませんが、非効率かどうかという点では、かなり効率的だと言わざるを得ません。

 

読む時間はなくても、聞く時間はかなりあります

 

本を聞いてみて分かったことは、本を読む時間はなくても、本を聞く時間はたくさんある、ということです。

私が本を聞いているのは、車の運転中(子どもたちの送り迎えだけで、一日に1時間半くらいあります)や洗濯物を干しているときやたたんでいるとき、布団を干しているとき、料理を作っているときや皿を洗っているとき、買い物に行っているとき、等々です。

 

そうです。

本を聞く、という時間は家事等をしながらの「ながら時間」に最適です。

この時間にはいままで、英会話のアプリを聞いたり、ラジオ(じゃなくて、正確にはラジコですが)で大好きなFM(J-wave)を聞いていました。

それはそれで良かったのですが、オーディブルを導入して本を聞く習慣ができてから、さらに充実した良い時間になりました。
(そもそも論としての、家事の時短については、現在、研究中です。)

 

具体的な方法や聞く読書の魅力など、もう少しお話したいのですが、長くなってまいりましたので、詳細は次回にお話しさせていただきます。

本日もご覧いただき、ありがとうございました!

明日から、嬉しい3連休ですね。

Have a wonderful weekend !!

 

【昨日のできごと】

3:13起床。
朝のシャワーと筋トレの後に、税理1月号チェック。
「税務手続のデジタル化」についての小論文。税務の実務家からすると、迷走を続けている(年末調整の電子化等)ように思えるデジタル化行政ですが、私は全体的にはいい方向に向かっていると思います。
私がこの業界に入った11年前には、電子申告はなく、申告書は紙提出だけだったので、かなりの進歩だと評価しています。

FP2級は、過去問2回転目。いよいよ受験票が届き、受験地は東京国際大学(埼玉県川越市)となりました。コロナの問題もあり、開催が難しいと思われましたが、とりあえず開催が決まり、嬉しいです。

午前は、登録書類の作成で、午後は昼寝の後に11キロジョギング。
冬休みは、ずっとサボっていた(子供との時間を優先した)ので、久しぶりでした。風が強かったですが、久しぶりのジョギングを楽しみました。

その後、夕方はブログ執筆という一日でした。

 

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